2016年3月5日土曜日

なでしこジャパン 中国に1-2で敗れる 3月4日 22時18分

なでしこジャパン 中国に1-2で敗れる
3月4日 22時18分

なでしこジャパン 中国に1-2で敗れる
サッカー女子の日本代表、なでしこジャパンは、4日夜、オリンピックアジア最終予選の第3戦で中国に1対2で敗れ、オリンピック出場は絶望的となりました。
大阪で行われているサッカー女子のアジア最終予選は、6チームが総当たりで戦って、上位2チームがオリンピックの出場権を獲得します。
ここまで1敗1引き分けの勝ち点1で5位と苦しむなでしこジャパンは、4日夜、勝ち点4で2位の中国と対戦しました。負けが許されない戦いに、2日の韓国戦は休ませた攻守の要の阪口夢穂選手を起用するなど先発3人を入れ替えて臨みました。
日本は前半14分に、守備的ミッドフィールダーの川村優理選手が不用意に出したバックパスが相手にさらわれ、先制点を奪われました。さらに後半13分には、ゴール前で相手への守備陣の寄せが甘くなり、ミドルシュートを決められてリードを2点に広げられました。
日本は20分に、相手ボールを奪った横山久美選手がゴールを決めて1点差とし、さらに同点を目指して攻撃の人数を増やして攻め続けましたが、得点は奪えず、1対2で敗れました。
日本は2敗1引き分けの勝ち点1の5位のままで、オリンピック出場が絶望的となりました。
日本は今月7日の第4戦で、ここまで3連敗のベトナムと対戦しますが、日本の試合の前に行われる中国対韓国の試合で中国が勝つか引き分けると、なでしこジャパンのリオデジャネイロオリンピック出場は完全に絶たれます。
佐々木監督「申し訳ない」
佐々木則夫監督は「応援してくれた皆さんに申し訳ない。歯車が合わない状態だが、オリンピック出場の可能性がある限り、なんとかあと2戦頑張りたい。今は気持ちの整理がいちばん必要で、こういった状況でもチーム一体となって次の試合に臨みたい」と話していました。
宮間主将「最後まで頑張りたい」
キャプテンの宮間あや選手は「自分自身ではプレーがうまくいっていないとは感じていないが、3試合通じて結果を出せなかった。死に物狂いでやっているつもりだが、足りないということだと思う。すべてをこの大会にかけてやってきているので、チームがバラバラにならないように最後まで頑張りたい」と沈痛な表情で話していました。
得点の横山「勝たないと意味がない」
唯一の得点を挙げた横山久美選手は「いつ潰れてもいいように前半から飛ばしたが、なかなか自分たちのペースでプレーできなかった。得点を挙げても勝たないと意味がない。少しでもオリンピック出場の可能性を信じ、なでしこらしく残りの試合を頑張りたい」と話していました。

再生核研究所声明169(2014.6.25) サッカー観戦の印象 と 日本チーム強化の戦略

(サッカーファンからの要望によって、日本チームを強くする戦略を考察した。)

ワールドカップ日本の観戦をして、自国チームが負けるのは、生物の本能に由来するように、嫌なものである。 誰でもそうではないだろうか。― 生命には、本質的に切なさが存在する。― 数学などの研究を永くしてくると あまりにも厳しい世界で とても志す気には成れない。数学などの研究は 何十年のスパンで 長期戦略で進める求道や 真理の追究、人生の志に由来する。
サッカーは 子供の頃校庭でよくやったものであるが、勝負と言えるようなことをやったことは無く、全くの素人である。
しかし、今回の日本戦を見て、良い戦略、強化方法が思い付いたので、上記要望も寄せられた経緯も有るので、触れて、提案したい。言うは易く、行うは難しい??
特に、ギリシャ戦などでは、全体的な力では相当優位にあるように見えたが、結局、引き分けに終わった苦しい戦いであった。どうしてだろう。 それは、ゴールを決められない決定的な弱点にある。 ゴールを決めることは、サッカーで 優位に立つ 重要な、肝心な点 ではないだろうか。初戦についても言える。コロンビア戦についても言える。ゴールの機会は、結構あったと言える。
そこで、次のような訓練は 如何であろうか。
ゴールを狙える立場の人は、ゴールの枠にぶつけて、反射で ゴールを決める訓練を徹底的にやる。
この訓練は ゴールキーパーにはよらず、 何時でも安定的に練習ができ、何時でも、最も有効にゴール決める方法である。 本能かも知れないが、ゴールを狙うとき、わざわざキーパーにぶつけているような例が多く見られる。これは、極めて残念な場合である。ゴールを狙う機会はそう多くはないので、痛切残念、そのような場合には、国中でため息が聞かれる状況と言える。
条件反射的に、ゴールの枠にぶつけて、反射で ゴールを決めるような訓練を 徹底的にして欲しい。
総合的な力を付けるのは、専門家の課題であるが、この要点をしっかり訓練すれば、戦力は飛躍的に向上するのではないだろうか。実際、ゴールを決めている場合、ゴールの枠にぶつかって、ゴールを決めている場合が多く見られる。既にそのような訓練を意図的に行っているのではないだろうか。
サッカーの印象は、アジアや日本は まだまだ伝統が浅く、世界レベルから見ると、まだ力不足は否めない。 伝統は甘くはない。世界的になる、世界を狙う精神がどのようなものか、その精神がまだ、しっかり身についていないと言うことではないだろうか。 これは単にサッカーばかりではなく、近代科学や民主主義、人権、評価システム、大学の在りよう、マスコミの在りよう、政治家の在りようなどなど、欧米から 入ってきた多くが表面的な物まねで、それらの深いところの理解が 浅く、しっかりしていない状況と同様ではないだろうか。輸入したものを身に付けるのは、教えられ、学んだものを身に付けるのは、 一朝一夕にはゆかないのが、道理ではないだろうか。長期的な視点に立って、頑張って欲しい。

以 上















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