2014年7月12日土曜日

福田正博氏「日本はW杯の舞台では“格下”だった」

福田正博氏「日本はW杯の舞台では“格下”だった」
決勝トーナメントの戦いが繰り広げられているサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会。残念ながら日本はその舞台にはいない。攻撃的なサッカーを掲げながら、W杯という大舞台で「自分たちのサッカー」を十分には発揮できないまま、グループリーグで敗退してしまった。日本はこれからどんなサッカーを目指して、どう戦うべきなのか。元日本代表のサッカー解説者、福田正博氏に聞いた。
福田氏は日本代表の3試合を総括して、結果だけではなく内容も伴わなかったのは「自分たちのサッカー」にとらわれすぎたことが原因だとみる。今回の日本代表は、これまでの代表よりも、世界のビッグクラブをはじめとした、いわゆる「海外組」の選手が多く、メディアの論調も含めて戦前の期待は高かった。しかし、世界のサッカーの中での日本の立ち位置を考えると、自分たちのプレーができない場合の準備が必要だったと指摘する。
「日本はW杯の舞台では“格下”だったということ。格下として格上のチームと戦うにあたって、どういう風に戦えば勝てるのか、をもう少し準備するべきだった。勝負は相手のことを知って、自分たちの力を知って、その上でどうやったら勝てるかを考えなくてはいけないが、『自分たちのサッカー』ができれば何でも勝てる、という考え方に陥ってしまっていたのではないか」。
福田氏は、ザック・ジャパンが掲げてきたサッカーがまったく発揮できなかったコートジボワール戦について、「相手を恐れてしまったからという見方もあるが、僕は逆に相手をもっとリスペクトするべきだったと思う」と違う見方をする。「相手は格上なので、恐れてはいけないけど、正しく彼らを警戒しなくてはいけなかった。過大評価でも過小評価でもいけないが、相手を『正しく知る』ということが行われていなかったと思う」。
ただ一方で、相手をリスペクトしすぎる傾向がある日本人を、ザッケローニ監督は変えたかったのではないかとも推察する。「どういう状況でも恐れることなく、『自分たちは力があるんだ』と。準備段階もどちらかというと、勝てる相手を選んで自信を深めさせて(W杯の)ピッチに立たせたという流れはあると思うし、そのやり方としては間違っていない」。ただ、あまりにもその方向が強すぎてしまい、自分たちの力を少し勘違いしてしまったのではないか、という。



再生核研究所声明169(2014.6.25) サッカー観戦の印象 と 日本チーム強化の戦略
(サッカーファンからの要望によって、日本チームを強くする戦略を考察した。)
ワールドカップ日本の観戦をして、自国チームが負けるのは、生物の本能に由来するように、嫌なものである。 誰でもそうではないだろうか。― 生命には、本質的に切なさが存在する。― 数学などの研究を永くしてくると あまりにも厳しい世界で とても志す気には成れない。数学などの研究は 何十年のスパンで 長期戦略で進める求道や 真理の追究、人生の志に由来する。
サッカーは 子供の頃校庭でよくやったものであるが、勝負と言えるようなことをやったことは無く、全くの素人である。
しかし、今回の日本戦を見て、良い戦略、強化方法が思い付いたので、上記要望も寄せられた経緯も有るので、触れて、提案したい。言うは易く、行うは難しい??
特に、ギリシャ戦などでは、全体的な力では相当優位にあるように見えたが、結局、引き分けに終わった苦しい戦いであった。どうしてだろう。 それは、ゴールを決められない決定的な弱点にある。 ゴールを決めることは、サッカーで 優位に立つ 重要な、肝心な点 ではないだろうか。初戦についても言える。コロンビア戦についても言える。ゴールの機会は、結構あったと言える。
そこで、次のような訓練は 如何であろうか。
ゴールを狙える立場の人は、ゴールの枠にぶつけて、反射で ゴールを決める訓練を徹底的にやる。
この訓練は ゴールキーパーにはよらず、 何時でも安定的に練習ができ、何時でも、最も有効にゴール決める方法である。 本能かも知れないが、ゴールを狙うとき、わざわざキーパーにぶつけているような例が多く見られる。これは、極めて残念な場合である。ゴールを狙う機会はそう多くはないので、痛切残念、そのような場合には、国中でため息が聞かれる状況と言える。
条件反射的に、ゴールの枠にぶつけて、反射で ゴールを決めるような訓練を 徹底的にして欲しい。
総合的な力を付けるのは、専門家の課題であるが、この要点をしっかり訓練すれば、戦力は飛躍的に向上するのではないだろうか。実際、ゴールを決めている場合、ゴールの枠にぶつかって、ゴールを決めている場合が多く見られる。既にそのような訓練を意図的に行っているのではないだろうか。
サッカーの印象は、アジアや日本は まだまだ伝統が浅く、世界レベルから見ると、まだ力不足は否めない。 伝統は甘くはない。世界的になる、世界を狙う精神がどのようなものか、その精神がまだ、しっかり身についていないと言うことではないだろうか。 これは単にサッカーばかりではなく、近代科学や民主主義、人権、評価システム、大学の在りよう、マスコミの在りよう、政治家の在りようなどなど、欧米から 入ってきた多くが表面的な物まねで、それらの深いところの理解が 浅く、しっかりしていない状況と同様ではないだろうか。輸入したものを身に付けるのは、教えられ、学んだものを身に付けるのは、 一朝一夕にはゆかないのが、道理ではないだろうか。長期的な視点に立って、頑張って欲しい。
以 上

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