トランプは「2つの核戦争」を未然に防いだ?
米ロ首脳会談の成果を高く評価するべきだ
アメリカのドナルド・トランプ大統領とロシアのウラジミール・プーチン大統領による歴史的な米ロ首脳会談がフィンランドのヘルシンキで開かれたのは、1カ月前の7月16日だった。その直後に行われた米ロ首脳共同記者会見の内容を含めて、トランプ大統領に対する評価はさんざんだった。反トランプ・メディアによる非難の集中砲火を一身に浴びた。
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しかし、トランプ大統領は、そんな反トランプ・メディアの非難をものともせず、泰然自若として政務に取り組んできた。現に、トランプ政権に対する全米支持率は、米ロ首脳会談と共同記者会見の直後から下がらず、その後、高めに推移している。
アメリカ国民の「メディア離れ」
筆者は、米ロ首脳の共同記者会見をリアルタイムでつぶさに見たうえで、その後のメディアの報道ぶりとトランプ大統領の対応とを比較検討してみた。その結果、わかったのはアメリカの一般世論がメディア報道とは正反対の方向性を示し始めているということだ。
アメリカのメディアの反トランプ報道に慣れっこになっている日本の読者諸氏には、「何を奇想天外な」と驚かれるかもしれないが、筆者の分析によれば、後世の歴史家たちは、今回の米ロ首脳会談を「2つの核戦争」を未然に防いだとみなす可能性が高いと読める。
その「2つの核戦争」はと言えば、1つは、イスラエル対イランの将来的な核戦争であり、もう1つは、米ロ核戦争の危機である。
まずイスラエル対イランの核戦争から解き明かそう。イランが核兵器を完全に持つには物理的に時間がかかるという点はあるが、バラク・オバマ前政権が作成した「イラン核合意」なるものは、イスラエルに対してイランとの核衝突への懸念を与えていたといえる。https://toyokeizai.net/articles/-/233970
再生核研究所声明345 (2017.1.12) 弱い日本の国家戦略
日本の政策や世論が貧しく不適当で国益が守れず、今や犠牲が国民全般に及んでいると危惧される。具体的に触れて改善方法を述べたい。
いわゆる慰安婦の扱いを巡っては、日・韓関係がもめている。これはそもそもおかしいと述べ、アジア分断や混乱の方向を避け、和の精神で友好関係を進めていく立場から、全体的な考え方を纏めてきた:
再生核研究所声明 101(2012.10.3):慰安婦問題 ― おかしな韓国の認識、日本の認識
再生核研究所声明 49(2011.2.16):アジアの愚か者、アジアの野蛮性
再生核研究所声明344 (2017.1.11):理解できない韓国の慰安婦像建立の意思
始めから無駄でおかしな議論を延々と繰り返し、10億円を支払って 恥を世界にさらけ出している。
また尖閣諸島問題では 日本が挑発して始めたもので、その愚かさは、アジアの愚かさそのものである:― 恥ずかしい、NHK 始め 日本のマスコミ:
再生核研究所声明324(2016.10:01) 日本国民の初歩的な誤解―真相を知らされていない:
石原元都知事が「中国挑発」 尖閣でクリントン氏発言 /沖縄
アジアに内乱が起きたらどうなるかと 真面目に考える必要が。良心的な政治家、カーター元大統領は 尖閣は、日本が悪いと言っていましたね。 NHK はじめ、日本のマスコミは、真相を報道せず、一方的に日本の立場しか伝えていない。 なぜ尖閣問題は 起きたか、考えるべきでは?
単細胞的に、理論的に考えれば、尖閣問題は 日本の負けでは?
日本の賢明な対応は 挑発者の断罪と謝罪では?早いほうが良い。 しかし、中国がサッチャー首相のように軍を出せば、消耗戦になり、中国と日本は 壊滅になるのでは?
日本の賢明な対応は 挑発者の断罪と謝罪では?早いほうが良い。 しかし、中国がサッチャー首相のように軍を出せば、消耗戦になり、中国と日本は 壊滅になるのでは?
