2016年2月21日日曜日

【食】「なぜ女性の寿司職人はいないのか?」海外からあがった疑問の声

【食】「なぜ女性の寿司職人はいないのか?」海外からあがった疑問の声


【食】「なぜ女性の寿司職人はいないのか?」海外からあがった疑問の声「なぜ寿司職人に女性がいないの?」――。Sushiがグローバル化するにつれ、日本では古くからあるこの疑問も、世界に広まっている。 
米グルメ情報サイト『ZAGAT』は、アメリカで活躍する数少ない女性職人たちへのインタビューを通じ、その謎に迫っている。 
一方、ワシントン・ポスト紙(WP)は、日本初・唯一の女性職人ばかりの寿司店『なでしこ寿司』を取材し、時代の変化を報じている。 

 料理界の“男尊女卑”は、寿司の世界だけの話ではない。イタリアでは、マンマ(お母さん)やノンナ(おばあちゃん)の家庭料理は高くリスペクトされているが 
レストランの厨房は今も昔も男性たちが支配しているという。そうしたなか、英紙ガーディアンは、インターネットの“シェフ紹介サイト”を通じて、自宅で腕を振るう女性シェフが増えているというイタリアの最新トレンドを紹介している。 

■「月の周期」「体温」という定説を「遅れている」と批判 
女性職人が少ない理由の説明として海外メディアで広く定説として受け止められているのは、名店『すきやばし次郎』の小野二郎氏の跡継ぎ、小野禎一氏が米『ビジネス・インサイダー』に語った次の言葉だ。 
「女性の生理のためです。プロであるということは、安定した味覚を持っているということ。生理の周期のため、女性は味覚が不安定です。それが、女性が寿司職人になれない理由です」 

ミシュランガイドで3つ星を獲得し、ドキュメンタリー映画も作られた世界的なカリスマ店の関係者の言葉だけに、これが一人歩きしてやや大げさに受け止められている面も見受けられる。 
2011年のインタビューで取り上げられて以来、米メジャー紙のウォール・ストリート・ジャーナルにも転載され、多くの海外ジャーナリストの間に広まったようだ。 

「女性の方が手のひらの体温が高く、ネタを痛める」という日本で良く知られている俗説もしばしば取りざたされる。 
『ZAGAT』は、ずばり『なぜ女性の寿司職人がいないのか?』と題した記事で、「生理」「体温」を根拠とする説を合わせて「ridiculous(ばかげた)」というフレーズを用いて紹介。 
併せて、「世界の料理界と較べて、寿司の世界がいかに情けないほど性の平等において遅れているかを示す」と批判している。 
『なでしこ寿司』を取材したWPの女性記者、アナ・ファイフィールド東京支局長も、小野禎一氏のコメントと体温説をやや批判的に取り上げている。 

>>2に続きます
2016/02/20 11:10:51.98
>>1続き 
■女性ばかりの『なでしこ寿司』はマーケティング戦略か? 
ニューヨークの『Tanoshi Sushi』のオーナ・テンペストさんは、『ZAGAT』の取材に対し、女性が排除されがちな要因に「寿司職人に受け継がれているサムライの精神性」を挙げる。店に入門してすぐ、師匠に「男性と同じように扱う」と言われたことに感謝する彼女は、伝統を守ろうとする寿司界の姿勢に一定の理解を示しつつ、「最終的には、この議論が男性と女性のことではなく、料理と芸術の問題になることを願っています」と語る。 

別のニューヨークの人気店『Sushi Yasuda』の日本人女性職人ナカバ・ミヤザキさんも、日本の寿司店の男性支配の理由は「伝統を守り、示すため」だと、同様の見解だ。彼女もまた、「仕事中は性別は意識しません。プロの寿司職人として必要なのは、知識と完璧な技術を身につける意志、おもてなしの精神、そして周りの人々への気配りです」と、性差が議論の対象になること自体に違和感を持っているようだ。一方、親方について修行するという伝統を破り、近代的な料理学校のスタイルで寿司職人を養成する『東京すしアカデミー』の後藤幸子校長は、少子高齢化などで寿司職人不足が叫ばれるなか、「日本の寿司職人たちは、自分たちの仕事が女性に奪われるのを恐れている。それが、女性を受け入れたくない理由の一つでしょう」と、WPのファイフィールド記者に答えている。 

