拉致問題は「歴史的な視点で解決を」 再調査合意から1年、蓮池透さんに聞く
投稿日: 2015年06月29日 12時54分 JST 更新: 2015年06月29日 12時56分 JST
膠着状態が続く北朝鮮の拉致問題について、「死亡」や「未入国」とした被害者の再調査に北朝鮮が合意(ストックホルム合意)してから1年が過ぎた。菅義偉官房長官は、北朝鮮の調査委員会が発足した7月を報告期限と考えていることを示したが、1970年代後半に発生した拉致問題は、2002年の日朝首脳会談での金正日総書記の謝罪を経て、すでに40年近くが過ぎようとしている。
拉致被害者の蓮池薫さんの兄、蓮池透さんは、1997年の発足当時から拉致被害者家族連絡会(家族会)の事務局長を務めてきたが、途中から北朝鮮との対話を提唱したため、経済制裁を主張する家族会の一部メンバーと対立して2005年に事務局長を辞任。2010年には家族会を除名された。
拉致問題に「歴史的な視点での解決」が必要だと訴える蓮池さんに、再調査合意からの1年と、拉致被害者帰国からの13年を振り返り、解決に足りないこと、必要なことを聞いた。
■「拉致問題」のゴールは何か
kim jong il koizumi 2002
――再調査の合意から1年。拉致問題はまだ、進展がありません。
思い出して見ると、ストックホルムの協議直後、外務省は何も言わなかった。多くのマスコミが「不調に終わった」と書きましたが、2~3日過ぎたら安倍首相が囲み取材で「合意した」と発表しました。あれで多くの拉致被害者家族や国民は「今度こそ何とかなる」と期待を持った。首相官邸側があおったわけですよね。そして結局また何もない。
2008年の福田政権でも再調査は合意していますよね。あのとき思ったのは、同じことをするのになぜ6年もかかったのか、ということです。
思うに、「ストックホルム合意」は合意じゃないんですよね。日本側は拉致が最優先と言っているけど、北朝鮮側は拉致問題は非常に優先順位が低い。拉致被害者から、特定失踪者、遺骨の問題、日本人妻、残留邦人など、非常に包括的な内容になっている。どこまで行ったらゴールなのかがわからない合意で、絶対うまくいくわけないと思っていました。案の定です。
当初、第1回の報告は「夏の終わりから秋の初め」と言っていましたよね。それが何も出てこず、いつの間にか菅義偉官房長官が「1年後」が期限ということにしてしまった。平気で「1年」と言ってしまう感覚が理解できないんです。12年たっているんだから、もう1年ぐらいどうってことないだろうという感覚なら、それは許せないですよ。
この1年、外務省や警察庁が、初めて拉致問題対策本部を交えて訪朝団を派遣して「最優先課題だ」と北朝鮮側に伝えただけ。そのあと総選挙、年が明けたらISの人質事件、そして安保法制。「あらゆる手段を尽くす」と安倍首相は言っているけど、本当に手段を尽くしてるのか。北朝鮮側が調査委員会を立ち上げたら、日本独自の制裁を一部解除した。徐々に解除したら何か出してくるだろうという、甘い見通しでやっていた。弟もあきれていました。「何の戦略もないな」と。
まず「最優先課題」というなら、あんな包括的な内容で合意せず、まず拉致問題についてゴールとは何かきちんと決めた上で、拉致問題をまずやるべきだった。ほかのことはやらなくていいというわけではない。北朝鮮側にとって拉致は優先度が低いから、このままでは他の問題を小出しにして、拉致問題は後回しにされて、どこまで行っても終わらないということになります。
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北朝鮮が拉致被害者と、拉致の疑いがある行方不明者の「包括的全面調査」実施を日朝協議で約束したと明らかにする安倍晋三首相(中央)=29日午後、東京・首相官邸 撮影日:2014年05月29日
――安倍首相は「一人残らず取り返す」と言い続けています。
家族は、感情的には、みんなそう思っています。問題は世論が「北朝鮮が今度『死んでる』などと言ったら許さない」という風潮になっていることです。北朝鮮側にとってみれば、生存者がいることを発表すれば「ほら見たことか、もっといるだろう、出せ」と言われる。特定失踪者も880人いる。北朝鮮も国の存亡に関わる問題だから、簡単には出してこない。それなりの決断をさせるためには、日本側も真剣に考えないといけないのに、それがない。
まず拉致問題の「解決」とは何か。政府認定の拉致被害者が17人いて、5人帰って来て12人。この人たちが全員帰ってくれば解決なのか、12人の安否が確認されれば解決なのか。しっかり定義した上で、家族や国民に説明して、かつその内容を北朝鮮側と合意しなければ、うまくいかない。それは総理大臣の決断しかない。
――総連(在日本朝鮮人総連合会)議長の次男が逮捕され、北朝鮮が非難するなど、日朝関係は行き詰まっているようにも見えます。
