2015年4月17日金曜日

やる気のないオスを“口説く”メスグモが見つかる フェロモンたっぷりのクモの糸を出して無関心なオスを誘惑

やる気のないオスを“口説く”メスグモが見つかる
フェロモンたっぷりのクモの糸を出して無関心なオスを誘惑
2015.04.10


オスに対して積極的なオオアシコモリグモ属の一種(Pardosa milvina)のメス。(Photograph by Matthew Persons)
一見のどかな北米のトウモロコシ畑で、求愛と誘惑の宴が繰り広げられていることに気づく者はほとんどいない。というのも、当事者たちは研究の対象になるよりは押し潰される可能性のほうがずっと高いコモリグモだからだ。
しかし、最新の研究で、このクモのドラマチックな生態が明らかになった。共食い、奇襲攻撃、子食いといった習性もさることながら、恋愛となるとメスが積極的だったのだ。
動物行動学の専門誌『Ethology』4月号に掲載された論文によると、オスを誘惑するのに、メスのコモリグモが糸を利用するという。こんな習性は他のクモではまず見られない。
米国、カナダ、メキシコでは、数多くの種類のコモリグモが、小川、森、大豆などの畑に普通に生息している。朝早く外に出てみれば、畑がクモの糸で覆われている光景を見ることができると、論文の筆頭著者マット・パーソンズ氏は語る。
「クモの糸は廃棄物ではありません。彼らにとってはインターネットであり、情報伝達網なのです」。パーソンズ氏は、ペンシルベニア州セリンズグローブにあるサスケハナ大学のクモ学者として、24年間クモのコミュニケーション能力に関する研究を続けてきた。
普通はオスをメスが選ぶ
オオアシコモリグモ属の一種(学名:Pardosa milvina)の場合、メスのコミュニケーション法のひとつとして、オスに媚びを売ることがある。
オスとメスを使った研究室の実験で、適当な求愛でごまかすオスや、全くやる気のないオスを相手にすると、メスが「しおり糸」をいつもより多く出していた。しおり糸とは、クモが落下しても平気なよう移動時にお尻から出すいわば命綱である。
この糸にはフェロモンがたっぷり含まれており、しかるべきオスグモにメスグモの様々な情報を伝えることもできる。
実験では、積極的なオスを相手にした時や、他のメスの糸を目にしたメスはそれほど多くのしおり糸を出さなかった(参考記事:「“背中をさすって”口説くオスグモ」)。

走査型電子顕微鏡で見たクモの糸。(Photograph by Chris Latanich)
「普通はオスが求愛して、メスが好きなオスを選ぶと考えるでしょう」と、パーソンズ氏。こういうときはメスはとても受身で、腕や足を振り回して、飛んだり跳ねたりして頑張るのはオスのほうだからだ。「それがダーウィンの時代からの常識ですから」
しかし、今回の研究で必ずしもそうではないことが示された。やる気のないオスに出会ったメスは、しおり糸をより多く出してオスをたきつけているようだ。コモリグモのこのような行動は、手ごたえがないならさっさと次へ行くというのではなく、互いに会話を交わしながら関係を築こうとしているように見てとれる。
 パーソンズ氏は、コモリグモのメスが、興味のないオスを見て反応しているのは明らかだとして、次の段階は、求愛を受けたオスが態度を改めてそれに応えるかどうかを調べるという。
文=Jane J. Lee/訳=ルーバー荒井ハンナhttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/040900040/

