2015年3月1日日曜日

<高野山>観光地っぽくないのがいい…外国人客に人気急上昇

<高野山>観光地っぽくないのがいい…外国人客に人気急上昇
毎日新聞 2月28日(土)12時22分配信
<高野山>観光地っぽくないのがいい…外国人客に人気急上昇
高野山周辺の地図
 ◇世界遺産登録がきっかけ、英語が通じる宿坊も10カ所に
開創1200年の記念の年にあたり、4月から5月にかけ「大法会(ほうえ)」など多彩な行事が予定される高野山(和歌山県高野町)に対し、外国人観光客の人気がにわかに高まっている。きっかけは2004年の世界遺産登録。聖域らしさが残り観光地化されていないのが新鮮に映るようで、13年には外国人宿泊客数が登録以前と比べて5倍の5万人に。英語が通じる宿坊も10カ所に増えた。同町は今年、外国人宿泊客の年間目標として未曽有の10万人を掲げている。
【高野山の外国人宿泊者ランキング】
高野山は平安初期の僧、弘法大師空海が標高約850メートルの高地を真言密教の道場として開いた。現在では高野山真言宗の総本山金剛峯寺を中心に117の寺院があり、町の全人口約3300人のうち僧侶が3割強を占める宗教都市だ。
和歌山県の観光客動態調査によると、04年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産登録されると、それまで年間1万人前後で推移していた外国人宿泊客数が07年に初めて3万人を超え、13年には5万人の大台に乗った。
外国人にとっての魅力について、町まち未来課は「山深い地の寺院で寝食し、僧侶と同じ体験ができる。これは、近代化された京都や奈良では味わえない魅力」と分析する。フランスやアメリカなど欧米からの来訪者が目立つといい、昨年末には米ナショナルジオグラフィックの旅行誌で「来年訪れるべき世界の名所20選」に国内で唯一選ばれた。
今年1月に宿坊「恵光(えこう)院」で座禅体験したフランス人の翻訳家、キャロリン・フラーさん(30)は「観光地っぽくないのがいい。お墓や供養塔が数十万基集まる『奥の院』は特に神秘的だ」と話す。
高野山宿坊協会によると、山内に52ある宿坊のうち外国人僧や英語通訳がいる宿坊は約10カ所。世界遺産登録前は「外国語のマップもなく、外国人の宿泊を断る宿坊も少なくなかった」(同協会)が、宿坊内の説明書きに外国語を併記している割合も8割に増え、英語が堪能なオーナーがいるゲストハウスもオープンした。
大法会(4月2日~5月21日)では山全体が連日、祈りの場となり、秘仏や秘宝も公開される。外国人向けのインフォメーションカウンターを高野山内に置くNPO法人「高野山異文化交流ネットワーク」は大法会期間中、週3日のカウンター設置日を原則毎日に拡大する。
目標達成には課題もある。町まち未来課は「『高野山』の知名度がまだ不足していると各国の代理店から指摘を受けるので、プロモーションに力を入れたい」。受け入れ態勢については「カード決済や公衆無線LAN『WiFi(ワイファイ)』ができる箇所を増やしたい」と話し「今後はアジアの富裕層も視野に取り組みたい」と意欲を見せている。【入江直樹】http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150228-00000033-mai-soci

再生核研究所声明34(2010/04/16):日本のビジネス―日本料理店の海外展開
日本製品として、国際的に高い評価を得て、世界の富を日本国にもたらしてきたものとして、家電、カメラ、半導体、自動車などが 顕著なものとして、想起される。しかしながら、諸外国の台頭によって、日本国の大きな目玉となる産業にかげりが見えてきており、 国内には失業者があふれ、経済不振と、慢性的な財政赤字に陥っている。 日本国の再生の基礎は、根本的には教育を正し、精神をきたえ直す必要があると考えるが 一つの戦略を具体的に提案したい。要旨は世界の多くの都市に、日本料理店を展開すること である。
先ず、食に対する関心の深さは いずこも同じで、生きることとは 食べること にも通じるものがあり、食に対する関心、経費は、人間存在と活動の大きな部分を占めるという事実から、認識を深める必要がある。 日本料理は健康食品であると同時に、際立った特徴を有し、幸い、日本料理に対する世界の人々の関心の深さは 驚くべきものであり、現状よりは遥かに大きなビジネスチャンスを有すると考える。多くの日本人に、海外の日本料理店で働く職場を広く開拓して、同時に日本の文化を海外に紹介し、また逆に、日本人は海外に出ることによって、国際的な広い視野をもつ機会が得られて、好ましい効果が期待される。
これらのことは、比較的簡単に 少ない投資と準備で実現でき、大きな経済的、文化的な効果が望めると考える。 一つの国家戦略にしようではありませんか。 世界の多くの都市に、日本国の象徴として、美しい日本料理店を展開し、日本の文化を世界に紹介する拠点にしようではありませんか。 若者の雇用や、経済、文化への波及効果は 大きいと考える。もちろん、世界の平和にも大きく貢献するものと考える。
具体的に 次のように提案したい:
経済産業省、外務省、農林水産省などの関係省庁の積極的な援助、
文部科学省は、料理学校などを充実、格あげし、合わせて関係教養教育の充実も図る、
外国人向け 観光関係機関の積極的な支援、
国防省の組織的な支援: たとえば、5000億の資金を兵器の購入にかけるより、そのような面で援助して、日本料理店を通して世界の情報を組織的に得るシステムを確立する、また平和のための戦略を進め、観光促進の拠点にもする。 これこそ、愚かな軍事費を美しい営みにまわしたいとの想いの 現実的な一つの提案になるのではないだろうか。
日本料理店を拠点に、先ずは、世界的の人々の関心が期待される花道、茶道などの組織的な教室の開講を意図する。 また、そのような関係組織との連携を図る。さらに、日本庭園などの文化的な輸出も展望する。
既に相当数、日本人のいない日本料理店が存在する状況を調べて、日本人の派遣による より日本的な料理を浸透させるのは、最も手短な第1歩になると考える。 また、日本料理店の評価機関の設置の検討なども、なされるべきであると考える。
美しい特徴をもつ日本文化を もっと世界で活かそうではありませんか。 関係者のご検討と積極的な取り組みを期待したい。
以上

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