2014年5月28日水曜日

高円宮典子さま 結婚式向け準備本格化へ

高円宮典子さま 結婚式向け準備本格化へ
高円宮家の次女の典子さまと、島根県の出雲大社の神職、千家国麿さんとの婚約が27日、内定したことを受けて、宮内庁はことしの秋に予定されている結婚式に向けて本格的な準備を始めることにしています。
典子さまは27日、母親の久子さまと天皇皇后両陛下のお住まいの御所を訪れ、両陛下に婚約の内定を報告し、午後からは宮内庁で千家さんと共に記者会見に臨まれました。
この中で、お二人は今の気持ちについて「とてもうれしい」と口をそろえられました。
続いて婚約までの経緯について、典子さまは、両家の家族ぐるみのつきあいのなかで結婚の話が出たとしたうえで「とても自然な流れで出てきたお話ですので、いつごろから意識したということも特にはございません」と述べられました。
そして「プロポーズのことばはございませんでした」と笑いながら話し、記者から「プロポーズの『ような』ことばはあったのでしょうか」と再度尋ねられても、「それもありませんでした」と千家さんと顔を見合わせてほほえみ、笑いを誘われていました。
また、皇族の典子さまを迎えることについて、千家さんは「わたくしどもの家の初代が、皇祖・天照大神の次男と伝えられています。2000年を超えるときを経て、今こうしてきょうという日を迎えたということに深いご縁を感じています」と話しました。
結婚式はことしの秋に出雲大社で行われる予定で、今後、一般の結納に当たる「納采の儀」や、結婚式の日取りを決める「告期の儀」、それに、典子さまが両陛下に別れのあいさつをされる「朝見の儀」などの儀式が続きます。
宮内庁は、お二人の意向や都合などを考慮しながら、結婚式までの儀式の日程調整など、本格的な準備を始めることにしています。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140528/k10014778051000.html
再生核研究所声明82(2012.3.16)  皇室の在りようについての 一考察
まず、日本国の永い歴史で中心的な役割を果たしてきた、日本の皇室については 高く評価し、また日本国の文化的な誇りでもあると考える(美しい国、日本; 再生核研究所声明23[付記] 参照)。
最近、国家元首の問題や女性皇族問題などが話題となっているので、 日本の皇室の在りようについての 考察を行って置きたい。
この考察の出発点は もちろん、日本国の永い歴史における皇室の役割の評価と あるべき姿との調整、調和である。
ここで、在るべき姿とは何か。 それは世界史の展開に対する評価と位置づけ、そして、自由、平等、博愛の原則である。 基本的な人権の尊重は、人間の尊厳に直結する 個人の固有な権利であり、皇族といえども保証されるべきである。 生まれながらに日本国の天皇の任に就かされることは、甚だしい人権侵害であると言わざるを得ない。これは皇族離脱の権利も広く保証されるべきであるという、見解に繋がると考える。また、皇族が日本国の在るべき姿について適切に指導できると 十分な裏付けと準備もなく 期待するのは 適切な見方ではないと考える。 よって、国家元首と言っても 実際的な意味を持たせるべきでなく、現在のように象徴的なものであると 考えるべきである。国家元首の件は 現在の憲法以上の意味を持たせるべきではなく、天皇によって任命された日本国首相が すべて 国家の責任を負うべきであると考える。
世界は 世界が大きな一つの国のように発展するのが 世界史の必然的な流れであると考える。 そのとき、日本国は ある纏まりのある相当な自治権を有する国となるだろう。 その時、皇室は 日本国の永い歴史上に存在する、家長的な存在、特に 日本文化の象徴的な 中心的な役割 を果たすと期待される。
上記文脈で見えて来る皇族の在りようは、 明治天皇のようではなく、現在の皇室の在り様、あるいは江戸幕府時代の皇室の在りようを暗示させるように見える。 この観点で、世界の先進国イギリスにおける 在りようや ヨーロッパ諸国の在りようを参考に 具体的には 1歩1歩考えていくと 柔軟に考えていけばよいと考える。
女性の皇族の問題(女性宮家の問題など)は 前向きに進め、皇族方をある程度大きくし、天皇などについても辞退が できたり、適任者が就任できるような余裕を持たせるような在りようが良いのではないだろうか。
現在、民主主義の問題が露になり、政治家は自分の保身や人気取りに気遣いし過ぎて 国家をおろそかにし、 国を危うくしている状況が 世界的に危惧される。 政治家不信は 世界的な風潮ではないだろうか。 誰が日本国の歴史と日本国に責任を持っているのかさえ、明確ではないような世相である(再生核研究所声明73:日本国首相の役割 参照)。
他方、天皇をはじめ、皇族の方々は、永い歴史上に存在する歴史上の存在であり、政党や派閥、特定団体を越えた 高い次元、視点に立てる存在である。 そこで、ある程度皇族を充実させ、政治などについても影響力を行使できるような在りようは、 現在の民主主義の次の時代の在りようとして、考える余地を残しておくのは 賢明な在りようではないだろうか。
政治の在りようは やがて進化して、愚かで、野蛮な政争などは無くなり、社会科学と人間の進化によって 専門家が各級の判断をするようになるだろう。そのとき 政治を取り巻く世界は安定して 緩やかな王政のような形がとられるだろう。
また、当分 夜明け前の時代には、 政治的な実権と国家元首を兼ねる大統領制よりは、 イギリス、日本などの 議員内閣制の政治体制の方が、政治体制として 優れていると評価したい。
以 上
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