うどん…見つかった? ニューヨーカーが「次のラーメン」に指名、英紙は「うどん国」を調査
更新日:2016年2月11日カテゴリー:エンタメあとで読む
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うどん…見つかった? ニューヨーカーが「次のラーメン」に指名、英紙は「うどん国」を調査
ラーメンの次はうどん?世界でラーメンブームが続く中、一部のニューヨークメディアが「2016年はUdon(うどん)が来る」と予想している。英紙インディペンデントも、記者を「うどん国」香川県に派遣して、麺の作り方からUdonを徹底分析。まだ海外でそれほど認知度が高くないうどんだが、一気にブーム到来となるか?
◆NYではラーメンは飽和状態
国際都市ニューヨークでは、日常的に世界各国のグルメが味わえる。特にラーメン人気は異常とも言えるようだ。グルメサイト『New York EATER』は「ここ数年、私たちはラーメンに爆撃された」、日系紙『Bi-DAILYSUN』は「ジャパニーズラーメンの一大ブーム」だと記す。今、ニューヨークでは、高級なジャージー牛の具が乗ったラーメン、はたまたユダヤ食風、ヒマラヤのヤク(高山に住む牛の一種)からダシを取ったスープなど、ありとあらゆるラーメンが味わえるという。裏を返せば、ネタが出尽くして飽和状態になっているとも言える。流行の最先端を行くだけに、その移り変わりも早い。『New York EATER』は一言、「But now we’re bored(もう飽きた)」と書く。
そこで、早くも「次のジャパニーズ・ヌードル」待望論が出始めている。『New York EATER』と『Bi-DAILYSUN』は揃って「Udon」を挙げる。『New York EATER』は、ほとんどのニューヨーカーは「何年もうどんを無視してきた」と記す。1990年代にはそばの大ブームがあったといい、“忘れられたビッグネーム”がまだ1つ残っているというわけだ。『Bi-DAILYSUN』も、2016年の食の流行予想に、ビーガン(完全菜食主義)食と共にうどんを挙げる。
「日本食への信頼はとにかく厚い。スシ、テリヤキ、イザカヤ、そしてラーメンの次は、ずばりウドンがくるとされている。空前のラーメンブームによって、ニッポンのヌードルの底力を知ったニューヨーカーたちは、次は何だとわくわくしながら、待っているのだ。麺をすすることが苦手な欧米人にとっては、元々柔らかいウドンはすぐに愛される気がする」(『Bi-DAILYSUN』)
◆英紙は「うどん県」現地取材で徹底分析
とはいえ、さしものニューヨーカーたちの間でもうどんの認知度はまだ低いようだ。『New York EATER』は、「このモチモチとした白いヌードルはヘルシーには見えない。カブトムシの幼虫か太った貧血の子供のようだ」と、冗談めかして表現する。一方で、「日本人は、ラーメンは中国から輸入されたもので完全に日本のものだとは思っていないが、そばとうどんは完全な日本列島ネイティブだと考えられている。そのため、プライドとリスペクトをもって受け入れられている」と説明する。そして、そばに比べて、うどんはカジュアルで気楽に楽しめる麺だとしている。
ニューヨークでうどんブームの予兆があれば、大西洋を隔てたロンドンでも注目されるのが道理だ。インディペンデント紙は、早速グルメ記事担当のサミュエル・マストン記者を香川県に派遣。讃岐うどんの手打ち教室「中野うどん学校」(香川県琴平町)での麺生地の足踏み体験や、日本とイギリスのうどん事情、うどんの歴史などを詳報している。ファレル・ウィリアムスの“Happy”のリズムに乗って汗をしたたらせながら生地を踏み続けたマストン記者は、「日本のこの地域では、伝統が非常に大事にされている。その伝統とは、足踏みをしてうどんを作ることだ」と、足踏みは汗の塩味を加えるためではないと断りつつ、「トリッキーなうどん作りの技法」を紹介している。
マストン記者は通訳から、うどんは「イギリスのハムサンドのようなものだ」と、その普遍性を説明されたという。併せて、特にここ10年ほどで讃岐うどんが日本全国に広まっている状況を紹介。聖地・高松では、うどんの丼を乗せたタクシーが、低料金でお勧めの「うどんバー」まで連れて行ってくれると、急増中の外国人観光客向けの情報も載せている。また、「イギリスのサンドイッチとは違い、味付けはされていない。スパゲッティと同じように、お楽しみは食感の方にある」と、うどん独特の「コシ」についても触れている。
◆「うどん県」舞台のアニメも米サイトで紹介
