2015年5月17日日曜日

記事 中村ゆきつぐ2015年05月15日 08:00Why Japanese medicine? 全然値段のつけ方がわからない!

記事
中村ゆきつぐ2015年05月15日 08:00Why Japanese medicine? 全然値段のつけ方がわからない!




中医協で新医薬品一覧表(平成27年5月20日収載予定)が出ました。週に1回のDPP4等、画期的な薬が登場しています。(新薬16製品が薬価収載へ(後略))

その中で再発多発性骨髄腫新規治療薬ポマリドマイドの値段も出ました。 まあその値段にひいちゃいました。

常用で使われる4mgが1錠60548円!!! 21日連日内服するので1271508円!!!!!!

年15258096円!!!!

4週分が3割負担で381452円!!!
1割でも127150円!!

そして1mgが42624.8円 2mgが50802円 3mgが56294.5円

Why Japanese medicine? 全然値段のつけ方がわからない!

効果があれば、ずっと飲む薬だよ!アメリカでは最高5年ぐらい飲んでいる人もいるらしいよ。3割10万円のグリベックが本当にかわいいぐらいだよ。投与患者数1.5千人、販売金額71億円と予想されているけど本当かな。今90台の骨髄腫患者もいるが、高齢化に伴いこれから骨髄腫の患者増え続ける感じがあるんだけど。

Next 

また画期的C型肝炎治療薬ソホスビル(1日1回12週内服)の値段も発表され、ポマリドミドを上回る61799.3円!!! の値段がついています。

算定の記事がこちらに出ていました。新機序C型肝炎治療薬ソホスブビルの薬価決定

引用です。
>薬価は「類似薬効比較方式(I)」により、テラプレビル、ペグインターフェロン アルファ2b、リバビリンの価格の合計から、ソホスブビルと併用するリバビリン(コペガス錠)の価格を差し引いて算出された。ソホスブビルはインターフェロン治療で効果不十分または不耐容患者に対しても高い有効性を示したこと、また既存治療法であるテラプレビルを含むインターフェロン治療で懸念される副作用リスクも低いと考えられることなどを踏まえ、画期性加算(100%)に該当すると判断された。
4週分が1730380.4円!!!!!
3割で519114円
1割でも173038円

効果はすごく、C型肝炎はなくなるのではと言われています。まあ本当に画期的な薬です。肝炎治療は国の助成が得られますので支払いは月2万円ですみ、そして12週で終わるのでまだ納得?

まあその他の治療薬においても患者さんは高額療養の届出をします。今年値上がりしましたが収入にあわせて最高14万円位ですみます(高額療養費)。まあ国の医療費削減が財務省から言われていますが、だったらこのように薬ばかり高くなるのなんとかしてくれないかな。

国民皆保険、高額療養制度、医療費払いという観点からは本当に日本はいい国です。それでも働かなきゃいけない、こんな高いの払えないと言って治療をあきらめる人がたくさんいるのはなぜだろう!

かといってこれからの高齢化社会、医療費で本当に国がつぶれるかも。どうすればいいのかまだ解決策が見つけきれません。http://blogos.com/article/112136/

定価には それなりの理由があるはずで、製薬会社の説明と効果を説明するのが 
大事では? 結果だけでは判断できない。

0 件のコメント:

コメントを投稿