2016年4月9日土曜日

東京五輪エンブレム 最終候補の4作品発表 4月8日 17時33分

東京五輪エンブレム 最終候補の4作品発表
4月8日 17時33分
東京五輪エンブレム 最終候補の4作品発表
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2020年東京オリンピック・パラリンピックの新たなエンブレムの最終候補の4作品が発表されました。大会の組織委員会はホームページ上で公開して国民に意見を求めたうえで、今月25日に新エンブレムを決定します。
去年9月に白紙撤回されたエンブレムを巡っては、組織委員会の有識者会議「エンブレム委員会」が選考を進め、1万4000件余りの応募作品から、ことし1月に4件の最終候補に絞り込みました。
エンブレム委員会では、前回の選考で選考過程が不透明だという批判を受けた反省から、広く国民の意見を聞くために、商標登録の手続きを終えたうえで最終候補を事前公開することを決めていました。
組織委員会によりますと、4つの最終候補の商標調査の過程で、3つが商標登録できず、次点として選んでいた4つの作品についても2つが商標登録できない見通しになったということです。このため、1月の審査で一度は落選していた56の作品の中から、エンブレム委員会で1つを選び直し、今回の最終候補4作品を決めたということです。
8日夕方、東京・港区の組織委員会のオフィスで4作品が公開されました。AからDまでの作品のうち、Aは、江戸時代に市松模様として広まったチェックのデザインが日本の伝統色・藍色であしらわれているのが特徴で、Bは、選手の躍動と観客の喜びがつながって一つの輪となり、世界に広がっていく平和や調和の和を表現しています。Cは、「超える人」と題し、風神、雷神をモチーフに、自己ベストを超えようとする姿勢を描いていて、Dは、朝顔をモチーフにしていて、アスリートと観客の晴れやかな顔を朝顔に例えています。
4作品は組織委員会のホームページで公開され、組織委員会は今月17日まではがきやインターネットで作品についての意見を募集します。
エンブレム委員会では25日に行われる最終選考で寄せられた意見を参考に議論し、最終的には21人の委員による多数決で1点を選び、同じ日に行われる組織委員会の理事会の承認を得て、新エンブレムが決定します。
エンブレム委員会の宮田亮平委員長は、最終候補作品について「ベストの4作品であると自負している。エンブレム委員会が議論に議論を尽くして選んだ、こん身の作品だ。応募段階でたくさんの方に参画してもらったので、今後は最終作品に意見いただく形で、国民の皆さんにエンブレムの最終選考に参画してほしい」と話しました。
4つの候補作のデザインは
作品Aは、江戸時代に市松模様として広まったチェックのデザインが、日本の伝統色・藍色であしらわれています。形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、国や文化、思想などの違いを超えてつながり合う多様性と調和のメッセージが込められています。
作品Bは、選手の躍動と観客の喜びがつながって1つの輪となり、世界に広がっていく平和や調和の和を表現しています。
作品Cは「超える人」と題し、風神、雷神をモチーフに、自己ベストを超えようとする姿勢を描いています。
作品Dは朝顔をモチーフにしていて、アスリートと観客の晴れやかな顔を朝顔に例え、再び実を結ぶ成長の過程が大会への期待や継承を示すとしています。
一度落選の作品が最終候補入り
今回発表されたエンブレムの最終候補4作品のうち1つは、選考過程で1度は落選となったものの、当初選ばれた最終候補や次点の作品の商標登録が難しくなったことから、再び選び直されていたことが明らかになりました。
組織委員会はことし1月9日のエンブレム委員会で最終候補4作品を選び、これらの作品が商標調査を通らなかったときのために次点の4作品を選び、これら8点の中から最終候補を選ぶとしていました。
しかし、その後の商標調査の過程で当初の最終候補4つのうち3つが登録できない見通しとなり、さらに次点からも2つが登録できない見通しとなったということです。
この時点で商標登録できる見通しの作品は3点でしたが、エンブレム委員会では最終候補の作品数を「最大4点」とする方針を決めていて、別のもう1作品を加えることにしました。
そのために、1月のエンブレム委員会の選考で一度は落選した56作品の中から1点を選び直して追加し、発表された4作品が決まったということです。
組織委員会の担当者は、追加された作品の選考について、1月以降のエンブレム委員会の中で「挙手によって選んだ」と説明しましたが、いつ選んだかや、そのときの出席者の数など、具体的な状況については明らかにしませんでした。
組織委員会は、前回のエンブレムが白紙撤回された反省から、選考段階での「透明性の確保」をアピールしてきましたが、次点を含めた当初の8作品の中から選ぶ方針を覆して落選作品を選び直した今回の経緯について、これまで一切説明してきませんでした。
組織委員会の担当者は「4点を残すことありきではなかったが、なるべく多くの作品を残したほうがいいという意見が多く、落選作品の中から選び直すことになった」と説明しています。
エンブレム白紙撤回の経緯
2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムは、一度発表されたあと盗作疑惑などが出て、僅か1か月余りで白紙撤回されるという異例の事態となりました。
去年7月24日に、佐野研二郎氏のデザインが採用されて発表されました。その直後からベルギーの劇場のロゴに酷似していると指摘され、佐野氏は会見を開いて盗用は否定したものの、制作したデザイナーがIOC=国際オリンピック委員会に対しエンブレムの使用差し止めを求める訴えを起こす事態になりました。また、大会エンブレムとは別に、佐野氏のデザイン事務所が手がけた過去の作品の中で他人のデザインをそのまま使用していたことも明らかになり、佐野氏が謝罪するなど問題となりました。
エンブレムは2回にわたる修正を経て、最終的なデザインになりましたが、組織委員会は「模倣ではないか」という声が高まるなか、8月28日に修正前の原案を公開し、原案がベルギーの劇場のロゴとはデザインが大きく異なり、模倣ではないことを説明しました。しかし、今度はこの原案についてもほかに似ているデザインがあると、インターネットなどを中心に指摘されました。
そして4日後の9月1日、組織委員会が「一般国民の理解が得られない」として使用中止を決め、エンブレムは白紙撤回されました。
その後、組織委員会が選考の問題点を検証した結果、選考の中心となった担当局長が公募発表前に佐野氏を含む複数のデザイナーに参加を呼びかける文書を送っていたことや、デザインが2回修正された経緯を発表の1週間前まで知らされていない審査委員がいたことなど、閉鎖的で不透明な選考過程が強く批判されました。
組織委員会はその後、商標登録や調査のための費用や発表イベントの際の経費など、前回のエンブレムの作成に関連し、およそ1億900万円がむだになったことを明らかにしました。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160408/k10010472161000.html


