2017年3月30日木曜日

《数学都知道》前言 精选

《数学都知道》前言 精选

已有 2569 次阅读 2017-3-28 12:07 |个人分类:数学文化|系统分类:科普集锦|关键词:数学 数学都知道 丛书 前言

作者:蒋迅 王淑红
本文已发表在《数学文化》第8卷第1期上。
中国航天之父钱学森先生曾问:“为什么我们的学校总是培养不出杰出的人才?”仅此一问,激起了我们若干的反思与醒悟。综观发达国家的教育,无不重视文化的构建和熏陶以及个人兴趣的培养,并且卓有成效,因此,良好科学文化氛围的培育是人才产出和生长的土壤,唤醒、激励和鼓舞人们对科学的热爱是人才培养中不可或缺的一环。数学王子高斯曾言:“数学是科学的女王”。因此,数学文化在科学文化的构建和培育不仅占有一席之地,而且应该是重中之重。
数学作为一种文化,包括数学的思想、精神、方法、观点、语言及其形成和发展,也包括数学家、数学美、数学史、数学教育、数学发展中的人文成分、数学与社会的联系以及数学与各种文化的关系等。自古以来,数学与文化就相互依存、相互交融、共同演化、协调发展。但在过去的600多年里,数学逐渐从人文艺术的核心领域游离出来,特别是在20世纪初,数学就像一个在文化丛林中迷失的孤儿,一度存有严重的孤立主义倾向。在我们的数学教学中,数学也变成一些定义、公式、定理、证明的堆砌,失去了数学原本的人文内涵、意趣和华彩。
幸运的是,很多有真知灼见的大数学家们对此已有强烈的意识和责任感,正在通过出版书籍、发表文章、开设数学文化课程、创办数学文化类杂志、网站等一系列举措来努力唤醒数学的文化属性,使其发挥应有的知识底蕴价值和人文艺术魅力。中科院院士李大潜教授在第十届“苏步青数学教育奖”颁奖仪式上特别指出:“数学不能只讲定义、公式和定理,数学教育还要注重人文内涵。数学教育要做好最根本的三件事:数学知识的来龙去脉、数学的精神实质和思想方法、数学的人文内涵。”
我们对此亦有强烈共鸣,数学与人文本是珠联璧合、相得益彰,数学教育者理所应当要注重在数学教学中播撒人文旨趣,丰盈学生的人文精神世界。本系列书选取一些典型且富有特色的与生活实际和现实应用有关的数学问题,并紧紧围绕数学这一主题,自然延伸到与之交叉和渗透的若干领域和方面,试图通过新颖雅致的内容、简练清晰的文字、弥足珍贵的图片、趣味十足而又颇具启发性的问题等,竭力呈献给读者一幅幅数学与生活、数学与科技、数学与艺术、数学与教育等共通互融的立体水墨,以期对弥合数学与文化之间的疏离贡献一点光热。
生活中处处有数学。当你在寒冷的冬季看到纷纷扬扬的雪花,吟哦诗人徐志摩的动人雪花诗篇时,是否想过雪花的形状有多少种?它们是在什么条件下形成的?它们能否在计算机上模拟?能否用数学工具来彻底解决雪花形成的奥秘?
当你倾听美妙的音乐或弹奏乐器时,是否想过数学与音乐的关系?数学家与音乐的关系?乐器与数学的关系?相对论的发明人爱因斯坦说过:“这个世界可以由音乐的音符组成,也可由数学的公式组成。”实际上,数学与音乐是两个不可分割的魂灵,很多数学家具有超乎寻常的音乐修为,很多数学的形成和发展都与音乐密不可分。
当你提起画笔时,是否想过有人用笔画出了高深的数学?是否想过画家借助数学有了传世的画作?是否想过数学漫画在科学普及中的独特功用?
当你开车在路上、漫步在街道、徜徉在人海,是否仔细留意过路牌、建筑、雕塑等等?是否在其中品出过数学的味道?我们在本系列书中会带给大家这种随处与数学偶遇的新鲜体验。
数学并不是干瘪无味的,具有自身的内涵和气韵。数学虽然并不总是以应用为目的,但是数学与应用的关系却是非常密切的。在本系列书中,我们会介绍一些生动有趣的数学问题以及别开生面的数学应用。
数学的传播和交流十分重要。英国哲学家培根曾指出:“科技的力量不仅取决于它自身价值的大小,更取决于它是否被传播以及被传播的广度与深度。”我们特意选取几个国外独具特色的交流活动,进行隆重介绍,也在书里间或推介其他一些中外数学写手,以期能对国内的数学普及活动有所启示和借鉴。
