2018年7月27日金曜日

サッカー日本代表 森保新監督が決意「覚悟と感謝」

サッカー日本代表 森保新監督が決意「覚悟と感謝」

サッカー日本代表の森保一新監督が都内で就任の記者会見に臨み、「覚悟と感謝の2つの気持ちで職責をまっとうしていきたい」と決意を話しました。
森保新監督は、26日午後開かれた日本サッカー協会の理事会で、ワールドカップロシア大会を指揮した西野朗監督の後任として承認されました。

26日午後6時半すぎからは都内のホテルで就任の記者会見に臨み、「選手やスタッフとともに最高のチームを作り上げ、力を結集して強い日本で世界に打って出たい」と意気込みを話しました。

森保新監督は東京オリンピック世代の代表と兼任でチームを率います。これについては、「2つの代表の監督を務めるのは困難なことで正直自分にできるのかと思ったが、支えてくれる多くの方の力を借りながらチームを作れば不可能が可能に変わり、2つのチームを同時に見ていくことが大きな成果につながる」とメリットを強調しました。

そして課題には、『世代交代』をあげ、「年代間の融合を図る。日本代表だけではなくサッカー界全体の発展につながるようにしたい」と話しました。

そのうえで目指すチーム作りについて、「速攻もじっくり攻撃することもでき、守備ではプレッシャーを与えて相手に思うようなプレーをさせない。対応力を持って臨機応変に戦い、勝つためにはどうすればいいか考えていきたい」と話しました。

森保新監督が率いる日本代表は、9月に最初の強化試合に臨み、来年1月には初めての公式戦となるUAE=アラブ首長国連邦でのアジアカップに臨みます。

アジアカップに向けて森保新監督は、「経験値を上げるために重要な大会になる。結果を出すならば実績のある選手で臨むが、実績があっても勝てるかはわからないし、若い選手が経験しながら勝っていくかもわからない。どうすればチームが発展するかを考えて選手を選びたい」と話しました。

そしてチームを支えるスタッフの人選については、「すぐに編成できないので9月の最初の強化試合はオリンピック代表のスタッフで臨む。期限を決めて編成するのではなく、最高、最強の編成をしたい」と、時間をかけて人選をしていく考えを示しました。

契約期間は、次のワールドカップカタール大会までの4年だということで、森保新監督は「任期があるから安泰だとは思っていない。1試合1試合が勝負と思ってやっていきたい。2年後のオリンピック、4年後のワールドカップへ最高のチームを作り上げていきたい。意図していろいろ取り組むが、意図しないことも起こるし、監督にはそれが求められる。すべて成功し、すべての試合に勝ちたいが結果を怖がらずにやっていきたい。覚悟と感謝の2つの気持ちで職責をまっとうしていきたい」と決意を話しました。

田嶋会長「世代交代の実現には兼任監督の方がスムーズにいく」

田嶋会長は関塚隆技術委員長とともに森保新監督の就任会見に出席し、選定の理由などについて説明しました。

日本代表はワールドカップロシア大会のあとキャプテンの長谷部誠選手が代表から退くことを表明するなど、4年後の大会に向けた世代交代が課題となっていて、田嶋会長は「森保新監督は幼稚園の世代の子どもからトッププロまで指導してきた。世代交代が待ったなしの時にふさわしい経歴だ」と話しました。

そのうえで、森保新監督が東京オリンピック世代の代表と兼任でチームを率いることについて、「世代交代の実現には兼任監督の方がスムーズにいく」と述べて、4年後のワールドカップを見据え年代の異なるチームで監督を務めることが新たな日本代表の中心選手の育成にもつながると期待を寄せました。

一方、兼任監督では2つのチームで活動期間が重複するなどの課題が指摘されていますが、これについて関塚技術委員長は「そこをどうスムーズに支えながら強化できるか、しっかり議論したい」と話し、サッカー協会として全力でサポートに取り組むという考えを示しました。

福西崇史さん「よくわかっていて継続性がある」

NHKサッカー解説の福西崇史さんは、日本代表の森保一新監督の就任について、「日本人の監督ということで選手にとってコミュニケーションを取りやすく、何か問題があっても指示や思っていることが直接伝わることですぐに修正できる。ワールドカップロシア大会でコーチを務めていたので、いいところも課題もよくわかっていて継続性がある」と評価しました。

