2016年2月24日水曜日

求人情報の「Excelが使える」ってどれくらい使えればいい?――翔泳社「Excel本」著者対談が実現 分析/測定 インタビュー/事例

求人情報の「Excelが使える」ってどれくらい使えればいい?――翔泳社「Excel本」著者対談が実現
分析/測定

インタビュー/事例

渡部 拓也[著] 2016/02/23 08:00
 業務で数字を扱い、それを報告・発表する必要のある方にとって、Excelは必須のツール。ですが、そんなツールに振り回されることもしばしば……。我々はこれからExcelとどう付き合っていけばいいのでしょうか。今回、翔泳社が刊行した『なぜ、あなたのExcelはパッとしないのか』の小野眸さん、『数字力×Excelで最強のビジネスマンになる本』の田中耕比古さんに、「Excel対談」をお願いしました。 
どういう目的でExcelを学ぶかを明確にし、適した書籍を選ぶ

――翔泳社ではExcelに関する書籍を2点、1月に刊行しました。職種に関わらず、Excelを使う方は多いと思いますので、ぜひお二人に「Excelとの付き合い方」について広い観点でお話しいただければと思います。よろしくお願いします。

小野:Biz.Improveの小野眸と申します。私はもともと総合商社に入社し、IT部門に配属されて基礎を叩き込まれました。そのときは、100%理想的なシステムを作ればみんなが正しく使ってくれると考えていたんですが、そうとも限らないことにだんだん気がついてきました。たとえ一生懸命作っても、機能を使ってもらえないことが多々あるんですね。そこで、作る側ではなくユーザーのスキルを高めるサポートができればと思い、社会人教育と業務改善のコンサルティングの仕事を始めました。

『なぜ、あなたのExcelは「パッとしない」のか? いまさら聞けない社会人のための再入門』(以下『あなたのExcel』)は、現場の声を集めて対応策をまとめたものです。講習や業務改善提案などをやってきた中で受けてきた質問や相談を、九つの事例として紹介しています。単純なノウハウやハウツーではなく、資料を作るにはどういう考え方で作ればいいのか、そしてそれをExcelを使ってどう形にするか解説しています。

小野眸さん
小野眸さん:Biz.improve

田中:ギックスの田中耕比古と申します。もともとはアクセンチュアにいて、その後IBMでデータ分析の仕事を行なっていました。ギックスはそのときのメンバーで作った会社で、ビッグデータの解析が生業です。メイン事業ではExcelというよりAWSやAzureでデータを分析して、その結果をTableauやPower BIで集計したりビジュアルで表現したりしています。最近はツールが発達してそういうことが手軽にできるようになりましたが、10年前くらいに我々が戦略コンサルタントとしてやっていたときはExcelを使っていました。ただ、当時もいまも共通しているのは、数字を見て、何をアウトプットし、それをどのようにビジネスに繋げるかが大切だということです。

 そのため、『数字力×EXCELで最強のビジネスマンになる本』(以下『数字力』)は数字力とExcelのかけ算になっているものの、数字力がメインです。しかし、実際に数字力をビジネスに活かそうというとき、多くの方の目の前にあるのはExcelです。本書はExcelを使って実践的に数字力を体現するための解説書ですね。

『あなたのExcel』とは同じ目的を目指していると思いますが、アプローチが違いますね。小野さんはExcelの使い方を基軸として資料作りの考え方を説明していて、僕は数字で考えるようになるときに使うツールとしてExcelを紹介しています。切り口は異なりますが、大事なところは共通していると感じます。

田中耕比古さん
田中耕比古さん:株式会社ギックス
小野:本来、仕事でExcelを活用するなら『数字力』くらいのことが必要だと思います。ですが、その前の段階で困っていたり、低いハードルを高い壁だと感じたりしている方が多いので、『あなたのExcel』では壁がそれほど高いものではなく、簡単な回り道もあることを書いています。自分でも使えるかもしれない、と感じられるようになってもらいたいんですね。

