2014年11月5日水曜日

記事 長谷川豊2014年11月03日 08:34政治とカネって言ってもねぇ…

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長谷川豊2014年11月03日 08:34政治とカネって言ってもねぇ…

先週、毎月恒例の税理士先生とのミーティングに行ってきました。
僕はアメブロでも時々書いているんですが、フリーになってから「とにかく自分のお金の管理を1円単位まできっちりやろう!」と意気込み、今年の7月まで、全ての領収書の管理をすべて僕一人でやっていました。
そこまでやっていた理由は単純に「興味」です。
取材していていつも感じていたことですが、言葉にするには「体験」が必要だと思っていました。本当に「全てのお金の管理を完全に自分でやった場合、どのような苦労があるのだろうか?」という事を体験をもって知りたかったんですよね。一度ちゃんと勉強したかったんです。
結論から言いますと、そりゃあもうね、大変なんてもんじゃなかったです。
会計ソフト「弥生」とにらめっこしながらね。あ、弥生、使いやすいです。おすすめ。売れてる訳が分かります。で、そんな体験から最近感じるのが「政治とカネ」にまつわるマスコミの一方的な報じ方に対する違和感です。
小渕さんの一件以来、「政治とカネ」にまつわる話が何だかプチブームのように報じられているんですが…ちょっと一方的なものと、ちょっと的外れなものが多いような気がしています。先日もあるニュースを見ていたら、したり顔のキャスターが
「政治資金収支報告書をしっかりチェックしていない段階でアウトですよね」
「襟を正してほしいですね」
とコメントしてたんですけど…
分かります。分かりますよ?正論かもしれないとは思います。でも、そのコメントって、正直言って、小学生でも言えるレベルの気がしてしょうがないんですよね。
そのキャスター、局アナでした。年齢はいってるけど、会社員です。
あなた、多分なんも知らんよね?
会社員って、本当に経理の人の苦労が分かってない人が多いんですが、経理の担当者がいつも丁寧な作業を裏でやってくれているから、営業であったり企画であったり…僕らで言えばアナウンサー業務を出来ているんです。偉そうな顔であんなこと言ってましたけど、あのアナウンサー、資金の管理なんてやったことないから。絶対。
繰り返しますが、僕は1円単位まで完全な管理ってやつをしてきました。本当に全部の管理をやり切りました。結果…毎月、1日から2日は…仕事になりませんでした。まったく。これは僕のアメブロを毎日のように見ている人は知ってる話です。
本当にね、とんでもなく時間がかかるのです。その分、しっかりと管理できています。文句がつけようないくらいの出来だと自信があります。もちろん、青色申告を出来まして65万円の控除も…とか言いはじめると説明が面倒くさいので、とにかく、僕はきっちりやったのでちゃんと税控除まで受けられました。
でもね、これって、僕がまだフリー1年目で、そこまで仕事がきつくなかったから出来た話でしかないんです。
僕、今年の5月頃にに1カ月で4冊の本を出したんですけど、その執筆が重なっていた2月から3月頃って本当に忙しさのピークで、毎日デスクに座ってカタカタパソコンとにらめっこしながら、ナレーションやテレビの仕事をこなしていたんですけど…
もうね、領収書どころじゃなかったってのが本音でした。正直言って、仕事に集中したかったです。でも、やるしかない…。本当にきつかったです。
4月からはメルマガなどの執筆に加えて、「バラいろダンディ」のメインキャスターに就任したので、もう無理!となって、7月ごろからは専門の知識を持っている人を紹介していただき、領収書の整理、ソフトへの打ち込みと管理をお金を払って任せるようにし始めました。その分、毎月の税理士先生とのミーティングはかなり入念に、一つ一つの項目を丁寧にチェックしていくようにしています。これで、相当に負担は軽減されました。お金はかかっていますが、間違いなくこれで良かったと思っています。
会社員の皆さんには分からなくて当然だし、分からなくていいんですが、お金の管理って、そんなに甘いもんじゃないです。
例えば、仕事のロケでゴルフに行ったとしますよね?