でも、クラッシュまで行っていないでしょう? 北朝鮮側は相当、安倍政権に期待していると思うんです。「安倍さんだったら、家族や世論を黙らせることができる」と踏んでいる。非常にネガティブな情報が出てきたときも、安倍さんなら納得させられるという考えが根底にあるんじゃないか。だったら逆にそれを利用して、日本側が「どんな答えでも、ちゃんと根拠や証拠があり、きちんと説明があれば、受け入れる」という懐の深さを彼らに見せないと、なかなか真実が出てこない。そこをよく自覚してほしいんですよね。
――被害者家族らと一緒に「これ以上、死亡者が出たら許さないぞ」という強硬な風潮を先導してきたのも、安倍首相です。
そうですよ。被害者は感情的になって当たり前。でも、政治家が一緒に感情的になってはだめ。仮に家族の意向や世論に反することであっても、毅然とやることが必要だと思う。もっと理性的にやらないと、動かないんじゃないかという気がするんですよね。安保法制では世の中の言うことに耳を貸さないんだから、拉致問題でもそういうやり方をなぜ踏襲しないのか。
別に「あきらめろ」と言っているわけではない。こう言うと非常に誤解を受けやすくて、「おまえのところは家族が全員帰って来たからそう言うんだろう」と言われる。本当にそうなら私、何も言いませんよ。「うちはよかったな」と黙ってしまえば終わり。でも、他の人たちの問題が気になるし、そのためには北朝鮮から情報を得ないといけない。どうしたらいいか、自分なりにいろいろ考えた上での結論だということはわかってほしい。このまま「全員返せ」「全員返せ」と叫ぶだけじゃ動きませんよ。
――最近は蓮池薫さんも講演などで、かなり口調が厳しくなっている、いらだっているように見受けられます。
そりゃ、いらだちますよ。帰って来た人間は「自分たちだけが帰って来た」という思いがある。常に、まだ帰って来ていない人のことが頭にあるから、それが解消されない限り、本当の意味の自由はないと思います。肉体的には解放されても、精神的にはまだ解放されていないんですよ。喜んでいれば「他の人が北朝鮮に残っているのに」と言われ、ふさぎ込んでいれば「うれしくないのか」と言われる。理不尽な状況に置かれているわけですよね。彼らの精神的に複雑な状況を打破するためにも、早くほかの人たちの問題を解決しないといけない。
■なぜ、こんなにかかってしまったのか
kim jong il koizumi 2002
2002年9月17日、北朝鮮の金正日総書記と握手する小泉純一郎首相(当時)。金総書記は初めて北朝鮮による拉致を認め謝罪、両首脳は「日朝平壌宣言」に署名した。
13年という月日は、私が弟と会えなかった24年の、半分以上です。このまま24年たってしまうのかもしれないと恐れています。裁判でいずれ判決が出るという問題じゃない。いつになるんだという疑心暗鬼しかないんですよ。時間がかかりすぎている。
――改めて、なぜ、こんなに時間がかかってしまっているのでしょうか。どこで間違ったのか、と考えることはありますか。
きっかけは2002年の日朝平壌宣言ですよね。小泉首相の訪朝で「5人生存、8人死亡」という北朝鮮側の発表をうのみにした。「どうして死んだんだ、証拠を出せ」と、あの場で突っ込むべきだった。本当に死んだなら、犯人の処罰や損害賠償まで話を持って行かないと家族は納得しない。紙一枚で「死んだ。だから葬式を出せ」と、現代では通用しない方法をあえて取ろうとした。それがつまづきの原因であり、元凶だった。北朝鮮が大変な人権侵害をしたのは、まぎれもない事実だけど、日本政府も被害者の人権を軽視していたのではないか。そもそも拉致被害者を24年以上放置しておいて、国交正常化のためには「死んでもいいや」という程度の認識だったのではないかと思います。
生存と言われた5人にしても「すぐに連れて帰る」ぐらいのことは言ってほしかった。なぜ「一時帰国」だったのか。5人の人権を完全に軽視していますよね。紙一重のところで免れたけど、あのとき、弟たちが北朝鮮に戻ってしまっていたら、我々は今ごろ、弟一家が住む平壌に通っていたかもしれない。
――外務省はそれで何とかなると思ったんでしょうか。
メディアもある意味、裏を取らずに「死亡」と報道して、既成事実化に加担したでしょう。文句を言わずに平壌宣言にサインしたから、向こうは「言質取ったぞ」ということになりますよね。だから今でも日本政府が言っている「平壌宣言にのっとって国交正常化を目指す。拉致被害者の全員帰国を実現する」というのは矛盾しているんです。平壌宣言にのっとったとたんに、8人死亡が既成事実として成立してしまう。一方で北朝鮮側は解決済みだという。
その結果、死んでいる、生きているという水掛け論のようになり、向こうから出てきた証拠なるものがいい加減だったので「おかしい」という話になった。それだけでなく「おかしいから生きているんだ。返せ」ということになってしまった。それは主に家族会、「救う会」の主張ですが、論理に飛躍があると思うんです。「おかしいから追及してもっと正確なものを出させる」という方法もあったと思うんだけど、日本は「北朝鮮はうそつきだ」、北朝鮮も「日本も約束を守らない」と一方的な主張をぶつけ合うだけで、何も進まなかったというのが実情じゃないですか?
