2017年2月28日火曜日

「だし」を主役にした商品やサービス続々 店舗や自宅で楽しむ1汁や1杯

「だし」を主役にした商品やサービス続々 店舗や自宅で楽しむ1汁や1杯

加藤 秀行[著] / 阪神 裕平[著]
 調理において「だし」は、おいしさのベースとして欠かせないものだが、最近はだしに注目した商品やサービスが登場している。
 昆布やかつお節などを煮出して、うまみ成分を抽出した「だし」。昔からおいしさの決め手ではあるものの、その存在は料理の味の引き立て役だった。ところが最近はだしが主役となり、新しいつき合い方や楽しみ方を提案する店舗や商品が続々と生まれている。
だしを主役にした店舗の先駆けの一つが、にんべん(本社:東京都中央区)が展開する「日本橋だし場(NIHONBASHI DASHI BAR)」。「一汁一飯」をコンセプトに、2010年に1号店がオープンして以来、今日までかつお節だし、月替わりの汁メニューなどを通して、本物のだしのおいしさをアピールしてきた。年々ファンも増えており、店舗は現在、本格的な食事が楽しめる店舗を含め、都内6カ所を数えるにいたった。
 本物のだしのおいしさを知りたいときに、まずチョイスしたいのは「かつお節だし」。1号店では今年1月15日で、累計75万杯を達成した。価格は120ミリリットルのレギュラーサイズが100円、250ミリリットルのLサイズが200円(ともに税込)。
 店舗に加え、自宅で楽しめる商品も用意されているのが、ドリップ抽出で飲む天然だしだ。店舗は「雅結寿(みやびゆいのじゅ)」なる名称で東京は世田谷区にある。商品は「芳翠園(ほうすいえん)飲む銘茶だし」と「雅結寿 野菜だし」がおすすめだ。前者はこだわりの製法で味には定評のある芳翠園(本店:東京都渋谷区)の高級銘茶とだしのブレンドで、種類は煎茶、ほうじ茶、玄米茶の3種。価格は煎茶の1杯分ドリップパックが292円、他は各270円(全て税込)。後者は「玉ねぎ」と「椎茸」をだしに掛け合わせたもので、価格はともに281円(税込、1杯分ドリップパック)。コーヒーのようにドリップスタイルで味わう新感覚のだし、手がけるのはボニートジャパン(東京都世田谷区)。
 新たな業態は和のだしにこだわった。それが昨年末JR品川駅(東京都港区)構内にオープンした「おだし東京」だ。こちらは食べるスープでおなじみの「スープストックトーキョー」の和風版として産声を上げた。運営するスープストックトーキョー(本社:東京都目黒区)は、落ち着いた雰囲気の店内で、みそ汁やおかゆ、郷土の1杯など、日本の食文化の特色のひとつであるだしの旨味を効かせた汁物を提供。単なる伝統の味ではなく、例えばオマール海老の味噌汁(580円)といった具合に、独特のアレンジが加えられており、どれも初体験となるおいしさを堪能できる。
 店舗へと足を運ぶか、それとも取り寄せてみるか。今年は話題のだしでおいしいひと時を過ごしてみてはいかがだろう。http://blogos.com/article/211758/

再生核研究所声明34(2010/04/16):日本のビジネス―日本料理店の海外展開

日本製品として、国際的に高い評価を得て、世界の富を日本国にもたらしてきたものとして、家電、カメラ、半導体、自動車などが 顕著なものとして、想起される。しかしながら、諸外国の台頭によって、日本国の大きな目玉となる産業にかげりが見えてきており、 国内には失業者があふれ、経済不振と、慢性的な財政赤字に陥っている。 日本国の再生の基礎は、根本的には教育を正し、精神をきたえ直す必要があると考えるが 一つの戦略を具体的に提案したい。要旨は世界の多くの都市に、日本料理店を展開すること である。
先ず、食に対する関心の深さは いずこも同じで、生きることとは 食べること にも通じるものがあり、食に対する関心、経費は、人間存在と活動の大きな部分を占めるという事実から、認識を深める必要がある。 日本料理は健康食品であると同時に、際立った特徴を有し、幸い、日本料理に対する世界の人々の関心の深さは 驚くべきものであり、現状よりは遥かに大きなビジネスチャンスを有すると考える。多くの日本人に、海外の日本料理店で働く職場を広く開拓して、同時に日本の文化を海外に紹介し、また逆に、日本人は海外に出ることによって、国際的な広い視野をもつ機会が得られて、好ましい効果が期待される。
これらのことは、比較的簡単に 少ない投資と準備で実現でき、大きな経済的、文化的な効果が望めると考える。 一つの国家戦略にしようではありませんか。 世界の多くの都市に、日本国の象徴として、美しい日本料理店を展開し、日本の文化を世界に紹介する拠点にしようではありませんか。 若者の雇用や、経済、文化への波及効果は 大きいと考える。もちろん、世界の平和にも大きく貢献するものと考える。
具体的に 次のように提案したい:                                                                         
経済産業省、外務省、農林水産省などの関係省庁の積極的な援助、                       
文部科学省は、料理学校などを充実、格あげし、合わせて関係教養教育の充実も図る、
外国人向け 観光関係機関の積極的な支援、
国防省の組織的な支援: たとえば、5000億の資金を兵器の購入にかけるより、そのような面で援助して、日本料理店を通して世界の情報を組織的に得るシステムを確立する、また平和のための戦略を進め、観光促進の拠点にもする。 これこそ、愚かな軍事費を美しい営みにまわしたいとの想いの 現実的な一つの提案になるのではないだろうか。
日本料理店を拠点に、先ずは、世界的の人々の関心が期待される花道、茶道などの組織的な教室の開講を意図する。 また、そのような関係組織との連携を図る。さらに、日本庭園などの文化的な輸出も展望する。
既に相当数、日本人のいない日本料理店が存在する状況を調べて、日本人の派遣による より日本的な料理を浸透させるのは、最も手短な第1歩になると考える。 また、日本料理店の評価機関の設置の検討なども、なされるべきであると考える。
美しい特徴をもつ日本文化を もっと世界で活かそうではありませんか。 関係者のご検討と積極的な取り組みを期待したい。
以上

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