英年早逝的挪威数学家阿贝尔说:“向大师们学习。”培根说:“历史使人明智。”我们专门或穿插介绍了一些史实和数学家的奇闻异事,希望读者能够沐浴到数学家的伟大人格和光辉思想,从而受到精神的洗礼和有益的启迪。
在岳昌庆编审的建议下,本系列书先期发行三册,
每册的正文包含14章。第一册的内容主要侧重于数学与艺术和生活的关系等;第二册的内容主要侧重于一些生动有趣的数学问题和数学活动等;第三册的内容主要侧重于数学的应用等。下面是各册的主要篇目。
【第一册】:
  第一章  雪花里的数学
  第二章  路牌上的数学、计算游戏Numenko和幻方
  第三章  钟表上的数学与艺术
  第四章  数学家与音乐
  第五章  数学与音乐
  第六章  调音器的数学原理
  第七章  漫画和数学漫画
  第八章  xkcd的数学漫画
  第九章  画家蔡论意的数学情缘
  第十章  埃拉托斯特尼筛法:从素数到雕塑
  第十一章  把默比乌斯带融入到生活中
  第十二章  克莱因瓶不仅存在于数学家的想象中
  【第二册】:
  第一章  乘法口诀漫谈
  第二章  奥巴马和孩子们一起计算白宫椭圆办公室的焦距
  第三章  用数学方程创作艺术
  第四章  说说圆周率p
  第五章  根号2,人们发现的第一个无理数
  第六章  对数和对数思维
  第七章  切割糕点问题
  第八章  帮助美国排列国旗上的星星
  第九章  美妙的几何魔法─高立多边形与高立多面体
  俄国天才数学家切比雪夫和切比雪夫多项式
  第十一章  万圣节时说点与鬼神有关的数学
  第十二章  美国的奥数和数学竞赛
  第十三章  美国的数学推广月
  第十四章  地球数学年
  第十五章  需要交换礼物的加德纳会议
  【第三册】:
  江湖中流传的犹太问题
  第二章  制造一台150年前设计的差分机
  第三章  霍尔和快速排序
  第四章  数学对设计C++语言里标准模板库的影响
  第五章  再向鸟儿学飞行
  第六章  发电的优化管理与线性规划
  第七章  关于牛顿-拉弗森方法的一个注和牛顿分形
  第八章  爱因斯坦谈数学对他创立广义相对论的影响
  第九章  斯蒂芬问题和自由边界问题第十三章
  第十章  现代折纸与数学及应用
  第十一章  终身未婚的数学家
  第十二章  墓碑上的数学恋歌
  第十三章  把数学写作当作语言艺术的一部分
  第十四章  推介陶哲轩的数学博客
  第十五章  杨同海的数学与人生
我们可能都注意到,幼小的儿童常常最具有想象力,而随著在学校的学习,他们的知识增加了,但想象力却可能下降了。很遗憾,学习的过程就是一个产生思维定式的过程,不可避免。老师和家长所能做的就是让这个过程变成一个形成 - 打破 - 再形成 - 再打破的过程。让学生认识到,学习的过程需要随时从不同的角度去思考,去看事物的另一面。本系列书希望给学生、老师和家长提供打破这个循环的一个参考。
特别需要提醒读者的是,我们的行文描述并不仅仅停留在问题的表面,我们会通过自己多年积累的研究和观察,将它们从纵向推进到问题的前沿,从横向尽可能使之与更多问题相联系,其中不乏我们的新思维、新视角和新成果。数学的累积特性明显,数学大厦的搭建并非一日之功。通常来讲,为数不多的具有雄韬大略的数学家,高瞻远瞩地搭建起数学的框架,描绘出数学的宏伟蓝图。那么,人们如何去把这个框架填充起来?该填充些什么?又该如何去扩展?我们花费心思,在本系列书中给出了大量的扩展思考(用符号)和相关问题(用符号),其目的就是希望给读者一个提示或指引,希望读者学会联想和引申思考,增强阅读的主动性,从而发现潜在的研究课题。这也是本系列书的一大特色。需要说明的是,这些题目有难有易,即便不会也无妨碍,仅作学习和教学的参考未尝不可。