再生核研究所声明206(2015.2.12) 女性の生態、主婦の生態

人間の個性はいろいろであり、主婦の立場もいろいろであるが、女性や主婦の根源的な有り様を纏めてみたい。 次に、男性の生態、亭主の生態と対で考察したい。
女性とは、何であろうか、主婦とは何だろうか。 それには、女性の関心の所在を見極めれば良い。 女性は、頼りを求め、育児と食の関心が強い存在である。頼りを求めるは、愛の問題や恋の問題が深いと言える。家庭を持つ以前の難題については次を参照:
再生核研究所声明 36: 恋の原理と心得 
再生核研究所声明 124 (2013.8.20): 恋の機微 - 恋の極意
育児と食の関心は 次の段階であるが、当然、若くから、準備されていることは当然である。 本質的に、育児と食が満足できれば、女性は本質的に幸せであり、芸術その他の多くの趣味は、そんなに基本的な問題ではないように見える。亭主の立身出世も本質的では無く、経済的な条件の改善くらいの軽い意味しか、大抵の場合にはないのではないだろうか。もちろん、虚栄心で、亭主を頑張るように励まし、亭主を追い立てる場合も 希に世に見られるが、一般的ではないように見られる。他方、子供については、子供の将来を思い、子供を励ましている状況は 世に多く見られる。 これらを総括すると、 猿などの家族で、育児に勤しむメスザルと 主婦の生態は殆ど同じようなもので、慎ましく愛すべきもの、自然状態に近い存在であるように見える。多くの母親は、家庭の健全な状態を願い、健康や食に気遣い、生物の基本的な集団である家族を大事に考えているという意味で、主婦とは完全であり、男性にとっても家族にとっても素晴らしい存在であると言える。
主婦の立場では、生も死も大した問題では無く、宗教も多くは深い意味を持たず、学問、芸術、政治なども多くは大きな関心ではなく、大きな存在ではないだろう ― これらにおいて、男性勝りに 能力が高く、関心の強い方は 世に多いが、一般的とは言えないだろう。
結論的に言えば、女性は男性に比べて、より原始的な安定した、自然と神に近い存在といえよう。美しい女性を育てるには、愛情に恵まれ、経済的な基礎に基づく、豊かな生活が必要である。男性には、夢を与える志があるのが望まれる。 世の男性の奮起を促したい。
以 上


再生核研究所声明207(2015.2.13) 男性の生態、亭主の生態
人間の個性はいろいろであり、亭主の立場もいろいろであるが、男性や亭主の根源的な有り様を纏めてみたい。これは再生核研究所声明206(2015.2.12) 女性の生態、主婦の生態と対で考察したい。
男性とは、何であろうか、亭主とは何だろうか。 それには、男性の関心の所在を見極めれば良い。男性は、家族の責任者であるから、外との関係で収入を得て、家族を養い、 安定した生活に何時も気を遣うのは当然で、それらの本能は立身出世を基本的に志向し、それらは多く、求道や真理の追究、多くの好奇心として現れ、男性の多様性は女性の多様性には比べられないほどである。高名な研究者が深夜ジグソーパズルに耽っていたかと想えば、探検家や登山家、岩登りなどに挑戦している姿などは、女性には中々理解できない面である。また、純粋数学者が動機も無くただ、真実の追求に人生にかけているなど、男性の趣味、志は豊かで、多様、深く、人間存在としても極めて興味深い。― これらを男性の特徴かと思うと、男性勝りの女性が世に多いことも注目して置きたい。家庭を持つ以前の男性にとっても 女性の関する難題については 次を参照:
再生核研究所声明 36: 恋の原理と心得 
再生核研究所声明 124 (2013.8.20): 恋の機微 - 恋の極意
男性の関心の原点が外にあるということは、家庭内で、安定に生活し、子供が健やかに成長していれば、概ね、内は諒と考えて、男性は志の方に大きな関心が行き、それは、多くの場合、家庭を顧みない、妻を顧みない亭主として 世の亭主の批判は定着化しているのではないだろうか? それはソクラテスの悪妻として2000年以前から変わらない、 主婦と亭主の根源的な関係である。― 逆に 男性が家庭に埋没していれば、女性は、物足りないと 実感するだろう。その意味で、男性は外に志を抱く、必要があり、家庭では孤独な存在になるだろう。結論的に言えば、男性は女性に比べて、より発展したそれゆえに、弱く、不安定安な存在で、進化したという意味では 女性より 神に近い存在といえよう。素敵な男性を育てるには、家庭をきちんと纏めて、育児をなし、よい食を整え、生活を整えれば、自ずから、成長するのではないだろうか。良き伴侶を見つけることの重要性は 女性の一大事であることは、古来変わらない原理ではないだろうか。これは自明のことであるが、世の女性の注意、奮起を促したい。男性にも 家庭を持たないで、悟り、人生を肯定することは 極めて難しい原理があることに 注意を喚起して置きたい。もちろん、良き伴侶を見つけることの重要性は 男性の一大事であることも、古来変わらない原理である。
以 上

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