2016年11月30日水曜日

恋愛は時間とお金のムダ? 恋人期間をすっ飛ばして「いきなり結婚族」に賛否両論 

恋愛は時間とお金のムダ? 恋人期間をすっ飛ばして「いきなり結婚族」に賛否両論 

「生まれてこの方いちども異性とつき合ったことがない」という男女が急増する一方で、「恋愛は面倒、時間と労力のムダ。一気に結婚だ!」という若者が出現しているらしい。
ある女性が今月、ブログで結婚相手を募集。しかも容姿・年齢・年収は問わないとのことで話題となり、11月24日「クローズアップ現代プラス」(NHK総合)が「いきなり結婚族」なとど特集すると、ネットではたちまち賛否両論。物議を醸していた。(文:okei)

結婚相手をネット募集「子供が欲しいから結婚はしたい」

番組では、男女9人で東京都内のシェアハウスで暮らすタエコさんを紹介。仕事もプライベートも充実しているが、「子供は欲しいので結婚したい」といい、そこからブログで相手を募集するに至った。同居する7人の男性たちは兄弟のようなもので対象にならないとのこと。
「結婚してから一緒に住めるパートナーは、必ずしも好きになってドキドキする人じゃなくて、(シェアハウスで)共同生活を一緒に過ごしていけそうだと思える人の方が大事」
という口調からは「ダメなら離婚すればいいし」という本音も感じる。募集には男性25人から申し出があったという。
また、婚活アプリで結婚相手を探す26歳の女性も。介護職で年収は200万円あまり。結婚したい理由を「家計の負担をシェアすることで、安定したいから」と語る。40代の男性2人が候補に挙がっているそうだ。
番組ではさらに、告白したLINE画面を拡散されてしまった男子大学生や、自らを「喪女」(モテない女)と称して女性向け恋愛コミックでときめいている20代の女性も紹介されていた。若者の「恋愛離れ」の一因として、「SNSによる監視社会」や、二次元(漫画やアイドルなど)での発散などがあるという分析だ。ストーカーやDVなど、様々なネガティブ要因が噴出していることも指摘していた。
しかし社会学者の山田昌弘さんは、とりわけ「若い世代の経済的余裕の無さ」をあげている。ゲストの春香クリスティーンさん(24)は、「恋愛は時間とお金、感情の起伏の無駄」と正直すぎる発言をしていた。若者が恋愛を謳歌した25年前とは、明らかに世相が違うのだ。
これに対し、視聴者からはツイッターでこんな批判的なコメントがあがっていた。
「『子供を産みたいから結婚はしたい』 ほぉぉ~。 人生そんなに甘くないわよ」
「これ、結婚がしたいのではなく、ATM夫がほしいだけでは。というか、自身の年収アップか」
「恋愛というか愛情がなきゃ添い遂げることなんて出来ないんじゃない?もしお互いに何かあったらコスパ悪いから別れるの?」

介護や長期の看病なんかは多少ビジネスライクな方がいい?

一方で、「そもそも昔は見合いが当たり前。そこに立ち返っただけ」という見方も多い。むしろトゥギャッターのまとめを見た人のコメントは、ほとんどが共感・肯定的だった。
「そもそも結婚と恋愛が紐付けされたのはここ30年くらいのことだし、(中略)恋愛をしないと結婚ができないなんて、五十年くらい前に提唱したらみんなぽかんとするよ」
「人間性も性行為も否定され排除され、ただただ効率だけが求められる国にしたのだから別段不思議もないよ。日本など元から見合い結婚が多かったろうし。『結婚したい奴が増えている』のならある意味明るい話だ」
「恋愛感情がなくても結婚はできるし、愛情は生まれるし、家族にはなれるんですよ。あと、介護や長期の看病なんかは多少ビジネスライクな方が相手にも自分にも負担が少なくて楽ですよ」
「恋愛できるのは一部の人の特殊技能」とまで言う人も。なまじ「好き」から入ると言いづらいことも出て来るが、結婚はシステム・契約だと冷静に捉えればやりやすいこともあるだろう。「契約結婚」を描いたTBSドラマ、「逃げるは恥だが役に立つ」が受けているのもそういうところでは。
結婚しても独身でもいいことばかりではない。世知辛い世の中を孤独のうちに過ごすより、「結婚だけ」したくなっても誰に文句を言われる筋合いはないだろう。結局本人が選び、そこでどう生きるかという問題なのだから。

再生核研究所声明206(2015.2.12) 女性の生態、主婦の生態

人間の個性はいろいろであり、主婦の立場もいろいろであるが、女性や主婦の根源的な有り様を纏めてみたい。 次に、男性の生態、亭主の生態と対で考察したい。
女性とは、何であろうか、主婦とは何だろうか。 それには、女性の関心の所在を見極めれば良い。 女性は、頼りを求め、育児と食の関心が強い存在である。頼りを求めるは、愛の問題や恋の問題が深いと言える。家庭を持つ以前の難題については次を参照:

