2017年12月29日金曜日

Natureの選んだ今年の10人

Natureの選んだ今年の10人

Natureは今年の科学界を振り返るため、2017年の10人を選び、彼/彼女らを通して今年のトレンドを探っている。選ばれた人たちは、科学者だけではない。患者さんもいるし、反科学の急先鋒もいる。個人的には名前を知らない人の方が多かったが、読んでみると2017年の科学界がよくわかる人選だ。中でも最後のToukan博士の話が一番印象に残った。感想を交えながら紹介する。

今年の10人

David Liu: Gene corrector (遺伝子編集者)

サイエンス誌の10大ブレークスルーにも選ばれていた。2重鎖RNAに働く デアミネースを用いて、DNAを切断することなく一塩基を編集する技術の開発だが、ゲノム編集できるようにするため、RNAデアミネースに変異を導入して、DNAにも働く一種の人工的酵素を作成、これをクリスパーシステムに組み込んで、任意のゲノム領域の一塩基をAからGに変換することに成功している。同じ時期にブロドー研究所からRNAをデアミネースで一塩基編集する技術が報告されたが、Liuが開発した方法の方がゲノム遺伝子編集テクノロジーとしてはもっとよくデザインされている印象がある。   
以上は私の感想で、記事ではLiuが学生時代から完全無欠とも言える優秀な学生だったこと、リスクを恐れず研究を進めること、大学院時代からタンパク質に自然にはないアミノ酸を取り込ませることに成功するなど、自然をデザインすることに熱意を持って取り組んでいたことが紹介されている。
多くの疾患が一塩基置換であることを考えると、この酵素を使った遺伝子編集への期待は高い。この技術がヒト胚の編集に使えることがすでに中国から報告されている。

Marica Branchesi: Merger maker(中性子星合体の大観測体制)

昨日のサイエンス誌今年のブレークスルーの記事を参照してほしいが、中性子星合体過程で発生する重力波を最初に捉え、それをいち早く世界に発信して、今回の全世界の天文学者を巻き込んだ大リレー観察を仕立て上げた天文学者。 これまでも物理学と天文学の橋渡しを行い、また米国との共同実験のオーガナイザーとして働く研究者で、この外交的センスのおかげで、昨日紹介した一大天文ショーのリレー観察が可能になったと皆が認めている。

Emily Whitehead: Living testimonyial(生き証人)

CAR-Tは、抗体の抗原結合部位と、T細胞を活性化する細胞内ドメインとを融合させた遺伝子を、自分のT細胞に組み込んで患者さんに戻し、抗体が認識できる抗原を持つガン細胞を特異的に攻撃する治療法だ。いわば、遺伝子治療と細胞治療が合体した治療法で、随分前から10大ニュースとして取り上げられている。
CAR-Tが再び取り上げられたのは、今年ノバルティスが申請していたこの治療がFDAに認可されたからだ。この時認可を決めるヒアリングに同席したのが、Emily Whiteheadで、サイトカイン遊離症候群というこの治療最大の副作用を乗り越え、CAR-T治療により白血病が完治した患者さんの一人だ。審査会での彼女の無言の訴えが、多くの共感を呼び、認可につながったことが紹介されている。
(昨日も述べたが、最終的にこの治療は5000万円近くの費用がかかることが決まっている。個人的には、先進治療の価格の決め方を議論する時が来たと思っている)

Scott Pruitt:Agency dismantler(環境保護局解体請負人:写真)

今年トランプ政権により環境保護局の長官に選ばれたオクラホマ州の元司法長官で、環境保護を目的とした環境保護局を完全に解体するミッションをトランプにより託された。期待にたがわず、有言実行で付託に応え、排水の規制など12のルールを棚上げし、化学会社から大歓迎されている。さらに、環境保護についての研究者を環境省のアドバイザーから駆逐し、企業人に置き換えた。極め付きは自らの省の予算を40%カットし、米国の地球温暖化分野の研究は間違いなく瀕死の状態に陥ると懸念されている。
(トランプ政権の反科学政策は、自分の意見が正しいとエビデンス無しに主張する捏造の思想と共通していると思う。今年、環境研究所をスタートさせ、優秀な研究者を世界から集めることを決めたフランス大統領は、このことを最もよくわかっている政治家だと思う。反対でも、賛成でも、科学的検証が必要なはずだが?トランプはガリレオに対する当時の教皇に重なって見える)。

