2015年7月23日木曜日

再生核研究所声明242(2015.7.24)参議院の良識と自立性によって安保法案をほうむれ

再生核研究所声明242(2015.7.24)参議院の良識と自立性によって安保法案をほうむれ

今朝は奇妙にも、変なことを夢、夢現に考えが湧いて目を覚ました。たわいものない考えかも知れないが、いわばひとりでに啓示として思いが湧いたので、表現して置きたい。 当然、次の文脈で考えが湧いたものである:
(再生核研究所声明241(2015.7.23)不幸な日本の政治状況 ―文化力の弱体さを露呈
再生核研究所は より良い社会を築くには政治が重要であるとして、時折々に素人として政治状況に対する見解を表明してきた。しかるに最近 安倍政権で 憲法を逸出するのではないかとの疑念の下、安全保障関連法案は

安保法案 衆院本会議で可決(NHKニュース):
7月16日 15時01分
今の国会の最大の焦点となっている、集団的自衛権の行使を可能にすることなどを盛り込んだ安全保障関連法案は、衆議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党と次世代の党などの賛成多数で可決されて、参議院に送られました。仮に参議院で採決が行われない場合でも、自民・公明両党は、いわゆる「60日ルール」を使って衆議院で再可決することも可能で、安全保障関連法案は今の国会で成立する公算が大きくなりました。

の通り 成立の見通しである。
再生核研究所の志向する日本の国家の在るべき姿は、現在の平和憲法の精神に近く、安倍政権が進めている基本的な方向とは 相当に違うものであることは、従来述べてきた通りである。そこで、再生核研究所の考える視点から、日本の文化力の弱さを指摘して、国民の奮起を促したい。続く)
まず、参議院について、ウィキペディアで確認して置こう:
日本国憲法下で衆議院とともに国会を構成している一院(日本国憲法第42条)。旧憲法下の貴族院とは異なり全国民を代表する選挙された議員で組織される(日本国憲法第43条第1項)。参議院の名称は、8世紀の大宝令制定直後に追加された令外官の参議に由来する。
一般の両院制の意義と同様、衆議院とは異なるプロセスで選挙や審議を行い、多元的な国民の意思を反映することが期待される[2]。
参議院議員の任期は6年で、衆議院議員の任期(4年)より長い。また、衆議院はたいてい任期途中で解散となるため、実質的な任期の差はさらに広がる。解散がされる衆議院と異なり参議院には任期途中での解散がなく、改選の方法も衆議院のような全員改選ではなく、参議院では3年ごとの半数改選が行われる。内閣不信任決議は衆議院のみの権限であるが、参議院の権限は決して無視できないものであるため、内閣は常に両院を意識する必要がある。確かに、内閣総理大臣の指名、予算の議決、条約の承認については衆議院に絶対的な優越があるが、法律案の議決については相対的な優越しかなく、憲法改正案の議決に関しては完全な対等である。しかも、憲法ではなく法律にもとづく国会の議決に関して対等の例が数多くある(国会同意人事等)。そのため特に衆議院の多数会派と参議院の多数会派が一致していないときには政権運営に大きな影響を及ぼすことがある。
参議院については衆議院と全く同じ意思を示すと「カーボンコピー」と揶揄され、衆議院と正反対の意思を示すと「決められない政治」と言われる難しい存在であるという指摘がある[3]。
貴族院を前身とする参議院には玉座がある。また、衆議院にも「御所席」と称せられる玉座が置かれている。

そこで、参議院は良識の府として、衆議院に従属した院ではなくて、国家の在るべき姿を長期的な視点から、世俗からも超越した院として、憲法違反の色彩の強い、しかも国是の大幅な変更をもたらす安保関連法案を廃案にして、良識の院の存在を内外に示す絶好の機会として考えられるのではないだろうか。 参議院議員は 党に拘束された存在ではなくて、良心に従って行動できる存在で在って欲しい。 そのために長期の身分の保証があるものと考えたい。参議院議員は高貴な存在であれ。参議院議員各位のご検討を提案したい。

以上

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