 こうした状況で、職人もホールスタッフも全員女性だという『なでしこ寿司』が、「伝統にチャレンジ」(WP)といった形で海外メディアに注目されるのも頷ける。ただし、ファイフィールド記者は、同店の女性職人たちのチャレンジ精神を肯定的に描きつつ、「全員が女性だというのは一種のマーケティング戦略のように感じられる」とも書く。『なでしこ寿司』はオタクの聖地・秋葉原の駅前にあり、メイドカフェなどと並んで店を構えているからだ。実際、彼女たちはしばしば男性客から「お寿司に魔法をかけて!」などと、メイドカフェまがいのリクエストを受けることがあるという。ファイフィールド記者は、メニューに有料の「スタッフとの記念撮影」があったり、過去には制服にメイド服を採用していたことにも触れ、彼女たちが「女」をパフォーマンスとして用いなければならない苦悩にも触れている。 

『ZAGAT』の取材を受けたロサンゼルスの懐石料理店『n/Naka』の女性オーナーシェフ、ニキ・ナカヤマさんは、次のように語る。「なでしこ寿司の歩みが、マーケティング戦略的なものではなく、純粋で“本物”であることを願います。日本社会全体が、働く女性たちにあまり協力的ではありません。寿司を握る女性が少ないのは、人々がその姿を想像し辛いからかもしれませんね」 

続きはソースで 
http://www.mag2.com/p/news/149211
http://funsoku.com/r/2ch.sc/newsplus/1455934251/

意外ですけど
昔なら髪の毛が寿司の中にはいりやすいから???
今なら


再生核研究所声明34(2010/04/16):日本のビジネス―日本料理店の海外展開

日本製品として、国際的に高い評価を得て、世界の富を日本国にもたらしてきたものとして、家電、カメラ、半導体、自動車などが 顕著なものとして、想起される。しかしながら、諸外国の台頭によって、日本国の大きな目玉となる産業にかげりが見えてきており、 国内には失業者があふれ、経済不振と、慢性的な財政赤字に陥っている。 日本国の再生の基礎は、根本的には教育を正し、精神をきたえ直す必要があると考えるが 一つの戦略を具体的に提案したい。要旨は世界の多くの都市に、日本料理店を展開すること である。
先ず、食に対する関心の深さは いずこも同じで、生きることとは 食べること にも通じるものがあり、食に対する関心、経費は、人間存在と活動の大きな部分を占めるという事実から、認識を深める必要がある。 日本料理は健康食品であると同時に、際立った特徴を有し、幸い、日本料理に対する世界の人々の関心の深さは 驚くべきものであり、現状よりは遥かに大きなビジネスチャンスを有すると考える。多くの日本人に、海外の日本料理店で働く職場を広く開拓して、同時に日本の文化を海外に紹介し、また逆に、日本人は海外に出ることによって、国際的な広い視野をもつ機会が得られて、好ましい効果が期待される。
これらのことは、比較的簡単に 少ない投資と準備で実現でき、大きな経済的、文化的な効果が望めると考える。 一つの国家戦略にしようではありませんか。 世界の多くの都市に、日本国の象徴として、美しい日本料理店を展開し、日本の文化を世界に紹介する拠点にしようではありませんか。 若者の雇用や、経済、文化への波及効果は 大きいと考える。もちろん、世界の平和にも大きく貢献するものと考える。
具体的に 次のように提案したい:
経済産業省、外務省、農林水産省などの関係省庁の積極的な援助、
文部科学省は、料理学校などを充実、格あげし、合わせて関係教養教育の充実も図る、
外国人向け 観光関係機関の積極的な支援、
国防省の組織的な支援: たとえば、5000億の資金を兵器の購入にかけるより、そのような面で援助して、日本料理店を通して世界の情報を組織的に得るシステムを確立する、また平和のための戦略を進め、観光促進の拠点にもする。 これこそ、愚かな軍事費を美しい営みにまわしたいとの想いの 現実的な一つの提案になるのではないだろうか。
日本料理店を拠点に、先ずは、世界的の人々の関心が期待される花道、茶道などの組織的な教室の開講を意図する。 また、そのような関係組織との連携を図る。さらに、日本庭園などの文化的な輸出も展望する。
既に相当数、日本人のいない日本料理店が存在する状況を調べて、日本人の派遣による より日本的な料理を浸透させるのは、最も手短な第1歩になると考える。 また、日本料理店の評価機関の設置の検討なども、なされるべきであると考える。
美しい特徴をもつ日本文化を もっと世界で活かそうではありませんか。 関係者のご検討と積極的な取り組みを期待したい。
以上










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