2014年5月31日土曜日

人間の影響で絶滅速度が1000倍に?

人間の影響で絶滅速度が1000倍に?
2010年5月19日、イラク、バグダッドの北にあるバラド統合基地で、ある人が米軍人ジョナサン・トラウアントレンド(Jonathan Trouern-Trend)氏の所へペットボトルに入れたカエルを持ってきた。その色鮮やかなカエルが潜伏していたのは、思いも寄らぬ場所、トイレだった。
トラウアントレンド氏は、「生き物の名前をよく知っている男」として基地では有名だったという。自然愛好家として人生を歩んできた彼は、そのとき軍曹として、イラクで2度目の軍務にあたっていた。
トラウアントレンド氏はそのカエルを近くの池に放す前に、写真を撮ってiNaturalistというモバイルアプリにアップロードした。このアプリは、動植物の目撃情報をオンラインで報告する世界中の人たちをつなぐものだ。
アプリユーザーから彼に情報提供があった。彼が見つけたのはレモンイエローアマガエル(学名:Hyla savignyi)で、クルディスタン地域の外ではこれまで記録がないという。この種の分布域に関する知識は、彼の報告によって突然広がっていたのだ。
このような市民参加型の科学は、近年スマートフォンの普及によって爆発的に広がっている。最近出版された地球上の生物多様性に関する研究の総説によれば、新しい技術によって絶滅速度を緩めることが可能で、自然保護活動家の希望になっているという。
研究リーダーで米デューク大学の保全生態学者であるスチュアート・ピム(Stuart Pimm)氏と共同研究者たちは、絶滅データに関する初の大規模な総説を出すために、様々なデータソース、特に国際自然保護連合(IUCN)の「絶滅のおそれのある生物種のレッドリスト」を解析した。
モバイルアプリ、地理情報システム(GIS)の衛星データ、オンラインクラウドソーシングなどは、いくらか種の絶滅問題に対するの対応策となるかもしれないとピム氏は言う。これらの技術を使い、「我々は世界中の何百万もの人を動員している。種の分布について、これまで知られていたよりずっと多くの知識を得るすぐ目の前まで来ているのだ」。今や「種がどこに分布しているか分かり、どこが危険な状態かが分かる。そして状況が非常に厳しいものであったとしても、よりうまく管理することができる」ので、これは決定的な意味を持つものだと彼は説明する。
◆世界には何種いるのか
絶滅速度を計算することは難しい。その理由の一つは、存在する種の数を正確に知ることができないことにある。科学者がこれまでに特定した動物種は少なくとも190万種にのぼり、おそらくまだ名前が付けられていないものも何百万種もいるだろうと考えられている。加えて、今回の研究によると、少なくとも45万種の植物種が存在するようだ。
ピム氏の話では、毎年何種が絶滅しているかを追跡することによって、保全研究者は既知種の絶滅速度を計算することができるという。
この方法により、年間100万種あたり100~1000種が失われていることが明らかになった。主な原因は、人間が引き起こす生息環境の破壊や気候変動だ。
現生人類が進化する前、約20万年前の絶滅速度を計算するため、ピム氏らは化石記録から得られるデータを再検討し、いつ種が消えるのかに注目した。化石記録がない部分は、統計モデリングを利用して穴埋めした。この解析によって、人類が進化する以前には、年間100万種あたり絶滅する種は1種以下だったことが明らかになった。
研究の著者らは、今の傾向が続けば絶滅速度は上昇する一方ではないかと考えている。そうなれば、科学者が言う「地球の歴史上6番目の大量絶滅」となるおそれもある。
この研究にはもう一つ無視できない結論があると話すのは、イェール大学の林学環境学スクールのスクール長ピーター・クレーン(Peter Crane)氏だ。「大きな知識の隔たりが残されている。少なくとも地球上の生物の中でも多様性の高い分類群に対しては、種数がどれだけいて、どこに生息していて、その個体数はどのように変化しているのかを解明する差し迫った必要がある。このことが大きな障害になっている」。
PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE / WWW.JOELSARTORE.COM
再生核研究所声明 56(2011.04.06): アースデイ の理念
先ず、アースデイの概念であるが、グーグルで検索すると、環境関連の会議で、環境問題についての討論集会、環境のかかえる問題に対して人びとに関心をもってもらおう、 地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動  などから、地球環境を大事にしようという概念が 鍵となっているようである。
そこで、地球について改めて、考察し、かけがいのない地球 に想いを致し、元祖生命体における人類の使命(再生核研究所声明 41:世界史、大義、評価、神、最後の審判)を自覚するように 訴えます。
広大な宇宙空間で、地球のように 生命が繁茂し、人間のような ある程度の精神作用や自由意志を有する高等生物が生息する天体は 未だ見つかっていない。 このことからも、既に 地球が広大な宇宙の中で、かけがいのない存在 であることが分かる。 人類が存在して、初めて、全てのことは始まるから、人類の生存は 最も大事な ことになる(再生核研究所声明13)。 雄大な生態系において、人類はその頂点に位置していて、自由意志と能力によって、地球や生態系に重大な影響を与えている。 実際、人類が望めば、原爆などで地球を破壊し、生命の絶滅も可能であろう。しかしながら、実は、人類の自覚が無ければ、このままでも 生態系が破壊され、少なくとも人類絶滅にいたるのは 物理的にも 容易に想像される。
実際、地球外から地球を見れば、人類が如何に自然と生態系を破壊して来たかが、良く理解できる。人類こそ、地球の生態系を蝕む、がん細胞のような存在であることを しっかりと理解する必要がある。がん細胞が増殖すれば、生態系は乱され、やがて がん細胞すら存在しえなくなるのは明らかである。
このような観点から、地球環境の保全、特に生態系の保全に特別な想いを致すのが、アースデイの理念 でなければならないと考える。
生きている地球が、地震などを起こすのは道理である。 地球と仲良く生きるとは、地震などにも柔軟に対応できる生き方をするということである。母なる地球が在って、豊かな生態系が在って、はじめて人類の生存の基礎ができるのである。 それらの持続可能な在りようを追求するのが、元祖生命体の代表である人類の 真に崇高な使命である。大義である。
生態系の在りようは 多様性によって裏付けられているが、その実体は未だ 人知の及ばない領域とも言えるから、人類は謙虚になって、
1)  人類の立ち入らない島や、地域の制定
2)  あらゆる生物種の保存
に努力するように訴える。 人生で確かなこととは 生きて存在しなければ何も始まらない (生命の基本定理) ということであり、生態体系の保存に心すべきであり、元祖生命体の進化を見守りたい。 また、広い存在領域の確保のためにも、地球外への進出も企てたい(再生核研究所声明32)
以 上



