2014年12月30日火曜日

【動物】家畜を襲うオオカミ、駆除は逆効果か

【動物】家畜を襲うオオカミ、駆除は逆効果か
家畜を襲うオオカミ、駆除は逆効果か
今年8月下旬、ワシントン州東部の木々に覆われた山腹で、上空をホバリング中のヘリコプターから狙撃手がオオカミ1匹を射殺した。駆除されたのは、「ハックルベ
リー・パック」と呼ばれる群れを率いるつがいのメス。この群れが家畜のヒツジを襲い、少なくとも24匹が犠牲になっていたことから、被害を抑えようと州が駆除に踏
み切った。 しかし長期的には、このような駆除は事態を悪化させるだけかもしれない。オオカミを殺すと、皮肉にもその後にオオカミが家畜を襲うリスクが高まる可能性がある
ことが、新たな研究で分かった。
ワシントン州立大学の生態学者ロブ・ウィールグス(Rob Wielgus)氏らによる研究結果は、家畜を脅かすオオカミに対処する最も早く確実な方法は銃による駆除だ
という一般的な認識と食い違う。一方で、こうした社会性動物を動かしている複雑な動態に人間が与える影響や、時に発生する予期せぬ結果についての解明がさらに進
んだとも言える。
オオカミが米国西部全域に広がるにつれ、家畜のヒツジやウシとの接触も増加しており、2つの州では季節を限ってオオカミ駆除が許可されている。新たな研究結果
が出たことで、オオカミへの対応をめぐる政治論争がこれまで以上に激化しそうだ。
◆オオカミ再導入の弊害
牧畜の世界では、オオカミ駆除は長年の習慣だ。これが一因となって、米国西部のオオカミは1930年代に根絶に至った。1990年代半ばにオオカミが再導入されて以来
、公的機関や牧畜業者は家畜を守ろうと何度となく駆除を行ってきた。殺したオオカミは、2013年時点で2000匹を超えている。
しかし、オオカミの駆除が本当に家畜保護に役立っているのか検証する大規模な調査は全く行われていなかった。 この問題に目を向けたのがウィールグス氏だ。同氏は、捕食動物管理の取り組みに関して従来の認識を覆した実績を持つ。2008年に、ピューマを駆除すると家畜への
襲撃がかえって増えるという調査結果を発表して耳目を集めたのだ。
2008年にオオカミがワシントン州に入り込み、2013年時点で群れが13にまで増えたのを受けて、ウィールグス氏はこの「新顔」の肉食動物に注目。オオカミの再導入
が最初に行われたアイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州について、過去25年間のオオカミ駆除とウシ・ヒツジの襲撃事件の状況を詳しく調べた。
◆データから分かること
その結果、オオカミが1匹駆除されると、翌年に同じ州で家畜がオオカミに殺される確率は、ウシで5~6%、ヒツジで4%上昇することが分かった。オオカミの駆除数
が増えると、家畜が襲撃に遭う確率もさらに上昇していた。この傾向は、1年間に1州のオオカミのうち最低でも25%が駆除されるまで覆らず、家畜の損失が減り始める
のは駆除が25%を超えてからだった。
なぜわずかなオオカミ駆除がかえって多くの家畜の死につながるのか、ウィールグス氏は明確な結論に至っていない。しかし推測として、群れの行動の変化と関係が
あるのではないかと考えている。オオカミは通常、繁殖を行う1組のつがいが群れ(パック)を統率する。このつがいの片方または両方が殺されると、群れが分裂し、
繁殖ペアがいくつもできるため、オオカミの数が増える。家畜の被害は、オオカミの駆除がその繁殖能力を上回るペースで実施されて初めて減少する。
◆駆除以外の方法はあるのか?
当然ではあるが、この研究結果への反応は立場によって分かれている。オオカミの保護活動家はこの知見を、家畜を守るための駆除が多くの場合無意味である証拠だ
と指摘した。 動物保護団体「ディフェンダーズ・オブ・ワイルドライフ」の北西部上席代表スザンヌ・ストーン(Suzanne Stone)氏は、オオカミの営巣地を避けて放牧する、番
犬や強い照明でオオカミを追い払うといった対策の方が、狙撃手をヘリコプターに乗せて配備するより低コストだと説く。
アイダホ羊毛生産者協会の執行役員スタン・ボイド(Stan Boyd)氏は、同協会では射殺以外の方法でオオカミ被害を防げるよう協会員を支援していると話す。しか
し、銃も依然として欠かせない道具だという立場だ。
このような中、注目を集めているのはハックルベリー・パックの動向である。最上位のメスを失うという災難の後、ヒツジへの襲撃は減るのか、それとも増えるのだ
ろうか。
今回の研究成果は、オンライン科学誌「PLOS One」に12月3日付で掲載された。