この文章は 日本の置かれている最も危険な状況 を表しているから、真面目に、真剣に考えるべきである。アジアに内乱が起きれば、アジアは壊滅、世界は大混乱に陥るだろう。
靖国神社問題でも余計な議論を繰り返している。文教関係では、大学の法人化、教員更新性、法科大学院などの政策。裁判員制度などもおかしな制度ではないだろうか。
どうして国家戦略が弱いのだろうか。まず、政策立案者が 総合的、深い検討ができず表面的な思いつきで行っていて、場当たり式の思考があると言える。哲学的な精神の不足を指摘したい。上記の問題では、外交とは何か、戦争とは何か、大学とは何か、教育とは何かなどの深い考えが無いように見える。薄っぺらな政策作成集団の存在が感じられる。もちろんそのような軽薄な政策は、軽薄な世論が支えていると見なせるから、軽薄な世論づくりに影響を与えているNHKはじめ、マスコミや言論界の軽薄な論調や議論、放映が言わば悪しき世相を育成していると考えるべきである。大きな影響を与えるNHKなど、上記慰安婦問題や尖閣諸島問題など問題の本質に迫ることなく、表面的な浮ついた議論や映像を流し続け、国民を衆愚に導いている。拉致問題でも全く、真相を明らかにせず、無駄な議論、放映を繰り返している。まさか、
【まさしく】終戦時の米大統領トルーマン「猿(日本人)を『虚実の自由』という名の檻で、我々が飼うのだ。スポーツ、スクリーン、セックス(3S)を解放すれば、真実から目を背けさせることができる。」
の方針ではないだろうが、素晴らしい虚像のドラマや卑小な話題を広く流し、大事な問題など小さく扱って 日本の世相を幼稚で、貧しくしていると考えるべきである。
もちろん、国家の安全は 国家の重要事項である。そこで、如何にして安全を図るか、国家戦略をしっかり練り、環境づくりに大いに力を注ぐべきではないだろうか。尖閣諸島問題など余計なことをしなければ、余計な軍拡をせず、兵隊さん達を緊張させることもなく、友好関係で経済的、文化的にも大いに享受できると考えられる。
慰安婦問題も、上記に挙げた文教政策も国家利益を大きく失っていて、マイナスの仕事があまりにも大きいのではないかと、危惧される。
より良い、建設的な意見を出し合い、より良い政策を進めるために 努力して行きたい。
文化力とは、より良い政策を進めさせ、韓国に慰安婦などの騒ぎを起こさせず、尖閣諸島領有権宣言や挑発をさせず、平和憲法の精神で世界の人々が 美しい日本国 を侵略するような考えを持たないような状況を 武力に頼らず作る力のこと である。そのようにできない事実は NHKはじめマスコミ、言論界の力不足にあると言わなければならない。
以 上
追記:
美しい国、日本(2008/2/11):
今日は、建国記念日です。日本には、世界に誇るべき美しい文化と人類を導く良い考え方があると思います。 多額の借金と少子化及び教育の荒廃によって、このままいくと日本国は、衰退の道を辿る事にならないでしょうか。 何とか、日本国の再生を期したいと思います。 もちろん、日本国の神話は大事にすべきではないでしょうか。
美しい国、日本
日本は美しい島国です。
豊かな水で多くの川が流れています。
日本には山が多く、山々は緑に覆われ、また雪に覆われたりしています。
日本の空と海は美しく、多くの詩と夢を育んできました。
日本は大きなひとつの家族のようで、みんな一緒に助け合ってきました。
言葉がなくてもお互いに理解でき、細長い国のため、四季とともに多様性にとんでいます。
日本には天皇陛下がおられて、家々の氏神様の頂点におります。
天皇陛下のおられる皇居は 日本の美しいものの、心の源になっています。
ですから先の大戦では 天皇のお言葉一つで 完全なる終戦を迎えることができたのです。
京都は千年をこえる日本の都でしたので、日本人の故郷です。
多くの人は京都を訪れて、故郷に帰ったような不思議な郷愁を感じるのです。
伊勢は古代からより古い日本人の故郷です。ですから日本の首相は新年にまず伊勢神宮を参拝するのです。
日本の文化には 自然とともにある繊細さがあります。俳句や和歌を多くの人々が愛でて、人に優しく気遣いができるのです。遠くのインドのお釈迦様の教えや中国の孔子様の教えが、美しい風土からうまれた神道と共に溶け込んでいるのです。
