2014年11月29日土曜日

阿蘇山噴火は「ストロンボリ式噴火」

阿蘇山噴火は「ストロンボリ式噴火」
気象庁は、熊本県の阿蘇山で現地調査を行った結果、小規模から中規模の「ストロンボリ式噴火」と呼ばれる、マグマが関与した噴火が起きていたと発表しました。
気象庁によりますと、阿蘇山の中岳第一火口では28日も噴火が続き、噴煙は火口から200メートルほどの高さに上がり、風によって北寄りに流されています。
27日は噴煙の高さが一時、火口からおよそ1500メートルに達し、火口の周辺で溶岩が固まって出来た噴出物も見つかりましたが、気象庁は、現地を調査した結果、「ストロンボリ式噴火」と呼ばれるタイプの噴火が起きていたと発表しました。
「ストロンボリ式噴火」は、噴出物が火口周辺に飛び散るのが特徴で、高温のマグマが地下から上昇することで発生します。
今回確認された噴火は小規模、または中規模だったということです。
阿蘇山の中岳第一火口で「ストロンボリ式噴火」が確認されたのは、21年前の平成5年2月以来となります。
また、今月25日から27日までに火山灰が降った範囲は、火口周辺のおよそ10キロから50キロに及んでいるということで、風向きの変化などによってほぼすべての方向で確認されています。
火山性地震や火口直下で起きる孤立型微動は多い状態が続いているとみられ、山が膨らむ傾向の僅かな地殻変動も引き続き観測されています。
気象庁は、噴火警戒レベルを火口周辺の規制を示す「2」のままとして、噴石が飛ぶおそれのある火口から1キロの範囲に立ち入らないよう呼びかけるとともに、引き続き火山活動を注意深く監視しています。
専門家 今後も注意し監視必要
今回の阿蘇山の噴火活動について、九州大学大学院の清水洋教授は、「今回の噴火では現地調査でスコリアという溶岩が固まってできた石が確認されていて、マグマ本体が火口の浅いところまで上がってきていると考えられる。また地殻変動の観測では、噴火前から地下でマグマがたまっていると考えられる、山が膨張するデータも観測されている。今回のストロンボリ式噴火によって山が収縮するようであれば、大きな噴火にならない可能性は高いと思われるが、さらに山が膨張するような傾向が続くと、規模の大きな噴火に移行する可能性もある。火山ガスなどのデータも含め、今後も注意して監視を続ける必要がある」と話しています。
阿蘇山の噴火活動は
気象庁によりますと熊本県の阿蘇山は複数の山からなる活火山で、最も高い高岳は標高が1592メートルです。
近年は、中岳の山頂にある第一火口周辺で、毎年のように噴火を繰り返し、噴火活動が1年余りにわたって続くこともあります。
戦後も繰り返す噴火
戦後では、昭和28年と昭和33年、昭和54年、そして平成元年にいずれも噴火活動が活発になり、多量の火山灰や噴石などが噴き出しました。
このうち25年前の平成元年から始まった噴火では、多量の火山灰や噴石を噴き出すなど、活発な噴火活動が1年余りにわたって続き、火口から高温で赤くなった噴石や、溶岩が噴き出す、「ストロンボリ式噴火」と呼ばれる噴火も起きました。
噴火の経過には特徴
第一火口周辺での噴火活動には、共通する特徴が見られる場合があります。
噴火の前には、火口にたまった「湯だまり」と呼ばれる湖の水が温度の上昇とともに蒸発し、その後、火口付近の地面が高温になり、夜間などに赤く見える「赤熱現象」が起きます。
その後、水蒸気や火山ガスとともに火口にたまった土砂や火山灰を噴出する噴火や、高温になった火山ガスや噴出物などが赤く見える「火炎現象」、さらに高温で赤くなった噴石や、溶岩が噴き出す、「ストロンボリ式噴火」が発生することがあります。
この間、地下のマグマや火山ガスなどの動きを示す火山性微動の振幅に大小の変化が見られるようになります。
その後、大量の雨水が流れ込むなどして、噴気口がふさがれると、時には爆発的な噴火が起きて、大きな噴石が火口から半径1キロ前後の範囲に落下したり、火山灰が九州北部の各地に降ったりすることがあります。
今回の噴火の経過は
今回の噴火の前には、ことし7月の調査で「湯だまり」が21年ぶりに消失しているのが確認され、火口の底の一部が高温になって夜間などに赤く光る「赤熱現象」も見られました。
8月30日にはごく僅かな火山灰を噴き出すごく小規模な噴火が確認され、その後、先月にかけてごく小規模な噴火が数回、発生しました。