kim jong il koizumi 2002
外務省の前に座り込む北朝鮮拉致被害者の家族ら(東京・霞が関の同省前で) 撮影日:2000年03月06日
――その後、2006年に第1次安倍政権が経済制裁に踏み切ります。
「けしからん」と経済制裁を始めたけど、それ以上のことができていない。経済制裁というのは、きわめて武力行使に近い方策だから、やるからには相当に慎重に、かつ戦略的にやらなければいけないと私は思っていたのに、いとも簡単にやってしまった。一度振り上げたこぶしはなかなか下ろせず、私がずっと言っていた、対話や交渉という道がなかなか開けなかった。総連に対する圧力や、朝鮮学校への無償化除外など、私に言わせれば八つ当たりで、北朝鮮の気分を害するだけです。
以前、私は「コメだけ出して何も進まない」と北朝鮮への人道支援を批判していたけど、今考えてみると、コメ支援を通じて拉致問題の交渉のテーブルに着かせるという考え方は、説明不足ながら、非常に一本筋が通っていたという気はします。今はまったく逆の方向へ、制裁一本で来てしまった。
結局、日本側は本気でやろうという気がなかったと思うんですね。2009年の民主党政権も、北朝鮮政策についても過去の政権と180度軸足をずらすことだってできたのに、拉致問題については旧態依然だった。「パイプがない」なんて言っていたけど、作ればいいわけだし。
とかく拉致問題は政治利用されがちなんですよ。安倍さんだって拉致問題で北朝鮮の脅威をあおって、第1次政権で首相になったようなものだし、世間は家族への同情と北朝鮮への憎悪でものすごく盛り上がったわけです。そこに私も加担したと言われれば反論できないけれど。
――拉致被害者を救出する以外の思惑が入り込んでしまったことが、「拉致被害者を救出する」というスローガンに誰もが諸手を挙げて賛同できない一つの理由ではないかと。
「被害者を帰せ」と拳をあげているのが、いつの間にか「北朝鮮を倒せ」と同一視されている。「救う会」などは完全に、拉致問題を利用して北朝鮮を打倒しようという論理です。北朝鮮が倒れれば、拉致問題はどうなってもいい。逆に言うと、北朝鮮があるうちは、拉致問題がなくなっては困るんです。ずっと日本は戦後、加害国と言われ続けてきた中で、拉致問題は日本が被害国です。右派の政治家は、これを終わらせたくない、いつまでも被害国という言い訳みたいなカードを温存していたいのかもしれない。そもそも、安倍さんの思想、政治信条を考えた場合、安保法制で集団的自衛権を推し進める安倍さんにとっては、北朝鮮の脅威をあおった方がいいわけですよ。
マスコミも、家族会を聖域化して、アンタッチャブルにしてしまった。私が家族会の事務局長をしていたとき、ある記者が「報道には多様性が必要だ」と私を批判した。私が怒って「多様性なんかいらない。助けるという意味では一つだ」と言ったら「蓮池さんは北朝鮮の人みたいですね」と言い返された。今は立場が逆転して、私が「もっと多様性のある報道をしてください」と言っても、できない。「死亡の可能性」とも「仮に死んでいたらちゃんと対処しろ」とも書けない。生きていることを前提にしないと記事も書けない。右翼にはたたかれるし、田原総一朗さんのように損害賠償まで払わなければいけなくなる。だからだんだんネタがなくなる。萎縮してますよね。どこか安倍政権対マスコミの構図に似ている。
――2004年に横田めぐみさんの遺骨が別人と鑑定された事件は、拉致問題が大きな怪物になる一つの転機だったと思います。
世論の怒りも増幅しましたね。日本側は鑑定できないことを承知で持ち帰った。外務省にすれば、めぐみさんのもの「かもしれない」ということで世論が沈静化するというもくろみがあったと思う。ところが、科警研では鑑定不能だったものが、帝京大で「別人」という結果が出た。鬼の首を取ったように官房長官が発表し、その後、科学誌「ネイチャー」が疑問点を指摘しても黙りこくった。
「高温で焼いた。鑑定できないよ」と言われて、「そんなのはだめだ」と言って蹴飛ばすぐらいのことがあれば、結果は違っていたかもしれないが、そういう気概がないですからね。外務省はとにかく国交正常化したいという気持ちが先だって、家族会や救う会から突き上げをくらい、北朝鮮との板挟みになっている。警察は何もできないし、拉致問題対策本部には情報が共有されない。同じ政府内でこんなことをやっているようではだめだ。
■13年という時間の経過が生み出すもの
kim jong il koizumi 2002
北朝鮮から24年ぶりに帰国し、政府チャーター機のタラップを降りる奥土祐木子さん(左)と蓮池薫さん(午後2時33分、東京・大田区の羽田空港) 撮影日:2002年10月15日