これが世界に唯一つしかない 美しい日本国です。
再生核研究所声明355(2017.2.10) おかしな日本の外交戦略 ―賢明な外交戦略
日本の外交精神が心もとないので、いろいろ勝手な意見を表明している:
再生核研究所声明338(2016.12.20)ロシアとの付き合いについて
再生核研究所声明342(2017.1.9)日本の外交についての考察
再生核研究所声明344 (2017.1.11)理解できない韓国の慰安婦像建立の意思
再生核研究所声明345 (2017.1.12)弱い日本の国家戦略
再生核研究所声明348(2017.1.23)個々の人間を離れて ―広い視野で
―トランプ政権の出現に際して
再生核研究所声明349(2017.1.24)衰退する日本の大学 ― 国を憂えて
生核研究所声明350(2017.1.25)日本国の在りようについての考察 ― トランプ大統領就任の機会に
再生核研究所声明351(2017.1.30)トランプ壁についての提言 ― トランプ大統領の公約
広く議論して、賢明な政策を進めて欲しい。ここでは、次第に具体化してきたトランプ大統領の政策に対する賢明な対応と考えられる姿勢を述べて置きたい。
先ず、おかしいのは 尖閣諸島が日米安保条約の適用地域だと外務大臣や首相自ら相当必死に迫っている件である。なるほど、経緯からすれば、中国の占領は 軍事的には当然であるから、政府が焦ってうろたえているのは 良く理解できる。実際、対抗施策をいろいろ準備している。これは上記声明でも詳しく述べているように、日本の中国挑発の愚かな政策を継続させるもので、如何に愚かであるかを述べて置きたい。アメリカが尖閣諸島の防衛責任をお願いされれば、日本の軍備増長、基地の充実、経費の負担増を求めるのは当然で、実際具体的に求められ、おめでたい政府は さらにそれらの増長を進めているばかりか、アメリカへの貢献に 汲々としている。これほど明確な愚策はないのではないだろうか。
尖閣などほっといても アメリカが防衛に乗り出さないわけには行かないのは歴然である。そうでなければ、アメリカは世界中の物笑いになり、大国アメリカの威信が保てないからである。逆に、アメリカの一部に、中国を誘き寄せて中国を叩き、同時に、日本の従属体制を強めたいと考えるものもいるのは当然である。日本政府は余計な事を言って、従属姿勢を強めていると考えられる。これは、日・中の最大の弱点、アキレス腱であるから、アジアの愚か者にならないように注意したい。日・中争わせれば 欧米は再び、アジアを衰退させることが出来る: 再生核研究所声明 49: アジアの愚か者、アジアの野蛮性
トランプ政権が軍備増長を要求して来るのは歴然で、日米関係の重要性は当然であるから、具体的な対応には、日本軍の充実によるアメリカの基地の縮小、友好平和の機運の増長に務めるべきである。究極的な戦力は文化力であるから、防衛大学の総合化などで長期の視野に耐えられる方面の充実に向けられるべきではないだろうか。情報、宣伝戦、世界への意志の発信方法の考え方や具体的な有り様の政策の充実が求められる。
いまアメリカで争われているトランプ大統領と司法の対立関係の様はその国際反響と共に、具体的な今後の 変形戦争の様 として学習できるのではないだろうか。国際情報宣伝力、世界の状況の理解、国内治安の充実、国境警備の充実などが求められる。しかしながら、愚かで恥ずかしい世界史の進化を図るための総合戦略、地球の環境保全などが世界の大義であるから、そちらの面での戦力の充実を図るべきである。人類が地球のがん細胞であったとは成りたくないものである。
以 上
再生核研究所声明364(2017.5.10)憲法改正についての考察
日本国としても しっかりして欲しいとの願いを込めて、存念を述べて来た:
再生核研究所声明6: 憲法問題に対する提案
再生核研究所声明 25: 日本の対米、対中国姿勢の在りようについて
再生核研究所声明 46: 日本国の1つの国家像、あるべき姿について
再生核研究所声明 49: アジアの愚か者、アジアの野蛮性
再生核研究所声明86(2012.4.25): 未だ おめでたい人類 - 先史時代
