2015年4月30日木曜日

再生核研究所声明226(2015.5.1) 真実のともし火を消してはならない ― 中丸薫著 を読んで

再生核研究所声明226(2015.5.1) 真実のともし火を消してはならない ― 中丸薫著 を読んで
(これは上記 本 サンマーク出版(2012)を 近くの80歳を超えた意欲ある素敵なご婦人 久保田様に勧められて通読して感じたものを纏めたものである。)
本書は世にも希な著書と言える。まず、著者の中丸氏であるが、明治天皇の孫と自称され(公認?)、コロンビア大学政治学部を出られた 国際政治評論家で、1973年ニューズウイーク誌テレビ特集でインタービアー世界No.1の評価を受けるほど世界の指導者達と直接会見されてきている異色の人物である。世界の財閥の代表 ロスチャイルド氏との交流やカダヒィー大佐との会見など極めて興味深い。北朝鮮訪問の様子も大変興味深い。世界186各国も訪問され、164人の国家元首に会われ、世界の政治家、財界人、文化人、映画スターなどにも会われてきたという。凄い経験であると驚嘆させられる。裏付けある著者の著書には それだけ、大きな実体が表現されていると考えられる。
近代の世界を動かしている 闇の力 を、相当に具体的に指摘していて、歴史の動きが良く理解されるようなことが、真摯に描かれ、全般的にもそうであるが、そのようなことまで具体的に書いて、著書として出版できるものか と考えてしまうほどである。 2001年3月11日のニューヨークの世界貿易センターへのテロ事件、アメリカ大統領選挙やリンカーンや、ケネディー大統領の暗殺の背景と真相、日本のバブル崩壊の裏側や経済の動きの裏側について具体的に人物を挙げて触れている。 このように触れると あやしき人物 による あやしき著書 とみなしがちであるが、真面目な文章と素晴らしい人物観が 真実を冷静に述べていて、素直に理解されてしまう。 レーニンのロシア革命や明治維新の背景など歴史の背景を広く述べられていて、相当世界が見えてくるように感じるだろう。
後半になると、人生、世界はどうあるべきか、 幸せとはどのようなものか等について、仏教の精神やキリスト教の神の概念に触れながら、深く触れていて、素晴らしい世界観に至っていることが良く分かる。 再生核研究所声明の中の世界観とちょうど合っていて、共感、共鳴できるものである。 実に素晴らしい。 最も 心に残った言葉は、神から与えられた三つの心として、良心、感動する心、そして 創造する心  を挙げられていること。 ここで、良心とは 人間の内に存在する 神性 のことであると表現できよう。
日本国の在るべき姿として、 平和憲法の擁護、自主独立の精神、仏教や神道の精神で世界を救い、日本こそ、世界を導くべきであるとの高い志が現れている。 実に素晴らしい。
著書は世界史の背後の力に配慮して、世界を向かわしめる思想 を全体的に示しており、 素晴らしい著書として、高く評価したい。
このように素晴らしい著書が 世界に出回らないのは、マスコミ批判や体制批判に繋がるためであろうか? 著者が明治天皇の孫と自称されているように、著者は真実愛国者であり、国を憂い、世界を憂いていることが 良く分かる。 極めて、好ましい人物である。
良い価値ある本は 世に出回らず、あまり良くない本が世に溢れ、 価値ある情報や、ニュースも同様、おかしく歪められたものが 世に溢れているのが 現状であり、真実であると 注意したい。 

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