再生核研究所声明 472 (2019.1.25) 万物流転、世の無常、心
人世 全般について ある纏まりのある、感情が 湧いているので、その面から率直に表現したい。先ず、藤原道長の この世をば わが世と思ふ望月の欠けたることもなしと思えば。秀吉の 露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢
ゼロ除算が拓いた 生命の曲線 ― 多くの過程は元に戻る。人間は自らの意志で生まれたのではなくて 何者かによって造られたものである。造られたように生きざるを得ない。我々の頼り 源は 結局は 我々の心に従わざるを得ない。生命、人間としても我々の在りようは 相当に見えているが、定かには分からない。 深く心から湧くところに尋ねることが肝要である。心の統一と安定、良き感動が湧くように である。身に余る、贅も、名誉も、創造も、業績など一切のものは 心の調和が無ければ、ただ空しいだけ となるだろう。我々が価値あるものと考えていたものも、願って求めていたものも、志さえ 絶えず変化して 留まることを知らないのが 我々の心である。心は、絶えず 適当な変化と 創造性と新奇さを求めるが、それらとて、変化して どんどん変わっていく心境を齎す。
万物流転、世の無常とは 世の大きな流れであり、環境の変化である。人の心もその流れに
影響されて変化して行くものである。 それらの背後には 神の意志 が存在すると感じられるが、それらはもちろん定かには分からず、信仰として直観すること になる。
ここで 言いたいことは簡単である。 要するに、人世も 社会も複雑で 捉えどころがなく、絶えず変化している。個人は 大きな生体の 単細胞的な存在 であるが、全体の状況を感じながら、己の心に深く思いを致して、そこに存在する神性、良心に従って生きていくのが 良いということである。
人生を終えるとき 全てものものは、生まれる前のように 大いなる 母なる世に 帰ることになるだろう。
拘らず、 淡々と 自らの心に違って行けば 良い。
この文脈で関係する精神は:
芸祷とは爆発だ、どんどん爆発を続けて行く ー 岡本太郎
自転車は走っていないと安定しない ー アインシュタイン
活動してやまないもの ー ゲーテ
天上天下唯我独尊 - お釈迦様
以 上
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