【噴水台】戦争が若者たちの希望だって?
刺激的な主張を冷静かつ論理整然 と展開するこの文は、議論になったと同時に似たような不安感を抱いていた日本の若者たちの共感を得た。「強い日本」を主張して「嫌韓」運動を導く「在特会(在日特権を許さない市民の会)」が生まれたのもこの頃だ。インターネットで集まった20~30代が主軸のこの団体は「在日韓国人が日本人の権利を奪っている」と主張して旭日旗やナチスの旗を持って街中を行進する。彼らの活動を追跡した本『ネットと愛国--在特会の「闇」を追いかけて』を書いた安田浩一氏は、彼らが持つ喪失感と認定欲求に注目した。「何も持てない人々にとって“愛国”というものが、唯一の存在証明になったりもする」。
戦争できる日本に向かった安倍首相のよどみない歩みには、こうした破壊的な 衝動にひかれる若い世代の支持が後押ししていたことは事実だ。首相の靖国神社参拝に30代男性の60%以上が賛成し、東京都知事選でも極右の候補者に20~30代の票が集まった。だが声は1つだけではない。先週末、東京都内で開かれた集団的自衛権の反対デモにはツイッターなどで知った学生や会社員ら1600人余りが集まった。彼らは「戦争する国、絶対反対」「アンチ ファシスト」などを叫んで新宿一帯を行進した。これまで冷静だった日本の友人のSNSにも、国民に最低限の同意も求めない若者たちを危険に陥れかねない決定を下した安倍内閣への怒りが充満していた。戦争が、果たして誰かの希望になることができるのだろうか。想像の中の戦争ではない、現実としての戦争を真っすぐに見つめる時が来たのかもしれない。
イ・ヨンヒ文化スポーツ部門記者
圧力に屈しているように、軽薄さに拍車をかけているのでは?
残念で仕方がない。 馬鹿みたいに、日本の右傾化。
再生核研究所声明 68(2011/09/02) 生物の本質 ― 生きること、死ぬること
(背景: 2011/8/27/19:30 : 生ビール付きで 中華料理のご馳走を沢山頂き、最後にコ-ヒーを頂いているときに、突然閃いた考えです。 実は、― 我が家の大事件が入りました。なんと燕の巣が 大きな蛇に襲われ、買い物から、帰ったら、既に襲われ、親がわめいていたというのですね。 狙われやすい方の巣に 雛が孵って、そろそろ飛べるころでした。 見たことも無い 大きな蛇が下にいたということです。 痛切残念です。 2011/6/20/11:10 ― の事件後、生物の在り様について、重苦しい思いで その事件のことを反芻して来ました。 お釈迦様はそのような有様をどのように観られて、生物を どのように捉えておられたのでしょうか。 実はその蛇、4年前、子供の蛇で、25cmくらいで、 悔しそうに燕の巣を眺めていたのを良く覚えていて、あの蛇が成長して、とうとう夢を叶えたのかと 同情の気持ちが少し湧いていました。 何という辛抱で実現した希有の事件だろうということです。 相当に難しいところにある燕の巣です。 他方、燕のツガイは 毎日一生懸命にえさを運び、夜家族でかたまって静かに休んでいる誠に愛しい情景を見て来ました。 もし、飛び立てば、 広い天空を飛びまわり、南国まで旅して、恋人を連れて戻り、新しい家族を作るのが 永い習性です。 蛇に襲われ、雛は生涯をあっという間に閉じ、親たちはその日から、目標も失ってしまったのです。 ―― しかしながら、思えば、 食ったり、食われたりは、生物界の厳然とした事実です。 私も、小学校5年生で、友情に芽生えた友を失ってから、実に多くの友、両親、親族、恩師たちを沢山失って来ました。 これをどのように捉えるかですね。 その間、 ― 地上の星 / 中島みゆき [公式] : 人の世の哀しみをのりこえて、 庶民賛歌を歌いあげたものである ― 背後には 人世をみつめる 真摯な心がある。 ― を繰り返し、不思議な感動をもって 拝見して来ました。) それで、 突然、ひとりでに、閃いた直観は、生きることも、死ぬることも 等価 である。 食べる立場も、食べられる立場も等価 であり、いずれも諒である。 死の母なる永遠の世界からみれば、生物はみな 等価であり、長い生も、短い生も同じようなものである。 小学校5年生で生涯を終えた友も、それから何十年も生きていろいろ経験をしていても 大きくみれば、本質をみれば、同じようなものである。
いろいろやりたいことが有れば ― 感動することが有るということは、それだけ、人生を豊かにするだろう。 しかしながら、それらは、所詮 儚い幻のような存在である。されば、さめているよりは、好きなことに夢中になっていた方が良いとも言える。 死を恐れ、嫌がる情念は、 生命力の現われであるから、それらは好ましいものである。 人生とは、我々の生命力が、 我々を駆り立てて、動かしているものである。
およそ生物とはそのようなものである。しかしながら、生物の存在、そして人間の存在は、限りなく尊いものである ことを確認して、
最も大事なこと (再生核研究所声明13)、
人生、世界の存在していることの意味について (再生核研究所声明12)
社会生活を営む原理(再生核研究所声明1)
を、 確かに想起しておきたい。 また、このような見方は、
超越への道、悟りへの道 (再生核研究所声明19)
を補完するものであると考える。
以 上