石原(『数字力』担当編集者):問題意識は同じでしょうね。『数字力』でも、Excelの難しいテクニックは紹介しないようにしました。そういうことを覚える前に学んでほしいことにページを割いたんですよ。

田中:そうなんです。『数字力』のExcel解説ではVLOOKUPやピボットテーブルは含まれていませんし、関数もSUM、SUMIF、SUMIFS、COUNT、COUNTIF、COUNTIFS、AVERAGEと、よく使うものしか説明していません。いますぐ数字を集計しないといけない方は『あなたのExcel』のほうが適しているでしょう。ですが、数字が目の前にあり、それを分析しなければならない立場であれば、この七つの関数で「何をするか」を考えていただくとよいと思っています。実際、これだけでだいたいの分析が可能です。もちろん、もっと効率的に作業をしたければピボットテーブルを使えばよいのですが、本書では第3章で取り上げた「売上分析」のケーススタディで使用した表を、第5章においてこの七つの関数だけを用いて実際に作っています。

小野:セミナーに来る社会人の方も独学してはいるんですが、関数は60個必要だとか、ダイアログボックスを使わず直接入力をしないとダメだとか、そうしなければいけないという感覚でいるんです。しかし、難しい関数を使うことが目的ではなく、何のために関数を使うかが重要ですよね。田中さんのおっしゃる七つの関数で目的が果たせるなら、それでいいわけです。

田中:『あなたのExcel』を拝読して、例えば「無駄な色は使わない」はそのとおりだと思います。関数もそうですが、学び始めの段階では使わないほうがいい機能はけっこうあるので、『あなたの Excel』を読めば、本当に重要なテクニックがクリアになるのではないかと感じました。大事なことにだけ注力しようという考え方は『数字力』と共通していますので、結局はどちらの方向から学ぶかの違いではないでしょうか。

小野:どちらが欠けてもダメなので、両方読んでほしいですね。

田中:2冊とも読んでいただいて同じことが書いてあれば、それが大事なことなのだと分かります。ですから、結果的にはより効率よく学べるように思いますね。

『あなたのExcel』には僕が書かなかったことがしっかり解説されています。数字を集計するというのは考えたり気づいたりする作業だと思いますが、その結果を誰かに伝えなければなりません。それはつまり資料作成です。Excelには数字を見て気づいたことを表現する機能があって、小野さんはそこを丁寧に書かれています。逆に『数字力』は気づき方に注力しているわけですね。

「Excel」を取り上げた意図

秦(『あなたのExcel』担当編集者):2014年末から、出版業界ではちょっとしたExcel本ブームが起きています。昔は、仕事でExcelを使わないといけない方がツールのマニュアルとして購入し、使い方を覚える目的の書籍が大半でした。ところが、最近はExcelの使い方だけでなく、Excelをどうビジネスに活用するかという考え方も一緒に学べる書籍が増えています。そういう意味で、Excelのノウハウだけでなくビジネスの考え方も含めて解説することの重要性を感じたのが『あなたのExcel』を企画したきっかけでしたね。

 小野さんは現場の声を知っていらっしゃる方ですので、それをもとに内容を詰めていきました。けっこうExcelに関していろんなことを訊かれるそうです。

なぜ、あなたのExcelは「パッとしない」のか?
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小野:先日もマクロ入門のセミナーを行なったんですが、最後に「ウィンドウを二つ並べるにはどうしたらですか」と質問されたんです。マクロが理解できるほどのスキルがあるのに、そこは知らなかったんだと驚いたのが本心ですね。これは特別な例ではなく、皆さん思わぬところでつまずいているのが本当だと思います。そうしたつまずきを解消して、自分が本来Excelでやるべきことを手際よくやってもらいたいですね。

