2017年8月24日木曜日

トランプ氏「政府閉鎖してでも」メキシコとの壁建設と 支援者集会で

トランプ氏「政府閉鎖してでも」メキシコとの壁建設と 支援者集会で

ドナルド・トランプ米大統領は22日、アリゾナ州フィーニックスで支援者集会を開き、選挙中の主要公約だったメキシコとの間の壁建設について、必要とあれば連邦政府を閉鎖してでも実現すると述べた。
約80分に及ぶ演説でトランプ氏は、民主党の「妨害」や主要メディアの報道姿勢などに対する従来の批判を繰り返した。またバージニア州シャーロッツビルで女性一人が死亡した衝突については、白人国家主義者など極右集団に「発言の場」を与えたのはマスコミだと非難した。
その一方で、衝突について「色々な側」に責任があり、「双方に非がある」と自ら発言し非難されたことについては、報道が間違っていたと非難しつつ、「色々な側」に責任があるという自分の発言には触れなかった。
演説の内容は多岐にわたり、トランプ氏はメキシコやカナダと結んでいる北米自由貿易協定(NAFTA)は「おそらく打ち切ることになるだろう」と述べた。
北朝鮮については、最高指導者の金正恩氏が「我々を尊敬し始めているという事実を尊重する」と述べ、「もしかしたら、多分そうはならないだろうが、もしかしたら、そこから何かポジティブなことにつながるかもしれない」と緊張関係の改善に期待を示した。
トランプ氏は、演説冒頭で米国民の団結を呼びかけ、最後にも団結を求めて演説を結んだ。
しかし、マスコミに対しては、シャーロッツビル衝突後の自分の「完璧な」言葉を正しく伝えなかったと攻撃。さらに、「メディアと偽メディアの本当に嘘つきな連中」が「我々の歴史と伝統を取り上げようとしている」と罵倒し、それはマスコミが「我々のこの国が嫌いだからだ」と強調した。
トランプ氏は、シャーロッツビル衝突後の自分の発言を繰り返した。
「土曜日に僕が言ったのはこうだ。『バージニア州シャーロッツビルで起きているひどい事態について注視している』。僕がこう言ったんだ。『言語道断な憎悪と偏見と暴力の行使を、最大級に非難する』と。直後に土曜日に、僕はこう言った」
しかしトランプ氏の当時の実際の発言は、「色々な側による、言語道断な憎悪と偏見と暴力の行使を、最大級に非難する」だった。白人国家主義者を名指しして非難せず、「色々な側」の責任だと述べたことが、何より批判された。
支援者集会でトランプ氏は次に移民問題と、民主党批判へと話題を変え、メキシコ国境に建設を約束した壁に反対する民主党は「アメリカ全体の安全を危険にさらしている」と述べた。
大統領は、不法移民の流入を阻止するには壁が「不可欠」だというのが国境付近で働く移民係官の意見だと述べ、「たとえ政府を閉鎖しなくてはならないとしても、壁は造る」と言明した。
トランプ氏はさらに集会で、アリゾナ州の元保安官ジョー・アルパイオ被告(85)に恩赦を与えるつもりだと示唆した。強硬な不法移民取り締まりで全国的に有名になったアルパイオ被告は、州法違反の裏付けがないまま移民を拘束してはならないという2011年12月の裁判所命令に違反したため、今年7月末に法廷侮辱罪で有罪判決を受けた。
トランプ氏は支援者たちに、アルパイオ被告は「大丈夫だ」と述べる一方で、「騒ぎにしたくない」ので今すぐには正式に恩赦を与えられないと説明した。
一方で、サラ・ハッカビー・サンダース大統領報道官は22日、アルパイオ被告恩赦について大統領は集会で「言及する予定はない」と説明していた。

次の文を参考にしてください:

再生核研究所声明3512017.1.30) トランプ壁についての提言 ― トランプ大統領の公約

再生核研究所声明348で トランプ大統領に対する希望と政治社会などにも真智への愛は大事で、科学的真理と同様に 個々の人間及び個人の私情を越えて 言わば論理的、客観的に議論すべきであるとして、自由に国の在りようなども議論すべきであるとした。国の在りようなども 真理の追究のように考えて行こうと述べている。

