2014年6月17日火曜日

再生核研究所声明164(2014.6.18) 男と女の関係の捉え方 ― 新しい視点

再生核研究所声明164(2014.6.18) 男と女の関係の捉え方 ― 新しい視点
何故世に、男女が存在するのか、また、恋の問題についての基本、本質について論じて来た:
再生核研究所声明 36: 恋の原理と心得 
再生核研究所声明 124 (2013.8.20): 恋の機微 - 恋の極意
再生核研究所声明146(2013.12.17) 愛の本質、愛の原理 
再生核研究所声明 159(2014.5.28)  恋する男女は強い - 何故か?
ここでは違った視点から、男女の関係を捉えたい。
生命を2つに分けて、生命を存続させようとの仕組みは 素晴らしく、生命の多様性や生命の柔軟性を確保、厳しい自然の中における対応性を素晴しいものにしている。それは、また、高度な精神性を有する人間でも、― 恋をしている男女は強い と言える。 まず、惹かれる対象がしっかりしているから、その間、迷いや雑念が入らず、さらに 第3者や外なる世界が目に入らず、俗社会から隔離した、独立の世界を構成しているように見える。二人でいるだけで 十分満ち足りて、時間の経過も、感じられないようである。いわば、くっ付いている磁石のように、安定した完全な世界である(声明159)。 生態系でも基本的な 単位に成っている。生命を2つに分けては、もちろん 両者の存在には おのずから、役割の分担が有るのは当然であり、広く、メスは出産育児、オスはそのような役割を保証する要素が基本的に有り、男女の在りようの原型になっているは 広く認められる。-この視点は 近年の男女共同社会参加の方向について、在りようについての 大事な視点を提起しているように考えられる。
ここで、ふれたいのは 男女の基本的な役割について、男性が生物的存在の観点から より進化した存在で、女性が生物的に より原始的な存在であるという、視点である。 異なる種の存在について、異質の存在で 己が存在を補完し、より安定したいは 世の一般的な原理である。他の存在に憧れるは、心の面における 恋の原理でもある。
男性が精神的に より進化した存在であることは、哲学や抽象的な思考における男性の優位、視野の広さ、論理的な考察や、宗教など高度な思考の様子に広範にみられる。
他方、女性が、より、 動物的、生物の本能に近い存在であることは、食の本能、育児、家族志向の強さ、感情的な存在に広く現れている。
男性が、進化したゆえに 精神的に弱く、家族内で主婦が強い存在で、家庭を安定させている強い要素は 広く認められる現象である。この典型的な表現として、ソクラテスの悪妻と呼ばれる 有名な言葉に表わされている - つまらないことを考えたり、議論していないで、 稼いで来いと 現代では表現されるだろう。 それは、悪妻でも何でもなく、時代を越えた、男女の基本的な関係を示している。
男性から、女性をみる基本的な魅力とは、より根源的な存在のへの憧れであり、回帰である。生命の本質と人生の基本を女性から多くを学べるだろう。
逆に、女性の 男性における基本的な魅力とは、進化した生物の存在、未知なる存在に対する憧れである。
このような視点で、両者はお互いに 神秘的な魅力を有する存在であり、生命の二分における これらの仕組みの素晴らしさに感銘を受けざるを得ない。
以 上

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