2014年12月15日月曜日

記事 PRESIDENT Online2014年12月14日 10:00無料でハーバード講義! 0円で最先端の英語を勉強する方法

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PRESIDENT Online2014年12月14日 10:00無料でハーバード講義! 0円で最先端の英語を勉強する方法
いつでも、どこでも、誰でもが、無料で学べる世界トップレベルの大学の授業を受けながら英語の学習にもなる一石二鳥の勉強法を紹介しよう。
超一流大学の講義を誰でも受講できる時代
MOOC(ムーク)をご存じだろうか。Massive Open Online Course の略で、日本語では大規模公開オンライン講座と呼ばれている。受講生が数万~数十万人にも上る大規模(massive)な、誰にでも無料で公開(open)されている、インターネット上(online)の授業(course)のこと。その授業内容が、ハーバード大学やスタンフォード大学などのトップレベルの大学講義ということで世界的に注目されている。
テレビ番組「ハーバード白熱教室」でも一躍有名になったマイケル・サンデル教授を筆頭に、さまざまな専門分野の世界的に著名な教授の授業を、なんと0円で受けられるというもの。しかも、テレビ番組のように授業の様子を一方的に見ているだけではなく、宿題も中間・期末試験もあって、数週間の授業の受講が終われば、修了証までもらえるのだ。
これまでも大学のインターネットサービスには、授業のビデオやノートを、ネット上で無料公開するOCW(Open Course Ware)があった。しかし、このMOOCは、一方向の公開授業にとどまらず、宿題の提出があり、試験もあり、受講生同士がディスカッションをする場も設けられ、インタラクティブであるという点でOCWと大きく異なっている。修了証は、大学の単位に代わるものではないが、MOOCの修了証を得たことで、就職活動に役立てた実績を持つ人たちがいるのも事実。受講を修了することは、世界レベルの学力を持つという信頼性を高めている。『ルポMOOC革命 無料オンライン授業の衝撃』(岩波書店)の著者、金成隆一さん(朝日新聞社)に話を聞いた。
「2012年に米国で誕生したMOOCは、今や世界中から注目されている教育システムです。当初は米国の団体がそれぞれ授業を配信・運営していましたが、昨年から今年にかけ、イギリスやドイツ、スペイン、ブラジル、中国などでもMOOCの配信団体が立ち上がっています。日本でもJMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)が誕生し、東大などの講義をスタートさせました」
米国の二大配信団体には、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学の授業を配信している非営利教育機関「エデックス(edX)」とスタンフォード大学の教授らが創業したベンチャー企業「コーセラ(Coursera)」がある。MOOCの授業を受けるには、この配信団体にオンライン登録をして、受けたい授業を選び、申し込みをするだけ。この登録、申し込みがとても簡単。住所の記載すら不要なのだ。
生きた英語が身につくインタラクティブ授業
図を拡大
字幕が充実しているエデックスの授業画像
無料で世界最先端の授業を受けられるということは、同時に、英語の学習もできることにほかならない。
「何度でも繰り返して授業のビデオが見られるので、ヒアリングの勉強にもなります。再生のスピードも変えられ、自分の英語力に合わせた訓練もできます。字幕もついているので、文法などの確認もできます。英語学習に特におすすめなのは、エデックスの字幕機能。現在、講師が話している部分が太字で示され、字幕をクリックするとビデオもその部分が再生されるようになっています(図を参照)。英語の確認にはもってこいです」(金成さん)
字幕を見ながら音声に合わせて発話する「オーバーラッピング」や、英語を聴きながら、その後に続いて英文をオウム返しする「シャドウイング」を繰り返し練習できる。英語の文法確認だけでなく、日本人が苦手とするヒアリングとスピーキングの練習も、これならクリアしていける。
こうした英語学習は、CDやラジオ講座など、さまざまなものがあるが、MOOCがすばらしいのは、受講生同士がセッションできる討論フォーラム(掲示板)があること。わからないことを聞いたり教え合ったりしながら交流できるので、一人で学習しているより挫折者が少ないという。掲示板なら、シャイな日本人でも入っていく余地がありそうだ。しかも、生きた英語で会話ができる。
「例えば議題に対して討論しているときも、相手の意見を否定せずに自分の意見を述べる英語の言い回しなど、ディベートに慣れている世界中の人たちの生きた英語を自然に覚えることができます。また、そうした受講者との交流は、仲間意識が芽生えるだけでなく、相手の国の歴史や経済、思想、さまざまな事柄に対しての世界的な価値観を知ることにもつながり、視野も広がるようです」と、金成さん。
仕事をしながら留学疑似体験ができるMOOC。優れた英語学習ツールとしてだけでなく、世界最先端の知識や教養も身につけられそうだ。
世界に広がるMOOC講座
興味のある分野なら、英語も楽しく学べるはず!