Pan Jianwei:量子通信の父

地上の光子と1400km離れた衛星上の光子の間で量子もつれを発生させ、世界を驚かせた中国の研究者で、中国では量子の父と呼ばれている。さらに9月には量子暗号化した光子通信を衛星から中国とウィーンに送ることに成功している。 今後中国の宇宙ステーションを利用した数多くの量子もつれの宇宙実験が計画されており、また全面的に中国政府の支援を得ている。
熱意のみなぎる楽天的性格で、リスクをとって、よく考えて選んだテーマに果敢にチャレンジする研究者として記事では紹介している。夢は、量子もつれを利用した高解像度宇宙望遠鏡らしいが、新しい中国科学のシンボルとして活躍するだろう。

Jennifer Byrne:Error sleuth(論文の間違いを暴く刑事)

ガン研究者としてオーストラリアで研究活動を行う中で、多くの論文が間違い、時には捏造データを含んでいることに気づき、粘り強くこの問題を指摘する論文を発表した結果、ようやくその努力が報われ始めている。そして今年フランスのCyril Labbeと協力して、論文の間違いを暴き出すソフト「Seek & Blastn」 を発表した。
(感想:これで捏造論文がなくなるとは思えないが、抑止力とともに、初期段階で注意を喚起できる意味で大きな前進だと思う)

Lassina Zerbo: Test-ban tracker(核実験禁止協定違反追跡者)

ブルキナ・ファソ生まれで、フランスで地球物理の学位を取得した研究者で、包括的核実験禁止条約の実行組織(CTBTO)に勤務している。「科学は世界政策と結びつくべきだ」という信念で、北朝鮮の核実験が続いた今年は忙しい日を過ごしている。Zerboは核実験による様々な情報を世界中が共有出来るシステムを立ち上げた功績者で、もちろん今年の北朝鮮の核実験も様々なデータを全世界に発信した。我が国との関係も深く、今年も長崎で大学生と話す機会を持ったようだ。

VICTOR CRUZ-ATIENZA:quake chaser(地震追跡者)

1985年にメキシコを襲ったM8.0の地震に、11歳で遭遇したCruz-Atienzaは地震科学を目指し、地球物理学者としてキャリアを積んでいる。現在はメキシコシティーにある地球物理学研究所に勤務し、断層の破断について研究している。2016年彼は断層がずれた時メキシコシティーが乗っている古代の湖の地形がどう影響するかを計算し、メキシコシティーの各地域がどのように揺れるか予想した論文を発表している。
今年9月、M7.1の地震がメキシコシティーを襲った時、彼の予想はほぼ的中し、現在最も信頼の置ける地震学者として、一般人の教育や政策立案にまで広く関わっている。

Ann Olivarius: Legal champion(法律のチャンピオン)

今年米国では、政界・経済界・メディア界・そして科学界を含む様々な分野でセクハラ問題が吹き荒れた。特にアカデミアでの性的違法行為を告発する先頭に立っている法律家がAnn Olivariusだ。現在事務所の20%のスタッフは、セクハラについての女性研究者の訴えを聞く係として配置しており、母校のエール大学をはじめ、ロチェスター、オックスフォード大学などの案件を扱ってきている。現在は、この問題を解決するための法の制定に奔走している。

Khaled Toukan:opening sesame(開けゴマ)

今年ヨルダンに中東初のシンクロトロンが20年の奮闘の末ついに稼働にこぎつけた。この計画を支え続けたのが、Toukanで、物理学者としてスタートした後、大学の学長、そして3回も大臣としてヨルダンと中東の科学を支えた立役者だ。ほとんどの人は、中東でシンクロトロン(スプリング8と同じ目的の施設)の実験施設建設が進んでいたとはご存じないと思う。私も、全く知らなかった。しかし調べてみると、よくまあこの施設がオープンしたなと思う。というのも、中東各国がこの施設に参加しているのはわかるにしても、その国々とはパキスタン、イラン、ヨルダン、エジプト、トルコ、キプロス、そして極めつきがイスラエルと、パレスチナだ。例えるなら、我が国が、中国やロシアは言うに及ばず、北朝鮮と韓国が参加する科学プロジェクトをスタートさせるようなものだ。途中で、イスラエルがパレスチナ援助に向かったトルコの船を攻撃するという事件まで起こっている。それでもこのプロジェクトを続けることができたのはToukanさんのおかげだと全員が高く評価している。このプロジェクトは、アラビアンナイトの「開けゴマ」で有名な、Open sesameをもじって、SESAMEプロジェクトと名付けられている。この歴史的な偉業を我が国も支援して欲しいと思うし、トランプにより振り出しに戻ることは阻止する必要があるだろう。憎み合っている国々も、科学を核に協力し合えることを示した、全世界の科学者にとって「開けゴマ」のプロジェクトだと思う。https://news.yahoo.co.jp/byline/nishikawashinichi/20171225-00079677/