我们在每一个篇末都注有参考文献,编制了人名索引(包括外国人、已经仙逝的华裔和中国人),以便于读者参阅和延伸阅读。我们在行文中也会注意渗透我们的哲思和体悟,用发自内心的情感来感染读者,希望读者能够有所体会和领悟。
数学应该是全民的事业。数学的传播应该由大家一起来完成。社会媒体的出现为我们提供了一个前所未有的机遇。实际上,本系列书的缘起要从第一著者在科学网开办“数学都知道”专栏谈起。自2010年起,第一著者在科学网开设了博客,著重传播数学和科学内容,设有“数学文化”、“数学都知道”、“够数学的”等几个专栏。其中“数学都知道”专栏相对更受欢迎一些。我们将在第一册的附录里对这个专栏作较为深入的介绍。需要强调的是,这个专栏与本系列书有本质的不同。“数学都知道”专栏是一个数学信息的传播渠道,属于摘抄的范畴,而本系列书则是我们二人多年来数学笔耕的结晶。除了已公开发表的文章外,本系列书不少章节是从未发表过的。但由于这个专栏的成功,我们在此借用它作为本系列书的书名。在此,感谢科学网提供博客平台,也感谢科学网编辑的支持!
在本系列书中,我们试图把读者群扩大到尽可能大的范围,所以对数学知识的要求从小学初中到大学研究生的水平都有。本系列书可以作为综合大学、师范院校等各专业数学文化和数学史课程的参考书,供数学工作者、数学教育工作者、数学史工作者、其他科技工作者以及学生使用,也可以作为普及读物,供广大的读者朋友们阅读,对想了解数学前沿的研究生亦开卷有益。
本系列书含有许多图片。对于非作者创作的图片,我们遵循维基百科的使用规则和原作者的授权;对于作者自己提供的图片,我们遵循创作共用授权相同方式共享(Creative Commons license-ShareAlike)。本系列书所有章节都参考了维基百科上的内容。为避免重复,我们没有在各章的参考文献中列出。
虽然第一著者现在已经不再专门从事数学的教育和研究工作,但出于对数学难以割舍的情感而在业余时间里继续写作数学科普品文。在一定的积累之后,著书的想法已然在心里萌生。最终决定与同为数学专业的第二著者一起合作本系列书,更多地是为了心灵的安宁,为了心智的荣耀。而我们是否能最终得到这份安宁和荣耀,则要请读者来给予评判。
寒来暑往韶华过,春华秋实梦依在。我们说有一颗怎样的心就会有怎样的情怀,有怎样的情怀就会做怎样的梦。如果读者在阅读本系列书时,能感受到我们的满腔赤诚,将是对我们最大的褒奖!如果读者在阅读中有所收获,将是对我们莫大的慰藉!如果全社会能营造起良好的数学文化氛围,相信“钱老之问”就有了解决的一丝希望。腹有诗书气自华,最是书香能致远。衷心希望本系列书对读者有所裨益!
由于本系列书涵盖的内容十分广泛,有些甚至是尖端科技领域,限于作者水平,错误和疏漏在所难免,我们真诚地欢迎广大读者朋友们予以批评和指正,以便我们进一步更正和改进。
在本系列书即将付梓之时,我们首先衷心感谢王梓坤先生为本书题字。王先生虽然高龄,但在我们提出请求后的当天就手书了五个书名供我们挑选。衷心感谢为本系列书提出宝贵建议和意见的专家和学者们!衷心感谢王昆扬、张英伯教授一如既往的大力支持和无私惠助!衷心感谢母校老师对我们的悉心培养!衷心感谢《数学文化》编辑部所有老师对我们的厚爱!第一著者借此机会衷心感谢他的导师孙永生先生的谆谆教诲。孙先生已经离开了我们,但是他对著者在数学上的指导和在如何做人方面的引导是著者终生的财富。还要衷心感谢科学网博客和新浪微博上的诸多网友,特别是科学网博客的徐传胜、王伟华、李泳、程代展、王永晖、李建华、曹广福、梁进、杨正瓴、张天蓉、武际可和新浪微博的万精油墨绿、数学与艺术MaA、ouyangshx、哆嗒数学网等网友。我们通过他(她)们获得了一些写作的灵感和素材。衷心感谢北京师范大学出版社张其友编审的大力支持和热心帮助!衷心感谢北京师范大学出版社负责本系列书出版的领导和老师们!
最后,衷心感谢我们的家人给予温暖支持!
蒋迅,王淑红
  2016-03