政府は13年という時間の変化をよく考えないといけないと思うんです。被害者も13年分、高齢になった。万万が一、その間に亡くなった可能性だって否定できない。みんな、向こうで家族を構成して、孫がいる年になった。被害者だけを日本に連れて帰ってくることが、簡単にできるのか。厳しいこともあると思うんですよ。
――2002年に蓮池さんご一家が経験されたことですね。
弟の場合は日本人同士で結婚して、子供たちも日本人だから日本に帰ってきて当然という論理が成り立ったわけですが、ぎりぎりでした。地村さんの長女もそうだけど、上の子が社会に出る寸前だった。社会のシステムに組み込まれて結婚や婚約でもしていたら、連れて帰ることはなかなか難しかった。あれから十数年。生きている拉致被害者には、向こうの人と婚姻関係もできている可能性があります。
――たとえば横田めぐみさんは、北朝鮮の男性と結婚して、孫もいます。
たとえば孫がいて、孫も北朝鮮の人間と結婚していれば、全員そろって日本に帰国なんて不可能ですよ。当面は本人だけ日本に来て、会いたいときに北朝鮮に行ける、という国家の関係でもない。国交のない北朝鮮に子供たちをおいて、自分たちだけ日本で暮らせるかと言われれば、難しいと思うんです。
あまりに情緒的な「被害者を肉親の胸に抱きしめさせてあげる」といった言葉を否定する人はいない。もう少し理性的に考えて、整理してほしいんですよね。めぐみさんで50歳、他の人はそれ以上です。弟たちはかろうじて40代で帰って来たけど、支援法という中途半端な支援で「早く自立しなさい」と言う冷たい対応をされた。世間はすごい好待遇を受けていると思っているけど、「余生は面倒見る」ぐらいのことを日本政府が言わないと、帰って来ないでしょう。
――日本人妻の脱北者に何人かお会いしましたが、年老いて身よりもなく、北朝鮮に帰ってしまった人もいました。
仮に新たな拉致被害者が帰ってきても、今の日本の受け入れ体制ではそうなりかねないですよ。拉致被害者に関して言えば、今の話題になっている言葉で言えば、完全に違憲状態ですよ。基本的人権という観点で、違憲状態が40年以上続いている。
■拉致問題の「歴史的解決を」
kim jong il koizumi 2002
北朝鮮からの帰国10年を前に記者会見する拉致被害者の蓮池薫さん(左)、祐木子さん夫妻=13日午後、新潟県柏崎市役所 撮影日:2012年10月13日
「家族・親子が一緒に暮らす」というのは、通常の生活形態である。しかし、世の中には家族・親子がそれぞれ生き別れになって生死も分からず暮らす不幸な人々がたくさんいる。身近な例を挙げれば、在日韓国・朝鮮人の人、この人たちは個々の事情により自ら日本に渡って来た人もいると思うが、過去の戦争による犠牲者も少なからずいる。また朝鮮半島においては、朝鮮戦争時、生き別れになり今日までお互いの生死すら分からないまま暮らしている離散家族と呼ばれる不幸な人々がたくさんいる。これらの人々にとって「家族の絆(きずな)」というものは並々ならぬ想いがある。
そもそも北朝鮮による拉致事件はなぜ起きたかを考えると、そのひとつに戦後国交が正常化されていない日本との対立関係が背景にあるものと考えられる。そういった意味で拉致は戦争の延長、犠牲とも受け止められる。このように国家間或(ある)いは国内の内戦の犠牲になり生き別れになった人々にとっての唯一の願いは、家族の再会であると思う。しかし私自身、拉致問題は戦後に起きた国家犯罪であり北朝鮮が拉致事実を認めた以上、早期解決と謝罪があって当然だと思う。まして家族の帰国問題は、人道上の観点から考えても、無条件、即時実現されるべきである。
(2003年10月15日付朝日新聞朝刊【大阪本社版】地村保志さん手記全文より)
この問題は過去の問題と切っても切り離せないと思うんです。2003年に地村保志さんが手記で、日朝間の不幸な関係が拉致問題の背景にあると書いた。私はその通りだと思う。根底には反日感情が流れていて「日本が何十万人拉致したから、我々が何十人拉致したってどうということはない」という気持ちは持っているでしょう。相殺してしまうという意見は詭弁だけど、日本側は過去の問題についてもきちんと対処することが必要で、平壌宣言でも過去の清算ということは書いてある。北朝鮮が合法的に金を引き出せるのは日本だけという考えがあるのは間違いないと思うんです。それは日本にとって大きなカードだと思うんですよね。本来は拉致問題と過去の清算は別の話だけど、過去の清算をてこに、誠意ある回答を引き出していくしかないんじゃないのかな。
ただ、今の世界情勢を見ていると、いかに過去の清算とはいえ、日本に対して世界、特にアメリカからの圧力がかかるんじゃないか。1965年の日韓基本条約で有償、無償計5億ドルだった。今は5億ドルじゃ済まないでしょう。
――実際、ここまで大きな問題にならなくても済んだのではないか。同情と憎悪が増幅して、制御不可能なモンスターになってしまったのではないかと思います。
