2016年8月26日金曜日

都市がグリーンで持続可能になるための、周辺地域との関係性について

都市がグリーンで持続可能になるための、周辺地域との関係性について

ご無沙汰しておりましたが、皆さんもきっとよい夏を過ごされていることと思います。
デンマークでは8月の第2週から新学期がスタートし、息子も8年生になりました。そろそろ、将来どんな職業につきたいのか、そのためにはフォルケスコーレを終えた後にどんな学校に進学すべきなのかを考える時期に来ています。8年生から新しく始まった教科もあるので、これについてはまた別の機会に触れたいと思います。
さて、今日の話題は、都市がグリーンで持続可能になるための、周辺地域との関連性について。これは、先週の地元紙Folketidendeの記事です。



デンマークは、2050年までに電力、熱、輸送のすべてのエネルギー部門で化石燃料から脱却するという、野心的なエネルギー政策を掲げています。それに先駆けて、コペンハーゲン市でも、2025年までに、世界で初めてのCO2ニュートラルの首都になるというエネルギー政策を打ち出しています。
その主な方法としては、省エネルギー化、グリーンなエネルギー生産、グリーンな輸送というところで、エネルギー利用の効率化による省エネルギー化や、自転車活用推進やグリーンな交通手段や輸送手段への移行も、コペンハーゲンの中で実施可能な分野です。
しかし、エネルギー生産となると、話はちょっと違ってきます。
コペンハーゲン市は、2025年までに、全体で120万トンのCO2削減を行うことでCO2ニュートラルとなります。そのうち85万5千トンのCO2をエネルギー生産分野で削減するとしており、その中で風力発電が占める割合は42%となっています。
しかし、コペンハーゲン市内にすべての風力発電機を建てるのは不可能ですから、周辺地域、周辺自治体と話し合いをして、自治体の都市計画で風車を建てられるスペースを定めている場合、その場所を借りて建設ができるかどうかの話し合いを進めることになります。
その結果、現在コペンハーゲン市以外の自治体3カ所に、コペンハーゲン市のエネルギー供給公社であるHOFORが建設した風力発電機が建っています。そのうちの2カ所は、ロラン市にあります。
現在、デンマークの法律で陸上に建てられる最大級の大きさ、149メートル、3MWクラスの風車が合計8基建っています。
http://www.hofor.dk/vind/her-har-vi-moeller/
それでも、コペンハーゲン市の目標にはまだ足りません。現在、ロラン市にある3カ所の風力発電機建設予定地に、コペンハーゲン市用の風車を建てられないか、新たな交渉が始まっています。
この3カ所の予定地に、ロラン市が計画しているのは全部で9基の風車の建設です。しかし、HOFORは「2列にすれば、全部で16基は建てられるのでは?」と打診してきているようで、これが今、ロラン市では大きな議論になっています。
デンマークでは、その地域の人以外が風力発電機を建設する場合には、風車株のうちの20%をその地域の人たちに売らなければいけないという法律があります。風は地域の資源ですから、地域の人でなく、よそから来た人がバンバン風車を建てて地域の資源や経済を脅かすことを防ぐためです。ロラン市の人たちは、国のエネルギー政策も、地元が国内でも1,2を争う優良風況地域ということがよくわかっていますから、コペンハーゲン市がCO2ニュートラルになるために、ロラン島のような周辺地域が協力すべきことはよく理解しています。
しかし、以前の70〜80メートルの高さの風車ではなく、その倍の150メートル近い高さの風車となると、感覚的には大きな違いがあります。山がないロラン島にあっては、かなり遠くから見えますし、やはり法律で、風車の高さの少なくとも4倍の距離は住宅から離れていなければならないという法律がありますが、それなりの威圧感があります。高さ150メートルというと、地上40階建て以上のビルの高さに相当します。