とても興味深く読みました:

再生核研究所声明3532017.2.2) ゼロ除算 記念日

2014.2.2 に 一般の方から100/0 の意味を問われていた頃、偶然に執筆中の論文原稿にそれがゼロとなっているのを発見した。直ぐに結果に驚いて友人にメールしたり、同僚に話した。それ以来、ちょうど3年、相当詳しい記録と経過が記録されている。重要なものは再生核研究所声明として英文と和文で公表されている。最初のものは

再生核研究所声明 148(2014.2.12): 100/0=0,  0/0=0 - 割り算の考えを自然に拡張すると ― 神の意志

で、最新のは

Announcement 352 (2017.2.2):  On the third birthday of the division by zero z/0=0 

である。
アリストテレス、ブラーマグプタ、ニュートン、オイラー、アインシュタインなどが深く関与する ゼロ除算の神秘的な永い歴史上の発見であるから、その日をゼロ除算記念日として定めて、世界史を進化させる決意の日としたい。ゼロ除算は、ユークリッド幾何学の変更といわゆるリーマン球面の無限遠点の考え方の変更を求めている。― 実際、ゼロ除算の歴史は人類の闘争の歴史と共に 人類の愚かさの象徴であるとしている。
心すべき要点を纏めて置きたい。

1)     ゼロの明確な発見と算術の確立者Brahmagupta (598 - 668 ?) は 既にそこで、0/0=0 と定義していたにも関わらず、言わば創業者の深い考察を理解できず、それは間違いであるとして、1300年以上も間違いを繰り返してきた。
2)     予断と偏見、慣習、習慣、思い込み、権威に盲従する人間の精神の弱さ、愚かさを自戒したい。我々は何時もそのように囚われていて、虚像を見ていると 真智を愛する心を大事にして行きたい。絶えず、それは真かと 問うていかなければならない。
3)     ピタゴラス派では 無理数の発見をしていたが、なんと、無理数の存在は自分たちの世界観に合わないからという理由で、― その発見は都合が悪いので ― 、弟子を処刑にしてしまったという。真智への愛より、面子、権力争い、勢力争い、利害が大事という人間の浅ましさの典型的な例である。
4)     この辺は、2000年以上も前に、既に世の聖人、賢人が諭されてきたのに いまだ人間は生物の本能レベルを越えておらず、愚かな世界史を続けている。人間が人間として生きる意義は 真智への愛にある と言える。
5)     いわば創業者の偉大な精神が正確に、上手く伝えられず、ピタゴラス派のような対応をとっているのは、本末転倒で、そのようなことが世に溢れていると警戒していきたい。本来あるべきものが逆になっていて、社会をおかしくしている。
6)     ゼロ除算の発見記念日に 繰り返し、人類の愚かさを反省して、明るい世界史を切り拓いて行きたい。
以 上