再生核研究所声明 53(2011.3.24):  世界の軍隊を地球防衛軍に 
再生核研究所は、世界史の進化を求め、輝く未来を、時代の夜明けを切り拓くべく、世界史の進化の方向や軍事や防衛の在りようについても具体的に提案している:
再生核研究所声明8:日本国の防衛の在り方について
再生核研究所声明10:絶対的な世界の平和の為に
再生核研究所声明11: 国の構成について
再生核研究所声明13:第1原理 ― 最も大事なこと
再生核研究所声明32:夜明け -- ノアの方舟
再生核研究所声明41:世界史、大義、評価、神、最後の審判
とりわけ、人類の生存は 最も大事なこと として、かけがいのない地球 の生態系を保持して、生命の存続に先ず、心がけるべきである。 人類が生存できなければ、結局は 学問、芸術など全ては空しくなる (生命の基本定理)。
今般、日本国を襲った巨大地震に対して、世界各地から寄せられた連帯の暖かい精神に動かされて、 全体について、軍隊の在りようについて改めて考察したい。
如何なる国家も、適正な軍隊を保持するのは、当然であり、暴力から、国の安全を保証したいと考えるは自然であり、国家秩序の保持にも必要である。 特に、おかしな指導者や国家の暴力に対して、それを国際社会が連帯して、いつでも排除できるような体制は、当然必要である。
先ず、確認したい。 正義が、大義が敗北してはならない。
しかしながら、現代の世界を冷静に分析しても、世界には 所謂、軍事関係の設備、施設、人員があまりにも多く、最も進んでいる分野である軍事関係の能力を
1) 災害対策 と
2) 環境の保全
の方向に世界の状況を鑑みながら、積極的に移行することを提案したい。軍隊のように訓練された部隊、組織は、災害時にも環境の保全にも大きく貢献できるが、災害対策や環境の保全の役割をもっと大きくして訓練、設備の充実を図れば、現在より遥かに大きな強力な貢献ができる。更に、自然環境の保全は、究極のそれこそ地球防衛軍の役割ではないだろうか。
世界の軍事関係者は、安全に、生きがいのある、世界史に寄与できるので、このような名誉ある移行を、大いに歓迎するのではないだろうか。軍の廃止ではなく、移行である、より生きがいのある方向への移行である。
今般、日本の大災害に寄せられた、世界の励ましと援助は、世界の情報交流、交換の成果として、世界の連帯の絆の深まりを実感させるものである。 アジアに緊張をもたらす、アジアの愚か者(再生核研究所声明 49:アジアの愚か者、アジアの野蛮性)の精神が 如何に空虚で、実情に合っていないかが 今、明らかになっていると考える。
世界は、連帯していて、運命共同体の かけがいのない地球 を、生態系を大事にすることを訴えます。
実際、地球が壊れてしまえば、何もかも 空しくなる。 
人類だけでは、もちろん生きては行けない。 
人類こそ、元祖生命体の、責任ある代表者である。
以上
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死者・不明者 1万9139人
自殺者数が14年連続で3万人を超える 警察庁が発表
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福島原発事故による死者は、今後100万人以上と英紙が報道―韓国
セシウム汚染の帯、首都圏に 千葉・埼玉の汚染地図公表
国の借金、3月末に過去最大の1024兆円に

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「神の存在証明」について質問です。 アンセルムスやデカルトなどの「神の存在証明」は有名ですが、 存在証明にはほど遠いようなこじつけ感が否めません。 哲学的に、極めて精緻な「神の存在証明」がありましたら、 紹介してください。 ご自身が考えられた証明でもかまいませんので、よろしくお願いします。

「神の存在証明」について質問です。
アンセルムスやデカルトなどの「神の存在証明」は有名ですが、
存在証明にはほど遠いようなこじつけ感が否めません。
哲学的に、極めて精緻な「神の存在証明」がありましたら、
紹介してください。
ご自身が考えられた証明でもかまいませんので、よろしくお願いします。
存在証明よりも大事なのは 神の概念の 定義では?
再生核研究声明で きちんと定義を与えたと思いますので 参考にして下さい。
ブログや検索で、探せます。
とても真面目に、 素直に捉えました。