◎edX[エデックス] https://www.edx.org/
ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学がそれぞれ30億円を出資して共同設立した非営利教育機関。世界各地31の名門大学が170以上の講座を提供している。日本からは京都大学がこの4月から化学の講座を英語で配信。字幕システムなどが充実していて、英語学習にもっとも適している。
講座名:Justic/ハーバード大学
【カテゴリー】倫理学【期間】12週間(週約2時間の学習)【教授名】マイケル・サンデル
「ハーバード白熱教室」で知られるマイケル・サンデルが、多数を救うために少数犠牲は正しいか、帰結主義などを議題にする。著書『これからの「正義」の話をしよう』を読みながら受講すれば、英語の理解力も高められそうだ。
講座名:Sabermetrics 101: Introduction to Baseball Analytics/ボストン大学
【カテゴリー】統計学、スポーツ【期間】6週間(週8~10時間の学習)【教授名】アンディ・アンドレ
野球の記録データのコンピュータ分析法。データを援用しながら、打撃や投球における野球技術について客観的知識を探求しながら話し合う。計算、統計、分析などのスキルを要し、修了生はMLBの運営、分析部門などでも活躍している。
講座名:The Chemistry of Life/京都大学
【カテゴリー】化学【期間】15週(週約3時間の学習)【教授名】上杉志成
米国の医科大学で10年ほど准教授を務めた日本のケミカルバイオロジー分野の第一人者、上杉教授の「生命の化学」。授業は、日本人が発する英語という点ではヒアリングがしやすいはず。日本で初めてedXに参入した講義。
講座名:Introduction to Public Speaking/ワシントン大学
【カテゴリー】教育学、社会科学【期間】10週(週3~5時間の学習)【教授名】マット・マクガリティ
英語のスピーチを行うためのスキルを習得するための講座。実践的なスピーチスキルを、ユーザー同士の対話を交えながら学ぶ。スマートフォンやデジタルカメラで自分のスピーチ動画を撮影し、受講者同士批評し合うことも。
◎Coursera[コーセラ] https://www.coursera.org/
スタンフォード大学の教授らが創業したベンチャー企業で、世界各地108の教育機関が620以上もの講座を提供。世界中のMOOCの半数以上を配信している巨大団体。カフェなどでオフ会を開き一緒に学習する受講生はコーセリアンとも呼ばれる。東京大学も配信協定を締結。本年度は4講座を予定。
講座名:The Music of the Beatles/ロチェスター大学
【カテゴリー】音楽【期間】6週間(週2~4時間の学習)【教授名】ジョン・コヴァック
ビートルズの音楽的発展の軌跡をなぞりながら、楽曲を生み出すうえで影響を受けた当時のレコーディング技術や音楽業界、1960年代のカルチャーにも触れる。伝記本やインサイダー本または曲解説本などの参考資料にも注目である。
講座名:Warhol/エディンバラ大学
【カテゴリー】アート、人文科学【期間】5週間(週1~3時間の学習)【教授名】グリン・デイヴィス
アンディ・ウォーホルの人生と作品を、セレブリティ、セックス、お金、死、そして時間をキーワードに理解を深める。ウォーホルの仕事を包括的に紹介し、なぜ世界的に重要なアーティストとして影響を与え続けているのかを追求する。
講座名:Algorithms: Design and Analysis, Part 1/スタンフォード大学
【カテゴリー】コンピュータ【期間】6週間(週5~7時間の学習【教授名】ティム・ラフガーデン
アルゴリズムの基本講座。「クイックソートって、なんでそんなに速いの?」「ソーシャルネットワークについてグラフアルゴリズムからわかることは?」「小学校の先生はなぜ2ケタの掛け算に最適なアルゴリズムを教えてくれなかったのか?」など。http://blogos.com/article/101226/
そのような可能性が広がっていますが、 前向きに考えることが必要では?