ニューヨークとロンドンには、既にうどんを味わえる店が存在する。『New York EATER』が紹介する『RAKU』は、「一般的なうどんとイタリアのリングイネの中間的な麺」を提供し、居酒屋スタイルの『SAMURAI MAMA』も、「ひどい店名ながら」4年前からうどんを提供しているという。さらに、『UDON WEST』という専門店が、リトルトーキョー(日本人街)などで3店舗展開している。
イギリス全土で展開するオリエンタル・ヌードルチェーンの『Wagamama』では、生姜風味の『ジンジャー・チキンUdon』が人気メニューの1つだという。また、ロンドンの繁華街ソーホーには、本格的な手打ちうどんを出す『Koya Bar』というカウンター席の店がある。店主のジョン・デヴィット氏は「うどんはアイルランド人にとって最良のチョイスだよ。ジャガイモの代わりになる」と、冗談めかしてうどんの魅力をインディペンデント紙に語っている。
米アニメニュースサイト『Anime News Network』は、「うどん県」を舞台にした日本の人気漫画『うどんの国の金色毛鞠』(篠丸のどか/徳間書店刊)が、日本でアニメ化されるというニュースをいち早く伝えている。30歳の男性主人公がうどん店を営んでいた香川県の実家に戻り、人間の子供の姿に化けたタヌキと出会う「ハートウォーミング・ストーリー」だと紹介されている。うどんが直接のテーマではないものの、うどんの認知度アップに一役買いそうだ。ラーメンブームに火をつけた要因の一端も、日本の漫画やアニメに登場する「キャラクターがおいしそうにラーメンをすするシーン」だと言われている。うどんも同じ道をたどる可能性がないとは言い切れない。
(内村浩介)http://newsphere.jp/entertainment/20160211-1/
再生核研究所声明34(2010/04/16):日本のビジネス―日本料理店の海外展開
日本製品として、国際的に高い評価を得て、世界の富を日本国にもたらしてきたものとして、家電、カメラ、半導体、自動車などが 顕著なものとして、想起される。しかしながら、諸外国の台頭によって、日本国の大きな目玉となる産業にかげりが見えてきており、 国内には失業者があふれ、経済不振と、慢性的な財政赤字に陥っている。 日本国の再生の基礎は、根本的には教育を正し、精神をきたえ直す必要があると考えるが 一つの戦略を具体的に提案したい。要旨は世界の多くの都市に、日本料理店を展開すること である。
先ず、食に対する関心の深さは いずこも同じで、生きることとは 食べること にも通じるものがあり、食に対する関心、経費は、人間存在と活動の大きな部分を占めるという事実から、認識を深める必要がある。 日本料理は健康食品であると同時に、際立った特徴を有し、幸い、日本料理に対する世界の人々の関心の深さは 驚くべきものであり、現状よりは遥かに大きなビジネスチャンスを有すると考える。多くの日本人に、海外の日本料理店で働く職場を広く開拓して、同時に日本の文化を海外に紹介し、また逆に、日本人は海外に出ることによって、国際的な広い視野をもつ機会が得られて、好ましい効果が期待される。
これらのことは、比較的簡単に 少ない投資と準備で実現でき、大きな経済的、文化的な効果が望めると考える。 一つの国家戦略にしようではありませんか。 世界の多くの都市に、日本国の象徴として、美しい日本料理店を展開し、日本の文化を世界に紹介する拠点にしようではありませんか。 若者の雇用や、経済、文化への波及効果は 大きいと考える。もちろん、世界の平和にも大きく貢献するものと考える。
具体的に 次のように提案したい:
経済産業省、外務省、農林水産省などの関係省庁の積極的な援助、
文部科学省は、料理学校などを充実、格あげし、合わせて関係教養教育の充実も図る、
外国人向け 観光関係機関の積極的な支援、
国防省の組織的な支援: たとえば、5000億の資金を兵器の購入にかけるより、そのような面で援助して、日本料理店を通して世界の情報を組織的に得るシステムを確立する、また平和のための戦略を進め、観光促進の拠点にもする。 これこそ、愚かな軍事費を美しい営みにまわしたいとの想いの 現実的な一つの提案になるのではないだろうか。
日本料理店を拠点に、先ずは、世界的の人々の関心が期待される花道、茶道などの組織的な教室の開講を意図する。 また、そのような関係組織との連携を図る。さらに、日本庭園などの文化的な輸出も展望する。
既に相当数、日本人のいない日本料理店が存在する状況を調べて、日本人の派遣による より日本的な料理を浸透させるのは、最も手短な第1歩になると考える。 また、日本料理店の評価機関の設置の検討なども、なされるべきであると考える。
美しい特徴をもつ日本文化を もっと世界で活かそうではありませんか。 関係者のご検討と積極的な取り組みを期待したい。
以上
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