2014年6月16日月曜日

米国務長官 テロ組織抑え込みに支援を

米国務長官 テロ組織抑え込みに支援を
6月16日 11時44分
イラクで政府軍と国際テロ組織アルカイダ系の勢力との戦闘が激しさを増すなか、アメリカのケリー国務長官は、ヨルダンやサウジアラビアなどの外相と相次いで電話で会談し、テロ組織の抑え込みに向けた支援を呼びかけました。
イラクでは、政府軍が国際テロ組織アルカイダの流れをくむイスラム過激派組織が制圧した地域で軍事作戦を本格化させていますが、過激派組織も徹底抗戦の構えを見せていて、攻防が続いています。
こうしたなか、アメリカのケリー国務長官は15日、イラクの周辺国であるヨルダンのジュデ外相、UAE=アラブ首長国連邦のアブドラ外相、サウジアラビアのサウド外相、それにカタールのアティーヤ外相と相次いで電話で会談しました。
アメリカ国務省によりますと、一連の会談でケリー長官は、イラクとシリアの人々がテロに立ち向かうため支援して行かなければならないと呼びかけたということです。
イラクで攻勢を強めている過激派組織の大部分は、内戦が続く隣国シリアから流入してきており、ケリー長官としては、イラクだけでなくシリアの中でもこの組織を抑えこむ必要があることを強調したものです。
一方、ケリー長官は、イラクの指導者が宗派や民族の対立を解消して挙国一致の体制を築くことが必要だと改めて指摘したということで、仮にイラクで軍事行動に乗り出すことになったとしても、1つの宗派だけに加担したと受け止められないよう、慎重を期しているものとみられます。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140616/k10015248861000.html

再生核研究所声明 137 (2013.10.16):  世界の危機と 権力者の選出
(2013.10.9には 声明135にも有る通り、いろいろな考えが湧いたのであるが、実は 目覚めの後、声明136と この声明の原案も湧いていたのである。)
その朝 閃いたのは、奇妙な感覚で、人類絶滅の僅かな危惧の閃きである。
生物絶滅の一般的な形相、食料難、種族増大、感染症、衰退、内紛と外敵、および環境の悪化 などの観点を考えれば、人類には生存の余裕が 少しはまだ、あると考えられる。しかしながら、近代科学の進歩によって、偶発的な事件で、人類絶滅の可能性が、現に 既に存在するのではないか という危惧の念である。
人類を絶滅させる そのような要因は、急激な人為的な感染症、大量破壊兵器の意図的、偶発的な使用に追い込まれる事態が考えられる。偶発的な戦争や、混乱に伴って、追い込まれる事態である。
それらを行動に結び付けられる いわゆる権力者たちの冷静な判断を失えば、既に 世界は何時でも 危機を迎えていると考えられる。
その朝、閃いた考えは、実は 次の1点である。権力者が、最も大事なこと(再生核研究所声明13: 第1原理 ― 最も大事なこと)を明確に自覚し、己れを犠牲にして、世界史に帰依できるか 否かである。究極の選択における、健全な選択である。人物たる人物に権力を委ねているか 否かの問題である。ここで言う、人物たる人物とは、己を犠牲にして、世界史に帰依できるかの一点にある。 全ての国々で、このような人物を権力者にしておけば、世界は 当分は 安泰に経過できるだろう。
特に、アメリカ大統領選挙などで、健全な家庭 を持っていることが、大統領の重要な要素と考えられていることは、高く評価されるべきである。 健全な家庭を営む者は、愛の本質を理解し、己を越えた存在について、身を以て体験しているから、人間存在の本質と、世界史への帰依は 理解しやすいからである。
このような危惧の念を起こさせた事件として、いわゆる キューバ危機が存在した。若きケネディ大統領の立場を理解して、退いた フルシチョフ首相は この意味で、世界史に寄与された人物として、高く評価されるべきではないだろうか(再生核研究所声明 41:  世界史、大義、評価、神、最後の審判)。
この観点から、世界は、2500年前の 中国古代の文献、礼記から大いに学ぶべきである:
古代の賢王のたちが天下を治めたときの心得は、五つであった。有徳者を貴ぶこと、身分の貴い人を尊ぶこと、老人を尊ぶこと、年長者を敬うこと、及び幼少を慈しむことである。この五つが古代賢王たちの政治の心得であった(再生核研究所声明2: 教育方法と賢王の心得 (礼記(中)新釈漢文大系 発行所 明治書院 p 709ー710 抜粋))。
世界危機の問題に発展しないまでも、権力者の影響は大きいから、絶えず、人物の選出には注意して、己れを犠牲にして、公のため、公正の為に行動できる人物か否かを 何時も注意深く判断するように心がけたい。危機を煽ったりして、心は、本当は 自己の貧しい、卑しい野心、利害の立場のことばかり考えている政治家は 世に多いからである。人物を選び、信頼関係の上に 国家に、世界に、公に貢献して行きたい。次も参照:再生核研究所声明 52: 政治家や組織の代表者の選出における留意事項。
以 上
追記: しかしながら、強い者が弱い者を虐待して、逆襲に遭い、世界の思わぬ中枢を狙われ、あっけなく人類絶滅を招く可能性も否定できないのが 近代科学の進歩の 危険な要素でもないだろうか。その辺の警戒と対策は 世界にとって 大事ではないだろうか(再生核研究所声明86: 未だ おめでたい人類 - 先史時代)。

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