2014年10月20日月曜日

(朝鮮日報日本語版) 「百済のほほ笑みを浮かべた日本の国宝に胸が詰まる」

(朝鮮日報日本語版) 「百済のほほ笑みを浮かべた日本の国宝に胸が詰まる」
朝鮮日報日本語版 10月19日(日)7時9分配信
(朝鮮日報日本語版) 「百済のほほ笑みを浮かべた日本の国宝に胸が詰まる」
(写真:朝鮮日報日本語版) ▲「百済のほほ笑み」を浮かべた広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像(左)。日本の国宝第1号(原文ママ)に指定されたこの仏像は、韓国の国宝第83号に指定された金銅弥勒半跏思惟像(右)と双子のように似ている。
 「なんと。これほど美しいものが…」
今月1日。京都・広隆寺の境内に低い驚きの声が広がった。薄暗い宝物殿のまさに中央に座している、木造の弥勒菩薩半跏思惟(みろくぼさつはんかしゆい)像前でのことだ。ドイツの実存主義哲学者、カール・ヤスパースが「地上における時間的なるものの束縛を越えて達し得た、人間実存の最も清浄な、最も円満な、最も永遠なる姿の表象」と礼賛した、日本の国宝第1号だ。兪弘濬(ユ・ホンジュン)元文化財庁長は「30年前、弥勒菩薩半跏思惟像を見るためだけに京都を訪れた」と告白した。韓国の国宝第83号に指定されている「金銅弥勒半跏思惟像」と双子のようにそっくりで、日本美術史においては韓半島(朝鮮半島)から渡来した仏像の象徴であり、韓国美術史においては事実上三国時代の仏像の一つに挙げられてきた「名作」だ。
「第34回 日本の中の韓民族史探訪」に参加した300人の韓国人教師を連れて、この日広隆寺を訪れた鄭永鎬(チョン・ヨンホ)檀国大学名誉教授が、この仏像にまつわる劇的なエピソードを披露した。「仏像の微笑、仏像の姿に魅せられた大学生が、仏像を抱き締めた際、仏像の指を1本折ってしまった。国宝の損壊ということで大変な騒ぎになったが、ある歴史学者が、指が折れたときに落ちた木片を詳しく調べたところ、韓半島にしか生えていない赤松だということが明らかになった。日本の国宝に指定されたこの仏像が韓半島で作られたという、有力な根拠になった」
「百済の微笑」は、日本で初めてユネスコ(国連教育科学文化機関)世界文化遺産に指定された奈良の法隆寺でも目にすることができる。2メートルを超える背丈に、美しい顔、ひょうたんを軽くつまんだ手など、百済の磨崖仏でよく見られる特徴から「百済観音」という名が付いた仏像だ。所下高校(京畿道光明市)のホン・ウィス教諭は「実際に肉眼で見ても、韓国の仏像だ、韓国の遺物だという思いで胸が詰まる」と語ったきり、それ以上話し続けることができなかった。
「日本の中の韓民族史探訪」は、日本の古代文明の中に刻まれた韓国文化の痕跡を訪ねるという趣旨で、1987年に第一歩を踏み出した。本紙が主催、新韓銀行とポスコが後援し、韓国各地の小・中・高校教師が参加する。
 9月29日に始まった今回の探訪は、唐・新羅連合軍によって滅ぼされた百済の復興のため、日本と手を組んだ百済の遺民が山城を築き官庁を建てた、福岡の太宰府からスタートした。熊本県の船山古墳から出土した5世紀ごろの金銅飾履や金銅冠、銅鏡、金製耳飾といった副葬品は、百済の武寧王陵から出土した遺物と似ており、あちこちでため息が漏れた。応神天皇を祭る宇佐神宮では、青銅で作られた新羅時代の釣り鐘と対面した。日本に渡った6点の新羅鐘の一つだという。
壬辰(じんしん)倭乱(文禄・慶長の役)後に和解ムードをつくり出すため朝鮮通信使が歩んだ航路に沿って、下関から船で大阪港へ向かうというルートは、今年が日清戦争120周年に当たることから特別な感慨をもたらした。朝鮮通信使の宿所だったという下関の赤間神宮や、日清双方が朝鮮の運命をめぐって交渉した春風楼を見学したときは、探訪団も静まり返った。ソン・スンチョル江原大学教授は「歴史問題のため韓日首脳は顔も合わせない状況だが、それでも両国は、未来を共に生きる共生の関係を構築しなければならないということを、朝鮮通信使の歴史が教えてくれる」と語った。
