日本人の民度、環境保護対策は素晴らしい!中国はやはり日本に学べ―中国紙
2014年9月26日、環球時報は中国社会科学院日本研究所の馮昭奎(フォン・ジャオクイ)研究員の署名記事「日中はともに敗者となった、日中のどちらが損をしたかを議論しても意味がない」を掲載した。
過去最高となる200人超の参加者を集めた、日本の日中経済協会代表団が22日から27日にかけて中国を訪問した。筆者は22日の招待会に参加したが、日本財界関係者の日中経済・貿易関係の発展にかける熱意と現状に対する懸念を直接感じる機会となった。日中関係の悪化は両国に深刻な打撃となるばかりか、アジア経済の成長にも影響しかねない。
14年上半期に日本を訪問した中国本土観光客は前年同期比88.2%増の100万9200人に達した。もちろん円安の影響も大きいが、日本のサービスの素晴らしさ、清潔な環境、中国人に対する友好的な態度も背景にある。日中関係が悪化しているからといって、日本の長所まで否定するべきではない。環境汚染や資源不足に対する対策。食品安全、社会秩序、民度など日本は多くの面で模範生と言える。中国は今後も日本の長所と経験を学ばなければならない。(翻訳・編集/KT)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140929-00000008-rcdc-cn&pos=1
再生核研究所声明 56(2011.04.06): アースデイ の理念
先ず、アースデイの概念であるが、グーグルで検索すると、環境関連の会議で、環境問題についての討論集会、環境のかかえる問題に対して人びとに関心をもってもらおう、 地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動 などから、地球環境を大事にしようという概念が 鍵となっているようである。
そこで、地球について改めて、考察し、かけがいのない地球 に想いを致し、元祖生命体における人類の使命(再生核研究所声明 41:世界史、大義、評価、神、最後の審判)を自覚するように 訴えます。
広大な宇宙空間で、地球のように 生命が繁茂し、人間のような ある程度の精神作用や自由意志を有する高等生物が生息する天体は 未だ見つかっていない。 このことからも、既に 地球が広大な宇宙の中で、かけがいのない存在 であることが分かる。 人類が存在して、初めて、全てのことは始まるから、人類の生存は 最も大事な ことになる(再生核研究所声明13)。 雄大な生態系において、人類はその頂点に位置していて、自由意志と能力によって、地球や生態系に重大な影響を与えている。 実際、人類が望めば、原爆などで地球を破壊し、生命の絶滅も可能であろう。しかしながら、実は、人類の自覚が無ければ、このままでも 生態系が破壊され、少なくとも人類絶滅にいたるのは 物理的にも 容易に想像される。
実際、地球外から地球を見れば、人類が如何に自然と生態系を破壊して来たかが、良く理解できる。人類こそ、地球の生態系を蝕む、がん細胞のような存在であることを しっかりと理解する必要がある。がん細胞が増殖すれば、生態系は乱され、やがて がん細胞すら存在しえなくなるのは明らかである。
このような観点から、地球環境の保全、特に生態系の保全に特別な想いを致すのが、アースデイの理念 でなければならないと考える。
生きている地球が、地震などを起こすのは道理である。 地球と仲良く生きるとは、地震などにも柔軟に対応できる生き方をするということである。母なる地球が在って、豊かな生態系が在って、はじめて人類の生存の基礎ができるのである。 それらの持続可能な在りようを追求するのが、元祖生命体の代表である人類の 真に崇高な使命である。大義である。
生態系の在りようは 多様性によって裏付けられているが、その実体は未だ 人知の及ばない領域とも言えるから、人類は謙虚になって、
1) 人類の立ち入らない島や、地域の制定
2) あらゆる生物種の保存
に努力するように訴える。 人生で確かなこととは 生きて存在しなければ何も始まらない (生命の基本定理) ということであり、生態体系の保存に心すべきであり、元祖生命体の進化を見守りたい。 また、広い存在領域の確保のためにも、地球外への進出も企てたい(再生核研究所声明32)
以 上
再生核研究所声明 25 (2009/07/01): 日本の対米、対中国姿勢の在りようについて
