ノーベル文学賞の存在理由、選考方法がわかりません。
IPS細胞ならほぼ万人が「すげえな」となるのでしょうが、言語も価値観も異なる文明を横断するような「世界文学」なんてあるのでしょうか。
私はノーベル文学賞の受賞者をほとんど知りませんし、調べればわかるけれど、知りたいとも思いません。今の時代にダンテの「神曲」が著されれば、キリスト教文学でありイスラムの神を地獄に落としている「神曲」はノーベル賞が取れちゃうのでしょうか。
サルトルがノーベル賞を辞退したのは彼の哲学上のポリシーから当然であろうとは思いますが、サルトリアンである大江健三郎が辞退しなかったのはやはり金と名誉が勝ったということなのでしょうか。大江文学は本当に世界中で、イスラム圏でも中華圏でも、資本家にも労働者にも「すげえな」と思われているのでしょうか。ちなみに僕は大江さんの作品は好きです。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11134760431
ノーベル賞は 権威ある賞とされていますが、 それでも平和賞や、文学賞などは価値がはっきりしない感じはありますね。
賞が政治的や仲間内で考えられるのは 世に多いですね。
価値観は、評価が難しい。
4.32 価値の評価、価値の創造について(2008/1/1):
小倉金之助の件と美空ひばりさんの件について、ここ数日触れてきましたが。Butzer氏達の未完の論文原稿によりますと 非常に面白く、しかも大事なサンプリングの定理が発表されたにもかかわらず、72年も注目されず、結局ドイツ人によって発見されて、世に出たという事実です。これは日本人として極めて残念な事ではないでしょうか。面白く、大事な結果が注目されなかったという事実です。私は相当なことを その定理について知っていますが、1000編を超える論文、6、7冊の専門書、専門雑誌さえその定理ついて創刊され、応用数学、電子通信論の分野で重要な役割を果しているのです。その大事な定理が 日本人によって発見されていたという事です。しかしながら、それらは殆ど、世界に寄与することなく、29年後(1949年)に発表されたシャノンの寄与によって世界に出たという事になります。- 大きな価値あるものを失ったことにはならないでしょうか。価値が評価できない、良いものが分からない。これは問題ではないでしょうか。良いものを良い、面白いものは面白と感じる感性が無ければ、これは問題ではないでしょうか。
美空ひばりさん についても同様に言えると思います。第1級の評価を日本が出来るかどうかは、日本国の文化力の問題に帰するのではないでしょうか。それは帰する所、人生、世界に対する考え方が、きちんとしているか いないか に関わり、価値あるものとは何か が分からなければ できないことであると考えます。何れにせよ文化の力は重要であり、それは永い時間をかけて作られていくもの考えます。
美空ひばりさんを大事にする事は、100万人の軍隊以上の国防の効果が期待できると 簡単な表現をしました。国を思う気持ち、共通の文化的な精神を共有する事は、自由競争で索漠とした国に対して、比べる事が出来ないほどの力を発揮すると考えます。一体感のある国と ばらばらな国を 比較してみてください。そうすれば、真実、本当の事であると分かっていただけるのではないでしょうか。
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