再生核研究所声明 122 (2013.8.1): 神の存在と究極の信仰 - 人間よ 想い煩うことはない。 神は存在して、一切の存在と非存在を しっかりと支えられておられる、 人は必要なときに必要なだけ、 念じるだけで良い。
(2013.7.29.7時半、光り輝く 入り江の美しさに 感銘を受けながら、研究室に向っているとき、声明の原案が電光のように閃いた)
数学とは何か ― 数学と人間について
国際数理科学協会会報、No. 81/2012.5, 7―15 
No.81, May 2012(pdf 432kb)
に公刊したが、その第8節に、ここで、神の定義と神の存在証明ができそうであるが、未だ不十分である と述べている。それ以降も考察は自然に無意識の中でも進んでいたのであるが、
究極の信仰:
2013.7.27: 7時前ころ、ひらめいた直観である:
神は存在し、 存在も、非存在も しっかりと支えておられる。 人間は想い患うことはない。 ただ、必要な時に 一心に念じれば良い。
との直観が湧き、上記のように声明に纏める事とした。 これは数学の研究で、永い考察を行なっていたものが ちょっと違った方向から 突然直観的に完全な解に達した時のような、現象である。今回のは 反例の発見や、不可能の証明に近いと言える。
そもそも神とは何だろうか、人間とは何だろうか。 動物たちが美しい月をぼんやりと眺めている。 意識はもうろうとしていて、ほんにぼんやりとしか とらえられない。 自らの存在や、ものごとの存在すら明瞭ではない。
人間も、殆ど 同じような存在ではないだろうか。 人類よ、人間の能力など 殆ど動物たちと変わらず、 ぼんやりと世界を眺めているような存在ではないだろうか。 神も、一切の存在も観えず、ただかすかに感じているような存在である。 それゆえに、人間は あらゆる生物たちのレべルに戻って 生物たちから学び、 また原始人に戻って、また子供たちのように 存在すれば 良いと言えるのではないだろうか。 -  このような精神は、悟りへの道にも通じると考えられる (再生核研究所声明 118: 馬鹿馬鹿しい人生、命失う者は 幸いである、 と言える面もある ― 再生核研究所声明 19 : 超越への道、悟りへの道 をおし進めると ―)。 またこのような精神は、ヨーロッパで 4年以上暮らし、4年2か月、キリスト教の強い影響で目覚めた心情で、 尊敬する仏教の発想から出たものではないと言える。 しかしながら、ここで述べられた精神は あらゆる神と宗教と信仰の 共通の核心 であると考えられる。
本声明は、生きとし生けるもの、命あるものの 究極の救済 を求めているものである。 また、人は必要なときに必要なだけ については 再生核研究所声明85:  食欲から人間を考える ― 飽きること を参照。
本声明は 宗教の統一 を成し遂げたものであると言える。
以 上

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中国よ、共に日本を占領して仲良く分けよう。対馬はおれたちの、尖閣は君たちのものだ―韓国ネットユーザー れこーどちゃいな 2

中国よ、共に日本を占領して仲良く分けよう。対馬はおれたちの、尖閣は君たちのものだ―韓国ネットユーザー
れこーどちゃいな 2014年5月30日(金)11時28分配信 Record China
29日、西陸網は、日本の自衛隊機と中国軍機が30メートの距離まで異常接近したことについて、韓国のネットユーザーのコメントを紹介している。写真は中国の主力戦闘機「Su-30」。
2014年5月29日、西陸網は、日本の自衛隊機と中国軍機が30メートの距離まで異常接近したことについて、韓国のネットユーザーのコメントを紹介している。
日本の防衛省は24日、東シナ海上空で自衛隊機が中国軍機に異常接近されたと発表した。小野寺五典防衛相は「偶発的事故を生む可能性がある危険な行為。外交ルートを通じて中国に再発防止を求める」と表明した。
これについて、韓国ネットユーザーは以下のようなコメントを残しているという。
「口げんかしても戦争にはならない。韓国と北朝鮮も同じだろう?」
「口だけじゃなく、開戦しろ!戦闘機が30メートルなんて、キスできる距離じゃないか」
「韓国はこの場合、米国と同様中立の立場をとるべきでは?」
「韓国の周囲3国は、みんな頭がおかしい」
「ゴミどもめ。早く朝鮮半島付近から消え失せろ!中国はスモッグ、日本は放射能、北朝鮮は挑発。本当に狂っている」
「中ロが合同軍事演習をしているところに、日本がのこのこと情報収集に近づき、もう少しで事故になるところだった。日本はまた被害者ヅラしている。われわれが軍事演習しているところにも近づき、『次は気を付けろ』などと言ってくる。どういうことだ?」
「今後、日本は独島に関しても同じことをやってくるだろう。私が保証しよう」
「韓国は中国に付くべき。死んでも日本に加担するな」
「日本は中国と戦争を始めたら、すぐに粉々にされる国」
「人口15億を要する中国が日本を攻めれば、日本は沈没する」
「中国よ、日本と戦争を始めろよ。韓国は中国の側に着いて日本を占領する。そして日本を仲良く分けよう。対馬はおれたちのもの、尖閣は君たちのもの」(翻訳・編集/北田)http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20140530024/1.htm