再生核研究所声明 36: 恋の原理と心得 
再生核研究所声明 124 (2013.8.20): 恋の機微 - 恋の極意

育児と食の関心は 次の段階であるが、当然、若くから、準備されていることは当然である。 本質的に、育児と食が満足できれば、女性は本質的に幸せであり、芸術その他の多くの趣味は、そんなに基本的な問題ではないように見える。亭主の立身出世も本質的では無く、経済的な条件の改善くらいの軽い意味しか、大抵の場合にはないのではないだろうか。もちろん、虚栄心で、亭主を頑張るように励まし、亭主を追い立てる場合も 希に世に見られるが、一般的ではないように見られる。他方、子供については、子供の将来を思い、子供を励ましている状況は 世に多く見られる。 これらを総括すると、 猿などの家族で、育児に勤しむメスザルと 主婦の生態は殆ど同じようなもので、慎ましく愛すべきもの、自然状態に近い存在であるように見える。多くの母親は、家庭の健全な状態を願い、健康や食に気遣い、生物の基本的な集団である家族を大事に考えているという意味で、主婦とは完全であり、男性にとっても家族にとっても素晴らしい存在であると言える。
主婦の立場では、生も死も大した問題では無く、宗教も多くは深い意味を持たず、学問、芸術、政治なども多くは大きな関心ではなく、大きな存在ではないだろう ― これらにおいて、男性勝りに 能力が高く、関心の強い方は 世に多いが、一般的とは言えないだろう。
結論的に言えば、女性は男性に比べて、より原始的な安定した、自然と神に近い存在といえよう。美しい女性を育てるには、愛情に恵まれ、経済的な基礎に基づく、豊かな生活が必要である。男性には、夢を与える志があるのが望まれる。 世の男性の奮起を促したい。

以 上
再生核研究所声明207(2015.2.13) 男性の生態、亭主の生態

人間の個性はいろいろであり、亭主の立場もいろいろであるが、男性や亭主の根源的な有り様を纏めてみたい。これは再生核研究所声明206(2015.2.12) 女性の生態、主婦の生態と対で考察したい。
男性とは、何であろうか、亭主とは何だろうか。 それには、男性の関心の所在を見極めれば良い。男性は、家族の責任者であるから、外との関係で収入を得て、家族を養い、 安定した生活に何時も気を遣うのは当然で、それらの本能は立身出世を基本的に志向し、それらは多く、求道や真理の追究、多くの好奇心として現れ、男性の多様性は女性の多様性には比べられないほどである。高名な研究者が深夜ジグソーパズルに耽っていたかと想えば、探検家や登山家、岩登りなどに挑戦している姿などは、女性には中々理解できない面である。また、純粋数学者が動機も無くただ、真実の追求に人生にかけているなど、男性の趣味、志は豊かで、多様、深く、人間存在としても極めて興味深い。― これらを男性の特徴かと思うと、男性勝りの女性が世に多いことも注目して置きたい。家庭を持つ以前の男性にとっても 女性の関する難題については 次を参照:
再生核研究所声明 36: 恋の原理と心得 
再生核研究所声明 124 (2013.8.20): 恋の機微 - 恋の極意
男性の関心の原点が外にあるということは、家庭内で、安定に生活し、子供が健やかに成長していれば、概ね、内は諒と考えて、男性は志の方に大きな関心が行き、それは、多くの場合、家庭を顧みない、妻を顧みない亭主として 世の亭主の批判は定着化しているのではないだろうか? それはソクラテスの悪妻として2000年以前から変わらない、 主婦と亭主の根源的な関係である。― 逆に 男性が家庭に埋没していれば、女性は、物足りないと 実感するだろう。その意味で、男性は外に志を抱く、必要があり、家庭では孤独な存在になるだろう。結論的に言えば、男性は女性に比べて、より発展したそれゆえに、弱く、不安定な存在で、進化したという意味では 女性より 神に近い存在といえよう。素敵な男性を育てるには、家庭をきちんと纏めて、育児をなし、よい食を整え、生活を整えれば、自ずから、成長するのではないだろうか。良き伴侶を見つけることの重要性は 女性の一大事であることは、古来変わらない原理ではないだろうか。これは自明のことであるが、世の女性の注意、奮起を促したい。男性にも 家庭を持たないで、悟り、人生を肯定することは 極めて難しい原理があることに 注意を喚起して置きたい。もちろん、良き伴侶を見つけることの重要性は 男性の一大事であることも、古来変わらない原理である。
以 上

