2015年6月6日土曜日

U-20ワールドカップのアジア勢がヤバイ

U-20ワールドカップのアジア勢がヤバイ

2015/06/05 16:00

先月30日からニュージーランドで開催されているFIFA U-20W杯で、アジア勢が“ヤバイ”ことになっている。

20歳以下の代表チーム世界一を決める同大会には各大陸予選を勝ち上がった24ヶ国がエントリーしており、アジアからは昨年10月にミャンマーで行われたAFC U-19選手権で初優勝したカタール、準優勝の北朝鮮、準決勝へ進出したミャンマーとウズベキスタンの4ヶ国が出場している。

残念ながら日本はU-19選手権で厳しいグループを首位通過したものの、準々決勝でPK戦の末に北朝鮮に敗れてしまい、4大会連続で出場を逃している。

しかしそんなアジアの厳しい舞台を勝ち抜いた彼らが今大会、グループステージ2戦を終えた段階で極めて厳しい状況に置かれているのである。

4ヶ国の2試合の結果をご覧いただこう。

ミャンマー

vs.アメリカ 1-2

vs.ウクライナ 0-6

カタール

vs.コロンビア 0-1

vs.ポルトガル 0-4

北朝鮮

vs.ハンガリー 1-5

vs.ナイジェリア 0-4

ウズベキスタン

vs.ホンジュラス3-4

vs.ドイツ0-3

・・・なんと1つの引き分けもなく8戦全敗。それも5得点29失点で、得失点差-24という惨状なのである。http://qoly.jp/2015/06/05/fifa-u-20-world-cup-new-zealand-2015-afc-teams


再生核研究所声明169(2014.6.25) サッカー観戦の印象 と 日本チーム強化の戦略

(サッカーファンからの要望によって、日本チームを強くする戦略を考察した。)

ワールドカップ日本の観戦をして、自国チームが負けるのは、生物の本能に由来するように、嫌なものである。 誰でもそうではないだろうか。― 生命には、本質的に切なさが存在する。― 数学などの研究を永くしてくると あまりにも厳しい世界で とても志す気には成れない。数学などの研究は 何十年のスパンで 長期戦略で進める求道や 真理の追究、人生の志に由来する。

サッカーは 子供の頃校庭でよくやったものであるが、勝負と言えるようなことをやったことは無く、全くの素人である。

しかし、今回の日本戦を見て、良い戦略、強化方法が思い付いたので、上記要望も寄せられた経緯も有るので、触れて、提案したい。言うは易く、行うは難しい??

特に、ギリシャ戦などでは、全体的な力では相当優位にあるように見えたが、結局、引き分けに終わった苦しい戦いであった。どうしてだろう。 それは、ゴールを決められない決定的な弱点にある。 ゴールを決めることは、サッカーで 優位に立つ 重要な、肝心な点 ではないだろうか。初戦についても言える。コロンビア戦についても言える。ゴールの機会は、結構あったと言える。

そこで、次のような訓練は 如何であろうか。

ゴールを狙える立場の人は、ゴールの枠にぶつけて、反射で ゴールを決める訓練を徹底的にやる。

この訓練は ゴールキーパーにはよらず、 何時でも安定的に練習ができ、何時でも、最も有効にゴール決める方法である。 本能かも知れないが、ゴールを狙うとき、わざわざキーパーにぶつけているような例が多く見られる。これは、極めて残念な場合である。ゴールを狙う機会はそう多くはないので、痛切残念、そのような場合には、国中でため息が聞かれる状況と言える。

条件反射的に、ゴールの枠にぶつけて、反射で ゴールを決めるような訓練を 徹底的にして欲しい。

総合的な力を付けるのは、専門家の課題であるが、この要点をしっかり訓練すれば、戦力は飛躍的に向上するのではないだろうか。実際、ゴールを決めている場合、ゴールの枠にぶつかって、ゴールを決めている場合が多く見られる。既にそのような訓練を意図的に行っているのではないだろうか。

サッカーの印象は、アジアや日本は まだまだ伝統が浅く、世界レベルから見ると、まだ力不足は否めない。 伝統は甘くはない。世界的になる、世界を狙う精神がどのようなものか、その精神がまだ、しっかり身についていないと言うことではないだろうか。 これは単にサッカーばかりではなく、近代科学や民主主義、人権、評価システム、大学の在りよう、マスコミの在りよう、政治家の在りようなどなど、欧米から 入ってきた多くが表面的な物まねで、それらの深いところの理解が 浅く、しっかりしていない状況と同様ではないだろうか。輸入したものを身に付けるのは、教えられ、学んだものを身に付けるのは、 一朝一夕にはゆかないのが、道理ではないだろうか。長期的な視点に立って、頑張って欲しい。

以 上

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