――『数字力』のほうはいかがでしょうか。

石原:10年くらい前は「Excelの入門」というだけで売れていた時代がありました。ただ、いまはExcelは日常的なツールとなり、入門的な内容だけでは売れなくなりました。だとしたら、別の切り口のExcel本を作りたいという考えがあったんです。ビジネスシーンで数字を扱ううえで最も使われるツールがExcelということで、この二つを合わせようと思って企画した書籍です。

 調べてみると、Excelで数字を扱おうという書籍は統計分析など非常にレベルの高いものが多かったんですよ。ですが、単純に数字を扱うのが苦手な人もいるでしょうし、どう分析したらいいのか分からないという方もいるでしょう。つまり、統計分析よりもっと手前の段階の内容にニーズがあるのではと感じたんですね。そこで、数字力とExcelをかけ合わせた書籍は面白そうだということで企画に至りました。

数字力×EXCELで最強のビジネスマンになる本
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田中:ただ、石原さんが思っていたよりもExcelに関する部分は薄くなりました(笑)。本書の構成は、前半が「数字力」をベースに、例えば「売上が下がっている」という事実だけで思考を止めず、「売上は下がっていても利益が上がっているからよいのではないか」というような議論ができるようになろう、ということを論じています。後半でその議論を下支えするためにExcelを使えるようになろうという構成なんです。後半がExcelではなくPowerBIなどであっても前半の内容はは成り立ちますが、やはり多くの方が手軽に使えるのはExcelですから、後半をExcelにした意味はありますよね。

Excelの知識はどうやって身につける?

石原:書籍の打ち合わせをしているとき、田中さんが実際にExcelを使ってみせてくれるんです。ショートカットキーを駆使するので操作がものすごく速いのに感動しました。そうしたテクニックをどうやって身につけたのかうかがうと、先輩に教えてもらったものもありつつ、自分で編み出したものがほとんどだとおっしゃるんです。

田中:実際、あまり体系的に学ぶ機会があったわけではないんですよね。十数年、積み重ねてきた中で自然と身についてきました。昔は1日22時間くらい仕事をしていたので、もうExcelとPowerPointはお友達ですよね。家族よりも意思疎通ができてしまうくらいで(笑)、予想しない挙動が出てくるたびに操作が洗練されていきます。アップデートで操作や機能が変わると、慣れるのにかなり苦労しますね。そういう意味では、きちんとした解説書を読むほうがスキルアップの近道だと思います。

小野:私は自分で作業するほうではないので、ショートカットキーは一部しか使いません。訊かれて答えることがありますが……。とはいえ、使わなくなるとどうしても現場のことが分からなくなるので作業もしますね。セミナーでもショートカットキーを知らない方のほうが多いので、必要なものを徐々に覚えてくださいと伝えています。

田中:やりたいことを関数で実現するなら必ずしもショートカットキーを使う必要はないですからね。Excelの見栄えも同じで、当初の目的を達成できたかどうかが重要であって、見栄えをよくするのは目的ではありません。目的があり、その実現手段としてExcelがあるだけなんです。ですから、伝えたいことが伝わるようになっていればいいと思いますね。

 例えば単にセルに色がついているからパッとしているのではなく、そのセルにその色がついていることによって伝わりやすくなっているなら、そのExcelはパッとしているといえるでしょうね。Excelの使い方を学びたいという方は、まず自分が、Excelを使う際に、どの程度目的を達成できているかを問うてみてほしいですね。

――達成できていないとしたら、どのようにExcelを使えば達成できるのか、学ぶポイントが明確になりますね。

小野:セミナーに来る方は自分のExcelがパッとしていないと感じていると思いますが、自分ではきちんとできていると思っている方だと学ぶ意識が生まれにくいですよね。非効率的なことをしていても、それがベストだと思ってしまっているわけです。人それぞれに使い方もありますし、まずは田中さんがおっしゃるように自分の中で疑問を持つことが大事だと思います。