森保新監督の人柄やサッカーの特徴については「自分と話している時でもいつも目を見て真剣に答えてくれるし、いつもきちんと話を聞いてくれる方でコミュニケーションを密に取りやすい監督だと思う。Jリーグで監督を務めたサンフレッチェ広島では全員守備、全員攻撃ということを軸をしっかり持ち、結果を残している」と話しました。

さらに、オリンピックの代表監督を兼任することについては「活動の時間が重なる部分があり選手を見られない時があるというデメリットはあると思う」と話す一方で、世代交代が求められる状況の中で「オリンピック代表の選手を知っていて、将来、そこから必ず伸びてくる選手をワールドカップを目指す代表チームを作るためにミックスしていくことができる」とメリットを強調しました。

そのうえで、4年後に向けては「今回のロシア大会ではベスト8が間近にある中で逃してしまった。当面の目標はベスト8になるが、森保新監督のもとでどういうチーム作りをできるか選手自身もどんな役割を果たしどう活躍するか強い意思を持って活動してもらいたい」と期待を寄せていました。

街の人「監督らしい戦術を代表でも見せて」

街の人からは、期待の声が多く聞かれました。

高校生までサッカーをしていたという20歳の男子大学生は、「サンフレッチェの監督を務めていたときから、森保さんのサッカーが好きだったのでうれしい。監督らしい戦術を代表でも見せてほしい」と話していました。

50代の女性は、「日本人の監督だと、選手としっかりとコミュニケーションが取れると思うので、ぜひ長く続けてほしい。長谷部選手など、ベテランが抜けて若手選手が中心になると思うので代表を引っ張っていってほしい」と話していました。

また、36歳の看護師の女性は、「西野監督がしっかりチームを作り上げてくれたので継続して監督を務めてほしかったという思いが正直あるが、若手をしっかり強化してオリンピックでもメダルを獲得してほしい」と話していました。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180726/k10011550531000.html?utm_int=news-sports_contents_list-items_006

再生核研究所声明 522011.3.22):  選挙における心得、留意事項
          
プロ野球やサッカーチームの監督が、極めて重要な役割を果たすように、いわゆる選挙で選らばれる人は その組織において極めて重要である。それは選挙で選ばれた人は、逆に何らかの権力、決定する権利を有することになるからである。 例えば、衆議院は国権の最高機関として首相を選出する権利を有するばかりではなく、国家の意志にかかわる重要事項を決定する重要な権限を有している。地方議会や知事や市長等々、何らかの大きな影響力と権限を有している。 そこで、そのような人物の選出において、適切な人物を選ぶ大事な視点について考察したい。 どのように心得て人物を選ぶかという、視点である。
まず はじめに留意すべきことは、
1)職務を全うできる体力、健康の面、および能力が有るか。- これは当然である。
2)職務に取り組む真摯な態度が有るか否か。- この点は真剣に観察、判定を誤らないように留意すべきである。権力や名誉、地位のために立候補して、本務に対しては真剣でない人物が 世に多いということである。立候補の動機など注意深く観測する必要がある。 天下り、代理、後継者、団体の推薦、仲間の推薦などで、適任でない者が、仕方なく立候補する場合も世に多い。また、いろいろ良くやっているように、見せかけに奔走して、人気取りを図り、実際には組織に損害を与えていたり、組織を利用して楽しんでいる場合が 世に多いと言える。 立候補者の哲学、志の所在、本質を把握、捉える必要がある。
3)権力や影響力が大きいという観点から、選ばれる者は、信頼できる人物でなければならない。信用できるかどうかという観点は、発言に矛盾はないか、言行一致しているか、公正であるか、騙したり、裏切ったりすることはないかなど 注意深く観測する必要がある。しかしながら、これらにおいて大事なことは、それらが全ては守れない、実行できないのが、現実の政治社会であるから、全体として、判断する幅の広さも肝要である。
4)いわゆる、公約や政治姿勢、政策方針などは 党派や支持母体などの影響を受けるので、党や支持者の周辺の人物にも注意深く観測する必要がある。政党政治においては
所属政党が大きな判断基準になるのは やむを得ない。政治社会は大きな世界であり、個人では力を発揮することができない状況だからである。
5)職務を 如何に良く全うできるかが決定的な観点であるから、格好が良い、感じが良いなどの 本質的でないところについては 大いに妥協すべきである。 立会演説会などで、感じによって あるいは、弁舌の巧みさなどで 大きな影響が出やすいが、この点は大いに注意すべきである。
6)日本では未だに、地縁、友人、団体などの縁で投票する風潮があるが、公職に就く者の立場からあくまでも、選挙の趣旨に相応しい人物を 高い立場から、判断して投票すべきである。特に自分の利害の観点で投票するのは 卑小な態度である。 あくまでも組織全体のことを考えるべきである。
7)政治に無関心で、興味もない、あるいは政治に嫌気が差して、あるいは専門や仕事に追われていて真面目に考えられない人は、 利害や関係のない 第3者で 常日頃尊敬している人 の判断を参考にするのが良いのではないだろうか。信じられる人を探しておくのは 良い心得である。
8)政治や自分の関係する組織について、日ごろ興味を持ち、国の在り様、組織の在り様、社会の在り様について、意見を交わして、それらに関する文化レベルの向上に努めたい。お気に入りの政治家などの応援、支持活動を人生の1つの趣味にされると 人間関係や視野が広まり、それだけ豊かな人生になるのではないだろうか。
9)政治に多くの人が関心を持ち、真面目に考えることができるのは不可能であり、従って、自由な投票を保障した上で、投票を強制せず、1%の投票率でも十分と言えるような、投票の質を考えて行きたい。ただ投票率を高めれば良いとの風潮は 改めて行きたい。これは事情を知らずに 無理に投票する必要がないことを述べている。投票しない権利を認めている。