再生核研究所声明 111(2013.2.20) 日本国憲法によって、日本国および日本軍を守れ、― 世界に誇る 憲法の改悪を許すな
再生核研究所声明 123 (2013.8.18): 日本国の自立を求めて ー なぜ自立を求めるか -それは、 日本の固有の美しい文化を維持、発展させるためである
再生核研究所声明153(2014.3.26) 日本国の危機 と 祖国救済の戦略
再生核研究所声明243(2015.8.31)日本国の在るべき姿について –
現在の世相についての心情
再生核研究所声明363(2017.5.4)アジアの敗北と衰退 - 回避を
安倍首相の憲法改正の具体的な提案が示されたこともあって 憲法についての考察を始めたい。文字の知恵で、実りある議論を展開し、賢明な選択をされるように願っている。
各論に入る前に、議論する基礎的な心得を初めに確認して置きたい。
基礎は、国を思う愛 でなければならない、当然である。
国を思う愛があれば、国の在りようは多様であるから、議論では、相手の立場を決めつけたり、初めから、意見を無視したりして、論争の為の論争、争いごとのようになってはいけない。広い視点から、日本国の在りようを真面目に、深く、冷静に考えるべきである。― 日本国はどのように在るべきか。どのような国を目指すか。
先ずは、憲法改正の大義と護憲の大義を考えたい。
そもそも日本国憲法は、敗戦の結果、まずは、軍国主義の復活を嫌い、戦争の惨事を思い知らされ、世界の平和を志向し、戦勝国の思惑も受けて、多くは理想的な国家づくりを目指したものとして高く評価される。アメリカを中心とする国々は 日本国を開放し、近代化を進めるべき、相当に理想的な憲法を策定されたと評価される。しかし、いわゆる憲法第9条においては、軍の存在や、交戦権を否定するなど、常識的には理想的すぎる条文があり、常識的には、およそ独立国の在りようにはなっていないと考えるのは当然である。日本国の安全保証には アメリカが責任を持ち、実際そのように、機能してきていて、日本国の復興と繁栄が続いてきた。それは戦後の歴然とした事実である。当然、復興とともに日本国の安全や世界の平和の問題に、日本国に応分の協力をアメリカなどが、要求してくるようになったのも、極めて当然である。最近のトランプ政権の出現ではより直接的に、日本の安全やアジアの安全、世界の安全について、日本の積極的な役割を求めてきている現実がある。一般的にもそうであるが、日本国には 日本国の名誉も、日本固有の美しい文化もあるので、復興の進みに応じて普通の独立国のように、堂々たる軍隊をもち、真の独立国として脱皮したいという、固有の欲求を顕にして、憲法改正の大義を掲げている状況が生まれている。それらに拍車を掛けているのが、北朝鮮の異常な挑発と韓国の度重なる反日キャンペーンである。さらに、中国の台頭を警戒する機運も大きいと言える。大きな軍隊、自衛隊に大義名分を与えたいと安倍首相は最近言明されている。それは、それでもっともなことであると考えられる。
しかるに、平和憲法を国是として、育ってきた、多くの人は、これらの風潮に驚きながら、戸惑いを感じておられるではないだろうか。日本国憲法は 未来志向の進化した世界を志向しての いわば理想的な憲法である。憲法改正で、もっとも恐れているのは軍拡に歯止めがきかず、アジアに軍拡競争の愚かな歴史を繰り返すのではないかという危惧であり、既に軍拡競争の機運は、現実に始まっているとさえ言える。中・韓では、苦い思い出から過剰に警戒心を高めて、緊張感が増大していると言える。
憲法改正は、どのように扱っても アジアの緊張と軍拡競争を高め、世界史を後退させる契機になってしまうだろう。しかしながら、次の重要事項を確認したい:
日・米関係は日本外交の要であり、重要事項においては、日本はアメリカに従い、アメリカとともに存在するのは当然である。実際、アメリカは先の大戦で、日本国の壊滅を回避、救済し、日本国を復興させた偉大なる歴史的な事実が存在するからである。― 再生核研究所声明363(2017.5.4)アジアの敗北と衰退 - 回避を。
憲法改正においても アメリカの意志の尊重は大事である。
