2015年12月1日火曜日

COP21開幕 各国首脳が演説 12月1日 5時14分

COP21開幕 各国首脳が演説
12月1日 5時14分

COP21開幕 各国首脳が演説
地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP21がフランスのパリで開幕し、各国の首脳が演説を行いました。
米オバマ大統領「地球救うための決意固めた」
アメリカのオバマ大統領は30日に始まったCOP21の首脳級会合で演説し、「われわれは、やっと、この地球を救うための決意を固めることができた」と述べ、今回の会議で合意がまとまることに強い期待を示しました。
そのうえで、オバマ大統領は「世界1位の経済大国で、世界2位の温室効果ガス排出国として、地球温暖化を引き起こした責任を認め、対策を取っていきたい」と述べ、再生可能エネルギーへの投資を加速させていく考えを示しました。
そして、「ここパリで各国が削減目標を達成するための透明性のある仕組みをつくろう」と呼びかけ、どのような温暖化対策を取っているか、各国の説明責任を明確にし、定期的に削減目標を見直せるような仕組みをつくるべきだと訴えました。
中国 習主席「地球すべての力を結集」
中国の習近平国家主席は、COP21の開幕式で演説し、「パリでの会議は、地球すべての力を結集させるために、広く参加を呼びかけなければならない。協議は各国の助け合いや努力を促すものにすべきだ」と述べ、新たな枠組みの合意を目指して、各国に協力を呼びかけました。
そのうえで、「2020年以降、途上国に対する資金援助を強化し、気候変動に対応した技術も一層提供すべきだ」と述べ、先進国による途上国へのさらなる支援を強く求めました。
また、習主席は2030年ごろまでに、二酸化炭素の排出量を減少に転じさせるなどとした中国の削減目標を説明したほか、中国も途上国へ多額の資金支援を行う考えも示しました。そして、「中国はグローバルな気候変動対策に積極的に参加している。われわれはこの約束を果たす自信と決心がある」と述べ、温室効果ガスの最大の排出国として、みずからの責任を果たす姿勢を強調し、COPでの議論を主導することに意欲を示しました。
インド首相「先進国に責任」
世界で3番目の温室効果ガスの排出国インドのモディ首相は、フランスのパリで開かれているCOP21の首脳級会合で演説し、「インドでは今も、3億人がエネルギーとは無縁の暮らしを送っている。国民は発展を望んでおり、その願いをかなえる必要がある」と述べて、排出量の増加は今後も避けられないという認識を示しました。そのうえで、インドも再生可能エネルギーの導入を進めるとしながら、「先進国が野心的な目標を掲げて排出量の削減に真剣に取り組むことを望む。先進国は温暖化を招いた歴史的な責任があり、削減の余地も大きい」と述べ、先進国こそ、削減に積極的に取り組むべきだという考えを強調しました。さらにモディ首相は、2020年までに先進国が中心となって年間1000億ドルの資金を拠出し、途上国の排出量の削減や温暖化が原因とみられる水害や干ばつなどの被害の対策に充てるという、国際的な目標を必ず実現すべきだと訴えました。
オーストラリア首相「1人当たりの排出量半分に」
世界有数の石炭輸出国のオーストラリアは、国内での石炭火力発電の利用などにより、国民1人当たりの二酸化炭素の排出量が先進国のなかでも特に多い国となっています。
オーストラリアのターンブル首相は30日、COP21の首脳級会合で行った演説で、温室効果ガスを2030年までに、2005年と比べて26%から28%減らすとした削減目標を掲げ、「国民1人当たりの排出量を半分に減らすことができる」と強調しました。そして、「排出量を減らすだけではなく、温暖化の被害にいかに対応するかも重要だ」と述べて、太陽光など再生可能エネルギーの技術や温暖化による被害を食い止める対策で途上国を支援するため、今後5年間で10億オーストラリアドル(880億円余り)を拠出すると表明しました。
キリバス大統領「人類の最終的な問題」
南太平洋の島国キリバスは、海面上昇の深刻な影響を受けていて、2050年には首都のある島で最大80%が水没するおそれがあるとも指摘されています。
キリバスのトン大統領は30日、COP21の首脳級会合で演説し、「気候変動はすべての国にとって危険で、特に気候変動の最前線にいるわれわれのような標高の低い国々は大きな影響を受ける。各国が責任を果たさなければ、人類の最終的な問題になるだろう」と述べ、危機感をあらわにしました。そのうえで、トン大統領は「今まさに生存が脅かされている私たちの願いは、とてもシンプルなものだ。差し迫っているこの問題に対して、リップサービスではなく、中身のある約束をしてほしい」と述べ、実効性の高い新たな枠組みの合意を呼びかけました。
ツバル首相「今後の存続かかっている」
南太平洋の島国、ツバルのソポアンガ首相がフランスのパリで開かれているCOP21で演説し、「ツバルは気候変動に対して世界で最もぜい弱だ。ツバルが今後存続できるかどうかはこの会議にかかっている」と述べて、温暖化対策の新たな枠組みの合意が不可欠だと強調しました。
ツバルは温暖化による海面上昇で、国全体が海に沈むおそれがあると指摘されていて、ソポアンガ首相は「サイクロンによって経済的な打撃を受けるなど、ツバルはすでに気候変動の影響に苦しんでいる」と述べ、温暖化はすでに、大きな被害をもたらしていると訴えました。そのうえで「われわれは、温室効果ガスの排出の削減に向けて、化石燃料を使わない世界経済へと転換しなければならない」と述べて、世界全体が再生可能エネルギーの導入を積極的に進める必要があると指摘しました。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151130/k10010324741000.html


