2016年9月6日火曜日

『とと姉ちゃん』古田新太演じる赤羽根社長、「ラスボス」「悪の秘密結社」と絶賛の嵐

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!
とと姉ちゃん』(NHK 総合/月~土、午前8時) 幼くして父を亡くした小橋常子(高畑充希)が、「父(とと)」の代わりとして、母と妹2人を守りながら、怒涛の戦前・戦後をたくましく生き抜いていく物語。総合誌「暮しの手帖」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。
■8月31日(水)/129話~9月2日(金)/131話 
 あいかわらずネット上で、常子と星野武蔵(坂口健太郎)の関係が注目されている『とと姉ちゃん』。129話では、星野の娘・青葉(白鳥玉季)の電話を受けた常子が、星野家に駆けつけてみると、自分の誕生日に常子に会いたいがための嘘だったことが判明。結局、一緒に誕生日を祝った後、常子は星野から告白を受けることになった。この展開に、ネット上は「星野! よくやった!」「星野さん、ステキすぎてキュン死に」「常子、よかったね」などと、喜びムードに包まれた一方、「『再婚勧めて』っていう妻の遺言を聞いてすぐのこの展開、ご都合主義も甚だしい」「星野の子どもが、常子にここまで懐く理由も理解できないし、常子がここまで子どもを可愛いと思う理由もわからない。2人のハグも気持ち悪いだけ」と、辛辣な意見も多数上がった。
 
 130話では、常子と星野親子4人で過ごす、ほのぼのとしたシーンが続いたが、131話では、星野親子と、小橋家の次女・鞠子(相楽樹)の家族らが小橋家に集結しての食事中に、石が投げ込まれるという緊迫の展開に。雑誌「あなたの暮らし」で行われている「商品試験」の結果に反感を持った者の仕業ではないか? と怯える展開が繰り広げられた。
 そんな中、ネット上で話題となっているのが、「あなたの暮らし」で自社製品が酷評された、アカバネ電器製造の社長・赤羽根憲宗(古田新太)の存在感。暗い部屋の中で憤怒の形相を見せる赤羽根に対し、「ラスボス感ハンパない」「電器製造会社じゃなくて、悪の秘密結社にしか見えない」と賛辞が寄せられた。
 商品試験の記事に対する、アカバネ電器製造の「泣き落とし」「買収」に続き、おどし・嫌がらせが始まった。ちらりと姿を見せる謎の男(石丸幹二)は常子たちの敵なのか味方なのか? 最終回まで残り1カ月を切り、さらに視聴者の注目が集まっている。http://www.cyzowoman.com/2016/09/post_21638.html
毎回楽しみに見ています:
再生核研究所声明319(2016.09.01) NHK朝ドラ、小橋常子さん、花山伊佐次さんに続け
NHK朝ドラ とと姉ちゃん は素晴らしい。小橋さんの家族も 暮らしの手帖の出版関係者も 実に素晴らしい。実話は兎も角 ドラマから学びたいことがあるので、焦点を絞って問題点をとり上げて、学び、多くの方に それらの精神を引き継ぎ、発展させて欲しいとの希望を述べたい。
暮らしの手帖の理念であるが、何と自社で実験して、自社のデータで製品の評価を行い、公表する形で雑誌を発行している。今流行りの、評価、評価に先駆けて、真摯な態度には感銘を受ける。花山氏が言明されているように、心を込めて作られた製品を評価するのだから、評価は真剣に、真面目に、圧力などに屈しないようにすべきだは、基本であるが、それは大事な心得で、実行しているのは凄いことである。評価、価値判断も大事で、難しいが 予想される圧力に対する心構えも相当にしっかりする必要がある。
ドラマのように、暮らしの手帖が出版されていたとなれば、そのような雑誌が どんなに尊く価値あるものであるかと 賞賛を送りたい。
世に雑誌は多くあるが、生データを実験して纏めているのは、創造性の観点から学術書の性格を持つばかりでなく、生活の知恵、生活に役立つ面で、学術書以上の価値を有するものとも言える。
社会の進歩には 評価は極めて大事な要素である。何が良いかが分からなければ、どのように重点をおいて努力して良いかが分からず、進むべき道が分からないからである。今、評価、評価と社会を賑わしているが、評価の仕方など、形式的、表面的なデータを形式的に分析、統計をとっているだけの 形だけの実のない評価が世に溢れているのではないかと危惧している。また、自分たち仲間だけの評価にもなりがちである。
簡単に、提案したいのは様々の分野で、 いろいろな評価をする組織の創造である。 暮らしの手帖が目指したように いろいろな分野で、いろいろな基準で評価して 良いものとは何かと社会に問い、社会がそのような評価に参加して、良いものとは何かを広く考える契機が作られるのは 良いのではないだろうか。多様な視点からの評価が大事であるから、同じ課題でもいろいろな評価機関、企業が存在するのが大事ではないだろうか。
品質保証の考えもあるが、政治家の評価、様々な分野における研究者の評価、テレビ局の評価、新聞社の評価などなど、いろいろ考えて行くべきではないだろうか。新しい分野として提案したい。例えば、選挙の折り、人物や思想、行動、性格など情報が足りなく、誰を入れて良いか分からない状況が多いのではないだろうか。選ばれて素性が明らかになったり、不祥事を起こして そんなはずではなかった。選挙のやり直しなどしている例が最近でも起きている。人は適切な情報を求めているのではないだろうか。これは政治家についてばかりではなく、上記のような もろもろの情報を求めていると考えられる。マスコミ関係者は、暮らしの手帖出版の精神から、学ぶことが多いのではないだろうか。
次の関係声明も参照:

再生核研究所声明4: 競争社会から個性を活かす社会に
再生核研究所声明 41: 世界史、大義、評価、神、最後の審判
再生核研究所声明 70: 本末転倒、あべこべ ― 初心忘れるべからず
再生核研究所声明 102(2012.10.10) 成果主義の弊害について

以 上

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