とても興味深く読みました:ゼロ除算の発見はどうでしょうか:

再生核研究所声明3532017.2.2) ゼロ除算 記念日
                                                                                        
2014.2.2 に 一般の方から100/0 の意味を問われていた頃、偶然に執筆中の論文原稿にそれがゼロとなっているのを発見した。直ぐに結果に驚いて友人にメールしたり、同僚に話した。それ以来、ちょうど3年、相当詳しい記録と経過が記録されている。重要なものは再生核研究所声明として英文と和文で公表されている。最初のものは

再生核研究所声明 148(2014.2.12): 100/0=0,  0/0=0 - 割り算の考えを自然に拡張すると ― 神の意志

で、最新のは

Announcement 352 (2017.2.2):  On the third birthday of the division by zero z/0=0 

である。
アリストテレス、ブラーマグプタ、ニュートン、オイラー、アインシュタインなどが深く関与する ゼロ除算の神秘的な永い歴史上の発見であるから、その日をゼロ除算記念日として定めて、世界史を進化させる決意の日としたい。ゼロ除算は、ユークリッド幾何学の変更といわゆるリーマン球面の無限遠点の考え方の変更を求めている。― 実際、ゼロ除算の歴史は人類の闘争の歴史と共に 人類の愚かさの象徴であるとしている。
心すべき要点を纏めて置きたい。

1)     ゼロの明確な発見と算術の確立者Brahmagupta (598 - 668 ?) は 既にそこで、0/0=0 と定義していたにも関わらず、言わば創業者の深い考察を理解できず、それは間違いであるとして、1300年以上も間違いを繰り返してきた。
2)     予断と偏見、慣習、習慣、思い込み、権威に盲従する人間の精神の弱さ、愚かさを自戒したい。我々は何時もそのように囚われていて、虚像を見ていると 真智を愛する心を大事にして行きたい。絶えず、それは真かと 問うていかなければならない。
3)     ピタゴラス派では 無理数の発見をしていたが、なんと、無理数の存在は自分たちの世界観に合わないからという理由で、― その発見は都合が悪いので ― 、弟子を処刑にしてしまったという。真智への愛より、面子、権力争い、勢力争い、利害が大事という人間の浅ましさの典型的な例である。
4)     この辺は、2000年以上も前に、既に世の聖人、賢人が諭されてきたのに いまだ人間は生物の本能レベルを越えておらず、愚かな世界史を続けている。人間が人間として生きる意義は 真智への愛にある と言える。
5)     いわば創業者の偉大な精神が正確に、上手く伝えられず、ピタゴラス派のような対応をとっているのは、本末転倒で、そのようなことが世に溢れていると警戒していきたい。本来あるべきものが逆になっていて、社会をおかしくしている。
6)     ゼロ除算の発見記念日に 繰り返し、人類の愚かさを反省して、明るい世界史を切り拓いて行きたい。
以 上

追記:

The division by zero is uniquely and reasonably determined as 1/0=0/0=z/0=0 in the natural extensions of fractions. We have to change our basic ideas for our space and world:

Division by Zero z/0 = 0 in Euclidean Spaces
Hiroshi Michiwaki, Hiroshi Okumura and Saburou Saitoh
International Journal of Mathematics and Computation Vol. 28(2017); Issue  1, 2017), 1-16. 
http://www.scirp.org/journal/alamt   http://dx.doi.org/10.4236/alamt.2016.62007
http://www.ijapm.org/show-63-504-1.html

http://www.diogenes.bg/ijam/contents/2014-27-2/9/9.pdf


再生核研究所声明371(2017.6.27)ゼロ除算の講演― 国際会議 https://sites.google.com/site/sandrapinelas/icddea-2017 報告

http://ameblo.jp/syoshinoris/theme-10006253398.html

1/0=0、0/0=0、z/0=0
http://ameblo.jp/syoshinoris/entry-12276045402.html

1/0=0、0/0=0、z/0=0
http://ameblo.jp/syoshinoris/entry-12263708422.html
1/0=0、0/0=0、z/0=0

ソクラテス・プラトン・アリストテレス その他


ゼロ除算の論文リスト:

List of division by zero:
L. P. Castro and S. Saitoh, Fractional functions and their representations, Complex Anal. Oper. Theory {\bf7} (2013), no. 4, 1049-1063.
M. Kuroda, H. Michiwaki, S. Saitoh, and M. Yamane,
New meanings of the division by zero and interpretations on $100/0=0$ and on $0/0=0$, Int. J. Appl. Math. {\bf 27} (2014), no 2, pp. 191-198, DOI: 10.12732/ijam.v27i2.9.
T. Matsuura and S. Saitoh,
Matrices and division by zero z/0=0,
Advances in Linear Algebra \& Matrix Theory, 2016, 6, 51-58
Published Online June 2016 in SciRes. http://www.scirp.org/journal/alamt
\\ http://dx.doi.org/10.4236/alamt.201....
T. Matsuura and S. Saitoh,
Division by zero calculus and singular integrals. (Differential and Difference Equations with Applications. Springer Proceedings in Mathematics \& Statistics.)
T. Matsuura, H. Michiwaki and S. Saitoh,
$\log 0= \log \infty =0$ and applications. (Submitted for publication).
H. Michiwaki, S. Saitoh and M.Yamada,
Reality of the division by zero $z/0=0$. IJAPM International J. of Applied Physics and Math. 6(2015), 1--8. http://www.ijapm.org/show-63-504-1....
H. Michiwaki, H. Okumura and S. Saitoh,
Division by Zero $z/0 = 0$ in Euclidean Spaces,
International Journal of Mathematics and Computation, 28(2017); Issue 1, 2017), 1-16.
H. Okumura, S. Saitoh and T. Matsuura, Relations of $0$ and $\infty$,
Journal of Technology and Social Science (JTSS), 1(2017), 70-77.
S. Pinelas and S. Saitoh,
Division by zero calculus and differential equations. (Differential and Difference Equations with Applications. Springer Proceedings in Mathematics \& Statistics).
S. Saitoh, Generalized inversions of Hadamard and tensor products for matrices, Advances in Linear Algebra \& Matrix Theory. {\bf 4} (2014), no. 2, 87--95. http://www.scirp.org/journal/ALAMT/
S. Saitoh, A reproducing kernel theory with some general applications,
Qian,T./Rodino,L.(eds.): Mathematical Analysis, Probability and Applications - Plenary Lectures: Isaac 2015, Macau, China, Springer Proceedings in Mathematics and Statistics, {\bf 177}(2016), 151-182. (Springer) .

再生核研究所声明 394(2017.11.4):  ゼロで割れるか ― ゼロで割ったらユークリッド以来の新世界が現れた
ゼロで割る問題は、ゼロ除算は Brahmagupta (598 -668 ?)以来で、彼は Brhmasphuasiddhnta(628)で 0/0=0 と定義していた。ゼロ除算は古くから物理、哲学の問題とも絡み、アリストテレスはゼロ除算の不可能性を述べていたという。現在に至っても、アインシュタイン自身の深い関心とともに相対性理論との関連で相当研究がなされていて、他方、ゼロ除算の計算機障害の実害から、論理や計算機上のアルゴリズムの観点からも相当な研究が続けられている。さらに、数学界の定説、ゼロ除算の不可能性(不定性)に挑戦しようとする相当な素人の関心を集めている。現在に至ってもいろいろな説が存在し、また間違った意見が出回り世間では混乱している。しかるに、 我々は、ゼロ除算は自明であり、ゼロ除算算法とその応用が大事であると述べている。
まずゼロで割れるか否かの問題を論じるとき、その定義をしっかりすることが大事である。 定義をきちんとしないために空回りの議論をしている文献が大部分である。何十年も超えて空回りをしている者が多い。割れるとはどのような意味かと問題にしなければならない。 数学界の常識、割り算は掛け算の逆であり、az =b の解をb割るaと定義し、分数b/a を定義すると考えれば、直ちにa=0の場合には、一般に考えられないと結論される。それで、ゼロ除算は神でもできないとか神秘的な議論が世に氾濫している。しかしながら、この基本的な方程式の解が何時でも一意に存在するように定義するいろいろな考え方が存在する。有名で相当な歴史を有する考え方が、Moore-Penrose一般逆である。その解はa=0 のとき、ただ一つの解z=0 を定める。よって、この意味で方程式の解を定義すれば、ゼロ除算 b/0, b割るゼロはゼロであると言える。そこで、このような発想、定義は自然であるから、発見の動機、経緯は違うが、ゼロ除算は可能で、b/0=0 であると言明した。Moore-Penrose一般逆の自然性を認識して、ゼロ除算は自明であり、b/0=0 であるとした。
それゆえに、神秘的な歴史を持つ、ゼロ除算は 実は当たり前であったが、現在でもそうは認識されず混乱が続いている。その理由は、関数 W = 1/z の原点での値をゼロとする考えに発展、適用するとユークリッド以来、アリストテレス以来の世界観の変更に繋がるからである。1/0は無限大、無限と発想しているからである。実際、原点の近くは限りなく原点から遠ざかり、限りなく遠くの点、無限の彼方に写っている歴然とした現象か存在する。しかるに 原点が原点に写るというのであるから、これらの世界観は ユークリッド空間、アリストテレスの世界観に反することになる。それゆえに Moore-Penrose一般逆は一元一次方程式の場合、意味がないものとして思考が封じられてきたと考えられる。
そこで、この新しい数学、世界観が、我々の数学や世界に合っているか否かを広範囲に調べてみることにした。その結果、ユークリッドやアリストテレスの世界観は違っていて、広範な修正が必要であることが分った。