以上は前向きに検討する心構えを述べたが、逆に 避けるべき人物像についても特に述べておきたい。
A)   その職について、真摯でなく、意欲と情熱、使命感の足りない人
B)   権力欲の強い人、威張りたがる人、派手好きな人、軽い人
C)   エゴイスト、視野の狭い人、広く意見を率直に聞けない人
D)   公正でなく、公の立場に真剣でない人物、仲間の利益を考える人
E)   言行不一致の人物、 言葉に矛盾がある人
F)    選挙活動などにおいて、公正でないこと、いろいろ策をめぐらしたり 騙しや脅かし、利益誘導を行う者
G)   特に組織の代表者となると、格好や感じが良いかなど 見栄えに影響され易いので、くれぐれも気を付けたい
H)   できるだけ、若い世代を育てて、伸ばすように配慮したい。 指導部の若返りを常に心がけたい。特に過去の経歴で推薦され、惰性の状態にある人は、避ける方向で検討したい。これはまた、将来について永きにおいて 責任がとれる立場であることを示している。
I)     理想的な人物でも、当選の可能性の低いものは避けたい、最善よりは少しでも良い方向での、現実的な効果を考えたい。 政治社会は 現実が大事である。現実が少しでも良くなる方向で、考えたい。
特に 選挙に立つような人物は 一般に、賢い人物であるから、いろいろ上手な働きかけ、言葉を巧みにして、有権者の意を引こうとするので、 投票する人は くれぐれも惑わされないように 日ごろの行動、言動に気を付けて、良い代表者を選出したい。
以 上


再生核研究所声明169(2014.6.25) サッカー観戦の印象 と 日本チーム強化の戦略
(サッカーファンからの要望によって、日本チームを強くする戦略を考察した。)