再生核研究所声明90(2012.5.18): 日本の大学受験体制についての一考察
世の中は 慣性の法則で動いているものであり(再生核研究所声明 72 慣性の法則 ― 脈動、乱流は 人世、社会の普遍的な法則)、教育や教育の在りようなどは 国の文化や社会の影響で簡単には変えられない実情がある。しかしながら、それらは 国家の 真に重要な要点であり、絶えず検討、改善を志向すべきものである。
そもそも大学受験制度とは、自由競争の典型的な表現として、大学を自由に選択し、公正な評価で選別しようとの 普遍的な背景に基づいていると言える。 主にアジアにおける入試制度は 有名な科挙の制度など古代から存在する制度に その原型を見ることができる。
共通テスト以来の問題は、相当に客観的な数値によって、全国的な序列の鮮明化が進み、いわゆる受験戦争の言葉さえ世相になっている。価値の一元化、共通化、一様化は、重要な多様性の視点 から好ましくはないとして、入試の在りようについて検討を求めている:
上記 声明で、 受験勉強が過熱化すると、 本来の教育の理念から、大きく外れ、無駄で有害な特訓のために 有能な才能、感性、創造性、全人的な成長発展を阻害する状況が出て来ると考える(再生核研究所声明 76 教育における心得 ― 教育原理)。何でもほどほどが良いのに、行き過ぎ、過熱化している状況が既にあると考える。 また年齢によって、準備されなければならない大事なことが ないがしろにされている と考えられる。
再生核研究所声明 20(2008/10/01):大学入試センター試験の見直しを提案する
センター試験は1988年 共通テストの試行から始められ、いろいろな変遷を経て、現在は大学入試センター試験と改称されて、20年もの歳月を経ている。 発足時のときの議論では、数年で破綻し、結局は元の形に戻るという観測が多かったが、その後 何時も批判的な意見が多く出されているものの 組織が出来てしまったためにか 惰性的に続けられてきている。そこで、次のような状況を考えて、このような入試の在りようを検討し、大学入試センター試験の見直しを行うように提案いたします。
 
1) センター試験は 多額の経費と人件費をかけながら、悪い効果を生み、いわば大きなマイナスの仕事を 教育界に課していると考えられる。試験の影響としてはマイナス効果の方が大きいと考えられる。 その最大の理由は 共通テスト開始時にも 既に指摘されていたように そのような試験では パターン化して、知識の積み込み方式になり、考える力を落とす という危惧であった。 実際、このような弊害はいたるところに現れ、数学の教科でさえ、型を沢山覚え、時間内で解く方法の技術ばかりが、学校教育や受験勉強においても重視されていて、本来の教育のあるべき姿からの大きな乖離が見られる。センター試験は 日本の教育を軽薄な教育にさせている元凶である と考えられる。そのような試験結果は 軽いデータぐらいの重さしか果すべきではない。しかるに教育界は そのような試験に対応すべく、多くの無駄、悪い教育をおこなっている。
2) 教育においては本来、多様性と個性を活かす事が大事であるはずなのに、型にはめ、一様な水準を作り、貧しい特色のない大学を一様に育てている弊害が顕わになって来ている。センター試験の目指す教育とは およそ人物たる人間教育や善良な市民を育てる重要な本来の教育とはかけ離れたものであり、日本国を覆っている無責任とモラルの著しい低下の結果を生み出している。教育とは本来何であるかの議論さえ忘れて久しい状態で、魂の抜けた教育であると言える。感性豊かな人間性を高める教育や創造性豊かな教育からは程遠い教育と言える。
3) センター試験の影響は 世に数値化と標準化、規格化を進め、社会の多様な価値や個性を失なわしめ マイナス効果を世に氾濫させている。
4) 永い間 同じような入試制度が続いたため、入試が専門的な技術を要求するような弊害が現れ、不要な特殊な訓練を得た者が有利になるような弊害が現れてきている。
その結果、このようなことに柔軟に対応できる特定の学校に人気が集中して、公立高校の人気が落ちてきている。そのために 経済的な豊かさが もろに教育条件に反映するような状況を生み出している。このようなことが進めば、広範な生徒達から多様な才能を引き出せない状況を進めると危惧される。 また、そのような特殊な教育を受ける者が個性を伸ばし、幸せになるとは限らないと考えられる。
5) 2日間にわたって、多くの教職員をいわば ロボットのように 画一的に働かせて、また多額の国費と人件費を費やして、大きなマイナスの仕事を行うのは 好ましくないと考える。
6) センター試験は、世の生徒達にあまりにも細々とした過重な入試対策を要求して、生徒達のみずみずしい才能の開花を疎外し、生徒達の自由な成長を妨げている。 学校教育には、人生や世界や、自然の事をじっくりと想いをいたし、 友情が芽生え、育つような余裕が求められる。 大学入試にはより柔軟に、余裕をもって考えられるような社会へと変革が少しずつ進むことが期待される。 理想としては、個人の個性を活かせるような多様な可能性を広げるような変革である。もちろん、そのうちには、世の秀才達を集めるような所があっても良いが、そこに殺到するような事は望ましく無いと考える。