そこで、次のように表現して、広く内外に意見を求めている:

 Dear the leading mathematicians and colleagues:
 Apparently, the common sense on the division by zero with a long and mysterious history is wrong and our basic idea on the space around the point at infinity is also wrong since Euclid. On the gradient or on derivatives we have a great missing since $\tan (\pi/2) = 0$. Our mathematics is also wrong in elementary mathematics on the division by zero.
I wrote a simple draft on our division by zero. The contents are elementary and have wide connections to various fields beyond mathematics. I expect you write some philosophy, papers and essays on the division by zero from the attached source.
____________
The division by zero is uniquely and reasonably determined as 1/0=0/0=z/0=0 in the natural extensions of fractions. We have to change our basic ideas for our space and world
Division by Zero z/0 = 0 in Euclidean Spaces
Hiroshi Michiwaki, Hiroshi Okumura and Saburou Saitoh
International Journal of Mathematics and Computation Vol. 28(2017); Issue  1, 2017), 1
-16.  
Relations of 0 and infinity
Hiroshi Okumura, Saburou Saitoh and Tsutomu Matsuura:
http://www.e-jikei.org/…/Camera%20ready%20manuscript_JTSS_A…
国内の方には次の文も加えている:
我々の初等数学には 間違いと欠陥がある。 学部程度の数学は 相当に変更されるべきである。しかしながら、ゼロ除算の真実を知れば、人間は 人間の愚かさ、人間が如何に予断と偏見、思い込みに囚われた存在であるかを知ることが出来るだろう。この意味で、ゼロ除算は 人間開放に寄与するだろう。世界、社会が混乱を続けているのは、人間の無智の故であると言える。
 三角関数や2次曲線論でも理解は不完全で、無限の彼方の概念は、ユークリッド以来 捉えられていないと言える。(2017.8.23.06:30 昨夜 風呂でそのような想いが、新鮮な感覚で湧いて来た。)
ゼロ除算の優秀性、位置づけ : 要するに孤立特異点以外は すべて従来数学である。 ゼロ除算は、孤立特異点 そのもので、新しいことが言えるとなっている。従来、考えなかったこと、できなかったこと ができるようになったのであるから、ゼロ除算の優秀性は歴然である。 優秀性の大きさは、新しい発見の影響の大きさによる(2017.8.24.05:40) 
思えば、我々は未だ微分係数、勾配、傾きの概念さえ、正しく理解されていないと言える。 目覚めた時そのような考えが独りでに湧いた。
典型的な反響は 次の物理学者の言葉に現れている:
Here is how I see the problem with prohibition on division by zero, which is the biggest scandal in modern mathematics as you rightly pointed out(2017.10.14.8:55).
現代数学には間違いがあり、欠陥がある、我々の空間の認識はユークリッド、アリストテレス以来 間違っていると述べている。
ゼロ除算の混乱は、世界史上に於ける数学界の恥である。そこで、数学関係者のゼロ除算の解明による数学の修正を、ゼロ除算の動かぬ、数学の真実にしたがって求めたい。詳しい解説を 3年を超えて素人向きに行っている:

 

数学基礎学力研究会公式サイト 楽しい数学

www.mirun.sctv.jp/~suugaku/
以 上


Title page of Leonhard Euler, Vollständige Anleitung zur Algebra, Vol. 1 (edition of 1771, first published in 1770), and p. 34 from Article 83, where Euler explains why a number divided by zero gives infinity.
私は数学を信じない。 アルバート・アインシュタイン / I don't believe in mathematics. Albert Einstein→ゼロ除算ができなかったからではないでしょうか。