ゴルフ場ってプレイ代の他に、「ゴルフ税」ってのがかかっています。税金が上乗せされてるんですけど、税の上に税を重ねても2重課税になってしまうので、ゴルフの場合は…プレイ代は、交際費で消費税がかかる消費税コードを入力、ゴルフ利用税は交際費で消費税がかからない消費税コードを入力しないといけないので、プレー代と利用税を分けて別々に打ち込んだりします。
ゴルフ行く人、領収書、見て見てください。小さく「ゴルフ場利用税」って書かれてたりするから。あれ、あの金額だけ「消費税区分」が違うので、分けて会計ソフトに入力しなきゃいけないんです
そんなの、知らないでしょ?普通の人?
コメンテーターの方も何か言わなきゃいけないのでしょうがないとは思うんですが、はっきり言って…「政治とカネの問題」って、そんなに単純な話じゃないんじゃないかって思ってます。
使った「すべてのお金を」丁寧に管理することはもちろん理想論だし、それが一番いいのは分かるのだけれど、「本当にすべてのお金の管理を」政治家たちが全部自分たちで行った場合…毎月、3日~4日ほどは、政治活動は出来ないと思います。
フリー1年目の僕ごときで、1日か2日はかかってました。集中もしてましたし、結構早く仕事してもそれくらいかかってました。大物議員さんくらいになると、領収書の数は僕ごときじゃ済まないです。毎月3~4日は「完全に管理した場合」は必要になるでしょう。つまり、まったく政治活動なんて出来なくなると思います。年間、1か月分ほど、「政治家」としては役に立たなくなると思います。
僕、思うんですけど、そんな時間あったら、政治家の皆さんには…政治活動をして欲しい。これは僕の考えでしかないけど。
そら当選したての1年生議員さんとかなら管理も出来るでしょうが、大臣クラスになってくると、もう5回も6回も当選してる訳でしょ?そんな人たちの収支報告、隅から隅まで洗って、なーんにも出てこないような議員さんって、いないような気がするんです。
で、最近の報道に目をやると、小渕さんのは分かるんです。数千万単位のお金です。家が建つお金が消えてる訳です。そらしっかりと捜査する必要があるとは思います。
でも、その後を継いだ宮沢さんとか、広島のSMバーのお金とかを突っつかれてんですけど、あれ、1万8000円よ?毎年政治活動費に何千万使ってるのか知りませんが、そんな単純ミスをいちいち報道で叩かれてたら、誰も大臣なんて出来なくなっちゃう気がするんです。
小渕さんや松島さんのケースがあって、「すわ!辞任ドミノか!」なんて盛り上がって視聴率を取りたいのは気持ちは重々分かります。なんてったって僕が先頭に立ってやってたことだったんだから。
でも、気持ちは分かるんですが、「悪意のある金額」と「悪意なんてない金額」くらい、見分けがつくはず。「悪意は存在しなかったと判断できるもの」までクソミソにたたき始めても、視聴率と部数が伸びるマスコミ以外、誰も得はしない。むしろ、世界から見て、日本の信用や価値が落ちるだけだと思います。
今、野党からも様々な問題が!とかやり始めてるでしょ?
国民は与党と野党のケンカが見たいんじゃない。罵り合いはもう十分見てきたはず。そんなもん見たくない。景気のいい時にやってくれよ、そんなもん。
「日本の未来はこうやればよくなるのではないか?!」
と叫んでる姿であれば、絶叫しながら討論してても見られるけれど、相手のあら捜しし合っててもなんだかなぁ…って気がしちゃいます。
そろそろ、撃ち方、止め!にすべきだと思う。
まずは与党、自民党から大人な対応をして手を引いた方がいいと思う。安倍さんも、同じ土俵に降りて枝野さんとか攻撃してないで、総理なんだから、ドン!としてればいいと思います。面倒くさくなったら解散してやればいいんだから。あのウチワ追求を見て「ウチワ追求、見事だな~…やっぱ民主党に入れよっ♪」って人はかなり少ないと思う。
政治家の人もテレビに映るようになると色気も出るし、なんだかテンションが上がるのも気持ちわかるんですが、皆さんの仕事はテレビに出ることじゃないはず。時間はかかっても、真っ直ぐに。誠実に、取り組んでる方が、遠そうに見えて結局は近道だと思います。
臨時国会も終盤戦。大変だけれども皆さん、頑張ってほしい。http://blogos.com/article/97875/