ワールドカップ日本の観戦をして、自国チームが負けるのは、生物の本能に由来するように、嫌なものである。 誰でもそうではないだろうか。― 生命には、本質的に切なさが存在する。― 数学などの研究を永くしてくると あまりにも厳しい世界で とても志す気には成れない。数学などの研究は 何十年のスパンで 長期戦略で進める求道や 真理の追究、人生の志に由来する。
サッカーは 子供の頃校庭でよくやったものであるが、勝負と言えるようなことをやったことは無く、全くの素人である。
しかし、今回の日本戦を見て、良い戦略、強化方法が思い付いたので、上記要望も寄せられた経緯も有るので、触れて、提案したい。言うは易く、行うは難しい??
特に、ギリシャ戦などでは、全体的な力では相当優位にあるように見えたが、結局、引き分けに終わった苦しい戦いであった。どうしてだろう。 それは、ゴールを決められない決定的な弱点にある。 ゴールを決めることは、サッカーで 優位に立つ 重要な、肝心な点 ではないだろうか。初戦についても言える。コロンビア戦についても言える。ゴールの機会は、結構あったと言える。
そこで、次のような訓練は 如何であろうか。
ゴールを狙える立場の人は、ゴールの枠にぶつけて、反射で ゴールを決める訓練を徹底的にやる。
この訓練は ゴールキーパーにはよらず、 何時でも安定的に練習ができ、何時でも、最も有効にゴール決める方法である。 本能かも知れないが、ゴールを狙うとき、わざわざキーパーにぶつけているような例が多く見られる。これは、極めて残念な場合である。ゴールを狙う機会はそう多くはないので、痛切残念、そのような場合には、国中でため息が聞かれる状況と言える。
条件反射的に、ゴールの枠にぶつけて、反射で ゴールを決めるような訓練を 徹底的にして欲しい。
総合的な力を付けるのは、専門家の課題であるが、この要点をしっかり訓練すれば、戦力は飛躍的に向上するのではないだろうか。実際、ゴールを決めている場合、ゴールの枠にぶつかって、ゴールを決めている場合が多く見られる。既にそのような訓練を意図的に行っているのではないだろうか。
サッカーの印象は、アジアや日本は まだまだ伝統が浅く、世界レベルから見ると、まだ力不足は否めない。 伝統は甘くはない。世界的になる、世界を狙う精神がどのようなものか、その精神がまだ、しっかり身についていないと言うことではないだろうか。 これは単にサッカーばかりではなく、近代科学や民主主義、人権、評価システム、大学の在りよう、マスコミの在りよう、政治家の在りようなどなど、欧米から 入ってきた多くが表面的な物まねで、それらの深いところの理解が 浅く、しっかりしていない状況と同様ではないだろうか。輸入したものを身に付けるのは、教えられ、学んだものを身に付けるのは、 一朝一夕にはゆかないのが、道理ではないだろうか。長期的な視点に立って、頑張って欲しい。

以 上
 
再生核研究所声明 429(2018.7.12):  日本のサッカー試合における鳥かご作戦について ― 西野監督の精神は 世に高く評価されるべきである。
(ゼロ除算の研究の進展と活動で声明について相当に空白ができてしまった。 ようやく仕事の手順が整い、趣味の声明について書き始めたくなった。応援の方の励まし、要請、希望も寄せられている。そこで、簡単な題材から再開したい。)

表記の問題は、世間を賑わしたがどうも 対応に変な曖昧さを残しているようである。そこで素人の立場から見解を述べたい。それよりもまず初めに、西野監督を始めとする選手の方々の勇士には 感謝と称賛を送りたい。

問題は、競技における規則と、規則以前の競技の精神の問題で、勝てば良い、ルールはルールだという考え方と競技の精神を尊重する立場からの批判である。
このような問題は 世に普遍的にあるから、しっかりと捉える必要がある。大事なことは確定的に判断すべきではなく、全体的な状況において ものごとは総合的に判断されるべきである ということである。この視点を欠いたいずれの判断も適切ではなく それゆえに曖昧になっていると考えられる。この原理をしっかりと受け止めて欲しい。
そこで、今回における場合の判断である。西野監督の采配は 批判に当たらない。
背景には アジアはサッカーにおいて 世界のレベルに未だ達しておらず、世界との対峙で 同等に、また対等に、また美しく対応したいは 己の無力さを自覚しない 不遜な態度であると考えるべきである。力なければ美しくは生きられない。横綱相撲は横綱の力量があってこそとれるものである。西野監督は 己の力量を知って、ここで時間稼ぎにもっていけば、決勝リーグ戦に 相手を傷つけることなく進出できると 英明な判断をされたもので、適切な判断であったと高く評価される。存念を見事に果たしたと言える。実に、素晴らしい。
さらに、素晴しいことは、決勝トーナメント戦で 2点先取点を取った時点で、再び鳥かご作戦に持ち込み、勝利への戦略を展望できたにも拘わらず、堂々と対戦し、破れ 世界のレベルの高さを 賞賛されたことである。勝ちばかりに拘らず、神聖な競技における 真剣勝負をしっかりと受け止められたことである。これは実に素晴らしく 西野監督の精神は 世に高く評価されるべきである。
同様に、国防はもちろん大事で、国の安全は国家の基本である。それらの在りようは総合的なものであり、時代や、環境によって変わるべきものであり、総合的な賢明な在りようが考えられるような 柔軟な思考求められる。ゼロ除算の切り拓いた新しい世界の出現は 古典的な世界観の修正を求めるものであり、
新世界、新数学は、我々の対応の柔軟性の様を示すだろう。
以 上

0 件のコメント:

コメントを投稿