2016年1月21日木曜日

中川 裕美子中川 裕美子 気象予報士 防災士 週末は 太平洋側で また雪か 2016年1月20日 15時23分

中川 裕美子中川 裕美子
気象予報士 防災士

週末は 太平洋側で また雪か
2016年1月20日 15時23分

18日(月)は東京都心で、きょうは名古屋で雪が積もりましたが、週末は再び太平洋側の地方で雪が予想されています。また、週末からは寒さがいっそう厳しくなるでしょう。
太平洋側でまた雪の予想 週末の天気は?

18日(月)は南岸低気圧により、東京都心でも6センチの雪が積もり、関東地方は交通機関が大きく乱れました。
また、きょう20日(水)は強い冬型の気圧配置で、強い風に乗って太平洋側にも雪雲が流れ込み、名古屋で9センチの積雪。
東海道新幹線の運行が遅れるなど、こちらも交通機関に影響がでました。

週末も「南岸低気圧」のち「強い冬型の気圧配置」という、今週前半と同じようなパターンとなる可能性があります。
太平洋側では再び雪の降る所があるでしょう。

上の図は、関東以西の太平洋側の地点、千代田区(東京)、名古屋市、大阪市、広島市、高知市の天気です。
23日(土)は高知に雪マーク。
本州の南に発生する低気圧の影響で、四国でも雨ではなく雪になる予想です。
低気圧は東へ進み、雲の広がり具合によっては、中国地方や近畿、東海でも雪や雨となるでしょう。
千代田区(東京)は今のところ、雪や雨マークはありませんが、降水確率は40%とやや高くなっています。
今のところ、平地でも雪になるほどの寒気が週末にかけても関東付近に居座りますので、雪として降ってくる可能性は十分にあります。

この低気圧が通過した西日本から、次第に冬型の気圧配置に変わり、24日(日)は冬型が強まります。
25日(月)にかけては広島や名古屋市内にも雪雲が流れ込んでくるでしょう。

なお、南岸低気圧による雪・雨予報は、1度前後の微妙な気温や低気圧のコースなどで大きく変わります。
最新の予報をこまめにチェックしつつ、様々な可能性を考えて、対策をとっておくとよいでしょう。
週末から極寒へ

また、南岸低気圧の後は、西からこれまでよりさらに強い寒気が流れ込みます。
今、予想されている寒気のレベルとしては、主に西日本で真冬でもめったにないような強さです。
このため、23日(土)の夜から気温が急激に下がって、24日(日)は名古屋、大阪、広島、高知いずれも最低気温が氷点下の強い冷え込みに。
最高気温は5度以下と、昼間も震える寒さとなるでしょう。
季節風も強く吹くため、体感としてはこの数字よりさらに低くなりそうです。

あす21日(日)は二十四節気の「大寒」で、暦の上では「寒さが最も厳しくなる頃」です。
この先は大寒の時期でもあまりないような寒さとなる可能性があります。
お出かけの際は雪・雨対策はもちろん、できる限りの寒さ対策が必要でしょう。
(2016年1月20日 15時23分)http://www.tenki.jp/forecaster/diary/y_nakagawa/2016/01/20/38002.html



再生核研究所声明 268(2015.12.29): 新しい天気地図、行政地図の作成を提案する

気づいてみると 誠に不思議な 怠慢とも言える事実ではないだろうか。天気予報など原則的には 県単位で予想などが報じられている。いわば、政治、行政上の区割りに 自然現象の気象の情報が纏められていることになる。当然、それでは 区割りにずれや食い違いが 生じるのは当たり前と言える。他方、気象状況は今でも、食品店や食堂、さまざまな行事上,  仕事の段取りなどなど 生活に大きな影響を与え、正確な情報に対する要望は増している。
そこで、気象の状況に合う新しい、良い天気地図を作成して、その地図、区割りで、気象情報を流すように考えたら良いのではないだろうか。
過去の気象の実情によって 区域を分類するということである。その際、10進法の考えを採用して、大きな枠組みを定め、次にはその一つの枠組みを更に細分し、同様に更に細分して、段々に局所的な部分の情報を詳しく与える方式の採用を考えたい。概ね4段階の細分くらいが良いのではないだろうか。
区域は 固定する必要もなく、流動的に変化させることも 最早可能で、実用化できるのではないだろうか。
大局の情報から、細分地域の情報、それらは放映時間や局の状態、時間帯などで調整して行くと考える。 このような新しい区割りで より正確な気象情報が扱われ、気象情報はより活用できるようになるのではないだろうか。 関係機関に ご検討をお願いし、提案致します。― ある天気の情報から、任意の場所と時刻の 天気予報が可能なソフトなども将来できるのでは。
このように発想すると、はたして、現在ある、行政上の区割り、行政上適切であるかという問題が生じる。行政区域はもちろん、歴史、文化、伝統などの上に存在するものであるが、過去の経緯で、おかしな区割りになっていて実際には不都合な状況が多々存在するのではないだろうか。こちらは天気地図作成よりは時間が掛かるであろうが、 検討することを考える余地があるのではないだろうか。検討を提案したい。― もはや領土争いを起こす時代ではなく、そこに住む人びとが 暮らしやすい区画割が 上手く考えられる時代ではないだろうか。

以 上











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