最初は「行方不明者」という、ベタ記事にもならない、小さな社会問題だったわけです。それがあるとき、拉致だとわかって、外交問題、国際問題、政治問題まで発展してしまった。そうなってしまった以上、大きな視野で歴史というものを見なければいけないし、その中に拉致問題を位置づけ、全体をどう動かすのか、話を持っていかないといけない。日朝間の歴史も深く根ざしているわけなので、むしろそこから入っていかないと、彼らの心は溶かせないと思う。
アメリカは自国民のジャーナリストが拘束されたとなれば、恩赦、つまり自国民の罪、違法入国を認めたということにして、元大統領が迎えに行く。日本も少しは見習ったらどうかと思う。結局、常に見下してるんです。少なくとも同等な目線でものを言い合わないと、日本はそういう国かと思われますよ。http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/25/abductees-dprk-hasuike_n_7663978.html
拉致問題、北朝鮮問題も真面目に考えたいと思います。 安倍さんたちの考えはただ騒いでいるだけで、一つも解決にはならないのではないでしょうか。日本国政府が嘘をついたり、騙したりしていれば、それは重大だと思います。 神国日本のあるべき姿では無いと思います。日本国民の中には、先ず嫌な国だという感情が先にきてしまうのではないでしょうか。 それで、できれば付き合いたくない というのが、大方の気持ちではないでしょうか。 しかしそれでは、拉致問題は解決できず、アジアの緊張関係は弱まらず、日本は孤立化の方向にいってしまうと思います。 ただ騒いでいるだけになってしまいます。
さらに 不愉快な事は 歴史的な流れがあったとしても 戦前における日本国のおかした罪悪が、噴き出てくることです。 紛れもなく、おかしな国を作った一つの原因が 日本にはあると思います。
そこで、元気がなくなってしまうのですが、世界の平和やより良い未来を切り拓くためには、真摯に 考え直す必要があると思います。
そこで、次の全般的な考察は如何でしょうか。
再生核研究所声明 18(2008/07/30) 拉致問題の解決に向けての提案
拉致問題ほど 日本国にとって不幸な事件は それ程ないのではないでしょうか。しかも解決できる見込みがなく、いわば泣き寝入りの状況に陥っていると考えられます。
さて 拉致問題とは そもそも何でしょうか。日本国内に住んでいた人が 他国によってさらわれたものであり、このような不法な行為が 国家によって行われたことは全くの驚きであり、批判が世界中に広まったのは当然である。これでは 世界の秩序は保てず、国家の存立さえ維持できないからである。また、そのような暴挙を許した日本国の責任は 極めて大きく、これでは日本国の治安、防衛体制はどうなっていたかと批判されても仕方のないものである。陸、海、空を防衛するのは すべての国家の基本的な任務のはずです。またそのような暴挙を繰り返し許していた情報能力には 大いに反省されるべきです。
国家によって拉致された人達を如何にして取り戻すか。現在、政府を含めて、圧力を強めて、取り戻そうとしているが、一向に埒があかず、いたずらに時間をかけていて、拉致された家族の人達と多くの日本国民を苦しめています。 他方、6カ国会議の国々は 所謂、核開発の中止と引き換えに テロ国家指定解除や重油などの援助を行う方向であり、日本国だけが取り残される苦しい立場に追い込まれている。アメリカなどの この妥協は、核兵器を持たせるという大きな脅威を直視する以上、止むを得ないことと理解を示す必要があると考えます。
いやしくも相手国家が拉致問題を解決する姿勢を示さず、圧力をかける有効な手段を持たない以上 この問題を解決するには 実効支配している北朝鮮政府と交渉を行ない、妥協の道を探らなければならないと考えます。
それには交渉が行き詰った所に戻り、そこから1歩1歩解決の糸口を探る必要があります。直接の糸口は デヴィ夫人のブログにあった。
http://ameblo.jp/dewisukarno/day-20080701.html
小泉元首相が北朝鮮におもむき、国交正常化を約束し、
そしてめでたく5人の拉致被害者を連れ戻すことに成功、
日本国中が熱い涙を流したのも、昨日の事のように思い出されます。
私自身も怒りのために震える気持ちでした。
しかし拉致被害者の方々は、
日本政府との2週間の日本滞在の約束で帰ってきたはずです。
当時内閣官房副長官であった安倍晋三氏と中山恭子首相補佐官が、
彼等を北朝鮮へ帰さないと強行な態度で約束を破りました。
連れ添ってきた北朝鮮の赤十字の方々を
スパイ扱いするような非礼なことまでいたしました。