今月25日の噴火以降は、火山灰を含んだ噴煙を噴き出す噴火活動が継続し、気象庁は27日の現地調査で、火口周辺に噴き出した溶岩が冷えて固まったこぶしほどの大きさの石が見つかったことから、地下のマグマが上昇して「マグマ噴火」が起きていると考えられるとしています。
また、火山性地震や、火口の直下で起きる孤立型微動は、多い状態が続いているとみられ、ことし8月以降は、山が膨らむ傾向を示す僅かな地殻変動も続いているということです。
過去には犠牲者も
過去の噴火活動では、犠牲者も出ています、昭和28年に起きた噴火では、火口周辺に居合わせた観光客6人が死亡、90人余りがけがをしました。
また、昭和33年に起きた噴火では噴石が1キロ余りの範囲に飛んで12人が死亡したほか、昭和54年の噴火でも飛んできた噴石などで3人が死亡しています。
気象庁は、火口周辺の規制を示す噴火警戒レベル「2」を発表していて、火口から1キロの範囲では大きな噴石が飛ぶおそれがあるため立ち入らないよう呼びかけるとともに、引き続き注意深く活動の監視を続けています。

再生核研究所声明 64 (2011.05.27) :  
期待される 日本軍の在り様 ― 情報分析力の向上と災害救助の重視を
国家には 国権を守り、国権を適切に実現させるためにも、また、秩序の維持のためにも、多かれ少なかれ、訓練された武装集団、軍隊が必要である。軍は正当な命令によって、命を省みずに いわば大義に従って、命をかけるものであるから、大義に殉じた兵士が古来から、神として崇められてきたのは当然である。
軍の役割は、細かく分けると大変であるが、次のように考えられよう:
1) いわゆる防衛、
2) 治安出動
3) 災害救助
4) 国際貢献による出動
しかしながら、その原点は、国に殉じる、国に貢献するのが その根本精神であると言える。
戦後の実績と予算経費を まず抑えたい。 予算は現在、大体 4兆円を超え、5兆円を下回り、文教科学予算が5兆円を超え、6兆円を下回っている状況では、国防費の総体的な大きさと 国に対する貢献、役割の妥当性が大いに議論されるべきであると考える。 再生核研究所は 日本国の防衛の在り様について 戦略を、再生核研究所声明8: 日本国の防衛の在り方について にまとめ、日本国の国家像についても 再生核研究所声明 46:  日本国の1つの国家像、あるべき姿について のように述べて、日本の自衛隊の役割を 現実的である、災害救助に より対応できるような 再編を提案している: 再生核研究所声明 53: 世界の軍隊を 地球防衛軍 に
今回 3月11日の 東日本大震災と原発事故の状況から、自衛隊の役割が 大きく期待されているおり、希望や要望点などを、考察したい。
まず 始めに うさぎの耳はなぜ 長いかの 教訓を肝に銘じて、世界の平和と安全のために、世界中に情報収拾の網を巡らして、世界の在り様の精確な理解と 国家の利益の視点から、情報の分析と評価を的確に行い、国家の安全性や外交の在り様についての基礎情報を整え、日本国に活かすこと。 世界に対する的確な理解と情報の分析ができなければ、防衛構想などは 宙に浮いた時代遅れになる可能性は 極めて高いと言える。 その際、軍事情勢ばかりではなく、政治情勢、経済情勢をきちんと捉えることが 重要である。児童手当2兆円を削って、日本海に空母を浮かべるべきであるとか、原子力潜水艦を日本海にもぐらしておきたいや専守防衛から先制敵地攻撃性を検討すべきであるなどの主張をしているような いわば、アジアの愚か者(再生核研究所声明 49: アジアの愚か者、アジアの野蛮性) の考えを持つ者がいるようであるが、そのような効果を きちんと戦略として、分析、評価できる能力が 大事ではないだろうか。 もちろん、自国の国情、能力を きちんと評価するのは 物事の基本である。
しからば、日本の国家的な危機とは 現実的に何だろうか。 先ず、その分析、評価が大事ではないだろうか。 現に起きているのは、原発事故の対応、放射能の影響による衰退、そして財政経済危機ではないだろうか。
原発事故の対応と放射能対策について、現政府は 後手 後手の対応で、放射能の対策も甘いと その悪い影響を危惧している。
