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Yoshihito Kuranuki2015年01月09日 08:36リモートワークで健康になれる3つの理由
私たちソニックガーデンではリモートワークを働きかたの一つとして取り入れて、在宅勤務がいたり海外から仕事したりしてきました。そして、ついに昨年からは社長である私も在宅勤務の比率を高めて、今では週に1~2度しかオフィスに行かなくなりました。
自分で実際にリモートワークをやってみて気づくことも沢山あったのですが、今回の記事では「健康」という観点からリモートワークの良さをお伝えしたいと思います。
(1)無駄な時間というストレスが減った
リモートワークで通勤時間ゼロを体験すると、通勤にかかっていた時間がなんて無駄だったのかを思い知らされます。特に電車やバスを利用する場合、発車時刻に縛られますし、乗り遅れないようにバッファが必要です。
電車やバスであれば、本を読んだり有効活用できる、という話もありますが、それは別に電車に乗ってなくても同じ時間を使って家で読めばいいことです。何も電車に乗ったからといって本が読める訳ではありません。
私の場合、通勤時間に本でも読めば良いと思いつつも、結局、スマホでSNSを眺めて時間が経ってしまったり、どうせ無駄な時間だから、と漫画雑誌を読んでしまったりして、集中して本を読む過ごし方ではありませんでした。
リモートワーク以前は、そのことが当たり前すぎて疑問に思うことすらなかったですが、通勤時間ゼロの経験をすると、もったいない時間の使い方をしていた、と気づくようになりました。以前はその時間を捨てる前提だったのです。
リモートワークで健康に良いと思えることの一つは、通勤時間がなくなって時間に余裕ができたこともそうですが、なにより時間を自分でコントロールしているという気持ちになることがストレスの軽減になっているように思います。
(2)集中して運動できる時間ができた
リモートワークというと、多くの人が心配することの一つが運動不足です。通勤していたらせめて駅まで歩くなどしていたところが、それすらもなくなってしまう。一日中ずっと家にいれば確かに運動不足になるでしょう。
私は、通勤時間がなくなって出来た時間で、以前からやりたいと思いつつ、時間がなくて諦めていたジョギングやウォーキングを始めました。やはり1日1時間でも運動することができれば、身体の調子はだいぶ違います。
1時間運動するというと、とても大変な感じがしますが、ウォーキングであれば1時間歩くなんて大したことはありません。そして1日に1時間という時間でさえ、これまでの通勤時間に比べれば大したことはないのです。
「良い習慣」は、決意だけでは出来ません。決意で出来るなら誰だって出来ます。習慣化に必要なのは決意ではなく、時間なのです。また、ウォーキングでもジョギングでも、距離やスピードを目標にすると続けられません。
目標にするのは、時間です。自分でコントロールできるのは時間だけです。1時間運動すると決めて実行し続ければ、いずれ習慣になるでしょう。運動が健康に良いのは間違いありません。良いと思うならすればいいのです。
(3)規則正しい食生活に変わった
リモートワークにも色々なパターンがあります。家で仕事をする在宅勤務のケースや、コワーキングスペースやカフェに行って仕事をするノマドのケース、旅先を転々としながら仕事をするなんてのもあるでしょう。
私の場合は、主に自宅の書斎で仕事をしています。1日中、家で仕事をしていると当然ですが食事も家で頂くことが多くなって外食の機会が減りました。しかも、家では飲まない人なので、必然的に酒量も減りました。
もともと多くなかった宴席や会食も減って、それはそれで少し寂しい気もしますが、他にしたいことも沢山ありますし、たまの飲み会を思い切り楽しむようになりました。酒は人生のスパイス、程々が良い塩梅だなと思います。
社員との交流も「飲みニュケーション」が減った分、それを補う他の手段を考えるようになりました。実はその方が、リモートの社員もいるので公平になって良かったと思います。やはり社長も自らリモートワークすべきですね。
食事の時間もコントロールしやすくなります。オフィスだと少し仕事が長引くと、それだけで夕食の時間に影響が出ますが、家にいれば食事をしてからまた仕事をするなどできます。規則正しい食生活は健康に良いものです。
まとめ:時間のコントロールを取り戻して健康に
ストレスを減らし、毎日運動をして、食生活を正せば、健康になるのは間違いありません。実際、私はリモートワークを進めたことで、とても重かった身体もだいぶ軽くなりました。身体が軽くなると、前向きな気持ちにもなります。
リモートワークは生活習慣を変えるきっかけになります。そこで、どう変えるのかは自分の選択次第になりますが、健康を目指したい人にとっては、とても良いワークスタイルではないかと思います。
リモートワークで得られるのは、ただ家で仕事ができるということではなく、自分でコントロールできる時間の量が増えるということです。場所から自由になるということは、時間からも自由になるのに等しかったのです。
経営者までリモートワークしていて大丈夫かというと、今のところ支障なくやれていますし、支障がないように様々な工夫を取り入れています。そのうちの一つが社員との雑談、社員同士の雑談ができる工夫です。
オフィスワークにあって、リモートワークになかったものは「雑談」だと考えた私たちは、仕事中にいつでも気軽に雑談ができるためのツール「Remotty」を作って使っています。同僚のリアルタイムの顔が見えることと、自分のチャット部屋が用意されていることが特徴です。
いつでもお互いの顔が見えて、気軽に雑談ができることは、たとえリモートワークであっても欠かせないものだったのです。
Remotty - リモートワークのためのバーチャルオフィス from Yoshihito Kuranuki
これは基本的に
良いのでは?
どんどん進むのでは?
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