に糸口があるのではないでしょうか。約束を守らず、返さなかったという事は 加藤氏のテレビなどでの発言、その他でそのようであったように考えられます。国、政府が約束して、守らなかったとなれば、それ以上交渉が進展しないのは当然ではないでしょうか。日本国政府は、北朝鮮政府を騙した事になり、それではもはやそのような日本国政府とは、交渉ができないというのは、世の道理ではないでしょうか。嘘をついてはいけないのは、相手の為ではなく、自分の信頼を得る為ではないでしょうか。例え相手が、どのようであっても、自分の尊厳と信頼を得る為には、嘘や騙しは、許されないと思います。日本には 武士に二言はないという気高い精神があったと思います。もし日本国政府がそのような いい加減なことをやっていれば、これは、日本国の重大な問題ではないでしょうか。
約束違反は 重大な背信行為になりますから、相手が納得するまで、謝罪する必要が先ずあると考えます。ここで ならず者の国家では道理が通らず、約束を破ってもよいと考える人もいるかも知れませんが、それでは北朝鮮を支配している政府とはもはや交渉は出来ず、結果的に拉致問題は そのような政府が続く限り、解決できないという結論になると考えます。超大国アメリカも中国も 圧力で拉致問題が解決できる見通しが立てば、日本に協力して解決の方法を進めてくれると考えます。そうではないことは、拉致問題の解決がそう簡単ではないと判断していると考えられます。
従って約束違反を真摯に謝罪し、国交正常化交渉のテーブルに着くことが 拉致問題解決の第1歩ではないでしょうか。その始めの段階で、第2次世界大戦以前の日本国の侵略に対する謝罪を 中国や韓国に行ったように真摯に行い、具体的な保障を含めて話し合いを始めるべきではないでしょうか。中国や韓国と行ったように、国交を回復して、両国の友好関係を深めて、アジアの緊張をゆるめ 明るい未来を拓き、世界の平和に貢献して行こうではありませんか。オリンピックまで開催できるように進化した中国を想い出し、北朝鮮の変化と進化を期待しようではありませんか。 このような過程で 拉致問題は着実に前進すると考えます。 以上。
注:
加藤紘一元幹事長の発言:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000140-jij-pol
拉致被害者「戻すべきだった」
http://www.youtube.com/watch?v=PkR3lK001Zg
・自民党の加藤紘一元幹事長は7日夜、日本BS放送の番組に出演し、2002年に北朝鮮から一時帰国した曽我ひとみさんら拉致被害者5人に関し、同国に戻さないとした当時の政府決定について 「国家と国家の約束だから、(戻した方が)よかった。安倍(晋三前首相)さんを中心に返すべきでないとなったが、その辺が今、日朝の間で打開できない理由だと思う」と述べ、官房副長官として 永住帰国への方針転換を主導した安倍氏の対応に問題があったとの認識を示した。
加藤氏は「(戻していれば現状のようには)ならなかった。『また来てください』と何度も何度も(両国間を)交流していた。一回返すと平壌は殺してしまうんじゃないかと(言われたが)、そこが (安倍氏らとの)外交感覚の差だ。そんなことができるはずがない」と述べた。
再生核研究所声明 50(2011.2.24): 日本における 民主主義の脆さ、危うさ
民主主義は 衆愚政治に近いものであり(声明 33:民主主義と衆愚政治)、日本は既に衆愚政治の状態ではないか との危惧を表明している(声明 49:アジアの愚か者、アジアの野蛮性)。しからば、どうして、このような状態に至ったかを考察して、日本国の弱点を克服して、少しでも歴史を進化させるように努力したい。
はじめに、民主主義は 日本の国民性に合っておらず、本質的な問題を抱えていると言えるのではないだろうか。 先ず、大多数を占める一般庶民を見ると、
1) 政治に興味が無い、関心が無い、政治に嫌気がさしている、政争を好まない、政治論争も嫌いである、あるいは政治に絶望している。
2) 政治を語ると 変な偏った思想の持ち主であるかのように感じられる風土、文化、和の精神で、表に出さず、内緒に政治に関与したい。 みんなで連なっていたい文化背景を有しているように考えられる。
3) 日本のあるべき形や、組織のあるべき姿など 真剣に考える余裕も無く、認識が、理解が薄いので、多分に感じやムード、評判などで、判断内容の質は 相当に悪く、あれも霞と民主主義 のレべル を越えているようには見えない。
4) 公の選挙でも、地縁、など まるで、ある勢力の争いのような雰囲気で、政策や政治理念、政策以外で、選挙に参加するのは よく見られる情景である。多くの場合、社会を良くするには、国を良くするには の観点より、勢力争いに費やしている方が主になっている。