ここでは、トランプ大統領の公約、メキシコとアメリカの国境に壁を建設して 不法な入国を禁じる処置を強力に進めようとしていることに対する 見解を述べたい。
勿論、壁の建設は公約であるから、建設することは既に大統領令を発していることからも分かるように、尊重されなければならないのは当然である。しかしながら、大統領令は予算処置や相手国との関係にも左右され、具体的な建設のありようには柔軟性があるから、具体的な進め方は 大いに検討されるべきではないだろうか。
トランプ大統領のこのような方針は 国際化の行き過ぎの反動で 少し時間がかかっても 建設しようとする壁は 長期的には万里の長城のように無駄な 無用の、人類の愚かさの象徴としての記念碑に成りかねないのではないだろうか。特に 万里の長城の建設が中国の自然環境を著しく悪化させた事実を反省したい。膨大な経費のマイナスの浪費である。他方、最近は同じように世界の趨勢で 高いEUの理念は少しぐらついてはいるもののEUが国境をなくするように、交流を自由にし、大きな1つの国家になるような方向を目指した、言わば歴史の大義に基づいたありようを 重く受け止めて置きたい。
当分、国境を言わば高くしたい それは公約でもあり、その方策を講じるのは当然である。そこで、長期的な観点、環境、労力、資金などの観点、長期的な歴史上の観点を考えて、上手い壁を建設できないものか と思考すべきではないだろうか。勿論、アメリカには世界の頭脳が集まり、それらを活かす開かれた議論を可能とする素晴らしい伝統と文化基盤を有している。そこで、国境を実際的に高くするという、条件のもので、具体的な壁建設の構想を広く議論して、将来世界史でも評価されるような壁を建設すべきではないだろうか。我々の時代に、バカ殿様の壁とか、人類の愚かさの記念碑などとならないような、歴史に耐えられる壁を建設して頂きたいと 意見を表明しておきたい。

以 上

再生核研究所声明3552017.2.10) おかしな日本の外交戦略 ―賢明な外交戦略

日本の外交精神が心もとないので、いろいろ勝手な意見を表明している: 

再生核研究所声明338(2016.12.20)ロシアとの付き合いについて
再生核研究所声明342(2017.1.9)日本の外交についての考察
再生核研究所声明344 (2017.1.11)理解できない韓国の慰安婦像建立の意思
再生核研究所声明345 (2017.1.12)弱い日本の国家戦略
再生核研究所声明348(2017.1.23)個々の人間を離れて ―広い視野で
               ―トランプ政権の出現に際して
再生核研究所声明349(2017.1.24)衰退する日本の大学 ― 国を憂えて
生核研究所声明350(2017.1.25)日本国の在りようについての考察 ― トランプ大統領就任の機会に
再生核研究所声明351(2017.1.30)トランプ壁についての提言 ― トランプ大統領の公約

広く議論して、賢明な政策を進めて欲しい。ここでは、次第に具体化してきたトランプ大統領の政策に対する賢明な対応と考えられる姿勢を述べて置きたい。
先ず、おかしいのは 尖閣諸島が日米安保条約の適用地域だと外務大臣や首相自ら相当必死に迫っている件である。なるほど、経緯からすれば、中国の占領は 軍事的には当然であるから、政府が焦ってうろたえているのは 良く理解できる。実際、対抗施策をいろいろ準備している。これは上記声明でも詳しく述べているように、日本の中国挑発の愚かな政策を継続させるもので、如何に愚かであるかを述べて置きたい。アメリカが尖閣諸島の防衛責任をお願いされれば、日本の軍備増長、基地の充実、経費の負担増を求めるのは当然で、実際具体的に求められ、おめでたい政府は さらにそれらの増長を進めているばかりか、アメリカへの貢献に 汲々としている。これほど明確な愚策はないのではないだろうか。
尖閣などほっといても アメリカが防衛に乗り出さないわけには行かないのは歴然である。そうでなければ、アメリカは世界中の物笑いになり、大国アメリカの威信が保てないからである。逆に、アメリカの一部に、中国を誘き寄せて中国を叩き、同時に、日本の従属体制を強めたいと考えるものもいるのは当然である。日本政府は余計な事を言って、従属姿勢を強めていると考えられる。これは、日・中の最大の弱点、アキレス腱であるから、アジアの愚か者にならないように注意したい。日・中争わせれば 欧米は再び、アジアを衰退させることが出来る: 再生核研究所声明 49:  アジアの愚か者、アジアの野蛮性

トランプ政権が軍備増長を要求して来るのは歴然で、日米関係の重要性は当然であるから、具体的な対応には、日本軍の充実によるアメリカの基地の縮小、友好平和の機運の増長に務めるべきである。究極的な戦力は文化力であるから、防衛大学の総合化などで長期の視野に耐えられる方面の充実に向けられるべきではないだろうか。情報、宣伝戦、世界への意志の発信方法の考え方や具体的な有り様の政策の充実が求められる。
いまアメリカで争われているトランプ大統領と司法の対立関係の様はその国際反響と共に、具体的な今後の 変形戦争の様 として学習できるのではないだろうか。国際情報宣伝力、世界の状況の理解、国内治安の充実、国境警備の充実などが求められる。しかしながら、愚かで恥ずかしい世界史の進化を図るための総合戦略、地球の環境保全などが世界の大義であるから、そちらの面での戦力の充実を図るべきである。人類が地球のがん細胞であったとは成りたくないものである。

