2018年4月29日日曜日

再生核研究所声明 426(2018.4.29):  政治状況についての印象

再生核研究所声明 426(2018.4.29):  政治状況についての印象

再生核研究所は より良い社会を築くには 政治は大事であるとの認識から、素人の立場からいろいろな意見を表明して来ている。最近は政治状況が難しいこともあって、言及を避けている。実際、具体的に掘り下げて政治状況を分析、検討している訳ではないので、注意して下さい。
外から見ていると、セクハラ問題、政府の教育行政への介入などで国会は揉めているようであり、政府は憲法改正を進めているようである。野党はセクハラ問題で高官を辞任に追い込み、麻生大臣の任命責任を求め、国会審議を拒否しているようである。しかしながら、そもそも これらは本末転倒では ないだろうか。まず、国会は国権の最高機関として、財政、安全、教育、福祉など国家の大事を審議して 国を導く立場であるから、それらの国家の大事を議論して、国をどのように導くべきかの議論が本筋で、高官の不祥事などは本質的には検察など 法の問題である。 本筋を見失って 批判ばかりしていれば、何のための国会議員かと問われかねない。野党は与党のあらさがし、批判のための批判を繰り返しているようで、国民からすれば、変な感じに受け取られているのではないだろうか。いくら与党を批判しても 野党の信頼にはならず、焦点は国家をまかせられる政党かと 冷めた目で見ているのではないだろうか。 - あれでは国などまかせられないと思ってしまうのではないだろうか。
麻生大臣の任命責任追及など、相当ピンボケではないだろうか。大臣が 高官がセクハラ問題を起こすか否かを見極めて任命せよとなれば、大臣は詳しい私生活、人格まで評価することになり、逆に言えば大臣の権力の乱用と批判されかねない。責任追及は度を越していると考えざるを得ない。
国の大事は、国防の在り方、財政の在り様、経済政策、文教政策、福祉の在りようなどであるが、憲法改正が具体的に提案されている折り、それらの在り様を きちんとした理念を持って提案し、憲法改正に反対であれば、その理由をきちんとして 真正面から提案、議論していくべきである。安倍首相の退陣を狙っていろいろあら探しをしている状況が有れば、事の真相は 曖昧になり、国会は空虚な存在になってしまう。 野党は野党で 大義をもって 与党に対峙して素晴らしい国家像を現実的に常に示して、それゆえに 国を委ねても良いという状況にするのが政治の正道ではないだろうか。
ふがいない野党は、与党の補完勢力にしか見えない状況が 不幸にも日本の政治状況には あるのではないだろうか。
以 上
2018.4.26.14:53.
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2018.4.27.06:48
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2018.4.28.05:37
2018.4.28.14:31
2018.4.28.19:42
2018.4.28.21:59
2018.4.29.05:25 爽やかな朝、しきりに鶯、小鳥たち。良い完成、公表。

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