吉高由里子・仲間由紀恵のNHK『花子とアン』大ブレークで、他キャストにもオファー殺到中!
前作『ごちそうさん』を上回る高視聴率をキープしていた、NHK連続テレビ小説『花子とアン』が、ここへ来てさらに盛り上がりを見せている。特に注目を浴びたのは、7月18日の放送回。史実の「白蓮事件」に基づき、主人公・花子(吉高由里子)の腹心の友・蓮子(仲間由紀恵)が帝大生(中島歩)と駆け落ちを決行する場面で、ドラマのナレーションを担当する美輪明宏が歌う「愛の讃歌」が流れたままエンディングを迎え、ネット上では「鳥肌が立った!」などと絶賛の嵐だった。「その後、各週刊誌などがこぞって『白蓮事件』を取り上げたこともあり、ドラマの知名度がどんどんアップしている。思わぬブームの到来に、制作サイドも『まさか、ここまでになるとは……』と、うれしい悲鳴を上げている」(NHK関係者)
ドラマのヒットを受け、吉高と仲間の評価もうなぎ上りだという。「吉高の所属事務所アミューズはもともとNHKとの関係が深く、吉高には早くも年末の『紅白』司会という大役が浮上。『花子とアン』が代表作となり、事務所の“看板女優”の座を上野樹里から奪還し、来年以降はオファーが殺到しそう。仲間は『ごくせん』(日本テレビ系)以降ヒット作に恵まれず、女優業が低迷していたが、今回の役がハマり、見事に息を吹き返した」(テレビ誌記者)2人の好演を支える俳優陣も軒並み今後のオファーが殺到し、芸能界での“勝ち組”になりそうだという。「仲間演じる蓮子が嫁いだ大富豪を演じた吉田鋼太郎には、事務所が仕事をさばききれないほどオファーが殺到。今後は、各クールでのドラマの“掛け持ち”が増えそうだ。蓮子の駆け落ち相手役を演じた中島は、もともと美輪が見いだして世に出たが、イケメンで、おまけに明治時代の小説家・国木田独歩の玄孫ということもあり、今年大ブレークしそう。花子の夫を演じた鈴木亮平は、これまでは同じホリプロの俳優・女優のバーターでの出演が多かったが、すっかり独り立ちできた」(同)
昨年の『紅白』は能年玲奈主演の朝ドラ『あまちゃん』が目玉だったが、今年は『花子とアン』がその座を射止めそうだ。
再生核研究所声明170(2014.7.25)NHK連続テレビ小説「花子とアン」― 蓮子様の気持ち
(再生核研究所声明に関心を抱く人から、最近の朝ドラの展開について 所見を求められたので、纏めてみることにした)
まず、NHKのドラマ制作の能力は 実に素晴らしく、どうして、あのように美しい画面、演出ができるのか不思議で、不思議で仕方がない。朝ドラ、大河ドラマ ともに実に素晴らしく、見るのが楽しく、楽しみにしている。俳優さんたちの演出も上手く、神秘的である。もっとも、楽し過ぎて、そのような虚像にうつつを抜かしていて良いものかとの気持ちも湧くが、適当に楽しみと心得れば、良いのではないだろうか。生活のはりにもなる。
ところで、今回の状況は、時代背景を異常に美しく表現しているが ― 実情は相当に貧相しいものではなかったろうか ―、恋の在りようについての課題が大きな比重を占めて来ていると言える。恋は 再生核の元であり、人生の大事であるから、再生核研究声明でも真剣に取り上げて来ている:
再生核研究所声明 36 (2010.5.14): 恋の原理と心得
再生核研究所声明 124(2013.8.20):恋の機微 - 恋の極意
再生核研究所声明159(2014.5.28):恋する男女は強い - 何故か?
今回の展開は ありふれた小説の題材で、いわば定番の展開であるから、全人生や社会との関係で 状況の理解と在るべき在りようは 明瞭にみえる。
その前に、上手く展開した花子様の例は、恋の原理、恋の機微にしたがって、恋の目覚めに始まって、順調に進んだのであるから、ハッピィーとして、評価すれば良い。世に言う、おめでとう という 祝辞を送りたくなる。― 関係者達は、それぞれに素晴らしい人たちに見える。
さて、蓮子様は 恋に目覚めず、空しい、息苦しい10年間を送ったと告白されている。 結婚生活を長く続けていても、そのような例は、世に多いとされている。子供ができれば、恋を越えて、新しい段階に進むのが世の常であるが、このように子を儲けない場合には、よりそのような可能性を高める状況が有ると考えられる。他方、石炭王嘉納 様は、大事に、大事にしてきたのに、結果について無念を表明している。娘のように、御飾りもののように 大事にされて来た様子が伺える。 家を中心とした古い社会のこと、蓮子様が 愛や、恋に目覚めることなく、嫁いだ状況は 当時は やむを得ない状況であると考えられる。ところがふとしたことから、恋に目覚め、一身を掛けたいとの熱情が湧いて、男女の愛に生きたいと決断、反社会的な駆け落ちの事態を迎えた。
人生の意義は 感動すること にあると、人生の基本定理は述べている、また、最も大事なこと、人類の存在は 如何なるものをも 超えている を考えれば、蓮子様の行為は諒として 判断されるべきであり、多くの女性の共感を得るだろう。そのとき、ぼんやりと人生とは何か、どの様な意味があるかと、回想するだろう。
他方、女性の気持ちを理解できなかったこと、恋の本質、女性の本質的な存在を理解できなかったことは 嘉納氏の大きな過ちであるが、このような事態になっては 大いに反省するとともに 愛する女性の新しい人生を暖かくみて、逆に協力、援助などを行うべきである。花子さんの ご主人の元奥様の 大きな愛に 学ぶべきである。
恋は 人生の大事ではあるが、恋だけが 人生ではなく、人生にはどんどん先があり、より高い精神的な段階があり、人間としての精進を志向して、まこと人物たる人間になるように成長を志向すべきである。
以 上
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