再生核研究所声明 56(2011.04.06): アースデイ の理念

先ず、アースデイの概念であるが、グーグルで検索すると、環境関連の会議で、環境問題についての討論集会、環境のかかえる問題に対して人びとに関心をもってもらおう、 地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動  などから、地球環境を大事にしようという概念が 鍵となっているようである。
そこで、地球について改めて、考察し、かけがいのない地球 に想いを致し、元祖生命体における人類の使命(再生核研究所声明 41:世界史、大義、評価、神、最後の審判)を自覚するように 訴えます。
広大な宇宙空間で、地球のように 生命が繁茂し、人間のような ある程度の精神作用や自由意志を有する高等生物が生息する天体は 未だ見つかっていない。 このことからも、既に 地球が広大な宇宙の中で、かけがいのない存在 であることが分かる。 人類が存在して、初めて、全てのことは始まるから、人類の生存は 最も大事な ことになる(再生核研究所声明13)。 雄大な生態系において、人類はその頂点に位置していて、自由意志と能力によって、地球や生態系に重大な影響を与えている。 実際、人類が望めば、原爆などで地球を破壊し、生命の絶滅も可能であろう。しかしながら、実は、人類の自覚が無ければ、このままでも 生態系が破壊され、少なくとも人類絶滅にいたるのは 物理的にも 容易に想像される。
実際、地球外から地球を見れば、人類が如何に自然と生態系を破壊して来たかが、良く理解できる。人類こそ、地球の生態系を蝕む、がん細胞のような存在であることを しっかりと理解する必要がある。がん細胞が増殖すれば、生態系は乱され、やがて がん細胞すら存在しえなくなるのは明らかである。
このような観点から、地球環境の保全、特に生態系の保全に特別な想いを致すのが、アースデイの理念 でなければならないと考える。
生きている地球が、地震などを起こすのは道理である。 地球と仲良く生きるとは、地震などにも柔軟に対応できる生き方をするということである。母なる地球が在って、豊かな生態系が在って、はじめて人類の生存の基礎ができるのである。 それらの持続可能な在りようを追求するのが、元祖生命体の代表である人類の 真に崇高な使命である。大義である。
生態系の在りようは 多様性によって裏付けられているが、その実体は未だ 人知の及ばない領域とも言えるから、人類は謙虚になって、

1)  人類の立ち入らない島や、地域の制定
2)  あらゆる生物種の保存

に努力するように訴える。 人生で確かなこととは 生きて存在しなければ何も始まらない (生命の基本定理) ということであり、生態体系の保存に心すべきであり、元祖生命体の進化を見守りたい。 また、広い存在領域の確保のためにも、地球外への進出も企てたい(再生核研究所声明32)
以 上


