2014年11月28日金曜日

日本、国別ブランドランキングで世界トップに

日本、国別ブランドランキングで世界トップに
ここ1年、日本は景気回復にもがいているが、世界中の人々のあいだで日本のブランド評価は着実に高まっている。
 国際的なブランドコンサルティング会社のフューチャーブランドが毎年発表している国別ブランド指標※で、日本は同調査で初めて、世界で最もブランド力の高い国に選ばれた。この国別ブランド指標は、さまざまな消費財のブランド評価に用いられるのと同様の基準に基づいて、世界各国のブランド認知を数値化したものだ。
ソフトバンクのヒト型ロボット「ペッパー」。日本の持つ強みの一つにロボット技術がある(写真は本文と関係ありません)=ロイター
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ソフトバンクのヒト型ロボット「ペッパー」。日本の持つ強みの一つにロボット技術がある(写真は本文と関係ありません)=ロイター
 今年の国別ブランドランキングには、過去のランキングと比べ、少し変化が見られる。その最大の理由は、フューチャーブランドが、評価対象となった75カ国のどの国にもブランドとしての資格があるわけではないと判断し、同社が定めた「国別ブランド」の評価基準を満たす国を22カ国に絞ったためである。この評価基準には、ある国が、高品質の製品をつくっているか、生活したり留学したりしたいと思わせるような場所か、質の高いインフラが整っているかなどの認知が盛り込まれている。
■実際に訪問、仕事をする可能性高まる
 「『国としてのブランド』になるには、その国の製品やサービスに対する人々の購買意欲が高く、生活したり留学したりしたいと思わせる国でなければならない」と同社のリポートは述べている。
 また、回答者が特定の国のブランドを高く評価するとき、リストに挙がっているほかの国々より「その国を訪れ、人に薦め、その国と商取引をする」可能性を高める点も明らかにしている。
国別ブランド トップ10
1 日本
2 スイス
3 ドイツ
4 スウェーデン
5 カナダ
6 ノルウェー
7 米国
8 オーストラリア
9 デンマーク
10 オーストリア
フューチャーブランド調べ
 さらに同リポートは「“ステータス(名声)”と“実感”との関連で当社が定めた6つの基準に基づき、人々が(国のブランドについて)平均より強い認知を示したことを意味する。具体的に、文化や歴史、観光、物産の質の高さで認知するように、その国の生活の質や価値観、仕事のしやすさという要素を同等に強く認知している」と述べる。
各国のブランド評価にあたり、フューチャーブランドは世界17カ国(米国、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、英国、ドイツ、フランス、ロシア、トルコ、南アフリカ、アラブ首長国連邦、インド、中国、タイ、日本、オーストラリア)でひんぱんに海外旅行をしている2530人の回答者からデータを集めた。
「今年の調査結果を見ると、強いブランドを持つ国は、外国人の訪問回数や評価の高さ、海外からの投資金額、製品やサービスに対する消費者の支持など、数値化された競争力においても優位に立っていることが分かる」。フューチャーブランドの国際戦略部門を統括し、リポートの共著者でもあるトム・アダムズ氏はそう語る。「企業ブランドやコンシューマーブランド同様、国のアイデンティティーや評価も管理を怠らないことが重要であり続ける」
※2012年の回で8回目を数えている。今回からは調査法が変更になったhttp://www.nikkei.com/article/DGXMZO80151600W4A121C1000000/?dg=1
再生核研究所声明34(2010/04/16):
日本のビジネス―日本料理店の海外展開
日本製品として、国際的に高い評価を得て、世界の富を日本国にもたらしてきたものとして、家電、カメラ、半導体、自動車などが 顕著なものとして、想起される。しかしながら、諸外国の台頭によって、日本国の大きな目玉となる産業にかげりが見えてきており、 国内には失業者があふれ、経済不振と、慢性的な財政赤字に陥っている。 日本国の再生の基礎は、根本的には教育を正し、精神をきたえ直す必要があると考えるが 一つの戦略を具体的に提案したい。要旨は世界の多くの都市に、日本料理店を展開すること である。
先ず、食に対する関心の深さは いずこも同じで、生きることとは 食べること にも通じるものがあり、食に対する関心、経費は、人間存在と活動の大きな部分を占めるという事実から、認識を深める必要がある。 日本料理は健康食品であると同時に、際立った特徴を有し、幸い、日本料理に対する世界の人々の関心の深さは 驚くべきものであり、現状よりは遥かに大きなビジネスチャンスを有すると考える。多くの日本人に、海外の日本料理店で働く職場を広く開拓して、同時に日本の文化を海外に紹介し、また逆に、日本人は海外に出ることによって、国際的な広い視野をもつ機会が得られて、好ましい効果が期待される。
これらのことは、比較的簡単に 少ない投資と準備で実現でき、大きな経済的、文化的な効果が望めると考える。 一つの国家戦略にしようではありませんか。 世界の多くの都市に、日本国の象徴として、美しい日本料理店を展開し、日本の文化を世界に紹介する拠点にしようではありませんか。 若者の雇用や、経済、文化への波及効果は 大きいと考える。もちろん、世界の平和にも大きく貢献するものと考える。
具体的に 次のように提案したい:
経済産業省、外務省、農林水産省などの関係省庁の積極的な援助、
文部科学省は、料理学校などを充実、格あげし、合わせて関係教養教育の充実も図る、
外国人向け 観光関係機関の積極的な支援、
国防省の組織的な支援: たとえば、5000億の資金を兵器の購入にかけるより、そのような面で援助して、日本料理店を通して世界の情報を組織的に得るシステムを確立する、また平和のための戦略を進め、観光促進の拠点にもする。 これこそ、愚かな軍事費を美しい営みにまわしたいとの想いの 現実的な一つの提案になるのではないだろうか。
日本料理店を拠点に、先ずは、世界的の人々の関心が期待される花道、茶道などの組織的な教室の開講を意図する。 また、そのような関係組織との連携を図る。さらに、日本庭園などの文化的な輸出も展望する。
既に相当数、日本人のいない日本料理店が存在する状況を調べて、日本人の派遣による より日本的な料理を浸透させるのは、最も手短な第1歩になると考える。 また、日本料理店の評価機関の設置の検討なども、なされるべきであると考える。
美しい特徴をもつ日本文化を もっと世界で活かそうではありませんか。 関係者のご検討と積極的な取り組みを期待したい。
以上

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