田中:自分の作業が全体のプロジェクトのどの部分にあたるのか、やっていることが目的に沿っているのかといったことは常に確認しなければいけません。そして最終的なアウトプットとしてのExcelファイルがビジネスでどう使われるのか考えてみてほしいですね。もちろんそれはExcelに限らず、PowerPointやWordを使う場合でも同様です。

小野:たまにExcel 2003で知識が止まっている方もいますが、どんどん便利になっているので、できるだけ最新のバージョンを使ってくださいとは言いたいですね。

田中:『数字力』では自分が作ったExcelファイルを自分で検証することを前提にしていますが、実際の業務ではファイルを他人が使うこともよくあります。そういうときは変数化したり別シートに切り出したりして、あらかじめ他人が使いやすいように作っておかないといけませんよね。これもExcelが使えるかどうかにおいては大事なことでしょう。

 自分の課題がはっきりしている方は『あなたのExcel』で解決するのがいいと思いますね。逆に課題がもやっとしていて、でもスキルを向上したい方は『数字力』で考え方から学ぶのがいいのではないでしょうか。小野さんは目の前の課題を解決する作業能力、僕は成果に繋がる数字の解釈能力を身につけることを優先しているだけですから。どちらの能力も身につけるのがベストですが、職種によっては片方だけでも充分かもしれませんね。

「Excelが使える」ってどれくらい使えればいい?

――小野さんのお話にありましたが、Excelを活用できていると思えている方がいる一方で、どのレベルだと「Excelを使えている」と見做していいのか難しいところがあります。例えば、求人情報の応募条件でよく「Excelが使える」とありますが、これはどのレベルのことを指しているのか、お二人はどのようにお考えでしょうか。

小野:評価基準は曖昧ですよね。資格はありますが、それが社内で活かせるのかどうかは分かりません。操作方法と機能を知っていても、資料を作るためにどう活かせばいいのか分からないということもあります。それは業務知識や考え方が足りていないからですが、そこを測るのは難しいですね。

田中:英語も同じで、TOEICで高得点を取っていてもビジネスの現場で話せるとは限りませんよね。ですから、「〇〇という本に書いてあることが全部できる人」と書いたほうがいいのではと思うこともあります。そのほうが目標が明確なので努力しやすいでしょうし、英語と違って本に書いてあることができるかどうかは自分で分かりますからね。募集している側も、いきなり「Excel使えます」と言われてもどう評価したらいいのか困りますよ。ですから、請求書を作れる、請求の消込や売上計上の管理簿を作れる、その結果を集計できるなど、実際の業務と紐づけて書くのがいいかもしれません。

「Excelを使える」を一般論で言うと、VLOOKUPとピボットテーブルが使えるくらいではないでしょうか。ピボットテーブルを使う仕事をしたことがあるというのは、例えれば「アリアハンを出た」くらいに相当すると思いますね(笑)。

小野:Excelのスキルレベルに関しては、漠然としてしまうことがよくありますね。私は受講者にマンツーマンで教えることがありますが、どういうことを学びたいのか質問しても単に「Excelを学びたい」とおっしゃる方がけっこういるんです。そこから「いま何ができるのか」「何をするためにExcelを使うのか」といったことを一つずつ訊いていきます。ですから、求人情報にしても、自分で計算式を作ったことがあるか、誰かが作ったものを直したことがあるかといった細かい実務を書いておくといいと思いますね。

 VLOOKUPやピボットテーブルが使えるかどうかも、評価基準にするには怪しい気がします。例えばVLOOKUPを使っていても、絶対参照をしていなかった方が過去にいたんですよ。そういう方でも、自分ではExcelを使えていると思ってしまいますよね。