生態系の全体的な 評価が大事ですね。

8.28 なぜ地球は食物連鎖というルールの中で存在しているんでしょうか? そこに大きな意味みたいなものが存在しているんでしょうか?
素晴らしい質問です。 自然は厳しいので、多様性を有する形に生体系を作って、生物の生存を図っているように見えますね。 生命の目指す先は、まだ分かりませんが、生存すること、知ること、感動することを求めているのは確かですね。
次を参照してください。 尚そこで言われている、元祖生命体は、遺伝子という実在するもので、実現しているともいえますね。 遺伝子は生物を乗りついで生きていますね。何を目指しているのでしょうか。

再生核研究所声明 56(2011.04.06): アースデイ の理念
先ず、アースデイの概念であるが、グーグルで検索すると、環境関連の会議で、環境問題についての討論集会、環境のかかえる問題に対して人びとに関心をもってもらおう、 地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動  などから、地球環境を大事にしようという概念が 鍵となっているようである。
そこで、地球について改めて、考察し、かけがいのない地球 に想いを致し、元祖生命体における人類の使命(再生核研究所声明 41:世界史、大義、評価、神、最後の審判)を自覚するように 訴えます。
広大な宇宙空間で、地球のように 生命が繁茂し、人間のような ある程度の精神作用や自由意志を有する高等生物が生息する天体は 未だ見つかっていない。 このことからも、既に 地球が広大な宇宙の中で、かけがいのない存在 であることが分かる。 人類が存在して、初めて、全てのことは始まるから、人類の生存は 最も大事な ことになる(再生核研究所声明13)。 雄大な生態系において、人類はその頂点に位置していて、自由意志と能力によって、地球や生態系に重大な影響を与えている。 実際、人類が望めば、原爆などで地球を破壊し、生命の絶滅も可能であろう。しかしながら、実は、人類の自覚が無ければ、このままでも 生態系が破壊され、少なくとも人類絶滅にいたるのは 物理的にも 容易に想像される。
実際、地球外から地球を見れば、人類が如何に自然と生態系を破壊して来たかが、良く理解できる。人類こそ、地球の生態系を蝕む、がん細胞のような存在であることを しっかりと理解する必要がある。がん細胞が増殖すれば、生態系は乱され、やがて がん細胞すら存在しえなくなるのは明らかである。
このような観点から、地球環境の保全、特に生態系の保全に特別な想いを致すのが、アースデイの理念 でなければならないと考える。
生きている地球が、地震などを起こすのは道理である。 地球と仲良く生きるとは、地震などにも柔軟に対応できる生き方をするということである。母なる地球が在って、豊かな生態系が在って、はじめて人類の生存の基礎ができるのである。 それらの持続可能な在りようを追求するのが、元祖生命体の代表である人類の 真に崇高な使命である。大義である。
生態系の在りようは 多様性によって裏付けられているが、その実体は未だ 人知の及ばない領域とも言えるから、人類は謙虚になって、
1)  人類の立ち入らない島や、地域の制定
2)  あらゆる生物種の保存
に努力するように訴える。 人生で確かなこととは 生きて存在しなければ何も始まらない (生命の基本定理) ということであり、生態体系の保存に心すべきであり、元祖生命体の進化を見守りたい。 また、広い存在領域の確保のためにも、地球外への進出も企てたい(再生核研究所声明32)
以 上

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