2014年5月31日土曜日

人間の影響で絶滅速度が1000倍に?

人間の影響で絶滅速度が1000倍に?
2010年5月19日、イラク、バグダッドの北にあるバラド統合基地で、ある人が米軍人ジョナサン・トラウアントレンド(Jonathan Trouern-Trend)氏の所へペットボトルに入れたカエルを持ってきた。その色鮮やかなカエルが潜伏していたのは、思いも寄らぬ場所、トイレだった。
トラウアントレンド氏は、「生き物の名前をよく知っている男」として基地では有名だったという。自然愛好家として人生を歩んできた彼は、そのとき軍曹として、イラクで2度目の軍務にあたっていた。
トラウアントレンド氏はそのカエルを近くの池に放す前に、写真を撮ってiNaturalistというモバイルアプリにアップロードした。このアプリは、動植物の目撃情報をオンラインで報告する世界中の人たちをつなぐものだ。
アプリユーザーから彼に情報提供があった。彼が見つけたのはレモンイエローアマガエル(学名:Hyla savignyi)で、クルディスタン地域の外ではこれまで記録がないという。この種の分布域に関する知識は、彼の報告によって突然広がっていたのだ。
このような市民参加型の科学は、近年スマートフォンの普及によって爆発的に広がっている。最近出版された地球上の生物多様性に関する研究の総説によれば、新しい技術によって絶滅速度を緩めることが可能で、自然保護活動家の希望になっているという。
研究リーダーで米デューク大学の保全生態学者であるスチュアート・ピム(Stuart Pimm)氏と共同研究者たちは、絶滅データに関する初の大規模な総説を出すために、様々なデータソース、特に国際自然保護連合(IUCN)の「絶滅のおそれのある生物種のレッドリスト」を解析した。
モバイルアプリ、地理情報システム(GIS)の衛星データ、オンラインクラウドソーシングなどは、いくらか種の絶滅問題に対するの対応策となるかもしれないとピム氏は言う。これらの技術を使い、「我々は世界中の何百万もの人を動員している。種の分布について、これまで知られていたよりずっと多くの知識を得るすぐ目の前まで来ているのだ」。今や「種がどこに分布しているか分かり、どこが危険な状態かが分かる。そして状況が非常に厳しいものであったとしても、よりうまく管理することができる」ので、これは決定的な意味を持つものだと彼は説明する。
◆世界には何種いるのか
絶滅速度を計算することは難しい。その理由の一つは、存在する種の数を正確に知ることができないことにある。科学者がこれまでに特定した動物種は少なくとも190万種にのぼり、おそらくまだ名前が付けられていないものも何百万種もいるだろうと考えられている。加えて、今回の研究によると、少なくとも45万種の植物種が存在するようだ。
ピム氏の話では、毎年何種が絶滅しているかを追跡することによって、保全研究者は既知種の絶滅速度を計算することができるという。
この方法により、年間100万種あたり100~1000種が失われていることが明らかになった。主な原因は、人間が引き起こす生息環境の破壊や気候変動だ。
現生人類が進化する前、約20万年前の絶滅速度を計算するため、ピム氏らは化石記録から得られるデータを再検討し、いつ種が消えるのかに注目した。化石記録がない部分は、統計モデリングを利用して穴埋めした。この解析によって、人類が進化する以前には、年間100万種あたり絶滅する種は1種以下だったことが明らかになった。
研究の著者らは、今の傾向が続けば絶滅速度は上昇する一方ではないかと考えている。そうなれば、科学者が言う「地球の歴史上6番目の大量絶滅」となるおそれもある。
この研究にはもう一つ無視できない結論があると話すのは、イェール大学の林学環境学スクールのスクール長ピーター・クレーン(Peter Crane)氏だ。「大きな知識の隔たりが残されている。少なくとも地球上の生物の中でも多様性の高い分類群に対しては、種数がどれだけいて、どこに生息していて、その個体数はどのように変化しているのかを解明する差し迫った必要がある。このことが大きな障害になっている」。
PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE / WWW.JOELSARTORE.COM
再生核研究所声明 56(2011.04.06): アースデイ の理念
先ず、アースデイの概念であるが、グーグルで検索すると、環境関連の会議で、環境問題についての討論集会、環境のかかえる問題に対して人びとに関心をもってもらおう、 地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動  などから、地球環境を大事にしようという概念が 鍵となっているようである。
そこで、地球について改めて、考察し、かけがいのない地球 に想いを致し、元祖生命体における人類の使命(再生核研究所声明 41:世界史、大義、評価、神、最後の審判)を自覚するように 訴えます。
広大な宇宙空間で、地球のように 生命が繁茂し、人間のような ある程度の精神作用や自由意志を有する高等生物が生息する天体は 未だ見つかっていない。 このことからも、既に 地球が広大な宇宙の中で、かけがいのない存在 であることが分かる。 人類が存在して、初めて、全てのことは始まるから、人類の生存は 最も大事な ことになる(再生核研究所声明13)。 雄大な生態系において、人類はその頂点に位置していて、自由意志と能力によって、地球や生態系に重大な影響を与えている。 実際、人類が望めば、原爆などで地球を破壊し、生命の絶滅も可能であろう。しかしながら、実は、人類の自覚が無ければ、このままでも 生態系が破壊され、少なくとも人類絶滅にいたるのは 物理的にも 容易に想像される。
実際、地球外から地球を見れば、人類が如何に自然と生態系を破壊して来たかが、良く理解できる。人類こそ、地球の生態系を蝕む、がん細胞のような存在であることを しっかりと理解する必要がある。がん細胞が増殖すれば、生態系は乱され、やがて がん細胞すら存在しえなくなるのは明らかである。
このような観点から、地球環境の保全、特に生態系の保全に特別な想いを致すのが、アースデイの理念 でなければならないと考える。
生きている地球が、地震などを起こすのは道理である。 地球と仲良く生きるとは、地震などにも柔軟に対応できる生き方をするということである。母なる地球が在って、豊かな生態系が在って、はじめて人類の生存の基礎ができるのである。 それらの持続可能な在りようを追求するのが、元祖生命体の代表である人類の 真に崇高な使命である。大義である。
生態系の在りようは 多様性によって裏付けられているが、その実体は未だ 人知の及ばない領域とも言えるから、人類は謙虚になって、
1)  人類の立ち入らない島や、地域の制定
2)  あらゆる生物種の保存
に努力するように訴える。 人生で確かなこととは 生きて存在しなければ何も始まらない (生命の基本定理) ということであり、生態体系の保存に心すべきであり、元祖生命体の進化を見守りたい。 また、広い存在領域の確保のためにも、地球外への進出も企てたい(再生核研究所声明32)
以 上