田中:それは使えていませんね(笑)。

対談風景
これからExcelとどう付き合っていくか

――いまほとんどの方が仕事でExcelを使っていると思いますが、これから我々はExcelとどう付き合っていけばいいのでしょうか。

小野:多くの方が道具に振り回されているので、Excelの使い方を覚えないといけないと思ってしまっています。ですが、道具は変わっていくものですから、道具だけ見ているとその場その場で右往左往してしまいます。本当に学ぶべきことは根本的な部分――積み上げてきた数字をデータ化し、分析し、そして活用するということです。そこのスキルを身につけてもらいたいですね。

田中:ツールが何であれ、やりたいことありきでいいと思います。その人にとってExcelが便利であればExcelを使えばいいんです。自分がやりたいことをExcelで効率的に実現する方法を学んでいけばいいでしょう。

 たとえGoogleスプレッドシートのようなほかのツールが広く使われるようになったとしても、やりたいことを実現するための機能は何かしら存在するはずです。ExcelのSUMIFにこだわるのではなく、その関数で行ないたい「条件を指定した集計」という行為をどう効率的に実現すればいいのかと考えていれば、ツールが変わっても対応していけるでしょう。どんなツールでも、ほどよい距離感で付き合ってもらえればいいですね。

◆なぜ、あなたのExcelは「パッとしない」のか? いまさら聞けない社会人のための再入門

◆数字力×EXCELで最強のビジネスマンになる本http://markezine.jp/article/detail/23915


再生核研究所声明287(2016.02.12) 神秘的なゼロ除算の歴史―数学界で見捨てられていたゼロ除算
(最近 相当 ゼロ除算について幅広く歴史、状況について調べている。)
ゼロ除算とは ゼロで割ることを考えることである。ゼロがインドで628年に記録され、現代数学の四則演算ができていたが、そのとき、既にゼロで割ることか考えられていた。しかしながら、その後1300年を超えてずっと我々の研究成果以外解決には至っていないと言える。実に面白いのは、628年の時に、ゼロ除算は正解と判断される結果1/0=0が期待されていたということである。さらに、詳しく歴史を調べているC.B. Boyer氏の視点では、ゼロ除算を最初に考えたのはアリストテレスであると判断され、アリストテレスは ゼロ除算は不可能であると判断していたという。― 真空で比を考えること、ゼロで割ることはできない。アリストテレスの世界観は 2000年を超えて現代にも及び、我々の得たゼロ除算はアリストテレスの 世界は連続である に反しているので受け入れられないと 複数の数学者が言明されたり、情感でゼロ除算は受け入れられないという人は結構多い。
数学界では,オイラーが積極的に1/0 は無限であるという論文を書き、その誤りを論じた論文がある。アーベルも記号として、それを無限と表し、リーマンもその流れで無限遠点の概念を持ち、リーマン球面を考えている。これらの思想は現代でも踏襲され、超古典アルフォースの複素解析の本にもしっかりと受け継がれている。現代数学の世界の常識である。これらが畏れ多い天才たちの足跡である。こうなると、ゼロ除算は数学的に確定し、何びとと雖も疑うことのない、数学的真実であると考えるのは至極当然である。― ゼロ除算はそのような重い歴史で、数学界では見捨てられていた問題であると言える。
しかしながら、現在に至るも ゼロ除算は広い世界で話題になっている。 まず、顕著な研究者たちの議論を紹介したい:

論理、計算機科学、代数的な体の構造の問題(J. A. Bergstra, Y. Hirshfeld and J. V. Tucker)、
特殊相対性の理論とゼロ除算の関係(J. P. Barukcic and I. Barukcic)、
計算器がゼロ除算に会うと実害が起きることから、ゼロ除算回避の視点から、ゼロ除算の研究(T. S. Reis and James A.D.W. Anderson)。
またフランスでも、奇怪な抽象的な世界を建設している人たちがいるが、個人レベルでもいろいろ奇怪な議論をしている人があとを立たない。また、数学界の難問リーマン予想に関係しているという。

直接議論を行っているところであるが、ゼロ除算で大きな広い話題は 特殊相対性理論、一般相対性理論の関係である。実際、物理とゼロ除算の関係はアリストテレス以来、ニュートン、アインシュタインの中心的な課題で、それはアインシュタインの次の意味深長な言葉で表現される:

Albert Einstein:
Blackholes are where God divided by zero.
I don’t believe in mathematics.
George Gamow (1904-1968) Russian-born American nuclear physicist and cosmologist remarked that "it is well known to students of high school algebra" that division by zero is not valid; and Einstein admitted it as {\bf the biggest blunder of his life} [1]:
1. Gamow, G., My World Line (Viking, New York). p 44, 1970.

