2015年5月2日土曜日

再生核研究所声明228(2015.5.3)選挙制度の在り様についての具体的で簡単な提案 ― 選挙期間の延長を

再生核研究所声明228(2015.5.3)選挙制度の在り様についての具体的で簡単な提案 ― 選挙期間の延長を
地方選挙が行われた。地方選挙は選挙期間が7日間で、
(注: 選挙運動は,公示日(告示日)に立候補届が受理された時から選挙が行われる日の前日まですることができる。
1. 参議院選挙及び知事選挙が17日間。
2. 政令指定都市の市長選挙が14日間。
3. 衆議院選挙が12日間。
4. 都道府県議会選挙及び政令指定都市議会選挙が9日間。
5. 政令指定都市以外の市議会選挙及び市長選挙が7日間。
6. 町村議会選挙及び町村長選挙が5日間。)
始めから慌ただしく、お願いします、頑張りますの 連呼で 恰も名前を売り込むだけの運動に、第3者の人には思われる。立候補者の人物像、政策、政治姿勢など殆ど分からず、多くは 地元の人だから、あるいは政党によって、言わば立候補者の人物像が分からずに 感じで投票しているのが実情ではないだろうか。また、それらが、投票率の低さの原因ではないだろうか。選挙費用等は 関与したことがないので、 実情は分からないが、運動の様をみると結構大変な額ではないだろうか。民主主義の在り様について いろいろな面から、問題を意識している人は 世に多いのではないだろうか。
いわゆる選挙で選らばれる人は その組織において極めて重要であるという観点から、選挙における心得を次のように述べて来た:
再生核研究所声明 52(2011.3.22):  選挙における心得、留意事項
プロ野球やサッカーチームの監督が、極めて重要な役割を果たすように、いわゆる選挙で選らばれる人は その組織において極めて重要である。それは選挙で選ばれた人は、逆に何らかの権力、決定する権利を有することになるからである。 例えば、衆議院は国権の最高機関として首相を選出する権利を有するばかりではなく、国家の意志にかかわる重要事項を決定する重要な権限を有している。地方議会や知事や市長等々、何らかの大きな影響力と権限を有している。 そこで、そのような人物の選出において、適切な人物を選ぶ大事な視点について考察したい。 どのように心得て人物を選ぶかという、視点である。― 以下略
と述べ、具体的に詳しく留意すべきことを述べている。それらは要するに人物評価であるから、 そうは簡単でなく、適切に評価するのに 相当な時間を必要とするのは 当然である。この点、典型的な例として、アメリカの大統領選挙が想起される。複雑な方法で長い期間をかけて行われるのは、いろいろな視点から、慎重に、慎重に人物を選択するためであるとされている。
そこで、選挙制度の在り様の簡単で具体的な提案を行いたい。 選挙期間を3ヶ月間くらいに長く延長して、十分に時間をかけて全体の状況が理解できるようにするということである。選挙期間を長くすれば、選挙の在り様は相当に変わり、 連呼や単なる挨拶ではなく、より地味な深みのある選挙活動が行われるであろう。それはまた、政治への関心を広め、また深めるだろう。さらに人と人の交流を深める効果をもたらすだろう。実際、選挙期間が3ヶ月間の国に5年間滞在したが、何時選挙が行われたか、第3者には全然分からず、街は選挙に関して 平静そのものであった。沢山の立て看板や車による連呼などの虚しい選挙の様を変えられるのではないだろうか。 具体的な提案を行いたい。
以 上

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