しかしながら、日本国民のみならず、世界の人々に考えて頂きたい。日本が独立国として当然の国の佇いを整え、米、英、仏、独等とともに世界の在りようを果たして行く存在と 平和憲法の精神で軍拡競争に加担せず、いわば東西の緩衝地帯として、もっぱら軍事によらず、世界の平和と文化の発展に貢献すべき国家たるを志向するのと どちらが、世界にとって良いだろうか。
多くの人々は、強すぎるアメリカが、ますます強くなって 世界に軍拡の機運が増大するのが 世界にとって, アメリカ自身にとっても、果たして良いことだろうかと、考えてしまうのではないだろうか。
軍備増長で、本当に平和の機運が高まり、安全が保証されるのかと深く掘り下げて検討する必要があるのではないだろうか。安全保障として、軍備を増長すれば、必ず反作用で、周辺も軍備増長に走り、結局軍拡競争の愚に陥ってしまうのではないだろうか。
世界の平和を築く 総合的な検討、考察を始めたい。
以 上
再生核研究所声明363(2017.5.4)アジアの敗北と衰退 - 回避を
特にアジアの進化を願って、関係声明を公表してきている:
再生核研究所声明37: 金正日氏を世界史の英雄に ― 朝鮮問題に関心を寄せる世界の人々に
再生核研究所声明49: アジアの愚か者、アジアの野蛮性
再生核研究所声明101(2012.10.3): 慰安婦問題 ― おかしな韓国の認識、日本の認識
再生核研究所声明109(2013.2.8: 中国の出軍は、道理であり、日本の出軍は憲法違反である - 公正と法とは何か、おかしな日本のNHKと世相
再生核研究所声明153(2014.3.26): 日本国の危機 と 祖国救済の戦略
再生核研究所声明156(2014.5.1): 尖閣諸島、簡単な算数と 愚かで卑劣な日本国
再生核研究所声明 270(2016.1.1): アジアの進化を願って
再生核研究所声明317(2016.08.29): 尖閣、竹島、北朝鮮のロケット問題についての提言
最近の北朝鮮の姿勢は 世界の許容限度を越えた危険な状態で、このままでは軍事介入による北朝鮮の壊滅に至るのではないだろうか。欧米の自由、平等、博愛、基本的な人権の尊重の高い理想は、北朝鮮のような在りようを許さないことは、既に歴史的に示されていると考えられる。
ここで、大事な観点は、もし軍事介入となれば、韓国、中国、日本が甚大な影響を受けること、結果としてアジアの混乱、壊滅、衰退を招くことになるだろう。自然環境の破壊も甚大になるだろう。身勝手な人間が勝手に争って衰退するのは仕方がないとしても、母なる生態系を大きく傷つけ、人類の存在の基盤を危うくする観点にも思いを致したい。この観点では北朝鮮を増長させてきた、これらの国々に責任の一端があり、アジアの野蛮性、後進性の確かな証拠であり、結局自分たちの世界を上手く纏めていけなかったという、評価になる。この件ではドイツの統一を果たした、賢明なるEU諸国と対比される。― 軍事介入はアジアの敗北でもある。
韓国は、同じ民族であり、声明37の精神で、北朝鮮と熱烈友好関係を保ち、国家の統一を真剣に志向すべきである。同じ民族がお互いに争うほど愚かなことがあるだろうか。
中国、日本は そのような方向での協力を進めるべきである。しかるに、日・中・韓の対立を煽るような世相や言動、報道などは アジアの愚か者の行動そのものであると言わざるを得ない。韓国は誠意をもって真剣に、仲間のためにも北朝鮮の無血開城を求めていくべきである。北朝鮮の指導者たちも 日本の幕末におけるように、民族、国家のために無血開城した、賢明さを学ばれることを 切に願わざるを得ない。声明37を参照して欲しい。全ての国にとって良い模範解答、在るべき在りようが声明37の中に存在すると考える。
誤解を受けないように述べて置くが、日・米関係は日本外交の要であり、重要事項においては、日本はアメリカに従い、アメリカとともに存在するのは当然である。実際、アメリカは先の大戦で、日本国の壊滅を回避、救済し、日本国を復興させた偉大なる歴史的な事実が存在するからである。
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