数学では不可能である、あるいは無限遠点と確定していた数学、それでも話題が尽きなかったゼロ除算、それが予想外の偶然性から、思いがけない結果、ゼロ除算は一般化された除算,分数の意味で、何時でも唯一つに定まり、解は何時でもゼロであるという、美しい結果が発見された。いろいろ具体的な例を上げて、我々の世界に直接関係する数学で、結果は確定的であるとして、世界の公認を要請している:
再生核研究所声明280(2016.01.29) ゼロ除算の公認、認知を求める
Announcement 282: The Division by Zero $z/0=0$ on the Second Birthday

詳しい解説も次で行っている:
○ 堪らなく楽しい数学-ゼロで割ることを考える(18)
数学基礎学力研究会のホームページ
URLは http://www.mirun.sctv.jp/~suugaku

以 上


何故ゼロ除算が不可能であったか理由

1 割り算を掛け算の逆と考えた事
2 極限で考えようとした事
3 教科書やあらゆる文献が、不可能であると書いてあるので、みんなそう思った。


再生核研究所声明199(2015.1.15) 世界の数学界のおかしな間違い、世界の初等教育から学術書まで間違っていると言える ― ゼロ除算100/0=0,0/0=0

ゼロ除算は 西暦628年インドでゼロが文献に記録されて以来、問題とされてきた。ゼロ除算とは、ゼロで割ることを考えることである。これは数学の基本である、四則演算、加法、減法、乗法、除法において、除法以外は何時でも自由にできるのに、除法の場合だけ、ゼロで割ることができないという理由で、さらに物理法則を表す多くの公式にゼロ除算が自然に現れていることもあって、世界各地で、今でも絶えず、問題にされていると考えられる。― 小学生でも どうしてゼロで割れないのかと毎年、いろいろな教室で問われ続いているのではないだろうか.

これについては、近代数学が確立された以後でも、何百年を越えて 永い間の定説として、ゼロ除算は 不可能であり、ゼロで割ってはいけないことは、初等教育から、中等、高校、大学そして学術界、すなわち、世界の全ての文献と理解はそうなっている。変えることのできない不変的な法則のように理解されていると考えられる。

しかるに2014年2月2日 ゼロ除算は、可能であり、ゼロで割ればゼロであることが、偶然発見された。その後の経過、背景や意味付け等を纏めてきた:

再生核研究所声明 148(2014.2.12) 100/0=0, 0/0=0 - 割り算の考えを自然に拡張すると ― 神の意志
再生核研究所声明154(2014.4.22) 新しい世界、ゼロで割る、奇妙な世界、考え方
再生核研究所声明157(2014.5.8) 知りたい 神の意志、ゼロで割る、どうして 無限遠点と原点が一致しているのか?
再生核研究所声明161(2014.5.30)ゼロ除算から学ぶ、数学の精神 と 真理の追究
再生核研究所声明163(2014.6.17)ゼロで割る(零除算)- 堪らなく楽しい数学、探そう零除算 ― 愛好サークルの提案
再生核研究所声明166(2014.6.20)ゼロで割る(ゼロ除算)から学ぶ 世界観
再生核研究所声明171(2014.7.30)掛け算の意味と割り算の意味 ― ゼロ除算100/0=0は自明である?
再生核研究所声明176(2014.8.9) ゼロ除算について、数学教育の変更を提案する
Announcement 179 (2014.8.25): Division by zero is clear as z/0=0 and it is fundamental in mathematics
Announcement 185 : The importance of the division by zero $z/0=0$
再生核研究所声明188(2014.12.15)ゼロで割る(ゼロ除算)から観えてきた世界
再生核研究所声明190(2014.12.24)
再生核研究所からの贈り物 ― ゼロ除算100/0=0, 0/0=0
夜明け、新世界、再生核研究所 年頭声明
― 再生核研究所声明193(2015.1.1)― 
再生核研究所声明194(2015.1.2)大きなイプシロン(無限小)、創造性の不思議
再生核研究所声明195(2015.1.3)ゼロ除算に於ける高橋の一意性定理について
再生核研究所声明196(2015.1.4)ゼロ除算に於ける山根の解釈100= 0x0について