ですから、ロラン市議会が計画している9基の建設ならまだしも、16基はちょっと多すぎやしないか、という議論になっているのです。
今週、ロラン市議会をHOFORの担当者や関係者が訪ねて、状況説明をすることになっています。市議会は、この議題に関しては残念ながら非公開となっていますが、おそらく、ロラン市側としては、地域住民が20%の風車株購入権を行使できるだけでなく、何らかの形で地域住民、さらにはロラン市やコペンハーゲン市の両方にとって有益なコラボレーションの可能性など(例えば、共同で再生可能エネルギーの教育機関や研究を立ち上げるなど)について協議されるのではないかと思われます。
また、ロラン市では現在、市民に対して意見の募集を行っています。もし、ロラン市とコペンハーゲン市の共同プロジェクトなどが立ち上がれば、双方にとって素晴らしい可能性が開けると思うので、渡私は大いに期待したいのですが、ロラン市の自治体内でも様々な考え方や勢力、力関係があり、なかなか一筋縄ではいきません。今後の議論の行方を注視していきたいと思います。
「大都市というのは、モノも情報もカネも全て揃った完全無敵の存在のように見えるが、持続可能性という視点で見ると、実は小児病棟で保育器に入った赤ちゃんのような、脆弱な存在である」レオさんと講演をする時に、いつもこんな話をします。
なぜなら、大都市は(グリーン)エネルギーも、食糧も、飲料水も、(安い)労働力も、すべて周辺地域(地方)が供給しているからです。その代わりに、都市はお金と、知識と、大量のゴミを生み出します。
これから、数十年の間に、地球上の人口は現在の70億人から、さらに20億人増加すると考えられています。その中で、全ての人に必要な食糧や飲料水、グリーンエネルギーや労働力が供給されるためには、都市と周辺地域、地方との関係がより対等で、カネや知識などの富の再配分もより平等に行われていく必要があります。
都市と周辺地域、地方はそれぞれの得意分野をより伸ばしつつ、コラボレーションできるところは積極的にしていくことでお互いを補い合える、対等な共生の関係を築く時にきています。そのためのチャレンジのひとつが、今まさにロラン島とコペンハーゲンとの間で始まっているのです。http://www.huffingtonpost.jp/tomoko-kitamura-nielsen/city-native-environment_b_11643942.html?utm_hp_ref=japan
再生核研究所声明 562011.04.06): アースデイ の理念

先ず、アースデイの概念であるが、グーグルで検索すると、環境関連の会議で、環境問題についての討論集会、環境のかかえる問題に対して人びとに関心をもってもらおう、 地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動  などから、地球環境を大事にしようという概念が 鍵となっているようである。
そこで、地球について改めて、考察し、かけがいのない地球 に想いを致し、元祖生命体における人類の使命(再生核研究所声明 41:世界史、大義、評価、神、最後の審判)を自覚するように 訴えます。
広大な宇宙空間で、地球のように 生命が繁茂し、人間のような ある程度の精神作用や自由意志を有する高等生物が生息する天体は 未だ見つかっていない。 このことからも、既に 地球が広大な宇宙の中で、かけがいのない存在 であることが分かる。 人類が存在して、初めて、全てのことは始まるから、人類の生存は 最も大事な ことになる(再生核研究所声明13)。 雄大な生態系において、人類はその頂点に位置していて、自由意志と能力によって、地球や生態系に重大な影響を与えている。 実際、人類が望めば、原爆などで地球を破壊し、生命の絶滅も可能であろう。しかしながら、実は、人類の自覚が無ければ、このままでも 生態系が破壊され、少なくとも人類絶滅にいたるのは 物理的にも 容易に想像される。
実際、地球外から地球を見れば、人類が如何に自然と生態系を破壊して来たかが、良く理解できる。人類こそ、地球の生態系を蝕む、がん細胞のような存在であることを しっかりと理解する必要がある。がん細胞が増殖すれば、生態系は乱され、やがて がん細胞すら存在しえなくなるのは明らかである。
このような観点から、地球環境の保全、特に生態系の保全に特別な想いを致すのが、アースデイの理念 でなければならないと考える。
生きている地球が、地震などを起こすのは道理である。 地球と仲良く生きるとは、地震などにも柔軟に対応できる生き方をするということである。母なる地球が在って、豊かな生態系が在って、はじめて人類の生存の基礎ができるのである。 それらの持続可能な在りようを追求するのが、元祖生命体の代表である人類の 真に崇高な使命である。大義である
生態系の在りようは 多様性によって裏付けられているが、その実体は未だ 人知の及ばない領域とも言えるから、人類は謙虚になって