追記:

The division by zero is uniquely and reasonably determined as 1/0=0/0=z/0=0 in the natural extensions of fractions. We have to change our basic ideas for our space and world:

Division by Zero z/0 = 0 in Euclidean Spaces
Hiroshi Michiwaki, Hiroshi Okumura and Saburou Saitoh
International Journal of Mathematics and Computation Vol. 28(2017); Issue  1, 2017), 1-16. 
http://www.scirp.org/journal/alamt   http://dx.doi.org/10.4236/alamt.2016.62007
http://www.ijapm.org/show-63-504-1.html

http://www.diogenes.bg/ijam/contents/2014-27-2/9/9.pdf

再生核研究所声明3592017.3.20) ゼロ除算とは何か ― 本質、意義

ゼロ除算の理解を進めるために ゼロ除算とは何か の題名で、簡潔に表現して置きたい。 構想と情念、想いが湧いてきたためである。
基本的な関数y=1/x を考える。 これは直角双曲線関数で、原点以外は勿論、値、関数が定義されている。問題はこの関数が、x=0  で どうなっているかである。結論は、この関数の原点での値を ゼロと定義する ということである。 定義するのである。定義であるから勝手であり、従来の定義や理論に反しない限り、定義は勝手であると言える。原点での値を明確に定義した理論はないから、この定義は良いと考えられる。それを、y=1/0=0 と記述する。ゼロ除算は不可能であるという、数学の永い定説に従って、1/0 の表記は学術書、教科書にもないから、1/0=0 の記法は 形式不変の原理、原則 にも反しないと言える。― 多くの数学者は注意深いから、1/0=\infty の表記を避けてきたが、想像上では x が 0 に近づいたとき、限りなく 絶対値が大きくなるので、複素解析学では、表現1/0=\infty は避けても、1/0=\infty と考えている事は多い。(無限大の記号がない時代、アーベルなどもそのような記号を用いていて、オイラーは1/0=\inftyと述べ、それは間違いであると指摘されてきた。 しかしながら、無限大とは何か、数かとの疑問は 続いている。)。ここが大事な論点である。近づいていった極限値がそこでの値であろうと考えるのは、極めて自然な発想であるが、現代では、不連続性の概念 が十分確立されていて、極限値がそこでの値と違う例は、既にありふれている。― アリストテレスは 連続性の世界観をもち、特にアリストテレスの影響を深く受けている欧米の方は、この強力な不連続性を中々受け入れられないようである。無限にいくと考えられてきたのが突然、ゼロになるという定義になるからである。 しかしながら、関数y=1/xのグラフを書いて見れば、原点は双曲線のグラフの中心の点であり、美しい点で、この定義は魅力的に見えてくるだろう。
定義したことには、それに至るいろいろな考察、経過、動機、理由がある。― 分数、割り算の意味、意義、一意性問題、代数的な意味づけなどであるが、それらは既に数学的に確立しているので、ここでは触れない。
すると、定義したからには、それがどのような意味が存在して、世の中に、数学にどのような影響があるかが、問題になる。これについて、現在、初等数学の学部レベルの数学をゼロ除算の定義に従って、眺めると、ゼロ除算、すなわち、 分母がゼロになる場合が表現上現れる広範な場合に 新しい現象が発見され、ゼロ除算が関係する広範な場合に大きな影響が出て、数学は美しく統一的に補充,完全化されることが分かった。それらは現在、380件以上のメモにまとめられている。しかしながら、世界観の変更は特に重要であると考えられる:

複素解析学で無限遠点は その意味で1/0=0で、複素数0で表されること、アリストテレスの連続性の概念に反し、ユークリッド空間とも異なる新しい空間が 現れている。直線のコンパクト化の理想点は原点で、全ての直線が原点を含むと、超古典的な結果に反する。更に、ゼロと無限の関係が明らかにされてきた。
ゼロ除算は、現代数学の初等部分の相当な変革を要求していると考えられる。