5) 本質的な問題としては、日本では、個、個人が確立しておらず、ふらふら仲間のムードで動いている、生きている、意思表示しているような背景がある。
近年に見られる背景は、
1) 真面目に社会や、国の在りようについて考える、時間的な、精神的な余裕が無い、国防や税の問題、経済、福祉など、難しすぎて、真面目に検討できない
2) 政治社会は あまりにも大きな世界のために、個人の空しさを感じて、絶望的になってしまう。 諦めてしまう
3) 醜い政争、あるいは公約違反などを見て、うんざりして、諦めてしまう、信じられる政党も、政治家も、人物もいない
などの理由で、政治に無関心な層が増加していると考えられる。
それらのために 投票しても、質が低く、変な投票結果すら、出していると考えられる。これこそ、衆愚政治に陥っている ということの、その背景ではないだろうか。
多くの人が政治に関心を持ち、日ごろ議論などして 高い見識を維持することは 不可能である。 そこで、言論界やマスコミなどが 建設的な意見や、あるべき姿について見識ある見解を表明して、多くの国民がそれらを参考にして、選択するというのが、民主主義のあるべき実体である、 実相であると考える。 そこで、マスコミや言論界がしっかりしていれば、民主主義は 国民が最終的な、総合的な判断をするという意味で、うまく機能すると、民主主義制度を高く評価できる。ところが、日本で重大な問題が起きていると危惧している。日本の言論界、マスコミが誠に低級で、偏っているという、判断である。そのために、国民は混乱させられ、政局は混乱し、全体として衆愚政治に陥っているという、判断である。
マスコミが 不偏不党、法と社会正義を守り、客観的な報道を行なうのは、当然であると考えられてきたが、公然と偏向報道を行い、法や道理を自ら破ぶっているように見える。 国家の在り様についての見識も、低級であると判断される。具体例を挙げると、検察が徹底的に調べて、不起訴処分を決定している者を、あたかも有罪判決を受けた者のように、大騒ぎさせて、日本の指導的な政治家を 政治的に抹殺しようとしている事実は 顕著ではないだろうか。推定無罪の原則など、法治国家の常識ではないだろうか。ようやく実現した政権交代を散々攻撃して、政権交代を空中分解させている。 健全にマスコミが機能していれば、このように混乱した状況は 起きなかったものと考えられ、誠に残念である。更に、国家の在るべき姿に対しても アジアに緊張を起こし、軍拡を煽り、アジアの愚か者を 扇動する浅ましさが目立つ。
更に信じられない事件は、検察の政治介入である。これには繰り返し述べてきたところであるが、公然と与党幹事長や首相になろうという人に 政治的な弾圧を加えていると理解されるということである。 これは、民主主義に対する官憲による政治介入に繋がるので、極めて重要な問題を含んでいる。 関係声明を参照して頂きたい:
再生核研究所声明 23: 秘書の逮捕、起訴事件における検察庁の対応と公正の原則
再生核研究所声明 30: 検察庁の暴走と民主主義の危機 - 広い視点
再生核研究所声明 31: 法の精神と - 罪と罰
再生核研究所声明 41: 世界史、大義、評価、神、最後の審判
マスコミも検察も終戦に当たって、大きな反省をした筈であるが、何を学習したのだろうか。 国民のレベルも戦前以下であり、日本国の民主主義に危うさ、危惧の念を抱いている。 それらは、平和の問題に直結している、日本国の大事であると考える。
以 上
欧米では時間を越えて、真理・真実を追求しようとする文化がある(これは神の前に出るときには 清い心で望みたいという宗教が背後にあるように感じられる)のに比べて、日本には誤魔化したり、隠蔽したり、曖昧にする文化があることに深く根ざしているとも言える。
小沢氏「既存メディア」不信? フリー記者らに積極露出
http://www.asahi.com/politics/update/0128/TKY201101270535.html
小沢氏だけでなく、多くの人が、日本のマスコミが、法を尊重せず、公正でもなく、不偏不党でもないとは感じておられると思います。
政治に関心のない・真面目な研究者が、日本のマスコミは外国誌のようだ、小沢氏をたたいている、おかしいと言っていたのは、日本の常識を言っていると思います。首相になろうという人に疑いをかけて、さんざん騒ぎ、政治家失脚のように追い詰めて、結局不起訴を決めた、検察の重大な過失、その事実だけで、検察の責任は、民主主義への本質的な挑戦ではないでしょうか。
健全なマスコミならば、そのような経過を許さず、また検察の責任を追及するのが正義と法を守り、民主主義を守るマスコミの使命ではないでしょうか。 マスコミ・検察・政治家が団結して、小沢氏をいじめているように見えますね。 おかしな日本。 法も道理も義もないのかと怒りを覚えます。
何故マスコミは乗っ取られたのか?