再生核研究所声明224(2015.4.21) 郵便ポストの適正配置を求める提案 ― ゴミの無責任な投棄を止めよう
(これは 新緑美しい山間の道を散歩しながら、バイクでの郵便配達の様子を拝見して考えが湧いたものである。平凡な声明が、世に実際的に貢献すれば良いと考えた。)

世の中の人間関係の多くの問題は、次の 公正の原則 で概ね解決できると考えて再生核研究所声明の原型が始められた:

再生核研究所声明 1 (2007/01/27):美しい社会はどうしたら、できるか、 美しい社会とは:
最近の世相として,不景気・政界・財界・官界・大学の不振,教育の混迷,さらにニューヨークのテロ事件,アフガン紛争,パレスチナ問題と心痛めることが多いことです.どうしたら美しい社会を築けるでしょうか.一年半も前に纏めた次の手記はそれらのすべての解決の基礎になると思いますが,如何でしょうか. 
平成12年9月21日早朝,公正とは何かについて次のような考えがひらめいて目を覚ました. 
1) 法律,規則,慣習,約束に合っているか. 
2) 逆の立場に立ってみてそれは受け入れられるか. 
3) それはみんなに受け入れられるか.  
4) それは安定的に実現可能か. 
これらの 「公正の判定条件」 の視点から一つの行為を確認して諒となれば それは公正といえる. 
現在,社会の規範が混乱し,不透明になっているように思うが,公正の原則 を確認して,行動していけば ―― これは容易なことではないが ―― 世の中は はるかに明るくなり,多くの混乱は少なくなると思いますが如何でしょうか. 
また,こういうことを考える教育は,人間関係や社会生活の基本的な在り方を明らかにし,環境の保全などにも貢献すると思います.(以下略。)

そこで、今回は 極めて具体的に、各家庭で設置されている 郵便受けの設置場所についての検討を広く訴えたい。 郵便配達の方の立場を考えて、自分たちに都合の良い場所に 郵便受けの設置を考えるだけではなく、配達する人の立場も考えて 設置して 配達し易い様に考えようということである。 山間部等あまりに深く入り込んでいたり、 庭でも広く、奥深くに設置されていて、 配達する人の労苦、複雑さに驚かされている。 多くは バイクでの配達のようであるが、バイクでの観点も考えて、 より便利な設置を再検討したい。 郵便物を受け取る人も 配達する人も 楽しい状況になるように 配慮したい。
ついでに 余りにも当たり前のことであるが、美しい山や川に、 街に、 ゴミが捨てられていて、哀しくなる場面は 結構多い。極めて残念である。 美しい街、自然に相応しいものではない と常日頃繰り返し、思われるので、お互いに注意を換気したい。

美しい新緑の季節、自然を愛でて浩然の気を養いたい ― 再生核研究所声明223(2015.4.14) 人生の目的は、自然を愛でて楽しみ、ともに喜び合うこと ― 二十一世紀の壮大なロマン 真実(播磨屋助次郎著)を読んで。

                                     以 上
追記:

こうぜんのき【浩然の気】の意味 - 国語辞書 - goo辞書
dictionary.goo.ne.jp › 国語辞書
こうぜんのき【浩然の気】とは。意味や解説、類語。《「孟子」公孫丑上から》1 天地にみなぎっている、万物の生命力や活力の源となる気。2 物事にとらわれない、おおらかな心持ち。
(世界宗教用語大事典 
こうぜんのき 【浩然の気】
『孟子・公孫丑上』に「我善く吾が浩然の気を養う」とあるのによる。天地間に充満している非常に大きく強い気(至大至剛の気)をいう。自分の行動が正しいと、この気が身中に満ち、不屈の道徳的勇気となるとする。浩気とも。明け方近くの清澄な大気をも意味し、呼吸法とも関係し、修養法ともされる。)


再生核研究所声明244(2015.9.4)不完全な人類、
恥ずかしい世界史 ― 心得
(2015.9.1.07:10食後の散歩の折り、構想が独りでに閃いたものである。)