以 上
付記: The division by zero is uniquely and reasonably determined as 1/0=0/0=z/0=0 in the natural extensions of fractions. We have to change our basic ideas for our space and world

Division by Zero z/0 = 0 in Euclidean Spaces
Hiroshi Michiwaki, Hiroshi Okumura and Saburou Saitoh International Journal of Mathematics and Computation Vol. 28(2017); Issue  1, 2017), 1 -16. 
http://www.scirp.org/journal/alamt   http://dx.doi.org/10.4236/alamt.2016.62007
http://www.ijapm.org/show-63-504-1.html

http://www.diogenes.bg/ijam/contents/2014-27-2/9/9.pdf

Relations of 0 and infinity
Hiroshi Okumura, Saburou Saitoh and Tsutomu Matsuura:
http://www.e-jikei.org/…/Camera%20ready%20manuscript_JTSS_A…

再生核研究所声明325(2016.10.14) 
ゼロ除算の状況について ー 研究・教育活動への参加を求めて

アリストテレス以来、あるいは西暦628年インドにおけるゼロの記録と、算術の確立以来、またアインシュタインの人生最大の懸案の問題とされてきた、ゼロで割る問題 ゼロ除算は、本質的に新しい局面を迎え、数学における初歩的な部分の欠落が明瞭になってきた。ここ70年を越えても教科書や学術書における数学の初歩的な部分の期待される変更 かつて無かった事である。ユークリッドの考えた空間と解析幾何学などで述べられる我々の空間は実は違っていた。いわゆる非ユークリッド空間とも違う空間が現れた。不思議な飛び、ワープ現象が起きている世界である。ゼロと無限の不思議な関係を述べている。これが我々の空間であると考えられる。
そこで、最近の成果を基に現状における学術書、教科書の変更すべき大勢を外観して置きたい。特に、大学学部までの初等数学において、日本人の寄与は皆無であると言えるから、ゼロ除算の教育、研究は日本人が数学の基礎に貢献できる稀なる好機にもなるので、数学者、教育者など関係者の協力、参加をお願いしたい。
先ず、数学の基礎である四則演算において ゼロでは割れない との世の定説を改め、自然に拡張された分数、割り算で、いつでも四則演算は例外なく、可能であるとする。数学はより美しく、完全であった。さらに、数学の奥深い世界を示している。ゼロ除算を含む体の構造、山田体が確立している。その考えは、殆ど当たり前の従来の演算の修正であるが、分数における考え方に新規で重要、面白い、概念がある。その際、小学生から割り算や分数の定義を除算の意味で 繰り返し減法(道脇方式)で定義し、ゼロ除算は自明であるとし 計算機が割り算を行うような算法で 計算方法も指導する。― この方法は割り算の簡明な算法として児童・生徒たちにも歓迎されるだろう。
反比例の法則や関数y=1/xの出現の際には、その原点での値はゼロであると 定義する。その広範な応用は 学習過程の進展に従って どんどん触れて行くこととする。応用する。
いわゆるユークリッド幾何学の学習においては、立体射影の概念に早期に触れ、ゼロ除算が拓いた新しい空間像を指導する。無限、無限の彼方の概念、平行線の概念、勾配の概念を変える必要がある。どのように、如何に、カリキュラムに取り組むかは、もちろん、慎重な検討が必要で、数学界、教育界などの関係者による国家的取り組み、協議が必要である。重要項目は、直交座標系で y軸の勾配はゼロであること。真無限における破壊現象接線などの新しい性質解析幾何学との美しい関係と調和すべての直線が原点を代数的に通り、平行な2直線は原点で代数的に交わっていること行列式と破壊現象の美しい関係など。三角関数や初等関数でも考え方を修正、補充する。直線とは、そもそも、従来の直線に原点を加えたもので、平行線の公理は実は成り立たず、我々の世界は、ユークリッド空間でも、いわゆる非ユークリッド幾何学でもない、新しい空間である。原点は、あらゆる直線の中心になっている。