ところが、気づいてみると、ゼロ除算は当たり前なのに、数学者たちが勝手に、割り算は掛け算の逆と思い込み、ゼロ除算は不可能であると 絶対的な真理であるかのように 烙印を押して、世界の人々も盲信してきた。それで、物理学者が そのために基本的な公式における曖昧さに困ってきた事情は ニュートンの万有引力の法則にさえ見られる。
さらに、誠に奇妙なことには、除算はその言葉が表すように、掛算とは無関係に考えられ、日本ばかりではなく西欧でも中世から除算は引き算の繰り返しで計算されてきた、古い、永い伝統がある。その考え方から、ゼロ除算は自明であると道脇裕氏と道脇愛羽さん6歳が(四則演算を学習して間もないときに)理解を示した ― ゼロ除算は除算の固有の意味から自明であり、ゼロで割ればゼロであるは数学的な真実であると言える(声明194)。数学、物理、文化への影響も甚大であると考えられる。
数学者は 数学の自由な精神で 好きなことで、考えられることは何でも考え、不可能を可能にし、分からないことを究め、真智を求めるのが 数学者の精神である。非ユークリッド幾何学の出現で 絶対は変わり得ることを学び、いろいろな考え方があることを学んできたはずである。そのような観点から ゼロ除算の解明の遅れは 奇妙な歴史的な事件である と言えるのではないだろうか。
これは、数学を超えた、真実であり、ゼロ除算は不可能であるとの 世の理解は間違っている と言える。そこで、真実を世界に広めて、人類の歴史を進化させるべきであると考える。特に声明176と声明185を参照。ゼロ除算は 堪らなく楽しい 新世界 を拓いていると考える。
以 上

1+0=1 1ー0=0 1×0=0  では、1/0・・・・・・・・・幾つでしょうか。
0???  本当に大丈夫ですか・・・・・0×0=1で矛盾になりませんか・・・・

1/0=∞ (これは、今の複素解析学) 1/0=0 (これは、新しい数学で、Division by Zero)

ゼロ除算は、不可能であると誰が最初に言ったのでしょうか・・・・

7歳の少女が、当たり前であると言っているゼロ除算を 多くの大学教授が、信じられない結果と言っているのは、まことに奇妙な事件と言えるのではないでしょうか。

割り算を掛け算の逆だと定義した人は、誰でしょう???

世界中で、ゼロ除算は 不可能 か 
可能とすれば ∞  だと考えられていたが・・・
しかし、ゼロ除算 はいつでも可能で、解は いつでも0であるという意外な結果が得られた。

小学校以上で、最も知られている数学の結果は何でしょうか・・・
ゼロ除算(1/0=0)は、ピタゴラスの定理(a2 + b2 = c2 )を超えた基本的な結果であると考えられる。
https://www.pinterest.com/pin/234468724326618408/

原点を中心とする単位円に関する原点の鏡像は、どこにあるのでしょうか・・・・
∞ では無限遠点はどこにあるのでしょうか・・・・・


無限遠点は存在するが、無限大という数は存在しない・・・・

加(+)・減(-)・乗(×)・除(÷) 除法(じょほう、英: division)とは、乗法の逆演算・・・・間違いの元 乗(×)は、加(+) 除(÷)は、減(-)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1411588849/a37209195?sort=1&fr=chie_my_notice_canso