世界の大国、アメリカと中国の存在は それら両国を抜きにして、世界の平和や経済問題など、語り得ないことはもはや自明の事実である。 したがって、それら両国と日本国がどのように向き会うかは 国家の重要事項である。日本国の位置づけを行う上でも重要な視点になる。そこで、日本国の在りようの視点から考察を行いたい。
まずアメリカに対する評価であるが、第1に、 日本国は アメリカを主とした国々に無条件降伏を行い、しかも戦後復興を援助してくれた国として、別格の位置づけを行い、友好親善関係を深めていくのは当然である。さらにアメリカは、民主主義の大国であるばかりではなく、経済、軍事においても、文化においても世界を指導できるただ一つの超大国であると評価できる。 それゆえに、日米安保条約などの関係も それなりに理解できるものである。 しかしながら、戦後60年を超えて、外国軍が駐留を続けている状況は異常な状態と言わざるを得ない。いまだ日本には敗戦の傷を負い、独立心と自立心に欠け、対米従属の精神が抜けきらないのは はなはだ残念である。大抵の国々が敗戦を経験したり、過ちを犯してきているのは当たり前なのに、日本国はたった一回の敗戦で、独立国家としての気概を失っているのは誠に残念である。 すなわち、アメリカに対しては、別格の友好親善関係を維持しながら、敬意を表しつつ 日本国は より国家としての独立性と自立性を図るように努力することとしたい。これは軍事、経済面ばかりではなく、文化や精神面においても、である。
次に、対中国問題であるが、まず、中国はいわば日本の故郷に当たるという格別の認識を確認すべきである。日本人の多くは中国に行って、兄弟や親族と間違えるような人々に会い本当に兄弟国であることを知るでしょう。さらに漢字や儒教を通して、多くの文化の強い影響を受けていて、世界の文化圏から見れば 日本は中国の文化圏の1部であるとみられよう。しかるに中国を嫌ったり、警戒したり、あるいは敵視するような1部の人たちの見方は はなはだ視野の狭い、独断と偏見に満ちたものであるといわざるを得ない。日本国は いつも大国中国に対しては、特別な敬意をもって 母なる大国 として当たるべきである。
アメリカと中国との友好関係を深め、世界の平和は両国を中心として、国連常任理事国などに任せ、日本は最小の専守防衛の自衛軍を備えるというのは 日本国の在りようの基本として良いのではないかと考える。
日本国は 軍事や国際平和の問題を任せて、謙虚にして、内実を図り、文化や経済などで発展し、国際貢献していけば良いと考える。その時 日本国憲法の精神が 理想ではなく現実に実践できる時代を迎えることができると考える。
皆さん 軍隊などはなくても 誰も侵そうなどとはしない 美しい国、日本国 を築こうではありませんか。暮らしが大事、内実が大事ではないでしょうか。世界に誇れるような 北欧諸国や、ポルトガルのような文化国を作ろうではありませんか。
この日本国の在りようは 集団防衛構想や敵地攻撃を検討したり、防衛力増強を図る立場とは激しく対立する 日本国の在りようとして 現実的に極めて重い意味を有するのです。 背景には 国、地方の1000兆円を超える借金と慢性的な財政赤字、疲弊した日本社会と少子高齢化社会、荒廃した日本の教育などに対する配慮があるのです。 以上。
国の借金985兆円 12年度に1千兆円超え確実
国の借金1人850万円…12年度末過去最大に
国の借金、3月末に過去最大の1024兆円に
U.S. National Debt Clock : Real Time http://www.usdebtclock.org/
再生核研究所声明2(2007/01/27)教育方法と賢王の心得
2500年も前の中国古代で次のような文献があるのは誠に驚異です:
今の教育では、教師はただ目の前の教科書を読み上げて、文字や辞句の質問を並べて学生を責め、言説が散漫であり、学習範囲を広げることを急いで、ゆっくりと研究することを教えようとせず、人々をその本心から学問を好むに至るように導くことをせず、また人を教えるのに、好くその才能を尽くすことに努めず、師の教え方も誤っており、学生の学び方も正しくない。 そのため学生は、学問が好きになれず、教師に親しまず、学習の困難に苦しむばかりで、その利益を知るに及ばず、従って、せっかく学業を終えても、たちまち学問を捨ててしまうのである。 今の学校教育が功をなさぬ理由は、上述のとおりではなかろうか?