映画「二百三高地」
そして親友の乃木を見かねて現れた児玉源太郎大将は「味方の弾が味方に当たっても構わない」と豪語する。そんな中、兵士たちは疲弊し、次々と斃れてゆき、かつてロシアとその国の文学を愛していた教師(あおい輝彦)の心には、ただ敵に対する憎しみだけが募っていき、ついにその想いは乃木に対してぶつけられていく・・・。
正義は武器に似たものである。武器は金を出しさえすれば、敵にも味方にも買われるであろう。
正義も理屈をつけさえすれば、敵にも味方にも買われるものである。
あと、乃木大将が前線視察に赴いたときに一人の兵士に声をかけましたが、兵士から「どうせわしらは消耗品ですさかい・・・」の言葉を聞いた大将は、驚きと落胆の表情をしていました。(さすがはベテラン俳優です。今の俳優にはない演技です)
『陛下のせきしをこんにちまで無駄に殺してきたのは誰じゃっ!!貴様たちじゃないんかっ!いくさは気合いじゃぞっ!しりごみする前に実行せい!』
「こ、児玉ぁ!わしゃ木石じゃないぞッ!!」と乃木が親友・児玉におもわず叫んでしまい、その台詞に児玉が「乃木ィッ!!おぬしの苦衷なぞ斟酌しとるヒマは儂にはないッ!!儂が考えてることはのう、ただこの戦争に勝つこと! それだけじゃッ!!」と一蹴する
「全ての命に、限りがあるのならば、海は死にますか・・・・・、教えてください」
再生核研究所声明166(2014.6.20)ゼロで割る(ゼロ除算)から学ぶ 世界観
ゼロ除算の新しい結果とは 簡単に述べれば、分数、割り算の意味を自然に拡張すると、ゼロで割れば ゼロになると言うこと、そして、
関数 y = 1/x のグラフは、原点で ゼロである、すなわち、 1/0=0 である。複素解析学では、無限遠点が 原点に一致している ということである。驚くべきことは、原点における 強力な不連続性にある。
経過などは 次を参照:
再生核研究所声明148(2014.2.12)100/0=0, 0/0=0 - 割り算の考えを自然に拡張すると ― 神の意志
再生核研究所声明154(2014.4.22)新しい世界、ゼロで割る、奇妙な世界、考え方
再生核研究所声明157(2014.5.8)知りたい 神の意志、ゼロで割る、どうして 無限遠点と原点が一致しているのか?
再生核研究所声明161(2014.5.30)ゼロ除算から学ぶ、数学の精神 と 真理の追究
再生核研究所声明163(2014.6.17)ゼロで割る(零除算)- 堪らなく楽しい数学、探そう零除算 ― 愛好サークルの提案
これらの現象は奇妙にも、ユニバースの普遍的な現象として 惹きつけるものがある。永遠の彼方は、どこまでも遠く行くが、その先は、突然、現在に戻っている。始点と終点の一致、無限とゼロの一致である。理想的な2つの質点間に働く、ニュートンの万有引力F は 2つの質量をm、M、万有引力定数をGとすると、距離をrとすれば
F = G mM/r^2。
rをゼロに近づければ 正の無限に発散するが、rが ゼロに成れば突然、ゼロである。2つの質点が重なれば、力は働かず、安定しないように見えるが、2つが分離すれば、大きな力に逆らう必要が有り、実は安定していると説明できる。ゼロと無限の裏腹の関係を捉えることができる。これは意外に、2元論における 対立するもの一般における裏腹の関係と捉えることができる: 生と死、正と負、戦争と平和、男と女、表と裏、すなわち、2元論― 神は2を愛し給う:
[PDF]
No.81, May 2012(pdf 432kb)
www.jams.or.jp/kaiho/kaiho-81.pdf
における 2元の奇妙な関係である。
他方、ゼロ除算は、爆発や衝突における強力な不連続性を表現しているとして、論文で触れられているが、まこと、ユニバースの普遍的な現象として そのような強力な不連続性が存在するのではないだろうか。糸でも切れる瞬間と切れるまでの現象、物体でも近づいている場合と合体した場合では、全然違う現象として考えられ、強力な不連続性は 世に見られる普遍的な現象ではないだろうか。
生も死も表裏一体である、勝利も敗北も、喜びも苦しみも、幸せも不幸も、自由も束縛も、愛も憎しみも、等々表裏一体であるとの世界観が 視野と心の在りように新しい世界観をもたらすと考えられる。
文献:
M. Kuroda, H. Michiwaki, S. Saitoh, and M. Yamane,
New meanings of the division by zero and interpretations on 100/0=0 and on 0/0=0, Int. J. Appl. Math. Vol. 27, No 2 (2014), pp. 191-198, DOI: 10.12732/ijam.v27i2.9.
S. Saitoh, Generalized inversions of Hadamard and tensor products for matrices, Advances inLinear Algebra & Matrix Theory. Vol.4 No.2 2014 (2014), 87-95.http://www.scirp.org/journal/ALAM
以 上
0 件のコメント:
コメントを投稿