日本軍には、いろいろな地域における原発事故や、放射能対策などの対応について、学術的な知識やそれらに対応できる装備を充実させ、図上演習を重ね、先頭に立って、そのような国家危機に貢献できるように 大きな期待を寄せたい。 今回の事故について具体的に述べれば、国家の指導者に 原発事故鎮圧の戦略を進言、直ちに実行、 放射能対策を厳格に行い、放射能汚染状況の正確な把握と住民の疎開などの具体的な展開と、皇族方の安全な避難である。それらは、現在における、日本軍に 最も期待される、国家貢献であると考える。 福島原発事故は、新しい型の戦争そのものであると理解したい。
平成時代には 残念ながら 未来を担う子供たちに 膨大な債務と放射能汚染を永く残こすことになってしまったが、平時には 子供たちとの触れ合いをもっと大事にして、子供たちに愛情を注ぐとともに、 大義に生きることの尊さと喜びをかみしめておきたい。軍の装備には 子供たちの遊び場をもっと整えたい。
以 上
最悪なシナリオ
2013年…東京で開催が決定
2015年…汚染一向に改善出来ず
2016年…汚染が更に悪化&隠蔽されていた事実が明らかになり問題深刻化
2020年…汚染に怯える各国選手が出場を次々に辞退する前代未聞の大問題となる
日本は完全に世界から嫌われる

再生核研究所声明 53(2011.3.24):  世界の軍隊を地球防衛軍に 
再生核研究所は、世界史の進化を求め、輝く未来を、時代の夜明けを切り拓くべく、世界史の進化の方向や軍事や防衛の在りようについても具体的に提案している:
再生核研究所声明8:日本国の防衛の在り方について
再生核研究所声明10:絶対的な世界の平和の為に
再生核研究所声明11: 国の構成について
再生核研究所声明13:第1原理 ― 最も大事なこと
再生核研究所声明32:夜明け -- ノアの方舟
再生核研究所声明41:世界史、大義、評価、神、最後の審判
とりわけ、人類の生存は 最も大事なこと として、かけがいのない地球 の生態系を保持して、生命の存続に先ず、心がけるべきである。 人類が生存できなければ、結局は 学問、芸術など全ては空しくなる (生命の基本定理)。
今般、日本国を襲った巨大地震に対して、世界各地から寄せられた連帯の暖かい精神に動かされて、 全体について、軍隊の在りようについて改めて考察したい。
如何なる国家も、適正な軍隊を保持するのは、当然であり、暴力から、国の安全を保証したいと考えるは自然であり、国家秩序の保持にも必要である。 特に、おかしな指導者や国家の暴力に対して、それを国際社会が連帯して、いつでも排除できるような体制は、当然必要である。
先ず、確認したい。 正義が、大義が敗北してはならない。
しかしながら、現代の世界を冷静に分析しても、世界には 所謂、軍事関係の設備、施設、人員があまりにも多く、最も進んでいる分野である軍事関係の能力を
1) 災害対策 と
2) 環境の保全
の方向に世界の状況を鑑みながら、積極的に移行することを提案したい。軍隊のように訓練された部隊、組織は、災害時にも環境の保全にも大きく貢献できるが、災害対策や環境の保全の役割をもっと大きくして訓練、設備の充実を図れば、現在より遥かに大きな強力な貢献ができる。更に、自然環境の保全は、究極のそれこそ地球防衛軍の役割ではないだろうか。
世界の軍事関係者は、安全に、生きがいのある、世界史に寄与できるので、このような名誉ある移行を、大いに歓迎するのではないだろうか。軍の廃止ではなく、移行である、より生きがいのある方向への移行である。
今般、日本の大災害に寄せられた、世界の励ましと援助は、世界の情報交流、交換の成果として、世界の連帯の絆の深まりを実感させるものである。 アジアに緊張をもたらす、アジアの愚か者(再生核研究所声明 49:アジアの愚か者、アジアの野蛮性)の精神が 如何に空虚で、実情に合っていないかが 今、明らかになっていると考える。
世界は、連帯していて、運命共同体の かけがいのない地球 を、生態系を大事にすることを訴えます。
実際、地球が壊れてしまえば、何もかも 空しくなる。 
人類だけでは、もちろん生きては行けない。 
人類こそ、元祖生命体の、責任ある代表者である。
以上
甲状腺機能:子供10人に変化…福島の130人NPO調査
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原発事故のセシウム137、広島原爆168個分
福島原発事故による死者は、今後100万人以上と英紙が報道―韓国
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