再生核研究所声明84(2012.4.20)
国会審議における心得 - 討論、議論、批判における心得
国の最高機関である国会審議の様を見ていると、見るに堪えないような状況が有るので、意見表明し、また、世情における討論、議論、批判の在りようについても、自戒の念を込めて省察しておきたい。
まず、国の最高機関である国会は、国の在りようを決定する 国の最高機関であるから、国会審議、討論は 国家の在りようという視点を原点にして 行われるべきである。 ところが、政党政治では、批判のための批判、相手を攻撃して、政権を奪いとるのが 国会の場 と勘違いしているようにさえ見える有様である。 ひどい場合には いろいろ調べてきて、大臣や首相を国会の場で辱め 喜んでいる、得意がっている風潮さえ見うけられる。自分を売り込む場である、宣伝の場であると考えているようにも見える。 恥ずべきことである。膨大な国費をかけて、国の重要な公の場を 卑小な題材で、自己宣伝の場と考えられては、国民は堪えられないであろう。ところが、そのような浅ましい情景を喜んでいる大衆がいることも、また派手に、軽薄にも報じているマスコミの精神も情けない。
国益大事、国家のためには の精神 を徹底させ、そのような卑小なことを問題にせず、自ら選出した日本国の最高責任者を軽々しく批判せず、首相を助け、日本国を良くするために 首相、大臣たちに知恵を与えて、国家に貢献すべきである。よって、礼を弁え、国のために知恵を出し、日本国を代表する立場の首相、内閣を支えるべきである。 特に、自ら選出した日本国の最高責任者、首相は、日本国の国益を背負っている大事な存在であるから、首相に対しては アメリカ大統領など外国の元首以上の処遇で当たるべきである(再生核研究所声明73: 日本国首相の役割 参照)。
 簡潔に纏めておこう:
1) 自己や、政党の立場ではなくて、国家のための議論を行う。
2) 批判ではなく、具体的に問題点を明らかにして、建設的な在り様を提案する。国に知恵を与える視点を重視する。
3) 国の最高機関の構成員であることを自覚して、何時も国のためには、世界のためには の視点をもち、各論的な問題にとらわれない態度を保つように心がける。
世情における、討論、議論、批判における問題点を 次のように注意したい:
1)賛成派と反対派に分けたような色分けを行い、議論の背景や立場を無視して、一方的に あたかも敵、味方のように 有無も言わさず相手を批判するような傾向が有って、実りある議論になっていない状況が広く見られる。これを是正する。
2)上記国会審議と同様、良い国、良い社会を作るには どうしたらよいかの原点をしっかりと確認して、議論、討論、意見表明を、是是非非の立場、公正の原則の立場 から 行うべきである。
3)近年みられるのは、在るべき考えではなくて、利害関係で 特定の方向性を定めてキャンペーンを張っているような場面が多く、そのような立場は世に多いから、それはそれと理解して、対応して、自由な議論によって、実りある討論ができる相手か否かを見破らなければ、深入りの議論は 空しい議論に陥るであろう。
4) この観点において、第3者の立場の意見 を大いに参考,重視すべきである。
5) 特に批判する場合には、具体的な点を明確にして、きちんと理由を付けて、建設的な提案をするように心がけたい。
大局的には 視野が狭く、一面的、局所的、単細胞的な批判が多く 文化レベルの低さ、野蛮性を反映していると言える(再生核研究所声明 69:単細胞人間 ― 単細胞的思考)。
討論、議論、批判は 多様な視点、在りようの意見を出し合って、より良い在りようを探り、視野を広め、文化を向上させ、より良い人生、社会を営めるようにするのが基本である。そのためには、真実を尊重、真理を追究し、良い意見を積極的に取り上げ、より良い社会を作るには どうしたらよいかの根本精神から、活かし またこのような精神を常に確認することが肝要である。折角のインターネットの世界、汚い、低級な罵りで汚したくはない。 進化した未来人の書く、世界史に耐えられるにしたい(再生核研究所声明83:   再生核研究所声明とは 何か; 再生核研究所声明 41:世界史、大義、評価、神、最後の審判
)。
そのためには、それらは、争いではなく、相手を論破したり、論戦で勝つなどの 卑小な精神を克服して、お互いに高め合って、人生、社会を楽しいものにしていきたいとの存念を擁くこと が大事である。
以 上
日本の政党は「腐敗している」80%(独NGO調査)
ウイキペディアより:
マッチポンプとは、偽善的な自作自演の手法・行為を意味する和製外来語である。マッチ(match)は元は英語、ポンプ(pomp)は元はオランダ語である(英語ではpump)。
「マッチで自ら火事を起こして煽り、それを自らポンプで消す」などと喩えられるように、問題や騒動について、自身でわざわざ作り出しておきながら、あるいは自身の行為がその根源であるにもかかわらず、そ知らぬ顔で巧妙に立ち回り、その解決・収拾の立役者役も自ら担って賞賛や利益を得ようとする、その様な行為を指して用いられる表現である。
日本の国会会議録にマッチポンプを用いた発言が残っている。1961(昭和36)年4月11日の衆議院本会議において、松井誠衆議院議員は「銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案」への質問の中で以下のように発言している。
世に、いわゆるマッチ・ポンプ方式といわれるものがあります。右手のマッチで、公共料金を上げて、もって物価値上げに火をつけながら、左手のポンプでは、物価値上げを抑制するがごとき矛盾したゼスチュアを示すのをいうのでございましょう。
— 松井誠、「第38回国会 衆議院本会議 1961(昭和36)年4月11日」[1]
1966年、黒い霧事件第1弾の田中彰治代議士事件で初めて使われ、元々は金品を巻き上げるという意味で使われた。1974年刊の「現代流行語辞典[2]」では「デスク日記3[3]」1966年8月5日の項にマッチポンプの記述があると紹介している。

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