再生核研究所声明 53(2011.3.24):  世界の軍隊を地球防衛軍に 
再生核研究所は、世界史の進化を求め、輝く未来を、時代の夜明けを切り拓くべく、世界史の進化の方向や軍事や防衛の在りようについても具体的に提案している:
再生核研究所声明8:日本国の防衛の在り方について
再生核研究所声明10:絶対的な世界の平和の為に
再生核研究所声明11: 国の構成について
再生核研究所声明13:第1原理 ― 最も大事なこと
再生核研究所声明32:夜明け -- ノアの方舟
再生核研究所声明41:世界史、大義、評価、神、最後の審判
とりわけ、人類の生存は 最も大事なこと として、かけがいのない地球 の生態系を保持して、生命の存続に先ず、心がけるべきである。 人類が生存できなければ、結局は 学問、芸術など全ては空しくなる (生命の基本定理)。
今般、日本国を襲った巨大地震に対して、世界各地から寄せられた連帯の暖かい精神に動かされて、 全体について、軍隊の在りようについて改めて考察したい。
如何なる国家も、適正な軍隊を保持するのは、当然であり、暴力から、国の安全を保証したいと考えるは自然であり、国家秩序の保持にも必要である。 特に、おかしな指導者や国家の暴力に対して、それを国際社会が連帯して、いつでも排除できるような体制は、当然必要である。
先ず、確認したい。 正義が、大義が敗北してはならない。
しかしながら、現代の世界を冷静に分析しても、世界には 所謂、軍事関係の設備、施設、人員があまりにも多く、最も進んでいる分野である軍事関係の能力を
1) 災害対策 と
2) 環境の保全
の方向に世界の状況を鑑みながら、積極的に移行することを提案したい。軍隊のように訓練された部隊、組織は、災害時にも環境の保全にも大きく貢献できるが、災害対策や環境の保全の役割をもっと大きくして訓練、設備の充実を図れば、現在より遥かに大きな強力な貢献ができる。更に、自然環境の保全は、究極のそれこそ地球防衛軍の役割ではないだろうか。
世界の軍事関係者は、安全に、生きがいのある、世界史に寄与できるので、このような名誉ある移行を、大いに歓迎するのではないだろうか。軍の廃止ではなく、移行である、より生きがいのある方向への移行である。
今般、日本の大災害に寄せられた、世界の励ましと援助は、世界の情報交流、交換の成果として、世界の連帯の絆の深まりを実感させるものである。 アジアに緊張をもたらす、アジアの愚か者(再生核研究所声明 49:アジアの愚か者、アジアの野蛮性)の精神が 如何に空虚で、実情に合っていないかが 今、明らかになっていると考える。
世界は、連帯していて、運命共同体の かけがいのない地球 を、生態系を大事にすることを訴えます。
実際、地球が壊れてしまえば、何もかも 空しくなる。 
人類だけでは、もちろん生きては行けない。 
人類こそ、元祖生命体の、責任ある代表者である。
以上
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