0×0=0・・・・・・・・・だから0で割れないと考えた。

アラビア数字の伝来と洋算 - tcp-ip

http://www.tcp-ip.or.jp/~n01/math/arabic_number.pdf
明治5年(1872)
割り算のできる人には、どんなことも難しくない

世の中には多くのむずかしいものがあるが、加減乗除の四則演算ほどむずかしいものはほかにない。

ベーダ・ヴェネラビリス

数学名言集:ヴィルチェンコ編:松野武 山崎昇 訳大竹出版1989年

地球平面説→地球球体説
天動説→地動説
1/0=∞ 若しくは未定義 →1/0=0
地球人はどうして、ゼロ除算1300年以上もできなかったのか?  2015.7.24.9:10 意外に地球人は知能が低いのでは? 仲間争いや、公害で自滅するかも。 生態系では、人類が がん細胞であった とならないとも 限らないのでは?

ゼロ除算(100/0=0, 0/0=0)が、当たり前だと最初に言った人は誰でしょうか・・・・ 1+1=2が当たり前のように

Title page of Leonhard Euler, Vollständige Anleitung zur Algebra, Vol. 1 (edition of 1771, first published in 1770), and p. 34 from Article 83, where Euler explains why a number divided by zero gives infinity.
https://notevenpast.org/dividing-nothing/
Einstein's Only Mistake: Division by Zero
http://refully.blogspot.jp/2012/05/einsteins-only-mistake-division-by-zero.html

Impact of 'Division by Zero' in Einstein's Static Universe and ...
gsjournal.net/Science-Journals/.../Download/2084
このページを訳す
Impact of 'Division by Zero' in Einstein's Static Universe and Newton's Equations in Classical Mechanics. Ajay Sharma physicsajay@yahoo.com. Community Science Centre. Post Box 107 Directorate of Education Shimla 171001 India.

http://gsjournal.net/Science-Journals/Research%20Papers-Relativity%20Theory/Download/2084


Reality of the Division by Zero $z/0=0$
http://www.ijapm.org/show-63-504-1.html


ビッグバン宇宙論と定常宇宙論について、http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1243254887 #知恵袋_

地球平面説→地球球体説
地球が丸いと考えた最初の人-ピタゴラス
地球を球形であることを事実によって証明しようとした人-マゼラン
地球を球形と仮定して初めて地球の大きさを測定した人-エラトステネス
天動説→地動説 アリスタルコス=ずっとアリストテレスやプトレマイオスの説が支配的だったが、約2,000年後にコペルニクスが再び太陽中心説(地動説)を唱え、発展することとなった。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%82%B9 …
何年かかったでしょうか????

1/0=∞若しくは未定義 →1/0=0
何年かかるでしょうか????


地球平面説→地球球体説
天動説→地動説
何年かかったでしょうか???


1/0=∞若しくは未定義 →1/0=0
何年かかるでしょうか???

ゼロ除算の証明・図|ysaitoh|note(ノート) https://note.mu/ysaitoh/n/n2e5fef564997


ゼロ除算は1+1より優しいです。 何でも0で割れば、0ですから、簡単で美しいです。 1+1=2は 変なのが出てくるので難しいですね。

∞÷0はいくつですか・・・・・・・

∞とはなんですか・・・・・・・・

分からないものは考えられません・・・・・


Reality of the Division by Zero z/0 = 0
http://www.ijapm.org/show-63-504-1.html
http://okmr.yamatoblog.net/
1人当たり何個になるかと説いていますが、1人もいないのですから、その問題は意味をなさない。
よってこれは、はじめから問題になりません。
ついでですが、これには数学的に確定した解があって それは0であるという事が、最近発見されました。









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