2014年12月22日月曜日

記事 官庁エコノミスト2014年12月19日 19:28ホットペッパー「日本観光における『食』に関するアンケート」結果やいかに?

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官庁エコノミスト2014年12月19日 19:28ホットペッパー「日本観光における『食』に関するアンケート」結果やいかに?
やや旧聞に属する話題かもしれませんが、今週月曜日、日銀短観が公表された12月15日に『HOT PEPPER』を発行するリクルートライフスタイルから「日本観光における『食』に関するアンケート」と題する調査結果が公表されています。円安で海外からの日本観光が依然に比べて割安になっており外国人観光客の増加も見込まれるところ、かつての日本観光の主たる目的のひとつだった寺社巡りや伝統文化の体験などは日本観光の目的としては後景に退き、買い物すら抑えて「日本食を楽しむ」が日本を訪れる目的のトップになった結果などが明らかにされています。pdfの全文リポートもアップされています。週末前の軽い話題として、いくつかテーブルを引用しつつ、簡単に取り上げておきたいと思います。

まず、上のテーブルは「日本に来た際の観光目的」を問うた結果です。リクルートライフスタイルのサイトから引用しています。最初に指摘した通り、かつての日本観光の主目的だった「寺社など歴史的な建物や街並みを楽しむ」とか、「日本の歴史や伝統文化を体験する・学ぶ」は決して上位でなく、「都市で買い物を楽しむ」すら抑えて「日本食を楽しむ」が日本を訪れる目的の中で堂々のトップにランクされています。

その日本観光の目的としてトップにランクされる日本食について「実際に食べたメニューでおいしかったもの」を問うた結果のテーブルは上の通りです。これも、リクルートライフスタイルのサイトから引用しています。かつては、寿司と天ぷらが日本食の代表のように考えられ、これらに鉄板焼きが続く、というのが一般の理解だったような気がしますし、下b時点でもこれらの人気はあるんでしょうが、上のテーブルの通り、ラーメン、刺身、トンカツがおいしかったメニューのトップスリーを占めました。
私が南米で外交官をしていたころから20年余りがたち、バブル景気とバブル崩壊、さらに長期のデフレを経て、日本に対するイメージが大きく変わっています。この20-30年で日本食が変化したのか、日本への観光客が変化したのか、両方だと思いますが、観光立国については疑問が残るものの、観光は地方経済を下支えする可能性のある産業だと私は受け止めており、外国人観光客の動向も気にかかるところです。その意味で、「経済評論の日記」に分類しておきます。http://blogos.com/article/101740/

再生核研究所声明34(2010/04/16):
日本のビジネス―日本料理店の海外展開
日本製品として、国際的に高い評価を得て、世界の富を日本国にもたらしてきたものとして、家電、カメラ、半導体、自動車などが 顕著なものとして、想起される。しかしながら、諸外国の台頭によって、日本国の大きな目玉となる産業にかげりが見えてきており、 国内には失業者があふれ、経済不振と、慢性的な財政赤字に陥っている。 日本国の再生の基礎は、根本的には教育を正し、精神をきたえ直す必要があると考えるが 一つの戦略を具体的に提案したい。要旨は世界の多くの都市に、日本料理店を展開すること である。
先ず、食に対する関心の深さは いずこも同じで、生きることとは 食べること にも通じるものがあり、食に対する関心、経費は、人間存在と活動の大きな部分を占めるという事実から、認識を深める必要がある。 日本料理は健康食品であると同時に、際立った特徴を有し、幸い、日本料理に対する世界の人々の関心の深さは 驚くべきものであり、現状よりは遥かに大きなビジネスチャンスを有すると考える。多くの日本人に、海外の日本料理店で働く職場を広く開拓して、同時に日本の文化を海外に紹介し、また逆に、日本人は海外に出ることによって、国際的な広い視野をもつ機会が得られて、好ましい効果が期待される。
これらのことは、比較的簡単に 少ない投資と準備で実現でき、大きな経済的、文化的な効果が望めると考える。 一つの国家戦略にしようではありませんか。 世界の多くの都市に、日本国の象徴として、美しい日本料理店を展開し、日本の文化を世界に紹介する拠点にしようではありませんか。 若者の雇用や、経済、文化への波及効果は 大きいと考える。もちろん、世界の平和にも大きく貢献するものと考える。
具体的に 次のように提案したい:
経済産業省、外務省、農林水産省などの関係省庁の積極的な援助、
文部科学省は、料理学校などを充実、格あげし、合わせて関係教養教育の充実も図る、
外国人向け 観光関係機関の積極的な支援、
国防省の組織的な支援: たとえば、5000億の資金を兵器の購入にかけるより、そのような面で援助して、日本料理店を通して世界の情報を組織的に得るシステムを確立する、また平和のための戦略を進め、観光促進の拠点にもする。 これこそ、愚かな軍事費を美しい営みにまわしたいとの想いの 現実的な一つの提案になるのではないだろうか。
日本料理店を拠点に、先ずは、世界的の人々の関心が期待される花道、茶道などの組織的な教室の開講を意図する。 また、そのような関係組織との連携を図る。さらに、日本庭園などの文化的な輸出も展望する。
既に相当数、日本人のいない日本料理店が存在する状況を調べて、日本人の派遣による より日本的な料理を浸透させるのは、最も手短な第1歩になると考える。 また、日本料理店の評価機関の設置の検討なども、なされるべきであると考える。
美しい特徴をもつ日本文化を もっと世界で活かそうではありませんか。 関係者のご検討と積極的な取り組みを期待したい。
以上

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