東南アジアや沖縄生息の魚、神奈川で次々と発見
神奈川県の沿岸で、南方系の魚が相次いで見つかっている。横須賀や平塚の沖では東南アジアを生息域とする「カタボシイワシ」が定置網にかかるようになり、横浜の海岸では沖縄などで生息する「ウミショウブハゼ」が見つかった。専門家は海水温の上昇が主な要因とみており、地球温暖化との関連を指摘する声が多い。
◆カタボシイワシ
昨年11月、県水産技術センター(三浦市)の舩木(ふなき)修主任研究員が、横須賀市佐島(さじま)沖の定置網にかかった魚から調査用のカタクチイワシを購入したところ、体長5~6センチの魚が8匹入っていた。「ヒラゴ」と呼ばれるマイワシの幼魚に似ていたが、マイワシの産卵期は2~4月で、11月には体長10センチほどに成長しているはず。詳しく調べたところ、ひれの形などから、8匹は南シナ海や台湾近海が主な生息域であるカタボシイワシの幼魚とわかった。魚の成長過程がわかる「耳石」と呼ばれる骨を調べると、昨年8月頃に生まれたと推定された。幼魚が長距離を泳ぐことは難しいため、舩木さんは「相模湾周辺で生まれた可能性もある。まだ数は少ないが、2~3年前から小田原などで少しずつ網にかかるようになり、ここ1~2年で県沿岸で目にする機会が増えてきた」と話す。今年5月にも平塚沖の定置網に入っており、舩木さんは「いずれは相模湾で当たり前の魚になっていくのかも。長期的な温暖化が影響しているのかもしれない」と話す。県立生命の星・地球博物館(小田原市)の瀬能宏学芸員は「カタボシイワシはこの10年で山陰や南九州で取れるようになり、ごく最近、県沿岸にも広がってきた。相模湾ではここ30年間に海水温が約1度上昇しており、水温上昇と関係がある」とみている。
◆ウミショウブハゼ
横浜市金沢区の野島海岸では昨年11月、県などが再生に取り組んでいる海草・アマモの中から、体長2・2センチのウミショウブハゼが見つかった。ウミショウブハゼは熱帯性のアマモ類である「ウミショウブ」を利用して生活する小型の魚。アマモの葉にくっついて、葉についた小動物を餌にし、葉に卵を産み付ける魚だが、主な生息域はインド洋から西太平洋の熱帯域。国内では本来、沖縄周辺にしか分布していない。しかし、2010年に静岡県下田市で見つかり、今回は生息域の北限記録を更新した。瀬能さんは「海水温の上昇が生息域を広げていることは間違いないだろう」とみている。アマモの再生に取り組む同センターの工藤孝浩主任研究員は「体長3センチほどの小さな魚なので、一気に東京湾まで泳ぐことはできない。少しずつ海沿いにつたってここまでやって来たのだろう」と話す。工藤さんは「ウミショウブハゼはアマモがなければ生きていけないので、豊かな自然が戻ってきたあかしだが、東京湾は冬の海水温が10度を下回るため、繁殖は難しいだろう」とみている。
(池上由高)
2014年07月20日 11時09分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
再生核研究所声明 56(2011.04.06): アースデイ の理念
先ず、アースデイの概念であるが、グーグルで検索すると、環境関連の会議で、環境問題についての討論集会、環境のかかえる問題に対して人びとに関心をもってもらおう、 地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動 などから、地球環境を大事にしようという概念が 鍵となっているようである。
そこで、地球について改めて、考察し、かけがいのない地球 に想いを致し、元祖生命体における人類の使命(再生核研究所声明 41:世界史、大義、評価、神、最後の審判)を自覚するように 訴えます。
広大な宇宙空間で、地球のように 生命が繁茂し、人間のような ある程度の精神作用や自由意志を有する高等生物が生息する天体は 未だ見つかっていない。 このことからも、既に 地球が広大な宇宙の中で、かけがいのない存在 であることが分かる。 人類が存在して、初めて、全てのことは始まるから、人類の生存は 最も大事な ことになる(再生核研究所声明13)。 雄大な生態系において、人類はその頂点に位置していて、自由意志と能力によって、地球や生態系に重大な影響を与えている。 実際、人類が望めば、原爆などで地球を破壊し、生命の絶滅も可能であろう。しかしながら、実は、人類の自覚が無ければ、このままでも 生態系が破壊され、少なくとも人類絶滅にいたるのは 物理的にも 容易に想像される。
実際、地球外から地球を見れば、人類が如何に自然と生態系を破壊して来たかが、良く理解できる。人類こそ、地球の生態系を蝕む、がん細胞のような存在であることを しっかりと理解する必要がある。がん細胞が増殖すれば、生態系は乱され、やがて がん細胞すら存在しえなくなるのは明らかである。
このような観点から、地球環境の保全、特に生態系の保全に特別な想いを致すのが、アースデイの理念 でなければならないと考える。
生きている地球が、地震などを起こすのは道理である。 地球と仲良く生きるとは、地震などにも柔軟に対応できる生き方をするということである。母なる地球が在って、豊かな生態系が在って、はじめて人類の生存の基礎ができるのである。 それらの持続可能な在りようを追求するのが、元祖生命体の代表である人類の 真に崇高な使命である。大義である。
生態系の在りようは 多様性によって裏付けられているが、その実体は未だ 人知の及ばない領域とも言えるから、人類は謙虚になって、
1) 人類の立ち入らない島や、地域の制定
2) あらゆる生物種の保存
に努力するように訴える。 人生で確かなこととは 生きて存在しなければ何も始まらない (生命の基本定理) ということであり、生態体系の保存に心すべきであり、元祖生命体の進化を見守りたい。 また、広い存在領域の確保のためにも、地球外への進出も企てたい(再生核研究所声明32)
以 上
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