大学の教育方法では、学生の過誤を未発のうちに防止することを予という。 学生の学習状況に応じて、ちょうど好い時に教えることを時という。 学生の(受容能力の)程度を越えぬようにして授業することを孫(順当)という。 学生が互いに注意して言行を善美にしてゆくように指導すること、これを摩(磨)という。 これらの四事は、教育の効果を大きくする善法である。
(これに対し、次に述べるのは、悪法である。)
学生の過誤が発生してしまってから、これを叱って禁止すれば、相手は抵抗して、これを抑えるのは難しい。 また授受に程度良い時を失うと、学習に骨が折れて成功しにくい。あれもこれもと雑多に教え込んで無理をすると、学習が混乱して順序を失う。また学生を孤独に捨てておき朋友と交わるように指導しないと、学生は頑固で偏屈になる。また遊びすぎの友人に交われば師長の教訓は守られず、遊び癖がつけば、学問は捨てられてしまう。
これらの六事は、教育を妨害する大きな原因である。
次に、学ぶ側の四つの誤りがあって、教える者はこれを心得ておくべきである。即ち、人が物事を学ぶに当たっては、そのことに関連して余りに多くの事に手を広げると、すべて散漫な知識となり、余りに範囲を狭くすれば、知識が貧者弱となり、目先の変化に引かれると何一つ完全な知識を得られず、逆に狭い範囲に限定すれば、知識は偏狭となる。これ四種の誤りは、それぞれ相異なる心理から生ずるものであるが、教える側の者は、好くそれぞれの心情を察してこそ、その誤りを救ってやることができるのである。
教育は、人の長所を助長し、短所を抑制するように導くことなのである。
古代の賢王のたちが天下を治めたときの心得は、五つであった。 有徳者を貴ぶこと、
身分の貴い人を尊ぶこと、老人を尊ぶこと、年長者を敬うこと、及び幼少を慈しむことである。この五つが古代賢王たちの政治の心得であった。有徳者を貴ぶのはなぜかというに、有徳者は(人間の)正道を得たものに近いからである。身分の貴い人を尊ぶのはそれが君公に近いからである。老人を貴ぶのは、父母に近いからである。年長者を敬うのは、兄に近いからである。幼少を慈しむのは、わが子に近いからである。それゆえ至極の孝子は天下に王たるに近く、至極の賢弟は覇者たるに近い。なぜかといえば、天子といえども、人には父母があり、これに仕えて敬愛を尽くし、よく孝子の模範となってこそ、万人が心服して、真に天下に王たることができるのである。また諸侯にも必ず兄があり、これに仕えて恭敬を尽くし、よく弟たるの道を行ってこそ、他の諸侯が心服して、霸者たることができるのである。従って古代賢王の道は、そのままに、受け伝えて改めることを要せず、これを行えば、天下国家を保ち治めることができるのである。
孔子が(以下のように)言っている。人を愛することを説き出だすには、まず父母から愛することから始めるのは、相互親睦の道を教えるためである。人を敬重することを説き出だすには、まず年長者を敬うことから始めるのは、人に従順の道を教えるためである。君が慈愛親睦を民に教えることによって、民は父母を養うことを重んじ、年長を敬うべきを教えることによって、民は長上の命令を守ることを重んずるのである。それゆえ、孝敬を心がけて父母に仕えること、柔順を心がけて命令を守るということ、この二つの道を天下に普及させれば、他のいかなる政教も天下に行うことができるのである。
竹内照夫著 礼記(中)新釈漢文大系 発行所 明治書院 p548-551; p 709-710 抜粋
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