以 上

追記:

美しい国、日本(2008/2/11):

今日は、建国記念日です。日本には、世界に誇るべき美しい文化と人類を導く良い考え方があると思います。 多額の借金と少子化及び教育の荒廃によって、このままいくと日本国は、衰退の道を辿る事にならないでしょうか。 何とか、日本国の再生を期したいと思います。 もちろん、日本国の神話は大事にすべきではないでしょうか。

美しい国、日本

日本は美しい島国です。
豊かな水で多くの川が流れています。
日本には山が多く、山々は緑に覆われ、また雪に覆われたりしています。

日本の空と海は美しく、多くの詩と夢を育んできました。
日本は大きなひとつの家族のようで、みんな一緒に助け合ってきました。
言葉がなくてもお互いに理解でき、細長い国のため、四季とともに多様性にとんでいます。

日本には天皇陛下がおられて、家々の氏神様の頂点におります。 
天皇陛下のおられる皇居は 日本の美しいものの、心の源になっています。
ですから先の大戦では 天皇のお言葉一つで 完全なる終戦を迎えることができたのです。

京都は千年をこえる日本の都でしたので、日本人の故郷です。
多くの人は京都を訪れて、故郷に帰ったような不思議な郷愁を感じるのです。
伊勢は古代からより古い日本人の故郷です。ですから日本の首相は新年にまず伊勢神宮を参拝するのです。

日本の文化には 自然とともにある繊細さがあります。俳句や和歌を多くの人々が愛でて、人に優しく気遣いができるのです。遠くのインドのお釈迦様の教えや中国の孔子様の教えが、美しい風土からうまれた神道と共に溶け込んでいるのです。

これが世界に唯一つしかない 美しい日本国です。


再生核研究所声明3562017.2.16) アメリカの偉大さ ― トランプ大統領と司法
トランプ大統領のイスラム圏7カ国からの入国禁止の大統領令が 司法の判断で撤回された。行政の最高責任者の命令が撤回された事実から、アメリカの司法の健全さ三権分立の国家機構の健全さを世界に示し、アメリカの偉大さを 世界は実感させられたのではないだろうか。それだけ、信じられる国家と評価されたのではないだろうか。

具体例では、性急すぎる、突然性、一括禁止は 権力の乱用に当たると みなされるのは
司法の健全な判断ではないだろうか。強力な権限、権力は 自ずから自制的でなければならないのは 物理学の法則のような 普遍的な真実ではないだろうか。
円熟した政治、国家とは 多くのEU諸国のように、権力は集中せず、国家機構の上に安定して政策が進められ、大きな混乱がなく、安定的に政策も政治も進められるだろう。
権力が集中して、個人や特定の組織が動かす政治形態は未熟なものと言えるだろう。

トランプ大統領の選出について気になる観点に注意して置きたい。

1) 選挙期間中 偽情報が広く流布して、選挙に大きな影響を与えたという観点 ― 偽の情報で判断して投票していたら、投票の意味はどうなるだろうか。デタラメ投票で大統領が選ばれかねない。
2) 大統領や親族が企業に深く関わっていて、国家を導く立場上の問題は生じないであろうか。流石資本主義の総本山のアメリカである。莫大な資本、資金を有する、経営者の大統領就任である。 日本やEU では考えられない発想ではないだろうか。政治家は公僕として、公正な立場で、国家のありようを考え、実践していく者であると考えられているのではないだろうか。
3) 司法と行政の対立は 多数決や権力機構に関わらずに存在する、自由、平等、博愛、基本的な人権、など、などの普遍的な真理に基づく直接個人の判断を超えた存在の価値の重要性を示しているのではないだろうか。司法のそのような価値観は極めて貴重ではないだろうか。トランプ大統領が自ら言明されているように、一人の司法官の判断で 大統領令が撤回された ― それは高い価値を持つ、真実に基づく素晴らしい決定ではないだろうか。― ポルトガルで、いわゆる公務員のボーナスの支給が財政難でカットされたが、何と司法の判断でそれは違法であるとされ、後で、ボーナスは復活した。
4) 国家を代表する国家元首は 国家の象徴的な役割も兼ね備えている。そのような観点から、大統領制は 生々しい行政の役割との併任で 本質的に難しい面が有るのではないだろうか。― この観点では、日本国で見られる顕著な例、天皇の存在は 極めて高く評価される。天皇は神と歴史と国家を結びつける神官のような役割を果たしていると言える。

以 上

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