再生核研究所声明 133 (2013.9.11): 2020年 東京オリンピックとパラリンピックの開催について - オリンピックを成功させ、平和憲法の精神の下で、日本は進化を

オリンピックの開催地が 東京都と決定した。明暗、賛否の意見が広く有るのは世の常であり、健全で多様な意見が交わされたことを高く評価し、また開催地選定に努力された人々に 祝意を表したい。
大局的には 放射能の影響の心配の下、イスタンブール開催が広く期待されていたにも関わらず、シリア問題の勃発で実現できなかったのは、痛切残念であると言わなければならない。また マドリードも立派な伝統ある都市 なぜ東京が優先したかは理解に苦しむところである。東京開催では 何よりも原発事故の対策、放射能の影響が心配されるが、それらの実態については 再生核研究所は 知る能力を有していない。― 素人として 何時も真剣に取り組んで欲しいと、東電と政府を励ましてきた立場である。単なる批判に対しては、逆に批判してきている(再生核研究所声明 62:福島原子力発電所事故とその対応、対策、取り組みについて;再生核研究所声明 67: 脱原発デモ ― 非現実的な貧しい二律背反の発想と飛躍した議論; 再生核研究所声明78:無責任な 原発反対と増税反対 ― 実状が分からないで意見を表明していないか?;再生核研究所声明79:福島原発事故 とは 何か)。
ともあれ、世界の平和の祭典、行事、日本国は 一致団結して成功させ、日本国の尊厳と名誉を高めたいものである。1964年の東京オリンピックが 明るい 好印象を世界的に与えたと同じような 輝かしいものにしたい。
ここでは、東京開催の明るい面を期待して、希望を 簡潔に述べて置きたい。
まず、第一には、国家は、安倍首相の言明を実現すべく、原発事故の鎮圧と放射能対策をしっかりと行うこと。心配されて、オリンピック開催に反対された人々の意見はもっともなもののようにみえるが、これは逆に見ると、世界中が注目する中、それらの対策に真剣にならざるを得ない状況をもたらし、逆に効果が期待できると評価できる。日本国民は勤勉で、有能だから、夢の祭典に 明るい希望を擁いて、邁進できると考える。
次の観点が極めて大事である。日本には、いわゆる右傾化、憲法改正や軍事重視などのおかしな世相が巻き起こっている。安倍首相は今回、オリンピック開催地問題に関して、極めて良く努力され、大きな指導力を発揮され、政権担当に相当自信を深められたのではないだろうか。そこで、オリンピックと言えば、世界平和の祭典、世界中が注目する中で、上記世相は 世界史の進化に著しく反するものであるから、上記世相を正して、平和憲法の精神に回帰し、原発事故・放射能対策、オリンピック開催、民生・経済の立て直しなどに全力を注がれ、日本史上で 高く評価される首相に成って頂きたく 大きな期待を表明したい。
国際平和の精神に反する行為などは、オリンピック開催を控えている国として、特に慎み 世界の平和を志向する国家として、範を示して頂きたい と考える。
良いことに集中していれば、悪いことをする余裕が無くなるとは トルストイの言葉ではないだろうか。誰の言葉であっても 至言であると考える。

