日中平和友好条約の締結からことしで40年を迎えたことに合わせて、中国の文化にもっと親しんでもらおうというイベントが、都内で始まりました。 東京の代々木公園を会場に、8日から2日間の日程で始まったこのイベントは、東京にある中国大使館などが主催したもので、およそ100の中国の企業や団体などが出展しています。開会式では中国の程永華駐日大使や福田元総理大臣などが出席し、イベントの成功を願ってテープにはさみを入れました。程大使はあいさつで、日中平和友好条約の締結から40年を迎えたことに触れ、「記念すべき重要な年に、両国関係の改善は新たなチャンスを迎えている」と述べ、関係改善への期待感を示しました。会場ではラケットの代わりにスリッパで卓球をするその名も「スリッパ卓球」を体験できるコーナーがあり、タレントのアグネス・チャンさんも参加して熱戦を繰り広げていました。また、「辛くておいしい」料理の人気を競う大会も開かれ、都内などから8つの中国料理店が参加し、香辛料を多く使った四川風のマーボー豆腐など、自慢の料理をピーアールしていました。千葉県から訪れた50代の男性は「マーボー豆腐がとても辛くて汗が噴き出してきます。中国のお店がたくさん集まるイベントはなかなかないので、本場の味を知るよい機会だと思います」と話していました。
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