再生核研究所声明 49(2011.2.16):  アジアの愚か者、アジアの野蛮性
ヨーロッパから、アジアをみると、アジアは愚かで、野蛮地域にみえてくるので、それらの実相について考察し、アジアの民の自覚と進化を期待したい。背景には、EUでは 通貨を統一して、往来を自由にし、ドイツを統一、ヨーロッパ全体が一つの国のようになる方向で進んでいるのに対して、アジアでは未だに朝鮮の統一もできず、同じ民族が対立する愚かさである。 日本国は アジアの大国、中国に対峙させられ、外国軍の基地さえ用意して、小さな国で 世界第二、第三位の軍事費をかけて、平和憲法を有しているなどと勝手に名のっている。 美しい文化を有する日本は、政治においては、EUから見れば、アメリカの属国のようで、自主性も、自立性もなく、やっと政権交代して まともな国を目指すかと期待されたら、逆に、検察、マスコミの大騒ぎで、政権交代の大義がぼけて、政局の混乱を招く有り様である。 財政、経済厳しい折りにも拘らず、国会は党派争い、法も道理も大義も社会正義すら主張できる政治家も少ない。 日本国は アジアではまともな国と評価されるが、それでも マスコミ、検察の 本分を弁えない低落は、アジアの後進性の象徴とも言える。EUでは考えられない後進性、野蛮性である。多くの国民は政治に不満や不信を感じているが、有効な手段が分からず、日常生活に埋没している。 日本国は全体として政治的には衆愚の状態にあると言える。
大局からアジアを見てみよう。 まず、なぜ、同じ民族、かつては同じ国家だった朝鮮が 統一できないのであろうか。アジアの民の愚かさの典型的な特徴は、過去のことばかり問題にして、絶えず、過去の事件にかえり、 未来志向ができないという点にあるのではないであろうか。繰り返し過去の問題を掘り起こしては、お互いに行き詰っている。大局的に歴史を見ることができず、視野が狭いのも特徴である。アジア全域がほぼ植民地支配を受けていた、自分たちの反省すらできない有り様である。 植民地支配を受けていた歴史的な事実は、自分たちの国を守れなかったという観点で、大いに反省すべきである。侵略されたのは恥ずべきことである。 敗戦は さらに恥ずべきことで、愚かさゆえに戦争に突入させられ、敗戦しているのである。 日本などは政治的には、いわば今なお敗戦を続けているようであり、戦前以下の見識しかない。 同じ民族が争う愚かさに目覚め、朝鮮の統一を進めるべきである。 再生核研究所はその統一の進め方について、声明37で具体的に提案している。 アジアは一致して、朝鮮の統一を支持して、働きかけるべきである。 賢明なドイツの統一のように。
アジアには 領土問題、島の問題があるが、これもアジアの愚か者、アジアの野蛮性の特徴である。 中国の偉大な指導者 鄧小平氏は、領土問題は未解決の問題として棚上げして友好関係を進めよう と述べていた。 強欲な人間たちが島に立ち入らなければ、豊かな自然が より豊かな幸を周辺国にもたらすのが理解できないように見える。 いや、領土問題で緊張させたり、 紛争する愚かさに気付かない人はいないはずだから、 結局は アジアに紛争を起こして 漁夫の利を得ようとする人たちの 意図に そそのかされている、それこそ アジア植民地時代のように アジアの愚か者 の特徴ではないだろうか。EUやアメリカから見れば、アジアに紛争が起きて、自滅すればよい、かえって都合がよいと考えられる観点に気付くべきである。
アジアには、族意識、村意識、国意識、民族意識の野蛮性が強く残っていて、ことあるごとに噴出している。 さらに、アジアでは 個が 確立しておらず、個人の尊厳と生命さえも おろそかにしている。 これは民族、国家が入り混じり、深い交流のあるヨーロッパでは 理解できない、野蛮な感覚ということになるのではないだろうか。人種が違う、国籍が違う、そのような感覚が EUには存在しないように見える。 内面的には分からないが、アジアとは違って、表面に出すことは 恥ずべきことで できないような状況を 文化が支えているように見える。自由、平等、博愛の精神、そして、キリスト教の文化的な伝統が背後にあるのではないかと感じられる。 人種問題、国籍問題、個人の尊厳などは ヨーロッパから見ると偏狭な、変な見方、アジアの野蛮性とみえるであろう。
EUが 一つの国の方向に着実に進んでいるのに、どうして、アジアでは内紛と抗争が続いているのだろうか。 アジアの相当な領域に 仏教と儒教の文化と伝統があり、漢字圏としても共通の文化基盤がある訳であるから、より統一的な友好圏を作るのは 極めて自然であり、歴史をそのような方向で 進めるべきである。 紛争と対立からは何も得ることはなく、逆に友好関係が相互に大きな利益をアジアにもたらすであろう。その骨格の方向を次のように志向したい:
1) 朝鮮の統一に協力、配慮する。 当面、南北朝鮮の友好関係に配慮する。(再生核研究所声明 37 : 金正日氏を世界史の英雄に ― 朝鮮問題に関心を寄せる世界の人々に を参照)
2) 日本は、アメリカに対して徐々に より自立する姿勢を確立して、日中友好関係に格別の配慮をする。(再生核研究所声明 25:日本の対米、対中国姿勢の在りようについて、再生核研究所声明 46:日本国の1つの国家像、あるべき姿について 参照)
3) 偉大な中国は アジアの指導国として、伝統ある儒教の精神で 友好関係のうちにアジア全域の繁栄のために努力すること。アジアに脅威を与えないように 大人の外交を行うこと。
反対側に存在する 超大国アメリカについて 簡単に 上記文脈で触れておきたい。
アメリカは 第二次世界大戦後の世界を指導してきた偉大なる超大国であるが、軍事大国の色彩を強くして、軍事でなければやっていけないような国家の佇まいを 今やなしている。 誠に残念である。 あたかも紛争を 世界に輸出していかなければ やっていけないような状況に見える。 自由と民主主義の大国として、軍事を抑え、民生を豊かにする方向で、世界を指導して頂きたい。アメリカは世界史を直接進化させる能力が有るのだから、世界史の進化のために努力して頂きたいと 強い期待を表明しておきたい。(再生核研究所声明 41:世界史、大義、評価、神、最後の審判 参照)
世界の財政、経済が厳しくなる折り、外国のアジア介入を阻止して、耐えながら、苦しい世界状況に耐えていく必要があると考える。アジアは 共生の精神で絶えず、世界とともに友好関係に配慮していくべきである。
以 上

