2015年1月26日月曜日

宇宙が誕生し物理法則だけに従って変化し惑星が生まれ地球上に生命が誕生し、生命は物理法則だけに従って進化した。

宇宙が誕生し物理法則だけに従って変化し惑星が生まれ地球上に生命が誕生し、生命は物理法則だけに従って進化した。人類が誕生し人類は言語能力や思考能力を獲得した。 人類は現実には存在しない超自然的なものどもを想像し、その中には「神々」もあった。「唯一」という概念と「世界の創造者」という概念が「神々」という概念に付加され「神god」という概念が誕生した。神とはこの世界を創造した存在者であり、且つ、神とは人間が持つような思考・人格・意志等々を持つ存在者である。我々は「思考・人格・意志等々」の概念を人間から得た。地球上で思考・人格・意志等々を持つのは人間だけである。人間に会わずに「思考・人格・意志等々」の概念を我々は獲得できない。もし火星人が存在するなら火星人は思考・人格・意志等々を持つ。
この世界の外に存在する、この世界を超越した、存在者には、「思考・人格・意志等々」の概念を適用できない。それはこの私の(我々の)世界を生み出しているかもしれないとされる水槽の脳という想定が不可能であるのと同じ理屈による。(水槽の脳という想定が不可能だという超越論的論証については永井均「翔太と猫のインサイト」の前半に書かれている。)
「神」という概念はこのようにして生まれた。「神」という概念には「超越者」という概念と「思考・人格・意志等々」という概念が含まれる。
あなたは神を信じますか?こんなに説明しても神を信じることのバカバカしさはあなたにはわかりませんか?人間がこのような経緯から作り上げた「神」概念に対応するものが宇宙誕生前から存在したと本気で考えますか?http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13141089393
神は、存在するようですが、人間には 良く分からないのでは? 
人間も猿も 殆ど同じような知能では?
― 哲学とは 真智への愛 であり、真智とは 神の意志 のことである。哲学することは、人間の本能であり、それは 神の意志 であると考えられる。愛の定義は 声明146で与えられ、神の定義は 声明122と132で与えられている。― 再生核研究所声明148.

再生核研究所声明183(2014.11.27) 野生動物と人間
まず、野生の動物、 生物の素晴らしさ をきちんと捉えたい。どのような生物でも この厳しい自然環境の中で、何億年に亘って生きてきた事実を重く受け止め、その意味で畏敬の念を以て、生物を捉えたい。このことは、生物の生存が安定していて、神域に属するほどの素晴らしさと捉えたい。自然とともにある 高度に調和した世界である。
我が家でも、 燕は毎年訪れ、猿の集団も時々出没する。しかし、それらの生態は逞しく続いている。 蛇が燕の巣を襲い、全滅させられる場合もしばしばであるが、襲う蛇も賢明で驚嘆すべき本能を持っているが、襲われる燕もある種の余裕を以て、棲息を続けている 誠に切なくも逞しさを感じる。忍耐強い蛇にもある種のいとおしさと、愛着の念を感じさせられる。猿の家族も逞しく、器用に柿や栗の実を採って元気よく山に姿を消していく。誠に愛すべき家族たちである。 冬など沢の奥などに潜んで、寒さと飢えを忍んで居るのではないだろうか? 雪の日などどうして居るだろうか。逞しさゆえに 意外に幸せな時かも知れない。
そこで、人間に近い猿の生態を参考にして、人間の生態を考えてみよう。 結論は、人間の生態の本質は、猿とほとんど変わらないという視点である。
考えてみよう。 人間は何をやっているのか。多くの人は社会の一員として働き、収入を得て暮らしを立てる ― 猿は食料を自然の中から,採る。 そして、家庭を以て、家庭生活を楽しむ。 猿も全く同様、家族が十分食料を採れれば相当に満足では。 人間も衣、食、住、が整い、生活の基盤が整えば、相当に満足では。 現在では 猿ができていること、家庭を持ち、衣、食、住が整い、健全に生きられる子供たちに囲まれていれば、既に相当に良い生活のレベルと言えるのではないだろうか。 余裕ができれば、果たして、人間は何をやっているのか? テレビを見、映画、音楽など楽しいことをしているが、果たして、それらが、どのような意味があり、猿よりどれほど優れているのかと自問したい。
美味しいものを頂き、楽しんで、良い家庭を営めば 人生はそれで良いように見える。
多くの人の人生は、猿の生態とほとんど本質は変わらず、往々にして、猿の生態より劣っているようにさえ見える。人間が猿よりどのようなところで優れ(再生核研究所声明181: 人類の素晴らしさ ― 7つの視点)、どのようなところで、猿より劣っているのかと自問したい。
動物である人間が 動物的な本能を満たしたいのは分かる。それでは、その先、人間として生きるということはどのようなことかと 自問したい。 そして、それらは、如何にして、どのような価値があるのかと問いたい。
以 上

0 件のコメント:

コメントを投稿