人が関与しない、あるいは本質的には、植物や動物は 全て 何千万年も超えて自然環境の中で生きてきたものである。 その意味で極めて安定性があり、それらの生存は 人類が乱さない限り、完全であるように見える。なぜならば、それらの生存は殆ど本能によって支配され、他の要因である厳しい自然の環境には 何千万年と耐えてきた事実があるからである。 従って、動植物の存在は 神の領域 と言えるほど完全であると 畏敬の念を抱かざるを得ない。
他方、人類の生態は如何であろうか。ある自由意思の存在によって、自由な行動が可能になり、上記の神域から逸脱し、いわば本能原理を超えて、大きな行動が可能になった。 青銅や鉄の発明、そして近代科学や技術の発展によって、人類の活動は飛躍的に増大した。ここ2000年くらいの短期を見ても、絶えざる争い、自然環境の破壊、人口の爆発、これらは 人類が地球の生態系を破壊する まるで癌細胞のようで、人類による世界史は 決して自慢できるようなものではない。 このような事実は、人類が生物として未発達、不完全な状態にあり、生命の認識や命、生きることの意味など理解できない欠陥から生じているのではないだろうか。馬鹿に刃物の喩えのように、変な能力だけが間違って発達し、大事な部分の発達が遅れた存在が、人類ではないだろうか。
この危険な人類が このことに気づかなければ、人類は 地球の生体の癌細胞 のような存在になり、人類の絶滅と生態系の破壊をもたらす危険性が 極めて大きいのではないだろうか。大いに危惧される。
我々が不完全な存在であることを自覚し、まずは、自然環境と生態系に謙虚になることが、第一に心得るべきことではないだろうか。
人間関係の原理 公正の原則:

再生核研究所声明 1 (2007/01/27):美しい社会はどうしたら、できるか、 美しい社会とは:
最近の世相として,不景気・政界・財界・官界・大学の不振,教育の混迷,さらにニューヨークのテロ事件,アフガン紛争,パレスチナ問題と心痛めることが多いことです.どうしたら美しい社会を築けるでしょうか.一年半も前に纏めた次の手記はそれらのすべての解決の基礎になると思いますが,如何でしょうか.
平成12年9月21日早朝,公正とは何かについて次のような考えがひらめいて目を覚ました.
1) 法律,規則,慣習,約束に合っているか.
2) 逆の立場に立ってみてそれは受け入れられるか.
3) それはみんなに受け入れられるか.
4) それは安定的に実現可能か.
これらの「公正の判定条件」の視点から一つの行為を確認して諒となればそれは公正といえる.
現在,社会の規範が混乱し,不透明になっているように思うが,公正の原則を確認して,行動していけば ―― これは容易なことではないが ―― 世の中ははるかに明るくなり,多くの混乱は少なくなると思いますが如何でしょうか.(再生核の理論入門―牧野書店、2002)

で、世の中は上手く行くのに そんな自明のことも理解できないのかと嘆かざるを得ない。ゼロ除算の発見で、人類は目覚め、新しい世界:

再生核研究所声明166(2014.6.20)ゼロで割る(ゼロ除算)から学ぶ 世界観
再生核研究所声明188(2014.12.16)ゼロで割る(ゼロ除算)から観えてきた世界

を観、夜明けの世界を迎えるように期待したい。
いま日本国での大きな問題、安保法案など、安保、安全と言って軍拡を進め、結果として軍拡競争を始めている人類の愚かさ、歴史からも学べず、暗黒時代に逆戻りしているように見える。いま日本の在るべき姿は 次のようになるのではないだろうか:

日本国の在るべき姿について
2015.8.22.07:55
朝食後いつものように山間部を散歩していて、日本国の在るべき姿について、独りでに 想いが湧いたので、纏めて置きたい。

現在、日本を取り巻く状況では、アメリカと中国の 対立が先鋭化している。 これは 世界史の自然な流れである。 日本の在るべき姿は、アメリカの勢力の最前線で アメリカ圏 で 日本の存在を考える立場がある。 それに対して、アメリカ圏に軸足を置くも、両勢力間の 平和の緩衝地帯 として、両勢力から一定の距離を置き、世界の平和と 世界史の進化を志向する在り様がある。後者が、アメリカ、中国、世界に より多く貢献できる、日本国の在るべき姿と 考える。
具体的には、平和憲法の精神で 進めるべきである。
(再生核研究所声明243(2015.8.31)日本国の在るべき姿について – 現在の世相についての心情)

以 上









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