大学レベルになれば、微積分、線形代数、微分方程式、複素解析をゼロ除算の発展の成果で修正、補充して行く。複素解析学におけるローラン展開の学習以前でも形式的なローラン展開(負べき項を含む展開)の中心の値をゼロ除算で定義し ― ゼロ除算算法、広範な応用を展開する。最も顕著な例は、tan 90度 の値がゼロであることで、いろいろ幾何学的な説明は、我々の空間の認識を変えるのに教育的で楽しい題材である。特に微分係数が正や負の無限大に収束(発散)する時微分係数をゼロと修正することによって、微分法の多くの公式や定理の表現が簡素化され、教科書の結構な記述の変更が要求される。媒介変数を含む多くの関数族は、ゼロ除算 算法統一的な視点が与えられる。多くの公式の記述が簡単になり、修正される。新しい、関数の素性が見えてくる。
複素解析学において 無限遠点はゼロで表現されると、コペルニクス的変更(無限とされていたのが実はゼロだった)を行い、極の概念を次のように変更する。極、特異点の定義は そのままであるが、それらの点の近傍で、限りなく無限の値に近づく値を位数まで込めて取るが、特異点自身では、ゼロ除算に言う、有限確定値をとるとする。その有限確定値のいろいろ幾何学的な意味を学ぶ。古典的な鏡像の定説;原点の 原点を中心とする円に関する鏡像は無限遠点であるは、誤りであり、修正し、ゼロであると いろいろな根拠によって説明する。これら、無限遠点の考え方の修正は、ユークリッド以来、我々の空間に対する認識の世界史上における大きな変更であり、数学を越えた世界観の変更を意味している。これはアリストテレスの世界の連続性の概念を変えるもので強力な不連続性を示している。 ― この文脈では天動説が地動説に変わった歴史上の事件が想起される。
ゼロ除算は 物理学を始め、広く自然科学や計算機科学への大きな影響があり、さらに哲学、宗教、文化への大きな影響がある。しかしながら、ゼロ除算の研究成果を教科書、学術書に遅滞なく取り入れていくことは、真智への愛、真理の追究の表現であり、四則演算が自由にできないとなれば、数学者ばかりではなく、人類の名誉にも関わることである。実際、ゼロ除算の歴史は 止むことのない闘争の歴史とともに人類の恥ずべき人類の愚かさの象徴となるだろう。世間ではゼロ除算について不適切な情報が溢れていて 今尚奇怪で抽象的な議論によって混乱していると言える。― 美しい世界が拓けているのに、誰がそれを閉ざそうと、隠したいと、無視したいと考えられるだろうか。我々は間違いを含む、不適切な数学を教えていると言える: ― 再生核研究所声明 41: 世界史、大義、評価、神、最後の審判 ―。
地動説のように真実は、実体は既に明らかである。 ― 研究と研究成果の活用の推進を 大きな夢を懐きながら 要請したい。 研究課題は基礎的で関与する分野は広い、いろいろな方の研究・教育活動への参加を求めたい。素人でも数学の研究に参加できる新しい初歩的な数学を沢山含んでいる。ゼロ除算は発展中の世界史上の事件、問題であると言える。
以 上
追記:
*156  Qian,T./Rodino,L.(eds.): Mathematical Analysis, Probability and
 Applications -Plenary Lectures: Isaac 2015, Macau, China.
 (Springer Proceedings in Mathematics and Statistics, Vol. 177)  Sep. 2016 305 pp.            (Springer)
Paper:Division by Zero z/0 = 0 in Euclidean Spaces
Dear Prof. Hiroshi Michiwaki, Hiroshi Okumura and Saburou Saitoh
With reference to above, The Editor-in-Chief IJMC (Prof. Haydar Akca) accepted the your paper after getting positive and supporting respond from the reviewer.
Now, we inform you that your paper is accepted for next issue of International Journal of Mathematics and Computation 9 Vol. 28; Issue  1, 2017),
数学基礎学力研究会のホームページ
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