以 上


再生核研究所声明 110(2013.2.12) 東京オリンピック開催どころではない、日本の国情 ― 大震災、放射能、原発事故対策、生活・教育・研究基盤などの内実に力を注げ

世界の世論を無視して ブラジル オリンピック開催と エゴむき出しで争った東京、今回も、大震災、原発事故や放射能対策で大変な折り、全く エゴ丸出しで東京オリンピック開催を考えている。幾ら、お祭り騒ぎが好きだからと言っても、不見識、非常識とか言いようがない。大震災、原発事故、放射能汚染問題などで、今なお、世界に心配をかけ、騒がせていることなど、無視しているように見える。

歴史的な大震災、困難で苦しい永い戦い、努力が要求されている放射能対策、原発事故対策の重要性を真面目に考え、震災に遭って苦しんでいる人、放射能の影響を畏れている多くの人を思えば オリンピックなどの大きな事業を考えるだけでも、 誠に不適切ではないだろうか。 大きな事業を考えれば それだけ、それらに集中できる力を削ぐことになることは 明らかである。

更に、放射能の災害が 首都東京にも及ぶとの観測は、世界的に不安を与え、尖閣諸島の領有権問題とともに暗い影を落としていると考えられる。また、特にイスタンブールは アラブ諸国での 最初の開催国になる可能性が 高いと期待されているという。ブラジルやトルコが 日本と特別に友好な関係にある国であることにも 留意する必要がある。

東京が進化した、美しい近代都市であることは良く理解できるが、逆に考えれば日本が、東京一極に集中し過ぎているとの弊害も否定できない。オリンピック開催が、この一極集中の傾向を加速させることも危惧される。東京大震災対策も広く進める必要性がある。大震災復興対策、放射能対策、原発事故対策をしっかりとやる立場からも、また、教育や研究、社会基盤の弱体化を招いている日本国の現状を考えれば、大きな派手な、事業よりも 真面目に内実に力を注ぐべきである。 そこで、東京オリンピック開催の申請を取り止めるように 提案したい。あるいは 他国に譲るような柔軟な姿勢が求められる。

もちろん、美しい日本国で、 オリンピックを開催したいとの 世界の世論が高まるのであれば、世界の平和を希求し、文化国家を目指している、日本として、協力するのは良いことである。 しかしながら、それには 原発事故対策、放射能対策をしっかりと行い、 尖閣諸島問題でも 和の精神で治め、近隣諸国と良い関係を築くことは、オリンピック開催の基礎作りにも大事ではないだろうか。

以 上

追記
美しい国、日本

日本は美しい島国です。
豊かな水で多くの川が流れています。
日本には山が多く、山々は緑に覆われ、また雪に覆われたりしています。

日本の空と海は美しく、多くの詩と夢を育んできました。
日本は大きなひとつの家族のようで、みんな一緒に助け合ってきました。
言葉がなくてもお互いに理解でき、細長い国のため、四季とともに多様性にとんでいます。

日本には天皇陛下がおられて、家々の氏神様の頂点におります。 
天皇陛下のおられる皇居は 日本の美しいものの、心の源になっています。
ですから先の大戦では 天皇のお言葉一つで 完全なる終戦を迎えることができたのです。

京都は千年をこえる日本の都でしたので、日本人の故郷です。
多くの人は京都を訪れて、故郷に帰ったような不思議な郷愁を感じるのです。
伊勢は古代からより古い日本人の故郷です。ですから日本の首相は新年にまず伊勢神宮を参拝するのです。

日本の文化には 自然とともにある繊細さがあります。俳句や和歌を多くの人々が愛でて、人に優しく気遣いができるのです。遠くのインドのお釈迦様の教えや中国の孔子様の教えが、美しい風土からうまれた神道と共に溶け込んでいるのです。

これが世界に唯一つしかない 美しい日本国です。

日本の政党は「腐敗している」80%(独NGO調査)
http://irorio.jp/mayfly/20130714/68903/

国の借金1000兆円を突破 6月末時点
http://www.cnn.co.jp/business/35035799.html








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