7) センター試験は、所謂 世の秀才や優秀な人達の才能もわざわざ鈍化させ、活かされていないと考えられる。日本でも秀才教育や天才教育ができるような柔軟な制度の確立が求められる。
8) 共通テスト開始のとき、多くの危惧と問題点が指摘されたものの これで多くの人が 大変な入試業務から解放されると期待されたものであるが、それは空しく、逆に個別入試を行い、また第二次入試や、追試入試、さらに外国人入試や推薦入試、社会人入試、などと多くの入試が始められ、多くの教員は年中入試業務に振り回される状況になっている。大学の法人化の後には、社会貢献や教員評価、受験生確保のために多くの仕事に追われ 教育研究費の大幅減額とともに 悪い、教育、研究環境に陥っていると考えられる。
以上の理由などから、センター試験を見直しする方向での 真剣な検討と対応を求めます。現実的な対応としては、入試そのものが日本国の文化に根ざしている以上、そう簡単ではないと考えて、広範な検討や改革を考えていく事を求めたいと考えます。方向性としては
1) 大学入学資格試験と考える方向で、そのときには センター試験を簡素化し、センター試験に対する特別な対策はしないですむような状況になることが求められる。
2) 逆に個別入試を廃止して、センター試験の一部と他の要素、例えば高校の評価や、推薦状や面接で入試を行う。
3) センター試験を原則廃止して、時々高校生の学力のデータ、状況を得る為やその他いろいろな業務を行うことに センターの組織と機関を使う。
等が検討されるべきであると考えます。教育の在りようについては 絶えず検討を重ねていく事として、教育というと直ぐに学力と考える傾向が強いが、全人的な教育や人物たる人間教育等の面を考えていく必要があると考えます。
以上


特に次の観点を指摘して置きたい:
1) 教育本来の全人的な発達を、過熱な学習が 歪めている事情はないか。
2) あまりにも 競争をあおって、 友情や人間関係の基本が おかしくなっていないか(再生核研究所声明 4: 競争社会から個性を活かせる社会に) - 友情も育たないで、競争 競争で 美しい 瑞々しい社会を築けるだろうか. 結果として、 日本はあまりにも競争意識が強い、ぎすぎすした社会になっていないだろうか。:
3) 勉強だけが、人生でも 社会でもなく、多様な生き方、多様な価値観を持たせ、幅広い、生き方の視点を重視した教育をすべきではないだろうか。
4) 優秀な人材を早くから、永い間型にはめて束縛し、創造性や全人的な発展を阻害しているのではないだろうか。
5) ここで、アングロサクソン系の大学では、 自由、平等、博愛を掲げているものの 奇妙にも知的階層の固定化で、多難な入試の努力を必要とせずに 大学に進学でき、 余裕を持っている事情があるのではないだろうか。 その代り、優秀な人材を補給すべく広く世界から集めている事情がある。ここでも、日本には、ドイツ流の教育制度が 国情に合っていると考えられる。
6) 簡単に述べれば、理想と考えられるのは、教育本来の教育に専念し、特別な入試勉強をせず、多様な大学に人材が、富士山型ではなく 八ツガ岳方式に展開し、多様な在り様を展開することである。 その意味でも、共通テスト以前の方式の方が 多様性の観点からも良いのではないだろうか。
7) 大きな社会に活力を与えるのには、多様な価値、多様性の重視が必要である。 創造性も、そのような多様性の中から、より生まれる基礎ができると考える。
8) 大学院を出るころには、既に疲れてしまっているような状況が有るように見える。 体力や、思想、情操教育、全人的な基礎をしっかりさせなければ、永い人生をうまく生きてはいけないのではないだろうか。
上記公正な受験といっても、現実には、特殊な高校や、学校で特殊な教育をうけた者だけが、良い大学に入れるような状況は、傾向は 一段と強まっていき、日本の教育界を 歪め、貧しい社会を 構成して行くのではないかと 危惧している。
学校も教師も、家族も できるだけ好きな 良い大学に 生徒や子弟を進学させたいとの思いは 当然であるから、 入学させる立場の大学や、文科省は 海外の状況なども参考にして、 大学受験制度が教育界に与える影響の大きさを自覚され、 絶えず、検討,改善を進めて頂きたいとの 希望を述べておきたい。
もちろん、社会も、いわばブランドで  画一的に 評価せず、 また多様な人材を採用、活用すべきではないだろうか。 社会でも組織でも 多様な人材がいた方が、 活力を有し、良いのではないだろうか。 公務員なども、 いろいろな評価によって、 いろいろな人材を積極的に採用するように 努力すべきではないだろうか。
以  上

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