 
どこかに愚かな地域はないか。
過去に拘る国や領土問題など利用できる。

アジアの愚か者
逆問題:逆に考えてみよう。 アジアに内紛を起こさせて、アジアをアジア植民地時代に戻したい。 沢山兵器を輸出して、アジア人同士が血を流し、アジアの人口を減少させたい。 
さらに検察庁とマスコミを弱体化させて、衆愚政治に導き、国家意思が働かないようにしたい。
アジアを内紛で衰退させる、アジアの愚か者を沢山養成したい。
それには、教育を画一型にして、考えない人間・考えられない人間を養成する必要がある。 
考える余裕がないようにするには、雑知識やゲームのような学力に熱中させれば良いのでは???
全てアメリカの思惑通り
慰安婦問題でまず韓国寄りで日韓の対立を煽り
韓国を中国と近づけ日本が狙ってた米中の間でパイプ役として
上手い事やろうとしてたのを拒み米中韓の距離感を演出し
日本の孤立感と危機感を煽った
結果何が起きたかと言うとTPPでも軍事面でも日本はアメリカに更に近づくしか なくなった
軍事面でここまでアメリカの為に動かざるおえない状況を作ったのも
お見事だよ
やはりアメリカは1枚も2枚も日本の上を行ってる
対北では韓国軍で十分だが対中国では日本にその役割を押し付けたいからね
ここまでアメリカの思惑通りでお見事としか言いようがない

アメリカは、シリアがダメならイラン攻撃ですか?
イランもダメなら何処?
SNSでキューバ政府の転覆狙った? 米政府は否定
アメリカ自身は、中国と正面きって戦争をしたくないので、属国である日本を使って日中戦争を起こさせ、双方共倒れさせる事を企んでいるんじゃないんですか。
米海軍、新兵器の開発続々 ペルシャ湾でレーザー砲実験も
ttp://www.cnn.co.jp/usa/35046496.html?tag=top;subStory
米陸軍を大幅削減、1940年以来の水準に 国防長官が方針
一国を支配したい、 先ず、マスコミ、 政治家、 高官を 手なずけなくては。 
できれば 検察を支配して、 不都合な者を逮捕などしたい 
これ、常識では。 逆に考えて、 賢くならなければ。
奴隷・下層民同士を争わせ憎しみ合わせ支配層に憎しみが行かないようにすることは支配の基本といえる?
「中国軍侵入」国境地帯、インドが空軍基地計画
その時は日本の古来の美しい文化に反して、醜いアジアの狐の役割を演じさせられるだろう。
安倍首相や櫻井よしこ さんが、何故欧米で歓迎されないのかと質問されました。― 欧米の進んだ世界観からすると、偏狭な愛国者は野蛮な嫌な人たちと見えて、幾ら近づきたいと思っても、嫌らしい感じを持つのでは。石原氏などもそうですね。
どこかに、愚かな地域はないか。危機を煽って、兵器を売りたい、軍事費を増やしたい。島問題で、騒いでいるような地域は 都合が良い。できれば、マスコミに圧力を掛けて、煽りたい。
「新聞を信頼」86% 読売新聞調査
無人偵察機検討、サイバー対応強化…防衛大綱
防衛省 自衛隊に水陸両用部隊の機能http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130708/k10015876181000.html
日本と中国、韓国が敵対して得するのは誰ですか?
結局日本と中国、韓国が敵対して得するのは国民では無い気がするのですが。
アメリカは日中に戦争して欲しいと思っていますか?
アメリカと中国は 裏で 手を握っていると 思われる。
韓国は 昔から 属国の国 つまり 飼い犬
いまは アメリカと 中国の 飼い犬
アメリカと中国は 裏で 手を握っていると 思われる。
それを 嗅ぎ取った 韓国は 日本相手に
わめき散らしている という構図ですわ


ウイキペディアより:
マッチポンプとは、偽善的な自作自演の手法・行為を意味する和製外来語である。マッチ(match)は元は英語、ポンプ(pomp)は元はオランダ語である(英語ではpump)。
「マッチで自ら火事を起こして煽り、それを自らポンプで消す」などと喩えられるように、問題や騒動について、自身でわざわざ作り出しておきながら、あるいは自身の行為がその根源であるにもかかわらず、そ知らぬ顔で巧妙に立ち回り、その解決・収拾の立役者役も自ら担って賞賛や利益を得ようとする、その様な行為を指して用いられる表現である。
日本の国会会議録にマッチポンプを用いた発言が残っている。1961(昭和36)年4月11日の衆議院本会議において、松井誠衆議院議員は「銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案」への質問の中で以下のように発言している。
世に、いわゆるマッチ・ポンプ方式といわれるものがあります。右手のマッチで、公共料金を上げて、もって物価値上げに火をつけながら、左手のポンプでは、物価値上げを抑制するがごとき矛盾したゼスチュアを示すのをいうのでございましょう。
— 松井誠、「第38回国会 衆議院本会議 1961(昭和36)年4月11日」[1]
1966年、黒い霧事件第1弾の田中彰治代議士事件で初めて使われ、元々は金品を巻き上げるという意味で使われた。1974年刊の「現代流行語辞典[2]」では「デスク日記3[3]」1966年8月5日の項にマッチポンプの記述があると紹介している。