ドキュメンタリー 2017: 神の数式 第2回 宇宙はなぜ生まれたのか


〔NHKスペシャル〕神の数式 完全版 第3回 宇宙はなぜ始まったのか


NHKスペシャル〕神の数式 完全版 第1回 この世は何からできているのか

NHKスペシャル 神の数式 完全版 4 異次元宇宙は存在するか


ゼロ除算の論文

Mysterious Properties of the Point at Infinity


再生核研究所声明 395(2017.11.5):  ゼロ除算物語 - 記録、回想

ゼロで割る問題は、ゼロ除算は 2014.2.2 友人二人に100/0=0を認識したとメールしてから、面白いいろいろな経過があって発展している。 再生核研究所声明や解説などで経過を述べてきたが、印象深い事実をできるだけ事実として記録して置きたい。文献は整理して保管するように整理して置きたい。事実を記録するため、以下詳しい記録は特別な仲間以外は この世を去って3年間は未公開としたい。絶えずできるだけ更新、記録を随時追加していきたい。
2017.11.05.05:40 晴天

再生核研究所声明 401(2017.11.18):  数学の全体、姿、生命力


ここ一連の声明で数学について述べてきた:
再生核研究所声明 398(2017.11.15): 数学の本質論と社会への影響の観点から - ゼロ除算算法の出現の視点から
数学、数学の本質論については 次で相当深く触れた:
No.81, May 2012(pdf 432kb) - International Society for Mathematical ...
www.jams.or.jp/kaiho/kaiho-81.pdf
また数学の社会性の観点からは、
再生核研究所声明 392(2017.11.2):  数学者の世界外からみた数学  ― 数学界の在り様について 
で触れ、違った観点から、数学の本質論と社会への影響について述べた。さらに
数学とは基本的に、ある仮定の下に導かれる全体である。関与する数学者にとっては、その体系に魅せられ関係を追求していくことになるが、他の人にとっては、あるいは社会的には、それらがどのような意味、影響を与えてくれるかが 人が興味、関心を抱くか否かが大事な問題であると言える。他からみれば、興味、関心、影響を与えないようなものは 存在していないようなものであるから、それだけ人にとっては価値がないものであるとも言える。― もちろん、逆に、未来人が高い評価を与える場合もある。
この文脈で数学の全体と生命力について言及して置きたい。数学とは、時間にもエネルギーにもよらない関係の全体であるから、数学的な論理思考を備えた高度な人工知能が自動的に数学を発展させていく可能性を否定できない。初歩的な数学では、実際、そのような試みがなされているという。人間を離れた、数学の全体像はどのようになるだろうか。基本的な仮説の上に何でも考えて、- これはいろいろな場合に当たって 何でも試行していく方法がとられるだろう。- しかしながら、人工知能が新しい概念や、定義を与えられるかは本質的な問題ではないだろうか。このような思いで数学の全体像を想像すると、基本的な仮定からどんどんいろいろな関係を導き、それは大樹のような姿に成るのではないだろうか。数学の客観的な存在はそのようであると考えられる。
ところが現在数学は人が展開して、発展させている状況から、数学の発展は 人間によるという現実がある。数学の客観的な在りように人間が関与してくる。そこで、関与する人間の興味と関心でどんどん進む状況と他からの要請でどんどん進む方向が存在する。後者は位置づけが明瞭であるが、前者の純粋数学の発展の様は大いに注目される。共通的な興味、関心で研究者の多い分野が存在し、いわゆる権威ある者の影響で門下生が多く、深く研究が進む状況は良くみられる。有名な難問に挑戦する相当な研究者集団も顕著である。数学にもブームや流行が有って、ある時期、相当に流行って研究会などで大きな話題になった話題が20年や30年くらい経つと関与する研究者が殆どいなくなってしまう状況がみられる。
それで、数学が大きな生命力をもって発展する華やかな時代と、細分化が進み、他との関係、他に影響や関心を与えない程になって、衰退していく、いわば大木では幹の部分から小さな枝や葉の部分になって数学は終末を迎えるのではないだろうか。数学は時間やエネルギーにもよらない不変なものであるが 数学の担い手である、人間に関与していて、人間が命ある生命であるように 数学も人間の影響を受けていると考えられる。
その意味で純粋数学者は、現在の 数学の位置づけ と 自分の心 をしっかりと捉えることが大事ではないだろうか。
以 上




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