マヤ文明衰退の謎、ベリーズの巨大な穴「ブルーホール」が解明か
The Huffington Post | 執筆者: Macrina Cooper-White
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投稿日: 2015年01月03日 12時18分 JST 更新: 2015年01月03日 15時19分 JST
これまでの研究で、マヤの精密な暦や筆記システムが詳細に明らかになっており、儀式の生贄についても研究が進んでいる。しかし、古代文明が西暦900年ごろに崩壊した理由は、ずっと謎のままだ。
現在、ライス大学とルイジアナ州立大学の研究グループは、その謎を解くのに1歩近づいているかもしれない。その手がかりは、カリブ海の小さな国ベリーズ沖にある美しいサンゴ礁になるブルーホール(海中の陥没穴)「グレート・ブルーホール」にあると見られている。このブルーホールは、海洋学者ジャック・クストーによって有名になった。クストーは1971年にこのブルーホールを訪れて、世界10大スキューバ・ダイビング・スポットのひとつに選定した。
great blue hole
グレート・ブルーホール
研究グループは、ブルーホールからの堆積物試料を色、粒子サイズ、および層の厚さのばらつきに注目しながら分析した。また、降水量の推定値を得るためにチタンとアルミニウムの比率の違いに注意しながらベリーズ・セントラル・シェルフ・ラグーン(本土沿岸水域)からの試料も分析した。
分析の結果、西暦800年から900年ごろのユカタン半島は降水量が少なく、熱帯低気圧の頻度が低下したことが明らかになった。研究グループはハフポストの取材に対し、当時この地域が大規模な干ばつに見舞われたことが伺えると述べた。
今回の研究から、西暦1000年と1100年の間に、別の大規模な干ばつが発生し、チチェン・イッツァのマヤ都市文明が衰退したと考えられている。
共著者でライス大学の地球科学研究を行っているアンドレ・ドロクセル教授は、科学専門ニュースサイト「ライブ・サイエンス」に「大規模な干ばつが発生すると、飢饉や不安が増大する」と述べた。
ベリーズ・セントラル・シェルフ・ラグーンの研究は2014年12月16日、サンフランシスコで行われたアメリカ地球物理学連合の総会で発表された。また、ブルーホール試料の研究は専門誌「サイエンティフィック・リポート」2014年1月号に発表されている。
これまでの研究でも、マヤ文明が衰退した理由として気候変動が挙げられている。2012年にベリーズにある鍾乳洞の石灰石を分析したところ、西暦600~1000年の間の「乾燥傾向」が地域の文明崩壊に関連付けられるのではないかとみられる。
最初のマヤ文明は、紀元前1800年に設立された。文明は西暦250年ごろに全盛期を迎え、人口は約200万人に達した。http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/02/blue-hole-maya_n_6408780.html
再生核研究所声明197(2015.1.5)真智への愛とは何か
最近、好んで 次の文を用いている:
― 哲学とは 真智への愛 であり、真智とは 神の意志 のことである。哲学することは、人間の本能であり、それは 神の意志 であると考えられる。愛の定義は 声明146で与えられ、神の定義は 声明122と132で与えられている。―
そこで、真智への愛とは何かの考察を深めて置きたい。神の意志とは何だろうか。universe 全体を理解したいとは。
1)科学: ニュートン力学やアインシュタインの理論、電磁波の発見や応用、ダーウインの進化論、遺伝子の二重螺旋構造の発見、数学ではオイラーの公式や微積分学の発見など、近代科学の素晴しさはそれこそ、神の意思を真摯に追求しているものとして高く評価される。これは医学や工業技術など近代科学などを広く捉えることができる。我々の世界の仕組みの解明、数学の真理の追究などは 真智への愛と言える。
2)神、信仰: 人間がユニバースの創造者の概念を懐き、神の概念を得て信仰のレベルに達したのは素晴らしく、人間の根源的な才能であると評価したい。 我々が外なる世界を究めたいは、逆に考えれば、我々の内なる世界を究めたい、己を究めたいということになるから、我々自身の心の世界を究めることは真智への愛と言える。汝自らを知れと諭されてきた。
3)求道: 人間が 己が何ゆえに存在しているのか、私は何者かと問い、存在の意味を求めて、修行し、在るべき在り様を真摯に追求している姿は、真に人間として尊いと言える。これは真智への愛と言える。
5)芸術: これは、絵画、音楽、歌、文学、スポーツ、技巧、あらゆる人間の創造的な活動の文化活動の営みを挙げることができる。これには、いわゆる名人芸、技術、芸能など、芸術で捉えられる分野は広く、深く広がっている。人間の純粋な創造的な活動は神の意思の表れとも言えるから、真智への愛であると言える。
6)しかしながら、真智とは本来、最も根源的なこと、最も大事な事、物事の本質を真智と言うのである。限りなく追求していこうというのが、すなわち、真智への愛である。それこそ、人間として生きることにほかならない。また、神は2を愛し給う (夜明け前―よっちゃんの想い、文芸社、(2010)209ページ)は universeを思考している という意味で 真智への愛から出たものであると言える。また、永い間の定説、ゼロ除算は不可能であることを覆し、ゼロ除算の世界を追求するのは、universeの構造を追求するもの、すなわち、直接 神の意思を追求しているものとして、真智への愛と言える。
以 上
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