3.30 美しい国、日本(2008/2/11):
今日は、建国記念日です。日本には、世界に誇るべき美しい文化と人類を導く良い考え方があると思います。 多額の借金と少子化及び教育の荒廃によって、このままいくと日本国は、衰退の道を辿る事にならないでしょうか。 何とか、日本国の再生を期したいと思います。 もちろん、日本国の神話は大事にすべきではないでしょうか。
美しい国、日本
日本は美しい島国です。
豊かな水で多くの川が流れています。
日本には山が多く、山々は緑に覆われ、また雪に覆われたりしています。
日本の空と海は美しく、多くの詩と夢を育んできました。
日本は大きなひとつの家族のようで、みんな一緒に助け合ってきました。
言葉がなくてもお互いに理解でき、細長い国のため、四季とともに多様性にとんでいます。
日本には天皇陛下がおられて、家々の氏神様の頂点におります。 
天皇陛下のおられる皇居は 日本の美しいものの、心の源になっています。
ですから先の大戦では 天皇のお言葉一つで 完全なる終戦を迎えることができたのです。
京都は千年をこえる日本の都でしたので、日本人の故郷です。
多くの人は京都を訪れて、故郷に帰ったような不思議な郷愁を感じるのです。
伊勢は古代からより古い日本人の故郷です。ですから日本の首相は新年にまず伊勢神宮を参拝するのです。
日本の文化には 自然とともにある繊細さがあります。俳句や和歌を多くの人々が愛でて、人に優しく気遣いができるのです。遠くのインドのお釈迦様の教えや中国の孔子様の教えが、美しい風土からうまれた神道と共に溶け込んでいるのです。
これが世界に唯一つしかない 美しい日本国です。

国の借金、943兆円=最高額を更新-6月末
国の借金、3月末に過去最大の1024兆円に
国の借金1000兆円を突破 6月末時点
高学歴エリートが沢山いるのになんで財政難なんだよ?
(;_; )( ;_;) シクシク・(-。-;)・(◎_◎)・(^_-)db(-_^) 指切りげんまん
日本の債務は2015年度に1000兆円(内閣府)

再生核研究所声明156(2014.5.1) 尖閣諸島、簡単な算数と 愚かで卑劣な日本国
再生核研究所声明153で 安倍政権の下では 日本国は危機的状況に追い込まれる可能性が高いと 危惧を抱いている。祖国のことを 心配しない者がいるだろうか。まず、日本国の危機の背景を整理しておこう。と述べ、 
さらに、
今日本を 救済しているのは、オバマ大統領と中国政府であって、両者が決断すれば、愚かな日本国政府は 日本国を救えず、日中を戦乱に導き、アジアの衰退、壊滅を招くのは簡単である。愚かにも、日本政府は アメリカとも 中国とも関係を悪化させている。
と述べた。しかるにオバマ大統領の訪日で、尖閣諸島は 安保条約の適用範囲内と大統領が明言されたからには、
アメリカの力の背景に 中国が大義を全うできない 不名誉に耐えざるを得ない状況は、厳然と存在する。実際、アメリカは 何時でも戦争を起こし、日、中を壊滅させる力と、そのような誘惑に駆られる要因を 強く持っているからである。 欧米には、日中を争わせ、野蛮なアジアを壊滅したい背景 があると考える。賢くも中国政府が、慎重に その辺の状況を捉えていることは 高く評価される。
という、状況をもたらし、オバマ大統領の訪日は 一見日本外交の勝利にも見えるだろう。しかしながら、簡単に考えれば、 日本が如何に卑劣で、愚かであるかも簡単に分るだろう。
卑劣さは、フォークランド紛争と同様、棚上げにされてきた 未解決問題の島の領有権を一方的に宣言すれば、宣戦布告と同様であり、平和憲法の精神に反して、挑発、しかも、中国政府の政権交代期を狙って行っている、こと。
結局、アメリカの力の背景で、尖閣諸島を 領有出来ても、そのことは アメリカ軍の駐留の大義に利用され、軍事費も増大させられ、島周辺を何時も警戒し、島周辺の利用さえできない、マイナスばかりであること に簡単に気づくだろう。 母なる祖国、同じ民族、文化を共有する大中国を辱め、アジアの友好関係を薄め、日本は アジアの裏切り者;外部勢力の介入を招き、頼っていること、の感を アジアにもたらすだろう。世界的な視野ではそうなるだろう。野蛮な、島問題など起こさず、仲よくしてしまえば、何も問題は無く、それだけ、世界史の進化に 力を注げるというものである。和を以って貴しとなす とは、誰の言葉であったろうか? 挑発しながら、逆に、危機を煽っているのは、2000年の歴史を見ても 実におかしなことでないだろうか。万里の長城は 何のために有るのか? 日本侵略どころか、国境周辺の不安定と超大国を纏めるのが大変な国が 中国の歴史ではないだろうか。
尖閣諸島問題については、一貫して、日本の愚かさ、野蛮性を 指摘してきているので 下記を参照。これらは 反米精神ではなく、アメリカの立場からすれば、日本支配は当然であり、支配は上手く行っていると言える。 逆にみれば、永い平和な江戸時代を想い出すまでもなく、日本は支配しやすい民族、国民性、おめでたい従順な存在であると言える。しかしながら、虎の威を借る狐で、軽薄にも盲目的支配の片棒を担いでいる、マスコミ、言論界は 愚かで、醜い日本の部分にみえる。他方、アメリカも気づき始めたように、 時代錯誤の日本固有の民族主義や軍国主義のような 台頭を危惧している。世界最高の文化を有する、我が祖国よ、そんなことで良いのか:
再生核研究所声明 97(2012.9.22)  虚妄、空想、日中戦争の分析と顛末
再生核研究所声明 98(2012.9.23) 矛盾、日中は戦争状態にある、― 日本はそんなことをしていて良いのか、 原因を取り除け
再生核研究所声明 103(2012.10.12) 日・中戦争の経過と状況の分析 ― 賢明な終戦と和平 
再生核研究所声明 108(2012.12.8) 敗戦国日本よ、 情けないぞ ― 自主独立を求め、米・中との友好関係を 日本国憲法の精神で進めよ。アメリカは、日本の自治を尊重して、政治介入を控えよ。
再生核研究所声明 109(2013.2.8)中国の出軍は、道理であり、日本の出軍は憲法違反である - 公正と法とは何か、おかしな日本のNHKと世相
再生核研究所声明 111(2013.2.20)日本国憲法によって、日本国および日本軍を守れ、― 世界に誇る 憲法の改悪を許すな
再生核研究所声明 138 (2013.10.18) 大中国、中国の印象 ― 母なる大国、中国に郷愁を感じた
再生核研究所声明153(2014.3.26) 日本国の危機 と 祖国救済の戦略
以 上
追記:
3.30 美しい国、日本(2008/2/11):
今日は、建国記念日です。日本には、世界に誇るべき美しい文化と人類を導く良い考え方があると思います。 多額の借金と少子化及び教育の荒廃によって、このままいくと日本国は、衰退の道を辿る事にならないでしょうか。 何とか、日本国の再生を期したいと思います。 もちろん、日本国の神話は大事にすべきではないでしょうか。