再生核研究所声明333(2016.11.24)  男と女の関係について

神は2を愛し給う(2.13 (参考資料) 神は「2」を愛し給う ― 良い社会のために―よっちゃんの想い―For Good World再生核研究所代表 齋藤尚徳 編著2008年3月20日)で述べているように二元論の世界観を深く感じ、数学ばかりではなく、二元を言わば神の意志として感得してきたが、当然、人をなす、男女の関係についてもいろいろな観点から触れてきた:

再生核研究所声明 36 恋の原理と心得 
再生核研究所声明 124 (2013.8.20) 恋の機微 - 恋の極意
再生核研究所声明146(2013.12.17) 愛の本質、愛の原理 
再生核研究所声明159(2014.5.28) 恋する男女は強い - 何故か?
再生核研究所声明164(2014.6.18) 男と女の関係の捉え方 ― 新しい視点
再生核研究所声明206(2015.2.12) 女性の生態、主婦の生態
再生核研究所声明207(2015.2.13) 男性の生態、亭主の生態
再生核研究所声明238(2015.6.20) 西行花伝 ― 辻邦生、新潮社を読んで – 西行の恋と愛
そこで、改めて、男女の関係について、触れてみたい。
円熟期から、さかのぼる形で、思いのままに回想する形で記述したい。
退職などして、自由な時間が多く取れるようになると、男性は、世話を受ける立場の関係が強くなり、特に食事の世話の大きな役割にまるで飼われているように感じられることが多い。このようなとき、料理好きで、料理の上手い伴侶は誠に有難いと感じるだろう。そのような状況における男女の関係とは女性は生活を整えるのが大部分で、ゆとりを見出して趣味を楽しみ、家族を養う感じの生活になるだろう。男性は言わば志の延長、完成を志向するが、全人生についての省察を繰り返す生活になるだろう。また良い趣味を活かして熟年期を楽しむ人や宗教に真面目に、向かう方もあらわれる。退職後疲れが出たかのように 言わば抜け殻のような存在の男性も多いのではないかと気がかりである。ますます人間らしい存在に高まりたいものである。
永い現役時代は、男性が生活を支えていれば、志、言わば、人生の目標に向かって集中し、仕事のことが生活の大部分を占め、伴侶が主婦専業ならば夫の仕事を意識して、協力、協力の精神が大きな比重を占めるのではないだろうか。また子供がいれば、それと劣らない大きな仕事が育児や子供の教育である。これらが本質的で、人生の大部分を占めていると言える。子供が居なければ主婦はそれだけ自由な時間を言わば趣味の時間に掛けることになる。近年所謂共稼ぎ夫婦が増加しているが、特に育児と仕事の両立は相当に厳しい生活になるのではないだろうか。恩師から かつて家の中に女性が一人いて 安(心)と書くと教えて頂いたが、同感してしまう。
― いずれにせよ本質的には動物の生態と人間の生態も変わらないということである。一般には男性に志がなければ、女性は一般には動物の存在に近く、それだけ安定している存在であると言える。本能で活動する動物はある意味で、完全な存在であると言える。
それ以前となれば、新婚時代、恋愛中・交際中と直接付き合いのない 言わば、永い片思いの時代である。この辺が世の小説の主題になる事は多い。
新婚時代は華やいだ人生の時期であるが、男女ともお互いに神秘的な存在であるからお互いに知る新鮮な感覚で、生命力の輝く時代であると言える。
恋愛中・交際中 これは世の多くの小説の題材であるから、詳しく触れるより、象徴的な様子として大きな2つの世界の接近で、一緒にいないと落ち着かない心理状況、一緒に居るときには閉じた永遠に安定した世界のように感じられるだろう。これは2つで1つの二元論そのもので、2つの磁石がくっついている状態と言えるだろう。特に知り合う初期の重要性を改めて触れておきたい。 ある程度進めば、あとは自然な成り行きで進むが二人の運命、未来は その初めに掛かっていると言えるのではないだろうか。上記声明の中で、相当深く触れていると考える。― 初期段階、初めの重要性。― 多くのことがそうではないだろうか。
永い片思いの時代。 これは相当に子供の頃から抱く自然な感情で、心自体が異性の存在を直感して、それは漠然と未知の存在に対する憧れと表現できるだろう。淋しさも喜びも強い影響を受けるほど深いものであると言える。性と心の微妙な関係は神秘的であると表現するしか表現できないのではないだろうか。性に目覚めるころ、恋心が 湧く頃 である。予感に生命の息吹を 人生における大きな魅力的な夢を感じるだろう。
この声明で表現したかったこと、それば晩年の男女関係で、個人的な状況を触れているが、相当に標準的な様子ではないだろうか。― この声明に何か価値があるだろうかと検討したい。
以 上

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