1) 人類の立ち入らない島や、地域の制定
2) あらゆる生物種の保存

に努力するように訴える。 人生で確かなこととは 生きて存在しなければ何も始まらない (生命の基本定理) ということであり、生態体系の保存に心すべきであり、元祖生命体の進化を見守りたい。 また、広い存在領域の確保のためにも、地球外への進出も企てたい(再生核研究所声明32)
以 上

再生核研究所声明224(2015.4.21) 郵便ポストの適正配置を求める提案 ― ゴミの無責任な投棄を止めよう
(これは 新緑美しい山間の道を散歩しながら、バイクでの郵便配達の様子を拝見して考えが湧いたものである。平凡な声明が、世に実際的に貢献すれば良いと考えた。)

世の中の人間関係の多くの問題は、次の 公正の原則 で概ね解決できると考えて再生核研究所声明の原型が始められた:

再生核研究所声明 1 (2007/01/27)美しい社会はどうしたら、できるか、 美しい社会とは:
最近の世相として,不景気・政界・財界・官界・大学の不振,教育の混迷,さらにニューヨークのテロ事件,アフガン紛争,パレスチナ問題と心痛めることが多いことです.どうしたら美しい社会を築けるでしょうか.一年半も前に纏めた次の手記はそれらのすべての解決の基礎になると思いますが,如何でしょうか. 
平成12年9月21日早朝,公正とは何かについて次のような考えがひらめいて目を覚ました. 
1) 法律,規則,慣習,約束に合っているか. 
2) 逆の立場に立ってみてそれは受け入れられるか. 
3) それはみんなに受け入れられるか.  
4) それは安定的に実現可能か. 
これらの 「公正の判定条件」 の視点から一つの行為を確認して諒となれば それは公正といえる. 
現在,社会の規範が混乱し,不透明になっているように思うが,公正の原則 を確認して,行動していけば ―― これは容易なことではないが ―― 世の中は はるかに明るくなり,多くの混乱は少なくなると思いますが如何でしょうか. 
また,こういうことを考える教育は,人間関係や社会生活の基本的な在り方を明らかにし,環境の保全などにも貢献すると思います.(以下略。)

そこで、今回は 極めて具体的に、各家庭で設置されている 郵便受けの設置場所についての検討を広く訴えたい。 郵便配達の方の立場を考えて、自分たちに都合の良い場所に 郵便受けの設置を考えるだけではなく、配達する人の立場も考えて 設置して 配達し易い様に考えようということである。 山間部等あまりに深く入り込んでいたり、 庭でも広く、奥深くに設置されていて、 配達する人の労苦、複雑さに驚かされている。 多くは バイクでの配達のようであるが、バイクでの観点も考えて、 より便利な設置を再検討したい。 郵便物を受け取る人も 配達する人も 楽しい状況になるように 配慮したい。
ついでに 余りにも当たり前のことであるが、美しい山や川に、 街に、 ゴミが捨てられていて、哀しくなる場面は 結構多い。極めて残念である。 美しい街、自然に相応しいものではない と常日頃繰り返し、思われるので、お互いに注意を換気したい。

美しい新緑の季節、自然を愛でて浩然の気を養いたい ― 再生核研究所声明223(2015.4.14) 人生の目的は、自然を愛でて楽しみ、ともに喜び合うこと ― 二十一世紀の壮大なロマン 真実(播磨屋助次郎著)を読んで。

                                     以 上
追記:

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こうぜんのき【浩然の気】とは。意味や解説、類語。《「孟子」公孫丑上から》1 天地にみなぎっている、万物の生命力や活力の源となる気。2 物事にとらわれない、おおらかな心持ち。
こうぜんのき 【浩然の気】
孟子公孫丑上』に「我善く吾が浩然の気を養う」とあるのによる。天地間に充満している非常に大きく強い気(至大至剛の気)をいう。自分行動正しいと、この気が身中満ち不屈の道徳的勇気となるとする。浩気とも。明け方近く清澄な大気をも意味し、呼吸法とも関係し、修養法ともされる。)

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