生きている時間と死んでいる時間 どちらが長い

生きている時間と死んでいる時間
どちらが長い
生きている時間の方が長いですね。  
死んでいる時間は いくら長くても 分かりませんね。

裁判員制度5年 民主主義を磨くために

裁判員制度5年 民主主義を磨くために
裁判員制度が始まって五年がたった。司法権の一部に国民が参加できる、新しい権利といえる。民主主義を鍛える制度と考えて、さらに磨きをかけたい。
裁判員として刑事裁判に参加したいか-。アンケートをすれば、今でも80%超の人が「参加したくない」と回答する。だが、実際に裁判員になった人に問うと、「非常によい経験と感じた」が56・9%、「よい経験と感じた」が38・3%で、合わせて95・2%が肯定的な回答を寄せる。
最高裁の調査結果が示すのは、つまるところ、経験すれば国民の考えが一変することだろう。
守秘義務が鎖になる
だが、なぜ「非常によい経験」という感想が、強く世間に響いてこないのか。答えは簡単だ。「守秘義務」という鎖が、裁判員経験者を縛りつけているからだ。
評議の中身を漏らせば、刑罰が伴う。だから、身近な人が尋ねてみることもためらわれる。その結果、せっかくの「よい経験」が社会に広く共有されない。
経験者の数は、補充裁判員も含め、五年間で約五万人。「よい経験」と感ずる人も年間約一万人ずつ、増えていく計算だ。守秘義務をなくせば、制度はさらに国民に近い存在になる。参加してみる-、その精神こそ、もっと尊ばれるようにすべきである。
もともと司法権に国民の出番はなかった。立法権に対しては、国会議員を選挙で選べる。行政権に対しても国民が意見を伝える機会はある。裁判員制度は国民が司法の一翼を担う、新しい権利と呼ぶことができる。二〇一一年の最高裁大法廷判決はこう述べた。
司法権の行使に対する国民の参加という点で参政権と同様の権限を国民に付与するもの>
参政権に等しいと言っているのだ。権利を得ているのに、国民が無関心であっていいはずがない。
◆「全員一致」の原則で
十九世紀のフランスの政治思想家トクヴィルは「アメリカ民主政治」で陪審制をこう述べた。
<陪審は各市民に一種の司法官の資格を与える。陪審はすべての人々に彼らが社会に対して果たすべき義務をもっていることを、そして社会の政治に入り込んでいることを感じさせる>
民主主義の“学校”であり、民主主義を成熟させる手段だと看破したわけだ。実際に現在の米国では、原則的に十二人の陪審員は、「全員一致」になるまで、徹底的に話し合いを重ね、有罪か無罪か決めている。
量刑の判断は原則的に職業裁判官が行うが、死刑事件だけは異なるのも重要な点である。「死刑」と決めるのは、やはり市民による陪審なのだ。ここでも十二人の「全員一致」が要求される。
なぜなら、死刑は人の命を国家が奪う究極の刑罰であるからだ。「超」の付く適正手続きが必要なのだ。生か死か、この問題はおろそかにはできない。
それに比べて、日本の場合はどうだろう。職業裁判官三人と市民六人で構成される裁判員制度では、少なくとも裁判官一人を含む過半数で、死刑を決める。
死刑という、取り返しがつかない究極の刑罰に対しては、米国と同じように「全員一致」にすべきではなかろうか。何しろ、死刑制度を持つのは、先進国では日本と米国だけなのだ。米国ですら、死刑廃止州は十八州を数える。
また、米国のように有罪か無罪かを決める審理と、量刑を決める審理を分ける二段階方式を採用すべきだと考える。
日本では混然一体で行うため、被告の成育環境や更生可能性など、情状立証が不足する。死刑でも被告がどんな人物なのか、深く掘り下げないまま判決に至っていないだろうか。
裁判員が正しい判断をするためには、正しい情報を与えなければならない。取り調べの全面的な録音・録画や、全証拠の開示などが不可欠なのはそのためだ。裁判員制度の改良点はいくつもある。
陪審制が民主主義の“学校”であるならば、民事訴訟行政訴訟にも市民を加える発想も浮かんでくる。
米国の憲法修正七条は、民事での陪審の権利を保障し、実際に民事陪審も行われている。
トクヴィルはこう記した。
<民事的陪審は、すべての市民たちの精神にいくらかの裁判官精神の習慣を与えるのに役立つ。そして、これらの習慣こそはまさしく人民を自由ならしめるように準備する習慣なのである>
固定観念を破るには
原発訴訟や基地の騒音訴訟、一票の不平等訴訟…。国民がこうしたテーマにまで参加すれば、職業裁判官固定観念を打ち破るだろう。国民の審判力も育成される。裁判員制度が成長を始めると、民主主義はより成熟する。