扶余とそっくりな飛鳥の野原には、秋が訪れていた。百済の遺民が渡り、日本古代文明の芽を育てた飛鳥には、三国時代の横穴式石室墳を見ているかのような石舞台古墳や、百済の王興寺をモデルにした飛鳥寺など、百済遺民の痕跡があちこちに残っていた。城寿小学校(京畿道城南市)のイ・ギョンヒ教諭は「韓国の歴史の痕跡、ルーツを訪ねる旅がこれほど感動的だとは思わなかった。韓国に戻り次第、ここで集めた資料を基に歴史の授業のための指導案を作る予定だ」と語った。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141018-00000834-chosun-kr&pos=1
再生核研究所声明37(2010/05/20):
金正日を世界史の英雄に 朝鮮問題に関心を寄せる世界の人々に
世界の歴史を進化させ、平和な世界を築き、かけがいのない地球を大事にしていこうではありませんか。世界の懸案の問題の一つとして、南北に分かれた朝鮮問題が有りますが、素人的に考えれば、それらの解決は簡単ではないでしょうか。 そこで、解決法を提案しますので、世界の関係者に検討して頂きたいと要望します。
まず、両国の状況であるが、韓国は進んだ民主主義の国家であり、経済、文化、社会の状況においても高く評価できます。 他方、北朝鮮は偉大な指導者の下で、きちんと纏まっている独立国(日本国より独立国であると言える)であるが、民衆の生活水準は高いとは言えず、また、人間存在の重要な要素である自由が保障されているとは言えず、偉大なる指導者の下に在るとはいえ、経済、文化、社会的の状況はいずれも良いとは言えないと判断せざるを得ない。もともと1つの国家が分裂したものであるから、ドイツのように再び国家が統一され、良い国づくりができれば、全ての朝鮮の人たちはおろか、世界の人々によっても良いのではないかと考える。分裂国家の悲惨さは経験のない者にも容易に理解できるものである。 実際、家族や親族でも、別れ離れになっている悲惨な状況である。そこで、ドイツの統一や江戸城の無血開城のような教訓を活かして、全ての関係者が受け入れられ、幸せになる道を検討すべきではないでしょうか。 それは、次のような原則で、可能ではないでしょうか。
1) 北朝鮮は国境を開き、韓国軍を無条件に受け入れ、韓国政府の指示に従うこと。それによって、北朝鮮の治安と秩序を保つ。統一朝鮮の在り様については、民主主義が確立している韓国政府が当面進めるものとする。
2) 北朝鮮の指導者は 上記の件を徹底させて、全力を挙げて、韓国政府の指示を執行する(無血開城を想定)。
3) 上記において、北朝鮮の指導者、軍、政府関係者の身分を保証し、過去の如何なる罪も問わず、韓国政府はできるだけ、現状以上の処遇ができるように努力すること。
4) 特にこのような計画を進めるためには、北朝鮮の指導者の全面的な協力が絶対に必要である現実を重く評価して、指導者たちの身分の保障、その後の処遇について格別の配慮を行うこと。
5) 世界は韓国政府の要請を受けて、応分の援助を行い、上記構想の実現に協力する。
もし、このような方向で、朝鮮の統一ができれば、金正日氏は、北朝鮮の英雄から、朝鮮全体の英雄となるばかりではなく、世界史における英雄として称賛され、世界各国で、熱烈に歓迎される人物になれるであろう。さらに、重い、指導者としての重責、将来不安からも逃れることができる。このような偉大なることは、真に偉大な指導者でなければ、絶対に実現できないことである。 実際、そのような計画には、反乱が起き易いものであるからである。
 世界の関係者は、このような考え方を、世界の関係者たちに広め、朝鮮問題を根本的に解決するように、協力、努力しようではありませんか。上記のように朝鮮問題が進展すれば、アジアの平和の問題は各段に改善されると考えられる。愚かな対立を無くして、より良い地球にしようではありませんか。未来の人たちは 現状をどのように見るでしょうか。
以 上
 
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