2016年9月1日木曜日

再生核研究所声明319(2016.09.01) NHK朝ドラ、小橋常子さん、花山伊佐次さんに続け

再生核研究所声明319(2016.09.01) NHK朝ドラ、小橋常子さん、花山伊佐次さんに続け

NHK朝ドラ とと姉ちゃん は素晴らしい。小橋さんの家族も 暮らしの手帖の出版関係者も 実に素晴らしい。実話は兎も角 ドラマから学びたいことがあるので、焦点を絞って問題点をとり上げて、学び、多くの方に それらの精神を引き継ぎ、発展させて欲しいとの希望を述べたい。
暮らしの手帖の理念であるが、何と自社で実験して、自社のデータで製品の評価を行い、公表する形で雑誌を発行している。今流行りの、評価、評価に先駆けて、真摯な態度には感銘を受ける。花山氏が言明されているように、心を込めて作られた製品を評価するのだから、評価は真剣に、真面目に、圧力などに屈しないようにすべきだは、基本であるが、それは大事な心得で、実行しているのは凄いことである。評価、価値判断も大事で、難しいが 予想される圧力に対する心構えも相当にしっかりする必要がある。
ドラマのように、暮らしの手帖が出版されていたとなれば、そのような雑誌が どんなに尊く、価値あるものであるかと 賞賛を送りたい。
世に雑誌は多くあるが、生データを実験して纏めているのは、創造性の観点から学術書の性格を持つばかりでなく、生活の知恵、生活に役立つ面で、学術書以上の価値を有するものとも言える。
社会の進歩には 評価は極めて大事な要素である。何が良いかが分からなければ、どのように重点をおいて努力して良いかが分からず、進むべき道が分からないからである。今、評価、評価と社会を賑わしているが、評価の仕方など、形式的、表面的なデータを形式的に分析、統計をとっているだけの 形だけの実のない評価が世に溢れているのではないかと危惧している。また、自分たち仲間だけの評価にもなりがちである。
簡単に、提案したいのは様々の分野で、 いろいろな評価をする組織の創造である。 暮らしの手帖が目指したように いろいろな分野で、いろいろな基準で評価して 良いものとは何かと社会に問い、社会がそのような評価に参加して、良いものとは何かを広く考える契機が作られるのは 良いのではないだろうか。多様な視点からの評価が大事であるから、同じ課題でもいろいろな評価機関、企業が存在するのが大事ではないだろうか。
品質保証の考えもあるが、政治家の評価、様々な分野における研究者の評価、テレビ局の評価、新聞社の評価などなど、いろいろ考えて行くべきではないだろうか。新しい分野として提案したい。例えば、選挙の折り、人物や思想、行動、性格など情報が足りなく、誰を入れて良いか分からない状況が多いのではないだろうか。選ばれて素性が明らかになったり、不祥事を起こして そんなはずではなかった。選挙のやり直しなどしている例が最近でも起きている。人は適切な情報を求めているのではないだろうか。これは政治家についてばかりではなく、上記のような もろもろの情報を求めていると考えられる。マスコミ関係者は、暮らしの手帖出版の精神から、学ぶことが多いのではないだろうか。
次の関係声明も参照:
再生核研究所声明4: 競争社会から個性を活かす社会に
再生核研究所声明 41: 世界史、大義、評価、神、最後の審判
再生核研究所声明 70: 本末転倒、あべこべ ― 初心忘れるべからず
再生核研究所声明 102(2012.10.10) 成果主義の弊害について
以 上
2016.8.30.16:11
2016.8.30.19:30 急に秋の感じ、台風一過、もっともそれたが。
2016.8.30.22:15
2016.8.31.06:36
2016.8.31.16:50
2016.8.31.19:20 夕方、秋の深まりを感じる。
2016.8.31.21:00
2016.8.31.22:00
2016.9.01.06:22 完成、公表。 晴天、初秋?
 

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