再生核研究所声明 16 (2008/05/27): 裁判員制度の修正を求める
素人の意見を広く求めることは、古来から行われてきた重要な考え方である。しかしながら、それらを型にはめて、一律に行う制度は、制度として無理があり、社会の混乱と大きな時間的、財政的、行政的な無駄を生み、更に良い結果を生むどころか、大きなマイナスの結果を生むだろう。 幾つかの問題点を具体的に指摘すると
(1) 制度を実行し、進めるには大きな行政的な手間と時間が掛かる。特に財政厳しい状況で大きな無駄を生む。
(2) 一般の人が裁判に関与することは、はなはだ問題である。その様なことで、時間を費やす事を好まない人や、ふさわしくない人、また希望しない人が相当数現れることが考えられる。多くの人は、そのようなことで時間をとられたり、関与することに、耐え難い苦痛を感じるだろう。
(3) 選ばれた少数の人による判断が、全国的なレベルで公正さを維持するのは難しく、また公正な裁判を要求し、期待することには無理があると考えられる。それを要求するには 大きな負担を一般の人たちにかけ過ぎる。
(4) 大きな社会で、裁判において、一律一様の考えには、無理があり、ある程度の専門性を取りいれないと、運用上も、無理が生じると考えられる。
(5) 戦後60年以上も経っていながら、裁判が遅れることに対する批判はあっても、裁判制度や裁判結果に対する批判が殆どないのは異例であり、この観点からも日本の裁判制度自身は高く評価されるべきであって、改めるべき本質的な問題は生じていないと考えられる。
上記のような状況に鑑み、例えば一律の考えを改め、裁判に参加を希望する者を公募して登録しておき、その中から選んで参加して頂く等の修正を速やかに行うべきであると考える。少なくても、裁判に強制的に参加させるべきではなく、参加しない権利を明確に認めるべきであると考える。また裁判制度の問題は別にして、一般の裁判についても、従来は、密室で判決が検討されてきているが、広く意見を聞くことは必要であり、また逆に人々が意見を述べることができるようにしておくのが良いのではないかと考える。ご検討を期待したい。 以上。



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再生核研究所声明162(2014.5.31) アヴェイロ ― エデンの花園

再生核研究所声明162(2014.5.31) アヴェイロ ― エデンの花園
(5月28日、宿舎から研究室に向っているとき、芝生の先に 木立ちが有り、その先に入り江が見える情景を見て、エデンの花園のように感じた、そして、声明161の原案とエデンの花園の声明構想が閃いた。)
アヴェイロに住んで、5年、帰国前である。ふと上記のようにエデンの花園のイメージが奇妙な感性と共に湧いた。
幸せになるには、本能原理、生物的な要求を殆ど満たすこと。 しっかりとした家庭が有って、子供も健やかに成長している。社会的な地位もしっかりして、やるべきものも有り、良い友人、仲間に囲まれている。 芝生が広く、果樹園も有り、立派な住宅、自然環境、季節の変化や文化生活、生計もやり易く、みんな上手く理想的に行っている。さらに である、人生の難題、 終末や死の問題、それらさえ、毎週、教会に通って、難しい問題は教会が、宗教が一括して、支えているようである。まこと、聖書は、あなたは愛されている、死も何も思い煩う必要はないと 言っているようである。― 数学者などは、教会に行ったり、聖書を読まない、勉強しないでも 当たり前だから、単に自明のものとして、人生を疑うことも、人生に悩むことも無いようである。
そこで、基本的に楽観的で、人生を大いに楽しむは 人生の大事なキーワードのように見える。大学の暦には 8月は無く、完全な 休暇である。6月中旬から、講義なしの休暇のような日々が続いた後の 完全な休暇であるから、日本とは、人生観、生活感、大学観、研究観が 全然違うといえる。
余りの違いに 驚いてきた。日本の友人は、仕事、仕事、要務、要務で、異様に感じられる。 あの小さな国が どうして、世界第2の経済力を 有するのかと 話題になったことが有るが、物理的に不可能なことを可能にさせた奇跡は、日本が高い教育水準と共に極めて働き過ぎの現実が有るのではないだろうか。 日本では、 未だ、生活を楽しむ感覚が、少なくても 退職までは あまり考えられないのでは、ないだろうか。
アヴェイロで戸惑ったのは、幸せすぎる生活、恵まれ過ぎの生活、理想的すぎる世界である。実に、エデンの花園のようである。
しかしながら、幸せとは何か? 問題が無いわけではない。すべて恵まれていても、研究や道を求めている人間の姿には、人間的な魅力を感じるからである。
多分、人間は、生物的な要求や、社会的、経済的な要求が満たされても、良い感動をするには、道や真理を求め、芸術活動などをする必要があるのではないだろうか。
― 人生にかける虹、志などしっかり持てれば、上記ふらふらの人生にとって、幸いではないだろうか - 人生の意義は 感動することにある - 人生の基本定理。この世に生を享けたからには、神をも感動させるような、感動をしたいものである。― 声明158.

以 上
 
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