http://oshiete1.nifty.com/qa6462614.html
何時の世にも宣伝は大事であり、権力者ばかりではなく、多くの人が、マスコミを利用しようとするのは、普遍的な事実ではないでしょうか。
そこで、そのような圧力に対して、社会正義や世界のための大きな視点を失って、圧力で動いていれば、それはマスコミの役割を放棄し、信頼を失い結局衰退するのではないでしょうか。
いつでも信頼の上に成り立つものは世に多いですね。
マスコミは、公器なので、社会正義や不偏不党などの条件が有ると考えますが、アメリカ流の考えによれば、いまや電波や情報は広く拡散できますので、新聞社は、勝手に商業紙の様に自由に書いても良いという考え方があるようです。 ですから、新聞内容を丸呑みしないで、いろいろな情報と比較したりして 批判的・理解する態度が必要ではないでしょうか。
日本の新聞など、外国の圧力で書いているようなところが多く、商業紙のようで、論説記事なども批判的に見る態度が大事ではないでしょうか。 実際、日本のマスコミには、日本を衆愚政治に導いていて、法や道理を無視しているようなところがありますね。 小沢氏の問題などに顕著に現れていると思います。 検察が小沢氏の問題について、不起訴処分を決定したという、重い事実など無視して、政治と金などのキャンペーンを繰り返していますね。 検察の政治介入の巨悪を追及すべきところ、検察とマスコミの癒着では、マスコミの腐敗は深刻ではないでしょうか。
平成暗黒時代の演出者として、やがて世界史の厳しい批判を受けるのではないでしょうか。
再生核研究所声明41(2010/06/10):世界史、大義、評価、神、最後の審判
日本のマスコミは、どの部分を改善したら、素晴らしくなるでしょうか
日本のマスコミについて、果たして自分たちの良心と社会正義観から、政治問題や防衛問題を 真面目に考えているようには見えず、外圧によって、偏向報道をやっているように思われ、報道の信頼が揺らいでいるのは根本的な問題ではないでしょうか。
編集者の責任は、重大ではないでしょうか。
政治以外の文化面その他の多くの記事が素晴らしくても、大事な政治で偏向・社会正義について信頼を失えば、新聞全体の評価は、著しく下がるのは当然ですから、関係者が内部から、絶えず、社会正義を追求すべきでは。 特にいろいろな意見や反対意見を幅広く取り上げ、いろいろな視点から、幅広く読者が判断できるように、情報を提供すべきではないでしょうか。
良い意見を広く採択でき、紹介するためには、編集者の高い能力と公正な判断能力が求められるのではないでしょうか。
GHQから「日本の将棋は取った相手の駒を自分の兵隊として使用するので、これは捕虜の虐待ではないか」と問われた升田は次のように反論する。
「冗談をいわれては困る。チェスで取った駒をつかわんのこそ、捕虜の虐殺である。そこへ行くと日本の将棋は、捕虜を虐待も虐殺もしない。常に全部の駒が生きておる。これは能力を尊重し、それぞれに仕事場を与えようという思想である。しかも敵から味方に移ってきても、金は金、飛車は飛車と元の官位のままで仕事をさせる。これこそ本当の民主主義ではないか」
格好良すぎるぞ。升田幸三!
名人に香車を引いた男―升田幸三自伝 (中公文庫) [文庫]
升田 幸三 (著)
日本の政党は「腐敗している」80%(独NGO調査)
http://irorio.jp/mayfly/20130714/68903/
「政治家信用せず」80%、17、18歳に政治家不信の傾向浮き彫り
http://www.sankei.com/politics/news/150628/plt1506280015-n1.html
国の借金1000兆円を突破 6月末時点
http://www.cnn.co.jp/business/35035799.html
高学歴エリートが沢山いるのになんで財政難なんだよ?
(;_; )( ;_;) シクシク・(-。-;)・(◎_◎)・(^_-)db(-_^) 指切りげんまん
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10114138890
自民が勝つ
民主が負ける
俺たちが笑う
日本が元気になる
それでおk
惜しい 途中までは合ってるけど最後が少し間違ってる
自民が勝つ
↓
民主が負ける
↓
お前らが笑う
↓
自民が日本を終わらす
↓
お前らが騙されたと気づく
http://speq.hatenablog.com/entry/2013/07/17/150528
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