2015年1月28日水曜日

【日本代表コラム】全世代がアジア8強敗退、18歳以降で広がる世界との差 抜本的改革が急務だ

【日本代表コラム】全世代がアジア8強敗退、18歳以降で広がる世界との差 抜本的改革が急務だ
SOCCER DIGEST Web 1月27日(火)13時24分配信
写真を拡大 写真を拡大
【日本代表コラム】全世代がアジア8強敗退、18歳以降で広がる世界との差 抜本的改革が急務だ
アジアカップで準々決勝敗退となった日本代表。年代別代表の現状も鑑みれば、この数年でアジア内での日本の立場が後退した感は否めない。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)
JFAが掲げる「世界のトップ10」は霞みつつあるのが実情だ。
 アジアカップの準々決勝敗退で、日本代表は昨年のU-16、U-19、U-21に続き、すべてのカテゴリーでベスト4進出に失敗した。
もちろん今回のアジアカップやU-19アジア選手権、どちらの準々決勝も圧倒的にゲームは支配していたので、アジア内での地位が急落しているわけではない。
しかし半面、アジアで勝ち切れていないことを踏まえれば、少なくとも2000年レバノン大会のトルシエ時代と比べれば後退の感は否めない。また今回のアジアカップが将来を睨んだわけではなく、あくまで今結果を出すためのチームで臨みながら、平均して約4歳年下のUAEに敗れたという事実は決して軽くはない。
歴史を振り返れば、日本は二度の急成長期を築き現在に至っている。最初は1960年に東京五輪を目指し、ドイツからデットマール・クラマー氏を特別コーチとして招聘してからの8年間だ。
将来性重視で若い選手を集め、基本から鍛えて二度の五輪をほぼ同じメンバーで戦い銅メダル獲得に至った。ひと握りの精鋭を集中強化することで、ファミリーのような代表チームが成果を挙げたのだ。二度目はJリーグ発足のタイミングである。プロリーグができて、様々な環境が劇的に整備され夢の舞台が創設された。こうして底上げが進むとともに、欧州へと羽ばたく選手も増えていった。
例えば、Jリーグ発足前の韓国は見上げる存在だったが、J開幕前年に初の外国人監督ハンス・オフトが日本代表を率いてからは、7勝11分け7敗とまったく互角の戦績に変わった。ただし極東に位置しスポーツへの取り組み方が日本と酷似する韓国には追いつけても、なかなかその先には進めていない。
確かに世界の歴史を俯瞰すれば、日本は急成長を遂げた。しかしJFA(日本サッカー協会)が目標として掲げる「世界のトップ10」が現実味を帯びているかと言えば、むしろ霞みつつあるのが実情だろう。そしてこの差は、もはや現状維持では縮まらない。日本全体の潜在能力を引き出すために、大胆な抜本的改革を図る必要がある。
日本サッカー界は、第一次成長期を経て「代表強化だけでは、後が続かない」(故長沼健・元日本協会会長)ことを学んだ。その結果、長い歳月を経てプロ化が実現したわけだが、では第二次成長期では何が不足しているのか、未だに十分な検証と解決策には至っていない。http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150127-00010002-sdigestw-socc&p=1

再生核研究所声明169(2014.6.25) サッカー観戦の印象 と 日本チーム強化の戦略
(サッカーファンからの要望によって、日本チームを強くする戦略を考察した。)
ワールドカップ日本の観戦をして、自国チームが負けるのは、生物の本能に由来するように、嫌なものである。 誰でもそうではないだろうか。― 生命には、本質的に切なさが存在する。― 数学などの研究を永くしてくると あまりにも厳しい世界で とても志す気には成れない。数学などの研究は 何十年のスパンで 長期戦略で進める求道や 真理の追究、人生の志に由来する。
サッカーは 子供の頃校庭でよくやったものであるが、勝負と言えるようなことをやったことは無く、全くの素人である。
しかし、今回の日本戦を見て、良い戦略、強化方法が思い付いたので、上記要望も寄せられた経緯も有るので、触れて、提案したい。言うは易く、行うは難しい??
特に、ギリシャ戦などでは、全体的な力では相当優位にあるように見えたが、結局、引き分けに終わった苦しい戦いであった。どうしてだろう。 それは、ゴールを決められない決定的な弱点にある。 ゴールを決めることは、サッカーで 優位に立つ 重要な、肝心な点 ではないだろうか。初戦についても言える。コロンビア戦についても言える。ゴールの機会は、結構あったと言える。
そこで、次のような訓練は 如何であろうか。
ゴールを狙える立場の人は、ゴールの枠にぶつけて、反射で ゴールを決める訓練を徹底的にやる。
この訓練は ゴールキーパーにはよらず、 何時でも安定的に練習ができ、何時でも、最も有効にゴール決める方法である。 本能かも知れないが、ゴールを狙うとき、わざわざキーパーにぶつけているような例が多く見られる。これは、極めて残念な場合である。ゴールを狙う機会はそう多くはないので、痛切残念、そのような場合には、国中でため息が聞かれる状況と言える。
条件反射的に、ゴールの枠にぶつけて、反射で ゴールを決めるような訓練を 徹底的にして欲しい。
総合的な力を付けるのは、専門家の課題であるが、この要点をしっかり訓練すれば、戦力は飛躍的に向上するのではないだろうか。実際、ゴールを決めている場合、ゴールの枠にぶつかって、ゴールを決めている場合が多く見られる。既にそのような訓練を意図的に行っているのではないだろうか。
サッカーの印象は、アジアや日本は まだまだ伝統が浅く、世界レベルから見ると、まだ力不足は否めない。 伝統は甘くはない。世界的になる、世界を狙う精神がどのようなものか、その精神がまだ、しっかり身についていないと言うことではないだろうか。 これは単にサッカーばかりではなく、近代科学や民主主義、人権、評価システム、大学の在りよう、マスコミの在りよう、政治家の在りようなどなど、欧米から 入ってきた多くが表面的な物まねで、それらの深いところの理解が 浅く、しっかりしていない状況と同様ではないだろうか。輸入したものを身に付けるのは、教えられ、学んだものを身に付けるのは、 一朝一夕にはゆかないのが、道理ではないだろうか。長期的な視点に立って、頑張って欲しい。
以 上

0 件のコメント:

コメントを投稿